犬のうんちはトイレに流さないのが正解!詰まる原因と安全な捨て方とは?
犬のうんちを片付けるたびに、「トイレに流しても大丈夫なのかな?」「そのまま流したら詰まることはない?」と疑問に思ったことはありませんか?可燃ごみとして処分する方法が一般的ですが、ニオイ対策や手間を減らすためにトイレへ流したいと考える飼い主の方も少なくありません。
しかし、犬のうんちは人の排泄物とは性質が異なるため、流し方を間違えるとトイレつまりや排水設備のトラブルにつながる可能性があります。
犬用トイレシートや処理袋を一緒に流したり、一度に大量のうんちを流したりすると、トイレつまりの原因になることがあるため注意が必要です。
また、住んでいる地域や住宅の設備によっては、流さない方がよいケースもあります。
助手柴この記事では、わんちゃん・猫ちゃんのうんちをトイレに流してもよいのか、流す際の注意点や正しい処理方法、トイレが詰まった場合の対処法まで詳しく解説します。
- 「犬のうんちはトイレに流しても大丈夫?」
- 「犬用トイレシートも一緒に流せる?」
- 「流したらトイレが詰まることはある?」
- 「浄化槽の家でも流していいの?」
- 「犬のうんちの正しい処理方法を知りたい」
といった疑問を解消し、犬のうんちを安全に処理する方法や、トイレトラブルを防ぐための注意点がわかる内容になっています。
- 犬のうんちをトイレに流してもよいのか知りたい人
- 犬のうんちの正しい処理方法を知りたい人
- ゴミとして捨てる以外の処分方法を探している人
- トイレに流して詰まらないか不安な人
- 犬用トイレシートを流せるのか知りたい人
- 浄化槽の住宅で犬を飼っている人
- トイレつまりを未然に防ぎたい人
- 犬の排泄物のニオイ対策に悩んでいる人
- 賃貸住宅で犬を飼っている人
- ペットと暮らしながら衛生的に処理したい人
\ 水まわりのお役立ちコラム /
「自分で直すのが難しいかも…」と思った方は、トイレに関する他の症状やプロ目線のアドバイス、料金相場をまとめたこちらの完全ガイドも参考にしてください。
犬のうんちは基本的に流さない方がよい


犬のうんちはトイレに流せる場合もありますが、トイレつまりや排水設備への負担を考えると、基本的には流さない方が安心です。
犬のうんちは人の排泄物と比べて水に分解されにくく、量や状態によっては排水管内に残る可能性があります。
人の排泄物とは性質が異なる
犬のうんちは見た目こそ人の排泄物と似ていますが、含まれている成分や状態が異なります。
犬のうんちはドッグフードの種類や体調によって硬さが変わりやすく、人の排泄物よりも水に分解されにくいことがあります。
そのため、トイレが本来想定している排泄物とは異なり、排水設備に負担をかける可能性があります。



特にティッシュやペットシーツなどを一緒に流すと、つまりの原因になりやすいため注意が必要です。


トイレに流さないよう呼びかけている自治体もある
実際に下水道や排水設備への負担を理由に、トイレへ流さないよう案内している自治体もあります。
例えば、北海道北広島市では「ペットのふん尿は下水道へ流さないでください」と案内しています。
犬や猫のふん尿には土や砂、小石などが付着していることがあり、排水管やトイレ設備を傷つけたり、つまりの原因になったりするためです。
また、東京都清瀬市でも、犬や猫などのペットのふんは下水に流さず、紙などで包んで「燃やせるごみ」として処分するよう案内しています。トイレや宅内配管のつまりにつながる可能性があるためです。



このように、自治体によってはペットの排泄物を一般ごみとして処分することを推奨しています。
浄化槽や節水トイレに負担をかける可能性がある
犬のうんちは、浄化槽を使用している住宅や節水トイレでは特に注意が必要です。
浄化槽は微生物の働きによって汚水を処理する設備ですが、犬のうんちは人の排泄物とは成分や性質が異なるため、浄化槽の処理能力に影響を与える可能性があります。
また、近年普及している節水トイレは、少ない水量で効率よく流せるよう設計されています。
しかし、その分一度に流せる汚物の量には限界があり、犬のうんちの大きさや状態によっては十分に流れず、便器内や排水管内に残ってしまうことがあります。





