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トイレットペーパーが流れない!3つのつまりの原因と対処方法

トイレ
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「あれ?いまちゃんとトイレを流したのになんで流れてないの…」今まさにトイレがつまっていて悩んでいませんか?
ちゃんとトイレを流したつもりがなぜかトイレットペーパーだけ浮いてきたり、水の流れが悪い…なんてことありますよね。
あなた自身の使い方が悪いのか?それともトイレ自体に問題があるのか?そんな気になる疑問をすべて解消したいと思います。

【この記事を読んで欲しい人】

  • いつも便器内にトイレットペーパーが残る
  • 節水型のトイレを使っている
  • マンションでトイレが詰まりやすい
  • トイレットペーパーが残るときの対処方法を知りたい
  • 正しいトイレの流し方を知りたい

トイレを流した後に便器内を見てみると、「トイレットペーパーが残っている、便器内に浮いている」といった事があります。

トイレの水がキレイに流れない時は、「詰まっているのかな?でも一応流れるしなぁ」となんだかモヤモヤした気持ちになってしまいますよね。

この記事では、「トイレットペーパーが便器内に残ってしまう原因」「対策方法」を詳しく解説していきます。

  1. トイレットペーパーが流れない3つの原因
    1. 水量が少ない
    2. 排水つまりが発生している
    3. トイレットペーパーを大量に使用した
  2. トイレットペーパーってどれくらい使うのが普通?
    1. 日本人のトイレットペーパーの平均使用量
      1. お尻は何回拭くのが正解?
  3. トイレットペーパーが残る時の対処4つ
    1. トイレの水量を確保する
      1. 大で流す
      2. タンク内が満水になるように調整/修理する
    2. シングルのトイレットペーパーに変えてみる
    3. こまめに流すようにする
    4. 排水管のつまりを取り除く
  4. 繰り返しトイレットペーパーが流れず残るなら業者に依頼
  5. トイレの節水対策をするのは危険
  6. 流れやすいトイレットペーパーと流れにくいトイレットペーパー
    1. コストコのトイレットペーパーはつまりやすい?
  7. トイレの製造メーカーでつまりやすさは変わる?
    1. メーカーで違いがあるわけではない
    2. 節水型トイレはつまりが起きやすい?
  8. マンションなどの集合住宅ならではのトラブル
    1. 詰まりやすい理由➀:共用部分の排水管つまり
    2. 詰まりやすい理由➁:勾配不足による排水不良
    3. 詰まりやすい理由➂:メンテナンス不足
  9. 賃貸アパートやマンションは管理会社へ必ず確認
    1. 集合住宅でのトイレ詰まりを放置するのは危険
    2. 心配な時は賃貸契約書の火災保険を確認
  10. どうしてもトイレットペーパーが流れずに浮いてくるならトイレ交換もおすすめ
  11. SNS上のトイレットペーパーが流れない時についての感想や口コミ
  12. まとめ

トイレットペーパーが流れない3つの原因

トイレットペーパーが流れない3つの原因

トイレを流してもトイレットペーパーが浮いてきたり、流れずに便器に残ってしまうことにお悩みではないでしょうか?

水を流してもトイレットペーパーが流れないのには、必ず原因があります。

普段何気なく使っているトイレだからこそ、「実はこんな行動がいけなかったんだ…!」なんてこともあります。

この機会にしっかりと原因を把握しておきましょう。トイレットペーパーが流れない原因には、大きく分けて以下の3つの原因が考えられます。

水量が少ない

ちゃんと流したはずなのに、トイレットペーパーが流れない場合、単純にトイレを流すときの水量が少ないという原因が考えられます。

「大で流すと水がもったいない」「水道代を少しでも安くしたい」と『小』でしか流さないという方も多いのではないでしょうか?

しかしトイレは小便であれば小、大便であれば大と、適した水量で流さないと流れないように設計されているため注意するようにしましょう。

また、朝はどうしてもバタバタとしやすいため、家族がトイレを済ませた後すぐにトイレに入ることも多いのではないでしょうか?

