トイレのつまりがスッポンでも治らない!?正しいラバーカップの使い方と他の解決策

スッポンはトイレが詰まったときに最も手軽に使える道具の1つです。
しかしいつもならスッポンで解決できていたトイレつまりが、スッポンを使っても治らないと焦ってしまいますよね。
実は、固形物・排水桝・排水管のつまりが原因の場合は、スッポンを使っても解消できないことがあります。
もしくはスッポンの使い方を間違えているという可能性も考えられます。
そこで今回の記事では、「トイレのつまりがスッポンでも治らない!?」という問題に対して、正しいスッポンの使い方や他の解決策をご紹介いたします。
スッポンの種類についても詳しくご紹介しますので、水道業社に依頼する前に自分でトイレつまりを直したい方は必見です。
【お客様に聞いたトイレ詰まりに関するアンケート】
1. 自宅のトイレが詰まったことがありますか?
はい
70%
いいえ
30%
2. トイレが詰まった回数はどれくらいですか?
1回〜 2回
88
人
3回~5回
43人
6回以上
8人
3. どうやってトイレ詰まりを解消しましたか?
DIY(自分で直した)
53人
水道屋さんに依頼した
45人
近所の方や親せきに直してもらった
16人
放置した
9人
その他
5人
4. どんな道具で直しましたか?
すっぽん(ラバーカップ)
92人
パイプクリーナー
33人
薬剤
11人
ワイヤー
5人
その他
4人
5. どのくらいの時間で直せましたか?
30分以内
57人
直らなかった
38人
60分以内
6人
2025年に実施したアンケート結果です。ご回答ありがとうございました。
2026年1月5日
水の救急隊by株式会社クリアライフ
【この記事を読んで欲しい人】
- スッポンの使い方がわからない
- スッポンの選び方を知りたい
- トイレットペーパーの詰まりを解消したい
- どうしても自分でトイレつまりを治したい
スッポンの種類は3つある

トイレがつまった際は、スッポンを使用することで解消されるケースが多いですが、スッポンにも種類があるのをご存じでしょうか?
トイレつまりにスッポンを使うときは、便器のタイプに合うタイプのスッポンでなければ効果が期待できません。
スッポンは便器のタイプによって3つの種類があります。
以下ではそれぞれのスッポンについて、より詳しく解説していきます。
おわん型は和式トイレ用
おわん型のスッポンは、その名のとおりゴムの部分が丸みをおびていて、おわん状になっているタイプです。
「スッポン」といえば、このタイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ゴムの部分が大きいのも特徴であり、和式トイレの大きな排水口に対応しています。
キッチンやお風呂の排水管にも対応できるため、学校や公共施設でもおわん型のスッポンを使っていることが多いです。
突起型は洋式トイレ用
ラバーの先端に突起がついた「突起型」のスッポンは、洋式トイレ用です。
スッポンといえば上記のおわん型を思い浮かべる方も多いと思いますが、洋式トイレには突起型のスッポンが適しています。
排水口の狭い洋式トイレにも密着できるように、スッポンの先端が少し細く突起になっているのが特徴です。
汎用タイプ
汎用タイプは、ラバーの部分に「ツバ」がついているのが特徴です。
ツバの部分が「和式・洋式・節水」タイプはもちろん、複雑な形状の便器にも密着してくれますので、スッポンの効果をしっかり発揮できます。
近年では住宅で節水タイプのトイレを設置するケースも増えていますので、汎用タイプを用意しておくことをおすすめします。
スッポンの正しい使い方

便器のタイプに合ったスッポンを使用しているのに、トイレのつまりが治らない場合は、スッポンの使い方が間違っているのかもしれません。
スッポンはシンプルな構造の道具ですが、正しい使い方やコツを意識して使用しなければ効果は期待できません。
以下では、スッポンの正しい使い方と使うときのコツについて詳しく解説していきます。

適切なサイズのスッポンを使う
スッポンはトイレだけでなく、キッチンやお風呂の詰まりにも使用できるため、さまざまなサイズがあります。
「S・M・L」や「小・中・大」で表記されていますので、使用する箇所にあったサイズを選択してください。
スッポンを購入する前に、排水口の大まかなサイズを測っておくと安心です。
便器内の水量が重要
スッポンを使用する際は、便器内の水量に注意しましょう。
スッポンはラバー部分で水中に真空状態を作り、封水を持ち上げて詰まりの原因を動かし、水に流れやすくする道具です。
ラバー部分と排水口が水で密閉されていないと、スッポンの効果は発揮されません。
便器内の水が少ない場合はバケツや灯油ポンプなどを使って、ラバー部分が覆われる程度の水量を確保しましょう。
スッポンを使うときのコツ
スッポンを使用する際に、意識すべきポイントは「引く」ことです。
排水口にスッポンを押し込むときは、力を入れずにゆっくりと便器に密着させ、引くときは力強く引き出すようにしましょう。
固形物が排水管の奥に入り込んでしまった場合は、水道業者を呼ぶしか手がありません。
スッポンを排水口に押し込んでしまうと、つまりの原因がさらに排水管の奥へと入り込んで、悪化してしまいます。<
スッポンで治らないトイレつまりの原因

