トイレに入った後に、「トイレットペーパーがない…」こんな緊急事態にティッシュを使った事のある人は多いですよね。
ですがティッシュをトイレに流すことで、トイレが詰まる確率がかなり上がってしまう事をご存知でしょうか?
実際に弊社にも「トイレにティッシュを流して詰まった」と、トイレ詰まりのお悩みでお電話をいただくケースは非常に多いです。
でもご安心ください。ティッシュが原因でトイレが詰まっても、ご家庭にあるもので直す事ができるんです。
トイレ詰まりの状況や対処方法によっては、悩んでいたトイレ詰まりが嘘だったかのように自分で解消することができます。
今回はそんなトイレ詰まりの解決法、ティッシュが詰まってしまう原因について分かりやすく解説します。
【この記事を読んで欲しい人】
- いまトイレにティッシュを流してしまって心配な人
- いまトイレにティッシュを流して詰まっている人
- トイレ詰まりの直し方を知りたい人
- 事前にトイレ詰まりの対処ができるように予備知識を入れておきたい人
トイレにティッシュペーパーが詰まるのはどうして?
ティッシュがトイレに詰まるのは、「水に溶けない」ためです。
3枚程度であれば問題なく流れていくことも多いのですが、4枚以上になると排水管の中で汚れが絡まって蓄積し、トイレが詰まる可能性が高くなります。
通常は、紙=水に濡れるとすぐに溶けるイメージがあると思います。
ですが同じ紙でも、「ティッシュペーパー」と「トイレットペーパー」は全く別物なんです。
以下では、トイレットペーパーとティッシュペーパーは、同じ紙製品なのに何が違うのかについて具体的に解説していきます。
トイレにティッシュが詰まる原因は?
日本製のトイレットペーパーはJIS規格(日本工業規格)の基準に満たしており、実は水に溶けやすいといった水溶性が高く作られています。
■JIS規格
ほぐれやすさ ほぐれやすさの試験は,水300ml(水温20±5℃)を入れた300mlのビーカーをマグネチックスターラーに載せ,回転子(1)の回転数を600±10回転/分になるように調整する。
その中に一辺が114±2mm角の試験片を投入し,ストップウォッチを押す。
回転子の回転数は試験片の抵抗によって,いったん約500回転に下降し,試験片がほぐれるに従い回転数は上昇し,540回転までに回復した時点でストップウォッチを止め,その時間を1秒単位で測定する。
ほぐれやすさの結果は,試験を5回行い,その平均値で表す。
ちょっとややこしいですが、簡単にまとめると『水温20℃の水300mlにトイレットペーパーを入れ、1分間に600回回して溶けるかどうか』をテストしています。
その一方で、ティッシュペーパーは例え日本製であっても水にほぼ溶けません。
元々ティッシュは鼻をかむときなどや、汚れをふき取る際に使用するものです。
破けたら不便さを感じてしまわないように、ザラザラの紙とツルツルの紙を2枚重ねに造られているなどの工夫が施されています。
トイレットペーパーとティッシュの違い
ティッシュとトイレットペーパーの大きな違いは、「水に溶けるかどうか」です。
どちらも材料は紙ですし、製造される流れもほとんど同じ。
では何が違うのか?