タンク自体に水が溜まっていない状況で流してしまうと、『大』でも水量が足らずにトイレットペーパーがちゃんと流れない原因になります。

誰かがトイレから出てきたら、最後までタンクに水が溜まるのを待ってから流すようにしましょう。

排水つまりが発生している

トイレットペーパーの種類を変えたわけでも、使う量を変えたわけでもないのにトイレが詰まってお困りではありませんか?

トイレットペーパーが便器に残ってしまったり、流れたように見えても後から浮いてくるという場合は要注意!

普段のトイレの使い方そのものが問題ではなく、トイレの排水管に汚れがこびりついて流れが悪くなっている可能性があります。

排水管内部に汚れがこびりついている場合は、自分自身でトイレの排水管の奥深くを掃除するのは難しいです。

早急にトイレつまりの原因である汚れを掃除してくれる専門業者に依頼して、根本的な問題を解決してもらいましょう。

トイレットペーパーを大量に使用した

一度に大量のトイレットペーパーを流してしまうのもトイレの流れが悪くなる原因のひとつです。

お腹の調子が悪くて、何度もトイレットペーパーを巻いて使って、いざ流すときには便器に大量のトイレットペーパーが…なんてこともあるかもしれません。

シングルのトイレットペーパーだと手についてしまいそうで気持ち悪いからと、何度も巻いてから使用していませんか?

または、ダブルのトイレットペーパーを使うとき、シングルのトイレットペーパーと同じような使い方をしてしまっている方もいるかもしれません。

以下では、【1度に使うトイレットペーパーの平均使用量】について深堀していきます。

トイレットペーパーってどれくらい使うのが普通?

トイレットペーパーってどれくらい使うのが普通?

トイレットペーパーって1回でどれくらい使うのが普通なの?」と疑問ですよね。

男性と女性とでは、トイレットペーパーの使用量は異なります。また、大か小かでも異なります。

トイレットペーパーの使用量によってトイレが詰まってしまわないためにも、日本人の平均のトイレットペーパー使用量を紹介します。

なかなか他の人に「1回にトイレットペーパーをどのくらい使う?」なんて聞けないと思うので、是非参考にしてみてください。

日本人のトイレットペーパーの平均使用量

日本トイレ協会のデータによると、日本人が1回のトイレで拭くときに使用するトイレットペーパーの量は約80cmとされています。

ミシン目ごとの長さが約15cm程度なので、5葉ほど使用する計算になります。

小であれば女性は平均して66cm、大であれば男女問わず146cmのトイレットペーパーをするという調査結果(全国家庭用薄紙工業組合連合会)が出ています。(どちらもダブルのトイレットペーパーで換算)

つまり、平均して小の場合は1度拭いて、大の場合は3回拭くという計算になります。

実際に拭くときにどれくらいの量を使っているかなんて、なかなか意識することは少ないかと思います。ですが、1度意識してご自身の使用量を測ってみると「トイレットペーパーが流れない理由はもしかしてこれかも…?」と納得できるかもしれません。

シングルのトイレットペーパーは、ダブルのトイレットペーパーと違って紙が薄いです。

そのため平均よりも多く使用してしまいがちですが、シングルのトイレットペーパーは基本的に水に溶けやすいため問題ありません。

しかし反対に、ダブルのトイレットペーパーはシングルのトイレットペーパーより紙が厚いです。

ダブルのトイレットペーパーを平均以上に多く使うと、トイレつまりの大きな原因になるとしっかり覚えておきましょう。

お尻は何回拭くのが正解?

「何度も拭かないとショーツが汚れる気がする…」という方もたくさんいるはず。まわりの人たちがトイレの時に、何回お尻を拭くのかなんて分からないですよね。

10万人のお尻を診てきた肛門科医の佐々木みのり氏によると、お尻を拭くのは3回がベストだそうです。

これ以上は薄い粘膜部分である皮膚に負担がかかってしまうとのこと。

また拭き方もゴシゴシと拭くのではなく、紙を丸めてポンポンと押さえるように拭くことがもっともお尻にやさしい拭き方であると語っています。
参考記事:肛門科医「お尻拭くのは3回まで」と唱える理由