特に大型犬や多頭飼いの場合は排泄物の量も多くなるため、トイレつまりのリスクが高まります。
猫のうんちもトイレに流さない方がよい
犬のうんちだけでなく、猫のうんちについても基本的にはトイレへ流さない方が安心です。
特に猫の場合は、うんちに猫砂が付着していることが多く、排水管やトイレ設備に負担をかける可能性があります。
猫砂が付着したまま流すのは危険
猫のうんちには猫砂が付着していることがほとんどです。
猫砂は水を吸収すると膨張したり固まったりするため、排水管内でつまりを引き起こす原因になります。
特に鉱物系やおから系などの猫砂は、水を含むことで体積が増えることがあるため、トイレへ流すのは避けた方がよいでしょう。
流せるタイプの猫砂でも大量に流さない
市販されている猫砂の中には「トイレに流せる」と表示されている製品もあります。
しかし、流せるタイプであっても一度に大量に流すと排水管へ負担がかかり、つまりの原因になる可能性があります。
また、住宅の排水設備や節水トイレとの相性によっては、正常に流れないケースもあります。使用する際は製品の説明書を確認し、少量ずつ処理することが大切です。
犬のうんちをトイレに流してしまった場合は?


犬のうんちを誤ってトイレに流してしまった場合でも、すぐにトラブルが発生するとは限りません。
しかし、流れが悪くなったり排水管内に残ったりする可能性もあるため、その後の状態を確認することが大切です。
ここでは、犬のうんちを流してしまった際に確認したいポイントを解説します。
1回流しただけなら慌てる必要はない
犬のうんちを1回流しただけであれば、過度に心配する必要はありません。
特に少量で、水が普段どおり流れている場合は、大きな問題が発生していない可能性が高いでしょう。
ただし、犬のうんちは人の排泄物よりも水に分解されにくいことがあるため、「問題なかった」と判断して繰り返し流すのはおすすめできません。
水の流れや水位に異常がないか確認する
犬のうんちを流した後は、トイレの状態をしばらく確認しましょう。
例えば、
- 水の流れが遅くなった
- 水位が通常より高い
- 流した後になかなか水位が戻らない
- 排水時にゴボゴボ音がする
といった症状がある場合は、排水管内でつまりが発生している可能性があります。
異常を感じた場合は、早めに対処することが重要です。
何度も水を流して様子を見るのは避ける
流れが悪いと感じると、何度もレバーを操作して流そうとする方もいます。
しかし、排水管内でつまりかけている状態で何度も水を流すと、便器内の水位が上昇し、最悪の場合は汚水があふれる恐れがあります。
異常を感じた場合は無理に流し続けず、まずは状況を確認しましょう。
市販薬品をむやみに併用しない
複数の洗剤や薬品を自己判断で混ぜて使用するのは避けましょう。
特に酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜると、有毒ガスが発生する危険があります。
また、犬のうんちによるつまりは洗剤だけで解消できるとは限らず、かえって症状を悪化させる場合もあります。
薬品を使用する際は、製品の説明書をよく確認し、適切な方法で使用することが大切です。
犬のうんちが原因でトイレが詰まった場合の対処法


犬のうんちをトイレに流した後、水の流れが悪くなったり便器の水位が上がったりした場合は、排水管内でつまりが発生している可能性があります。
軽度のつまりであれば自分で解消できることもありますが、対処を誤ると症状が悪化することもあるため注意が必要です。
ラバーカップ(スッポン)を使用する


軽いつまりであれば、ラバーカップ(スッポン)を使うことで改善できる場合があります。
ラバーカップを排水口にしっかり密着させ、ゆっくり押し込んだ後に勢いよく引き上げることで、つまりの原因を動かして流れを回復させます。
ただし、強く押し込みすぎるとつまりを奥へ押し込んでしまう可能性もあるため、正しい方法で使用しましょう。
ぬるま湯を使って様子を見る


犬のうんちが原因の軽度なつまりであれば、ぬるま湯を使うことで改善することがあります。
40〜50℃程度のぬるま湯を便器へゆっくり注ぎ、そのまま30分〜1時間ほど放置してみましょう。
時間を置くことで排泄物が柔らかくなり、流れやすくなる場合があります。
熱湯を使用すると便器が破損する恐れがあるため、絶対に使用しないでください。
重曹とクエン酸を試す