実は、ティッシュには繊維同士を結合させて破れにくくする特殊な薬(湿潤紙力増強剤)が使われています。
逆にトイレットペーパーは、水に溶けやすくする為に「でん粉」が使われています。
同じ紙に見えても実際は使用目的によって素材が異なるため、水に溶けやすい、溶けにくいといった特徴があるということになります。
トイレにティッシュが詰まった時に絶対やってはいけない事
ここからは、トイレにティッシュが詰まった時にやってはいけない事を紹介します。
この後に記載している内容を知らずにうっかりやってしまい、「余計ひどくなった」「修理費用が余計にかかった」ということになりかねません。
知恵袋やTwitterなどでも「ティッシュがトイレに詰まってどうすればいいか分からない」という質問を見かけますが、回答にはやってはいけない嘘の情報が混じっていることもあります。
万が一のトラブルの時に間違った選択をしないように《トイレにティッシュペーパーを流した時にやってはいけない事》をご確認ください。
トイレの水を流す
ティッシュがトイレに詰まったときにトイレの水を流すのはNGです。
トイレでティッシュが詰まっているということは、便器の水が流れる道が塞がれた状態になっています。
そのため、水を流してもそのまま流れず便器から汚水ごと溢れ出てくる可能性が高いです。
ティッシュが詰まったときはバケツなどを使って、すぐに便器の中の水を汲み取りましょう。
パイプユニッシュを使う
知らない方も多いと思いますが、市販で販売されている「パイプユニッシュ」は、ティッシュやトイレットペーパーなどの紙類は溶けません。
パイプユニッシュのメーカー公式商品ページでも、トイレットペーパーなどの紙類の分解はむずかしい」と記載があります。
トイレのつまりの原因となるペーパーなどは、「パイプユニッシュ」で分解することはできません。
https://www.pipeunish.jp/quiz/index.html (パイプユニッシュ公式HP)
ラバーカップ(棒の先にゴム製のお椀状のものがついたもの)等で物理的に圧力をかけて取り除く方が効果的です。それでもダメな場合は、専門業者にご相談ください。
熱湯を流すのはダメ
詳しくは後ほど解説しますが、詰まりが発生した時にぬるま湯を利用する方法があります。
便器にぬるま湯を流し、ティッシュをふやけさせて柔らかくする事で、詰まりの原因を解消できるんです。
ですが、絶対に熱湯を便器に流さないように注意してください。トイレ詰まりに使うのは、あくまでぬるま湯です。
なぜなら、多くの便器は陶器でできているからです。陶器は、熱湯を注ぐとその部分が急激に膨張し、ひび割れが起きます。
もし誤って熱湯を便器に流してしまったなら、すぐに水の救急隊へご連絡ください。
近辺の作業員が迅速にお伺いいたします。
トイレブラシを突っ込む
弊社にもよくあるご相談ですが、詰まりを除去しようとして掃除用のトイレブラシを奥まで突っ込んで失敗したケースは多いです。
- ブラシの先が取れて奥にハマってしまった
- ブラシを奥に入れ過ぎて抜けなくなった
上記のように、掃除をしていて詰まらせてしまったケースも多くありますので、ムリに便器の奥までブラシを入れるのはやめましょう。
また、ブラシをガシガシと便器の奥に突っ込んでしまうと、便器に傷がつくことがあります。
その便器の傷ついた部分に汚れが溜まり、臭いの原因になったりトイレの見栄えが悪くなることもあります。
以上のことからトイレブラシを使うときは、便器の奥を力任せにブラシでガシガシと突っ込まないように注意してださいね。
トイレにティッシュが詰まった時の5つの解決法
まず初めにトイレにティッシュペーパーを流してしまいトイレが詰まったなら、何もせずに時間を置いて様子を見てみましょう。
ですが、前述の通りティッシュペーパーは水に溶けにくいため、様子を見るのに時間がかかることもあります。
トイレの詰まりに、「待てない、早く直したい」という場合は、以下に記載した方法をお試しください。
ぬるま湯を使いティッシュを溶かす
まずは、ぬるま湯です。
便器にぬるま湯を流し、ティッシュをふやけさせて柔らかくする事で詰まりの原因を解消してくれます。
- お湯を沸かします。
- 水で適切な温度(50℃〜60℃)に調節します。
- お湯をゆっくり便器に流し込んでいきます。
- 1時間ほど放置します。
- バケツで水を便器に流してみて、便器内の水が流れていくか確認します。
上記の手順で便器の水が引いていくようであれば、詰まりが抜けた可能性が高いです。
トイレのレバーを引いて水を流し、通常通りに流れれば大丈夫でしょう。
お酢と重曹を使いティッシュを溶かす
次は、お酢と重曹です。
意外かもしれませんが、お酢と重曹を混ぜる事で簡易パイプクリーナーを作ることができます。
この2つを混ぜ合わせて炭酸ガスを発生させ、それを利用してティッシュや排泄物の詰まりを解消します。
- お湯を沸かします。
- 水で適切な温度(50℃〜60℃)に調節します。
- お酢と重曹を用意し、お酢:2分の1カップ、重曹:4分の1カップの割合で便器に流し入れます。.