トイレットペーパーが残る時の対処4つ

トイレットペーパーが残る時の対処4つ

トイレをちゃんと流したつもりなのに、トイレットペーパーが流れていないと次にトイレに入った人が不快な気分になってしまいます。自分自身も恥ずかしい思いをしてしまうはずです。

この機会にしっかりと対処して、恥ずかしい思いをしないようにしましょう。

トイレを流した時にトイレットペーパーが残ってしまうときの対処方法は以下の4つがあります。

トイレの水量を確保する

もっとも大切なことはとにかくトイレの水量をしっかり確保して、トイレットペーパーが流れるようにすることです。

大で流す

トイレをしたときに『小』で流す癖がついてしまっているという方は『大』で流すということを徹底しましょう。『小』で流れる水量は少ないため、十分な水量を確保できません。

トイレットペーパーを普段から多めに使用する方は『大』でトイレを流すようにして、トイレつまりを日頃から予防するようにしましょう。

タンク内が満水になるように調整/修理する

トイレのタンク内の部品が劣化してしまうと、タンク内の水量がうまく調整されません。

トイレの水量が少ないときに調整・修理の必要があるケースが多い部品は、以下の通りです。

  • フロートバルブ(タンクと便器の間にあるゴム栓)
  • 浮袋(タンク内の水量を一定の位置までためるための役割)
  • 鎖(レバーを繋ぐ部品)

部品が劣化している場合は、ホームセンターなどで購入し、新しい部品を取り付けることで改善するはずです。

トイレタンク内の部品には種類やサイズがあるため、品番を確認して購入する必要があります。
誤って違う部品を購入した場合取り付けできないため、不安な方は水道修理業者に依頼することもおすすめです。

シングルのトイレットペーパーに変えてみる

トイレットペーパーを大量に使う方で、ダブルを使用している場合は、トイレットペーパーをシングルに変えることも一つの手です。

ダブルのトイレットペーパーは拭き心地もよく、破れづらい安心感があって多くの方が使っているトイレットペーパーです。

しかしダブルのトイレットペーパーは、シングルと比較すると厚みがあり、流すとき大量になってしまいがちです。

一気に水分を含んだ大量のダブルのトイレットペーパーは、さらに流れにくくなり、トイレつまりの原因になってしまいます。

トイレットペーパーをダブルからシングルにすることで、トイレットペーパーが流れないというトラブルの頻度を下げることはできます。

こまめに流すようにする

一度に大量のトイレットペーパーを流してしまうと、どうしても流れきらずに便器内に残ってしまいます。

トイレットペーパーの使用量を減らせないという方は、トイレを流す際に2回にわけるなど、こまめに流すことでトイレつまりを防止することができます。

ただし、こまめにトイレを流すとどうしても水量が増えてしまい、水道代も跳ね上がってしまうのであまりおすすめの方法ではありません。

排水管のつまりを取り除く

ここまでは、トイレットペーパーの使い方やトイレの水の流し方によるトイレ詰まりについて解説してきました。

ですがトイレの詰まりは上記の原因以外にも、考えられる原因があります。

それは、トイレの排水管です。排水管のつまりが原因で水流が弱くなってしまい、トイレットペーパーが残りやすくなっている場合があります。排水管が完全に詰まり、逆流して流れないという場合は、その原因を取り除く必要があります。

もっとも手軽に詰まりを取り除く方法は、『ラバーカップ』などの道具を使ったつまり解消です。

道具を使ったトイレのつまり解消法については、こちらの記事で紹介しているので是非ご覧ください。

トイレつまりはスッポンで解決!使い方とスッポンがない時の代用品
トイレのつまりが発生したときの解消方法としてスッポンが思い浮かぶ人も多いと思います。 スッポンでトイレのつまりを解消することは可能です。 この記事ではスッポンの選び方やスッポンの正しい使い方を詳しく解説していきます。