犬のうんちによる軽度のつまりであれば、重曹とクエン酸を使って改善できる場合があります。
重曹とクエン酸を反応させると発泡し、その泡の力によって排水口付近の汚れやつまりの原因をほぐす効果が期待できます。
手順は以下の通りです。
- 便器内の水位が高い場合は、バケツや給油ポンプなどで適量の水を取り除く
- 重曹を約100ml便器へ入れる
- クエン酸を約50ml投入する
- 40〜50℃程度のぬるま湯をゆっくり注ぐ
- 30分〜1時間ほど放置する
- 水位が正常に戻っていることを確認してから水を流す
排水管の奥で発生しているつまりや重度のつまりには効果が期待できないことがあります。
真空式パイプクリーナーを使用する
ラバーカップで改善しない場合は、真空式パイプクリーナーを使用する方法もあります。
真空式パイプクリーナーは、ラバーカップよりも強い吸引力と圧力を発生させるため、排水管内のつまりを解消しやすいのが特徴です。
使用する際は、便器の排水口に先端をしっかり密着させたうえで、ハンドルを引いて圧力をかけます。
その後、数回繰り返し作業を行い、水の流れが改善したか確認しましょう。



ただし、無理に強い力を加えると汚水が飛び散ることもあるため、周囲を養生してから作業することをおすすめします。


水道修理業者に相談した方がよいケース


犬のうんちによるトイレつまりは、軽度であればラバーカップや真空式パイプクリーナーで改善できることがあります。
しかし、症状によっては排水管の奥でつまりが発生している可能性があり、無理に対処すると悪化することもあります。
以下のような症状が見られる場合は、水道修理業者への相談を検討しましょう。
放置すると悪化する可能性がある症状
特に次のような症状が見られる場合は、トイレ内部や排水管でトラブルが発生している可能性があるため注意が必要です。早めに原因を確認し、必要に応じて専門業者へ相談しましょう。
犬のうんちを流してから水の流れが悪くなった
犬のうんちを流した後からトイレの流れが悪くなった場合は、排水管内につまりが発生している可能性があります。
放置すると症状が悪化し、完全につまってしまうこともあるため注意が必要です。
便器の水位が上がる
トイレを流した際に便器内の水位が通常より高くなる場合は、排水管の途中で水の流れが妨げられている可能性があります。
そのまま何度も流すと汚水があふれる恐れがあるため、早めに対処しましょう。
排水時にゴボゴボ音がする
排水時に「ゴボゴボ」という異音がする場合は、排水管内で空気の流れが悪くなっている可能性があります。
軽度のつまりでも発生する症状のため、異音が続く場合は注意が必要です。
何度もつまりを繰り返している
一度解消したように見えても、何度もつまりを繰り返す場合は、排水管の奥に原因が残っている可能性があります。
表面的な対処だけでは改善できないケースもあるため、専門業者による点検を検討しましょう。
トイレつまり修理の費用相場
犬のうんちによるトイレつまりを業者へ依頼した場合の費用相場は以下の通りです。
| 作業内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 軽度のトイレつまり除去 | 5,000〜15,000円程度 |
| ローポンプ・専用器具による作業 | 10,000〜30,000円程度 |
| 高圧ポンプ作業 | 15,000〜35,000円程度 |
| 排水管の高圧洗浄 | 20,000〜50,000円程度 |
費用はつまりの程度や作業内容、出張費の有無によって変動します。
依頼する際は、事前に見積もりを確認してから作業を依頼すると安心です。
水の救急隊|ペットのフンによるトイレ詰まりの施工事例




賃貸住宅で犬のうんちによるトイレトラブルが発生した場合は?


貸住宅で犬のうんちを流したことが原因と思われるトイレトラブルが発生した場合は、自己判断で対応を進めるのではなく、管理会社や大家さんへ相談することが大切です。
対応を誤ると症状が悪化したり、修理費用の負担が大きくなったりする可能性があります。
まずは管理会社へ相談する
トイレの流れが悪い、水位が上がる、異音がするといった症状がある場合は、できるだけ早く管理会社や大家さんへ連絡しましょう。
賃貸住宅では提携している修理業者が指定されていることもあり、無断で業者を手配すると費用負担に関するトラブルにつながることがあります。
症状や発生状況を詳しく伝え、指示を仰ぐことが大切です。
自己判断で便器を分解しない
つまりを解消しようとして便器やタンクを分解するのは避けましょう。
無理に取り外したり工具を使用したりすると、便器や配管を破損させてしまう恐れがあります。
また、誤った作業によって水漏れが発生すると、階下への被害につながる可能性もあります。
自分で対応する場合は、ラバーカップや真空式パイプクリーナーなどの簡単な方法に留めるのが無難です。
原因によっては入居者負担になることもある
経年劣化による設備不良であれば貸主負担になることが一般的ですが、犬のうんちやペットシーツなど、本来流すべきではないものが原因でトイレがつまった場合は、入居者負担になる可能性があります。
特に、業者によるつまり除去や高圧洗浄が必要になった場合は、数万円程度の修理費用が発生することもあります。
犬のうんちの正しい処理方法