- お湯をゆっくり便器に流し込んでいきます。
- 1時間ほど放置します。
- バケツで水を便器に流してみて、便器内の水が流れていくか確認します。
お酢と重曹を入れること以外は上記のぬるま湯の時と同じです。
便器の水が引いていくようであれば詰まりが抜けた可能性が高いので、トイレのレバーを引いて水を流します。水が通常通りに流れるようであればトイレ詰まりが直った証です。
ラバーカップを使う
次はラバーカップです。
ラバーカップは、安価で購入できる上、簡単な作業で詰まりを除去できるのでオススメです。
- ラバーカップを用意します。
- ラバーカップのゴム部分を便器の中に入れ、ゆっくり押し込みます。
- これ以上押し込めないところまで押し込んだら勢いよく引っ張ります。
- この動作を何度も繰り返します。
- バケツで水を便器に流してみて、便器内の水が流れていくか確認します。
空ペットボトルを使う
最近では、ラバーカップがお家にないというご家庭も多いかもしれません。
そんな時に使える意外な物が、ペットボトルです。
ペットボトルも使い方を工夫すれば、簡易ラバーカップとして役立ちます。
- 500mlの空のペットボトルを用意します。
- ペットボトルの下側をカッターやハサミを使って、少し切ります。
- カットした底の部分を便器の穴へ向けて差し込みます。
- ペットボトルの口を塞いだ状態で押したり引いたりします。
- この動作を何度も繰り返します。
- バケツで水を便器に流してみて、便器内の水が流れていくか確認します。
上記の手順を繰り返すことで、ラバーカップを使った時と同様に詰まっているティッシュを取り出すことができます。
ただ、ペットボトルの切り口を便器に押し付けすぎると便器に傷が付いてしまう可能性が高いです。
ペットボトルの切口は、できるだけとがった部分がないように均等に切りそろえましょう。
針金ハンガーを使う
トイレ詰まりには、本来であれば水道修理業者が使う、『ワイヤー式パイプクリーナー』や『トーラー』と呼ばれる工具を使うのが理想です。
ワイヤー式パイプクリーナーとは、ワイヤーの先にブラシなどがついた器具で詰まっている箇所に穴をあけて水の通り道を作り、詰まりを解消する道具です。
ですがこのような工具は普通の家庭には無いと思いますので、ワイヤー式パイプクリーナーの変わりに代用できるものを紹介します。
それは、『針金ハンガー』です。100円均一ショップでも購入することができます。
- 針金ハンガーを用意します。
- 針金ハンガーの取っ手付近をペンチで切ります。
- 排水口に差し込む側の先端を「輪っか状」に曲げます。
- 輪っか状に丸めた針金ハンガーをくるくる回しながら、便器の穴に差し込んでいきましょう。
- 詰まりに当たったら、小刻みに優しく動かして詰まりを少しずつ削ります。
- 詰まりが削られると徐々に水が流れるようになります。
- ある程度水が流れていったら、バケツで水を便器に流してみて便器内の水が流れていくか(水位が上がらないか)確認します。
この針金ハンガーを使った方法は、便器の汚水の飛び跳ねを気にする必要がありません。
ただし、便器内部の構造を頭の中で想像しながら針金を操作しないといけないので、針金ハンガーを使うときはコツが要ります。
この『自分でできる5つのトイレ詰まり解決法』をおこなってもトイレ詰まりの改善が見られなければ、いつでも水の救急隊へご連絡ください。
トイレが詰まる原因になる意外な物
次に、ティッシュペーパー以外にもトイレ詰まりを引き起こす意外な物を紹介します。
実際に水の救急隊へのご依頼でも、たくさんお電話をいただくトイレ詰まりの原因です。
事前に知っておけばトイレの詰まり防止に役立つので、是非ご確認ください。
海外製のトイレットペーパー
トイレットペーパーが安くて量が多いと家計に優しいですが、海外製のトイレットペーパーには注意が必要です。
理由としては、日本のものと違い技術が足りていない品質の悪いものや、元からトイレに流すことを想定していないようなものがあるからです。