繰り返しトイレットペーパーが流れず残るなら業者に依頼

>繰り返しトイレットペーパーが流れず残るなら業者に依頼

毎回トイレに行くたびにトイレットペーパーがちゃんと流れず、何度も流すことになってしまうと水道代のことも心配ですよね。

毎回最後までちゃんとトイレが流れたか確認するのも億劫かもしれません。

シングルのトイレットペーパーは、すぐに破れて硬くてゴワゴワで使いたくないっていうのが正直なところ…。

繰り返しトイレットペーパーが流れず困っているという方は、水まわりの専門業者に一度ちゃんと見てもらうことをおすすめします。

トイレットペーパーが流れないのがあなた自身の使い方のせいなのか、それともトイレに問題があるのかなんて素人目には分かりませんよね。

毎日使うトイレだからこそこの機会にトイレ詰まりの原因を把握して、トイレのストレスを少しでも軽くできるようにしましょう。

トイレの節水対策をするのは危険

トイレの節水対策をするのは危険

トイレは『小』と『大』でそれぞれきちんと流れるように、メーカーが試験を幾度にもわたる試験を行って設計されています。

トイレの水がもったいないからと言って、小で毎回流してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、小で流す癖がついていると、トイレットペーパーの量がほんの少し多かっただけで、すぐにトイレがつまってしまうこともあります。

そして洗浄力も足りなくなり、排水管が汚れて『つまりやすい排水管』になってしまいます。

節水のために、タンクの中に水の入ったペットボトルなどを入れて一回で流れる水量を少なくしている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、これも同じ理由で絶対におすすめできない危険な行為です。

流れやすいトイレットペーパーと流れにくいトイレットペーパー

流れやすいトイレットペーパーと流れにくいトイレットペーパー

トイレットペーパーを選ぶうえで「どのトイレットペーパーが流れやすくて、どれが流れにくいんだろう…」と不安に思ってしまう方も多いはず。

トイレットペーパーを選ぶうえで最も大切なことは、どれだけ早く水に溶けるかということです。

この基準は、商品のパッケージにJISマークがついているかどうかで判断できます。

JISマークは日本産業規格による基準を満たして、認証を受けた製品にのみ記載されるマークです。JISマークがついているトイレットペーパーは、水に浸した時に100秒以内に溶けるようになっています。

溶けやすい=つまりにくく流れやすい』ためトラブルが起きにくいということになります。

ただし、JISマークがついているトイレットペーパーだからといって、一度に大量に流してもいいかというとそうではありません。

1回あたりの使用量が多すぎると、流れ切るまでに溶けることができずにどうしてもつまってしまうため、使用量には注意しましょう。

コストコのトイレットペーパーはつまりやすい?

コストコのトイレットペーパーは、『バスティッシュ Bath Tissue』という製品名で、30ロール2,000円弱で販売されています。

他社のトイレットペーパーと比較すると、生地も厚手でふわふわとした触り心地であるため、使用感が人気です。

しかしあまり知られていませんが、コストコのトイレットペーパーはJIS規格外の製品です。

ペーパーの厚みと、100秒以内に水に溶けるかどうかという最も大事な規格を満たしていません。

一度に多くのトイレットペーパーを使ってしまうと、どうしても溶け切らずに便器内に残ってしまう原因になります。

コストコのトイレットペーパーを購入するときは、その点に注意して使用するようにしましょう。

トイレの製造メーカーでつまりやすさは変わる?

トイレの製造メーカーでつまりやすさは変わる?

あなたのお住まいのトイレは、どこのメーカーでしょうか?たまに「○○のメーカーはつまりやすいから困っちゃうのよ」なんていう話を聞くことがあります。

しかし、トイレのメーカーによって詰まりやすいというのは本当なのでしょうか?