犬のうんちはトイレに流すのではなく、自治体のルールに従って適切に処理することが大切です。正しい方法で処分することで、トイレつまりや悪臭などのトラブルを防ぎやすくなります。
可燃ごみとして処分する
犬のうんちは、可燃ごみとして処分する方法が一般的です。
うんちを新聞紙やトイレットペーパーなどで包み、指定のごみ袋へ入れて処分します。
多くの自治体でも、ペットの排泄物は可燃ごみとして出すよう案内しています。
ただし、地域によってルールが異なる場合があるため、事前に自治体のごみ分別方法を確認しておきましょう。
防臭袋を活用する
犬のうんちを家庭ごみとして処分する場合は、防臭袋を活用するのがおすすめです。
防臭袋はニオイ漏れを抑える効果があり、ごみ収集日までの保管時にも臭いが気になりにくくなります。
特に夏場や室内で保管する場合は、通常のビニール袋よりも防臭袋の方が快適に管理しやすいでしょう。
ペット用ごみ箱を使用する
犬を飼っている家庭では、ペット用ごみ箱を設置する方法もあります。
ペット用ごみ箱は密閉性が高く、うんちや使用済みペットシーツの臭いを軽減できるのが特徴です。
毎日発生する排泄物をまとめて保管できるため、多頭飼いをしている家庭にも適しています。
犬のうんちの処理についてよくある質問
犬用トイレシートは流せますか?
犬用トイレシートはトイレへ流してはいけません。
ペットシーツは吸水性が高く、水を含むと大きく膨らむため、排水管内でつまりを引き起こす原因になります。
「少量だから大丈夫」と考えて流すのは危険です。使用後は可燃ごみとして処分しましょう。
猫のうんちも同じように流せますか?
猫のうんちも基本的にはトイレへ流さない方が安心です。
特に猫砂が付着した状態で流すと、排水管のつまりや設備トラブルの原因になることがあります。
また、猫用トイレ砂の中には「トイレに流せるタイプ」もありますが、使用方法を誤るとつまりが発生することがあるため注意が必要です。
犬のうんちは毎回トイレに流しても大丈夫ですか?
犬のうんちは少量であれば流れることもありますが、基本的にはトイレへ流さない方が安心です。
犬のうんちは人の排泄物とは性質が異なり、水に分解されにくい場合があります。また、繰り返し流すことで排水管への負担が蓄積し、トイレつまりの原因になることもあります。
自治体によっては、可燃ごみとして処分するよう案内しているため、ルールを確認したうえで適切に処理しましょう。
まとめ


この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 犬のうんちはトイレに流してもいい?
つまりの原因になることがあるため、基本的には流さない方が良い
浄化槽や節水トイレでは特に注意が必要
自治体によっては流さないよう案内されている
- 犬用のトイレシートはトイレに流してもいい?
犬用トイレシートや処理袋は絶対に流してはいけない
- 犬のうんちが詰まったときにやってはいけないこと
熱湯を流したり何度も水を流したりしない
犬のうんちは少量であれば流れる場合もありますが、トイレつまりや排水設備への負担を考えると、基本的にはトイレへ流さない方が安心です。
軽度であればラバーカップや真空式パイプクリーナーで改善することもありますが、改善しない場合は早めに水道修理業者へ相談しましょう。
犬のうんちは、防臭袋やペット用ごみ箱を活用しながら、自治体のルールに従って可燃ごみとして処分するのが最も安全な方法です。
日頃から正しい処理方法を心掛け、トイレトラブルを未然に防ぎましょう。
\ 水まわりのお役立ちコラム /
「自分で直すのが難しいかも…」と思った方は、トイレに関する他の症状やプロ目線のアドバイス、料金相場をまとめたこちらの完全ガイドも参考にしてください。
水の救急隊|トイレ関連サービス





水まわりのお困りごとはお任せください!