国によっては、使用したトイレットペーパーを水に流さずゴミ箱に捨てるような国がまだまだ多くあります。
当然、そのような国で製造されているトイレットペーパーは水に溶けません。
トイレに流せる掃除グッズ
近年ではトイレのお掃除グッズとして、そのままトイレに流せる掃除シートも販売されています。
掃除した後にそのままトイレに流せると、衛生的で掃除も楽になりますよね。
ですがトイレットペーパー同様に、いくら水に溶けやすくても大量に流すとトイレ詰まりのトラブルになります。
トイレットペーパーやトイレに流せる便利グッズは、流す時は大量には流さず、できれば少量ずつ流すようにすれば安心です。
トイレ詰まりのサインを見逃さず早めの対処を
トイレ詰まりは何の兆候もなく、急に起きることも多いです。
ですがトイレが詰まる前、事前に何かしらの異変が起きていることもあります。
いわゆるトイレ詰まりのサインです。
このサインを見逃さず、早めに対応すればトイレ詰まりを未然に防ぐことも可能です。
ここからは、見逃したくない【トイレ詰まりのサインや予防法】について解説します。
【トイレはなぜ詰まるの?】便器の内部構造を解説
まずは、便器の内部構造についてお伝えします。
下の画像の通りなんですが、便器には「水たまり」「排水管」「せき」というものがあります。
これを見た時に、「なんで便器に水を溜めとくの?」って思われた方は多いですよね。
この水たまりは水道業界では「封水」と呼ばれ、水を溜めておくことでニオイや虫を防ぐ役割があります。
水を溜めるためには、排水管をくねらせて水をせきとめる必要があります。
そのため、便器につながる排水管は「せき」という場所を作り、くねらせているんです。
ですがこの「せき」の場所に、大量にトイレットペーパーなどが流れてくると「せき」の曲がりくねった部分を通りきれず詰まってしまいます。
便器内部の構造(TOTOサイトへはココをクリック)
トイレ詰まりのサイン
ここまでティッシュペーパーを流してはいけない理由や対処法を紹介してきました。
次に、「トイレがどのような状態であれば詰まりのサインなのか?」トイレ詰まり時の症状について解説していきます。
以下のような症状が現れた場合は、早めに対処していきましょう。
便器の水(封水)があふれそうになるが、気が付くと元の水位に戻っている
上でお伝えした「水たまり(封水)」ですが、この水量が多くなってそのあと時間が経つと水が減っていくのには原因があります。
封水の水量が多くなるのは、排水管のどこかで詰まりが起きており、水がせき止められているためです。排水管の詰まり箇所に水の通り道があって、そこから徐々に水が抜けて減っていきます。
ということは、この通り道が何かの拍子に塞がってしまうと、トイレの便器は完全に詰まってしまいます。
便器の中の水が少なく、異臭がする
便器内の水が普段より少ない場合は、いろいろ理由は考えられますが大体は詰まりが原因のことが多いです。
さらに便器から異臭がするなら、詰まっている箇所で汚物からニオイが上がってきているとも考えられます。
放っておいていい状態ではないので、早めに詰まりを除去する必要があります。
流すときにゴボゴボと異音がする
トイレの水を流すときに、「ゴボゴボ」と音がするときがあります。
多少音がなるのは水を流すときに空気も一緒に取り込んでしまうので仕方ないですが、いつもと違う音がするなら詰まりの可能性があります。
また異音がしていて、水の流れも悪かったりするなら詰まりの可能性が高いので早めに対応してください。
トイレつまりの予防策
トイレ詰まりを防ぐには、流してはいけないものを知っているかどうかは重要です。
以下では、トイレつまりの予防策についてご紹介します。
便器や排水管を定期的に掃除する
トイレ詰まりを予防するなら、定期な便器や排水管の掃除はかかせません。
普段から便器の見える箇所をブラシで掃除したり、薬剤を使用したりすることで詰まりや悪臭を予防できます。
特に薬剤は重要です。用途によって使うべき薬剤にも種類があります。
- 【黒い汚れ】