例えば、TOTOやLIXILなど、トイレのメーカーによってトイレットペーパーのつまりやすさは変わるのかどうか気になりますよね。

もしも、「自分が使っているメーカーのトイレはつまりやすい」なんて言われたらきっとショックですよね…。

以下ではトイレメーカーとして、もっともポピュラーで人気のあるTOTOとLIXILを例に挙げています。

メーカーによって、トイレのつまりやすさは変わるのかどうかを比較してみましょう。

トイレメーカー使用水量(一回当たり)
TOTO(ネオレスト)3.8L
LIXIL(サティスECO4)4.0L

※一回当たりの使用水量の差は0.2L

トイレメーカー洗浄機能
TOTO(ネオレスト)TOTOトルネード洗浄

渦を巻くようなトルネード洗浄で少ない水で効率的に洗浄

LIXIL(サティスECO4)パワーストリーム洗浄

強力な水流で便器内を回るように汚れを洗い流す

※どちらも水流を使った高い洗浄力

メーカーで違いがあるわけではない

表で見てもらったら分かる通り、メーカーによって水量に大きな差があったり、流す力に大きな違いがあるわけではありません。

ずばり言うと、どの企業も少ない水量でしっかりと洗浄し、トイレットペーパーなどを排水管から勢いよく流す力を持っています。

20年ほど前のトイレは一度流すだけでなんと13リットルの水量を必要としていました。

しかし最近の一般的なトイレであれば6リットルの水量と半分以上の節水効果があります。

そのため近年では、省エネ機能に配慮した節水・節電タイプのものが主流になっています。

あくまで、トイレのつまりやすさはメーカーが原因なのではなく、使い方そのものに原因があるということを理解しておきましょう。

節水型トイレはつまりが起きやすい?

現在ショールームなどに展示されているトイレはほぼすべて節水型トイレとなっています。

なかには「節水型はすぐにつまるのが嫌だから、水量の多いトイレに取り替えたい」と言う方もいらっしゃいます。

しかし、節水型トイレだからつまりやすいということではありません。

メーカーはそれぞれ一回の洗浄でトイレの水がしっかりと流れるように、何度も厳しい試験を行っています。

『節水=ただ水を少なくしただけ』という勝手なイメージがつまりやすいという誤解を生みだしてしまっているんです。

ほとんどの場合がトイレットペーパーを使いすぎていたり、排水管の掃除を長期間怠っていた理由が原因で引き起こされるトイレのつまり。

しかし、マンションなどの集合住宅は以下のような理由で『つまり』が起きてしまうこともあります。

マンションなどの集合住宅ならではのトラブル

マンションなどの集合住宅ならではのトラブル

集合住宅の場合は使い方やトイレだけが原因ではなく、集合住宅ならではのトラブルである可能性もあります。

集合住宅ならではのトラブルと考えられるものは、大きく分けて3つです。

可能性としてはそこまで大きなものではありませんが、これに気付かず放置してしまうと大掛かりな工事に繋がってしまうこともあります。

以下の理由に当てはまる疑いがある場合は、管理会社・大家さんへすぐに連絡することが大切です。

詰まりやすい理由➀:共用部分の排水管つまり

集合住宅でトイレ詰まりの原因に心当たりがないときは、共用部分の排水管の詰まりが原因かもしれません。

集合住宅では各部屋の専有部分にある排水管、そして他の部屋と共有する排水管があります。

その共有部分の排水管に異物などを誤って流してしまったり、蓄積された油分などの汚れなどなんらかの理由でつまってしまうことがあります。

共用部分の排水管が詰まってしまうと、トイレを流した時にきちんと流れません。便器の水が逆流してくるなどのトラブルに繋がってしまうことがあります。

これはトイレの使い方が原因なのではなく、環境に起因したつまりなので管理会社へ連絡して対処してもらうことになります。

詰まりやすい理由➁:勾配不足による排水不良

マンションやアパートなどの集合住宅では排水管が長く複雑に入り組んでいます。トイレなどの水まわり製品は長年使用しているうちに、劣化によって排水管が湾曲してしまうことがあります。