原因はカビや雑菌です。最近は「さぼったリング」とも言われます。
このカビや雑菌による黒い汚れは、市販されているトイレ用の洗剤で落とすことができます。
- 【黄色っぽい汚れ】
黄色や茶色の汚れは、尿石が原因です。尿石とは簡単に言うと尿の一部の成分が固まった汚れと思ってください。
この尿石は市販のトイレ用の洗剤では落ちないので、尿石用の酸性のトイレ用洗剤を使って下さい。
大量のトイレットペーパーを流さない
大量のトイレットペーパーを流さないことも、トイレ詰まりの予防に効果的です。
トイレットペーパーがいくら水に溶けるといっても、一度に大量に流すとトイレ詰まりが起きます。
普段からトイレットペーパーを多く使う人は、2度に分けて流すなどの工夫をしましょう。
ちなみに、一度に流すトイレットペーパーの量は5m程度が一般的な目安とされています。
「トイレに流せる系の商品」でも流し過ぎないように注意
掃除用シートなどの「トイレに流せる」商品でも、大量に流すと詰まってしまいます。
流すなら少量に留めるか、通常のごみとして処理するようにしましょう。
ティッシュペーパーやウエットティッシュは、水に溶けにくいのでトイレに流さないようにしてくださいね。
異物を流さない
便器の中に異物を落としてしまった場合は、そのまま流してしまわないように注意してください。
便器の中に落としてしまいやすい物としては、以下の通りになります。
- ナプキン
- 紙おむつ
- カイロ
- スマホ、携帯
上記のようなものを誤って便器に落としてしまい、便器から見えている状態であれば、便器から取り出す必要があります。
便器の中に手を入れるのは抵抗感のある人も多いかもしれませんが、ゴム手袋や割りばしなどを使ってすぐに取り出すようにしましょう。
また、「トイレに流しても大丈夫」と思われる方も多いかもしれませんが、嘔吐物も詰まりの原因になるので注意が必要です。
トイレでティッシュを使用するときの注意点
ここまで、トイレにティッシュペーパーを流してはいけない理由について詳しく解説してきました。
ですが冒頭のように、どうしてもトイレットペーパーがない場合はティッシュを使わざるを得ないこともありますよね。
以下ではトイレでティッシュを使ったときに、トイレ詰まりが起きないようにするための注意ポイントについてお伝えします。
ティッシュは大量に使用しない
トイレでティッシュを使うときは、大量にティッシュを使用しないように注意が必要です。
おすすめはできませんが、ティッシュを流すときは2〜3枚程度の程度の量であれば、詰まる問題もなく流れていくことが多いです。
また、ティッシュを使うときは丸めて流さず、小分けにして少量ずつ流すようにしましょう。
水に流せるティッシュ
「水に流せるティッシュペーパー」を薬局などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
「流せるティッシュ」は、「強く破れにくいが水に溶けやすい」性質を兼ね備えたハイブリッド製品です。
他にも「流せるおそうじシート」「流せるおしりふき」であれば、水に溶けやすく作られています。
このような水溶性が高い商品は、トイレに流しても問題ありません。
ただし水溶性が高いものでも、大量に流してしまうとトイレは詰まりますので、トイレに流すときは少量ずつ流しましょう。
ティッシュはトイレに流さないのが一番
ティッシュは「トイレに流してはいけない」のであって、「トイレで使ってはいけない」わけではありません。
大量のティッシュを使用したときは、衛生的にはあまり良いとは言えませんがトイレに流さず捨てることをおすすめいたします。
ビニール袋に入れてしっかりビニール口を縛り、可燃ゴミとして処分すればトイレが詰まる心配もありません。
SNS上のトイレのティッシュ詰まりに関する感想や口コミ
ありがとう
ドンキホーテ❤️
ありがとう これ⤵️
夜中の2:30に父(高齢)が
トイレに
ティッシュペーパーを流し
トイレ詰まり溢れ床水浸し隣の市のドンキまで
車走らせる。😭😭😭しばらくズボズボ!!
開通しました。✌️
やったァ。
寝ます。お休みなさい。 pic.twitter.com/ejbXZxr7cX— 信 千 和 (@sinsenwa) April 16, 2022
トイレが詰まって業者さんに来てもらったら、配管の奥の奥が詰まってて、便器外して高圧洗浄で12万円かかりました。
夫よ、だからあれほどウェットティッシュは流さないでとお願いしたのに。ワンコのお掃除のたびに流すのやめてください。#むぎ#ミニピン#ミニチュアピンシャー#初代親バカ倶楽部 pic.twitter.com/Np78UdonH5— すみれ (@mugianzuchikuwa) May 26, 2022
コストコ トイレ詰まり心配な人はこっちの方が良いよ
社員に言っても沢山使って詰まらせる恐れがある為、会社ティッシュペーパーはこっちにした#コストコ#トイレットペーパー pic.twitter.com/8xSMn5f3hN— ピョンちゃん(間食減りました) (@YPiyon) March 3, 2020
1週間前のお腹の風邪がぶり返したつーたんを午前中に病院へ連れていき、何てこったと思っていたら、大便後ティッシュを使い過ぎたつーたんが自宅のトイレを水浸しに。。ナチュラルに「なんて日だ」って言ってました。#メイボランチ#内なる小峠 pic.twitter.com/gOALBJWps9
— イラストレーターメイ ボランチ(クリエポ6/29〜/M-07) (@mei_boranchi) May 26, 2022
何をやってもトイレ詰まりが直せない時について
上記では、自分でできる5つのトイレ詰まりの直し方の解説についてお伝えしてきました。
それでもトイレの詰まりが抜けない場合は、「専門的な工具を使う」「水道修理業者へ依頼する」の2択となります。
もし時間的に余裕があるのであれば、ホームセンターへ詰まり抜きの道具を買いに行きましょう。
道具を用意しても確実にトイレ詰まりが直るといった保証はありませんが、詰まりが抜ける確率は高くなります。
ティッシュでトイレが詰まる原因と5つの解決法|まとめ
今回は、ティッシュペーパーが詰まる理由と解消方法を紹介しました。
結論としては「ティッシュペーパーはトイレに流さない」ようにするのが一番です。
もしトイレにティッシュを流してしまった場合は、「道具を使って直す」「水道修理業者に依頼する」のどちらか選びましょう。水道修理業者に依頼するときは、必ず事前見積をしてくれる会社を選ぶことをおすすめいたします。
「トイレ詰まりを今すぐ直したい」とお急ぎの場合は、水の救急隊へご依頼ください。
お電話一本で即日お伺いが可能です。
水の救急隊|公式サイトからなら、電話以外にもLINEやお問い合わせフォームからご相談して頂けます。
昨今は悪質な水道修理業者のニュースが多数報道されています。
水の救急隊なら【訪問⇒無料】【相談⇒無料】【事前に見積】【ご了承頂いてから作業】【後払いOK】です。
ご依頼の際には「ネット見た」と一言お伝え頂くだけで¥3,000割引き中。
お見積りのみであれば費用は掛かりませんのでお気軽にご利用下さいませ。