または、油脂などの汚れが排水管内にこびりついて勾配をなくしてしまうことも考えられます。

勾配とは、流れる排水をスムーズに排水管へ流すための緩い傾斜のことです。

この勾配がなくなってしまうと排水がうまく行われず、トイレがつまる原因になります。

この場合はトイレだけでなく、お風呂などの排水にも影響が出るので注意が必要です。

詰まりやすい理由➂:メンテナンス不足

築年数が深く、高圧洗浄や定期的な点検などのメンテナンスが不足してしまっていると必ず起きてしまうのが排水のトラブルです。

マンションやアパートが、定期的にメンテナンスを行っていればいいのですが、そこまできちんと管理していない場合もあります。

メンテナンス不足だと水まわりに不具合が起きやすく、クレームなどに繋がることが多いのが現実です。

築年数が経過している物件に住んでいて、トイレの流れに困っている方は管理会社や大家さんへ連絡をするようにしましょう。

賃貸アパートやマンションは管理会社へ必ず確認

賃貸アパートやマンションは管理会社へ必ず確認

「トイレがつまってトイレットペーパーが流れない」といったトラブルが起きても、集合住宅の場合はどうすればいいの?と気になりますよね。水道業者に依頼する必要がある場合も、誰が費用を負担するのか気になる方は多いと思います。

賃貸物件の場合は、管理会社や大家さんによって対応が異なります。

トイレットペーパーが流れずにつまってしまったと思ったら、まずはすぐに管理会社か大家さんに連絡してみることが重要です。

集合住宅でのトイレ詰まりを放置するのは危険

トイレの詰まりを管理会社や、大家さんに連絡せず放置するのは危険です。

外出中にトイレの詰まりから、大きな水漏れに発展してしまうケースも考えられます。

下の階の部屋まで漏水して、家電や家具に悪影響を与えてしまった場合は、過失による賠償責任があります。

最悪の場合は、損害賠償として多額の費用を請求されることもあります。

まずは自己判断ではなく、どういった原因でトイレがつまったのか申告して指示を待つようにしましょう。

軽度のつまりであれば、ご自身で対応してくださいと言われるだけの場合もありますが、場合によっては負担が0になる場合もあります。

共用部の排水管などが原因の詰まりの場合は、全世帯に影響が出てしまうので大掛かりな工事が必要になります。

心配な時は賃貸契約書の火災保険を確認

もしもトイレのつまりによって水漏れ等の被害が起きたときが心配な方は、火災保険の内容を確認しましょう。

賃貸物件の場合は入居時に、火災保険に加入しているはずです。

その火災保険に「借家人賠償責任保険」と「個人賠償責任保険」の特約がついていなかった場合は、修理費用を負担しなければなりません。

また、あなた自身の過失だった場合も保険金は支払われないので修理費用を自己負担する必要があります。

トイレのつまりが気になるようであれば早急に火災保険の確認、または大家さん管理会社に相談することが、なによりの予防策です。

どうしてもトイレットペーパーが流れずに浮いてくるならトイレ交換もおすすめ

どうしてもトイレットペーパーが流れずに浮いてくるならトイレ交換もおすすめ

どうしてもトイレットペーパーが流れない、トイレの水の流れが悪いときは、水道業者に相談しましょう。

トイレの寿命は15年とされており、すでに20年以上使い続けているようなトイレであれば経年劣化により、故障している可能性が高いです。

20年以上前のトイレが一度に流す水量はなんと13リットル!

現在の節水タイプで洗浄力が高いトイレだと約4リットルと現在お使いのトイレの3分の1の水量でしっかりと流すことができるようになります。

水道代で比較すると年間でなんと15,000円もお得なんです。これから先長く使い続けるトイレだからこそ、トラブルの心配なく快適に使い続けたいですよね。

長年使い続けているトイレでトラブルが続いているという方は、この機会にトイレ本体の交換も視野に入れてみることをおすすめします。

SNS上のトイレットペーパーが流れない時についての感想や口コミ

SNS上のトイレットペーパーが流れない時についての感想や口コミ

まとめ

まとめ

この記事では、トイレットペーパーが流れない原因と対処法についてご紹介しました。

トイレットペーパーが流れないのは、『使い方に問題がある』『トイレの故障』排水管が詰まっている』ことがほとんどです。

トイレの詰まりに何の対策もせずに、そのまま使い続けていると水漏れなどの大きなトラブルを招いてしまうこともあります。

なぜトイレを流したらトイレットペーパーがつまってしまったのか?しっかりと把握して、トイレ詰まりを普段から予防しましょう。

この記事を読んでいただき、トイレットペーパーが流れないトイレ詰まりのお悩みのお役立ちができれば幸いです。

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