スッポンを使用してもトイレのつまりが解消されない場合は、3つのケースが考えられます。
以下では、それぞれの原因についてはもちろん、対処法についても詳しく解説していきます。

固形物のつまり
固形物を誤ってトイレに流してしまった際は、スッポンの使用はやめておきましょう。
固形物がトイレに詰まった状態でスッポンを使用すると、固形物がより排水管の奥に入り込んでしまう恐れがあります。
排水管のつまりの状況によっては、便器を取り外すなど大掛かりな工事が必要となり、修理費用も膨らんでしまいます。
トイレに落としやすい固形物としては、以下の通りです。
固形物が目視できる範囲にある場合は、ゴム手袋を装着して直接便器から取り出すようにしましょう。
直接便器に手を突っ込むのに抵抗がある方には、使い捨てできる割りばしなどを使うこともおすすめです。
トイレに固形物を落としてつまらせないためにも、トイレにはできるだけ物を持ち込まないようにしましょう。
排水管のつまり
排水管に蓄積された頑固な汚れは排水管内部にこびりついていることが多いため、スッポンを使ってもトイレのつまりを治すことはできません。
トイレの排水管のつまりは、大量のトイレットペーパーを流したことや、尿石や便の蓄積によって起こります。
また、万が一生理用品やおむつなどを便器に落とした場合は、速やかに取り除くようにしましょう。
生理用品やおむつは吸水ポリマー素材のため、水を吸水すると元の大きさの倍以上に膨張します。
さらに、一度膨らむと元の大きさには戻らないため排水管内部を圧迫してしまいます。
排水桝のつまり
排水枡がつまっている場合も、スッポンではトイレのつまりを解消できません。
集合住宅は大家さんや管理会社が管理していますが、戸建ては個人で排水桝の清掃を行うか、業者に清掃を依頼する必要があります。
排水枡は屋外に設置されていることが多く、ふたを開けることで中の状態を確認できます。
ですが排水桝には、汚物や汚水が溜まってこびりついていることも多いため、悪臭もひどく漂います。
自分で排水桝の掃除を行うことに抵抗がある方は、水道修理業者に依頼して任せるのもひとつの手です。
スッポンで解消できない場合の対処方法

スッポンを使用してもトイレのつまりが解消されない場合は、以下の5つを試してみましょう。
ただし上記4つの対処方法は、水に溶けない固形物が原因のトイレ詰まりには効果がありません。
以下では、それぞれの詳しい解説をしていきます。
時間をおいてみる
スッポンを使用してもトイレのつまりが解消されない場合は、目安として2時間程度時間をおいてみましょう。
つまりの原因が水に溶けるトイレットペーパーや、排泄物であれば時間が経つにつれて分解されていきます。
お湯を流してみる
トイレがつまった際は、水に溶けるものに限り50度程度のお湯を流すことで解消するケースもあります。
この工程を、トイレの詰まりの原因が溶けるまで何度か繰り返します。
ただし、便器は陶器で作られているため90℃や100℃の熱湯を流すとヒビが入ってしまう恐れがあります。
熱湯を使えばさらに溶ける効果が高くなると思われがちですが、この方法はあくまでも水圧を利用した対処法です。
トイレの詰まりにお湯を使うときは、絶対に熱湯を便器に流さないようにしましょう。
薬剤を使ってみる
トイレのつまりがスッポンで治らない場合は、薬剤を使用するのもひとつの手です。
トイレのつまりに有効な薬剤は、以下のとおりです。
家に薬剤がない場合は、重曹と酢(クエン酸)を混ぜることで即席の薬剤を作れます。
トイレットペーパーや排泄物のほかに、水溶性のティッシュや尿石などがつまりの原因であれば薬剤は有効です。
ただし、薬剤を扱う際には以下の注意点があります。
特にピーピースルーFは非常に強い薬剤です。目を安全に守るためにも、ゴーグルなどを用意しましょう。
また、薬剤はきつい臭いを発生するため、直接吸い込んでしまうと気分が優れなくなってしまうこともあります。
薬剤を扱うときは、必ず窓を開けるなどの換気をしてから使用するようにしましょう。
ワイヤー式パイプクリーナーを使う
トイレのつまりには、ワイヤー式パイプクリーナーを使用するのも効果的です。
ヘッド部分を排水口から入れて、つまっている箇所を掃除したり、つまりの原因を細かく削ることでつまりを解消します。
柄の部分のワイヤーは長すぎると扱いにくいため、トイレのつまり用であれば5m以下で十分です。
先端がブラシタイプなものは「汚れをこすり落としたい」場合に、バネタイプのものは、「固いつまりを細かく削り取りたい」時におすすめです。
水道修理業者へ依頼する
スッポンを使用してもトイレのつまりが解消されない場合は、水道業者に依頼することも検討しましょう。
水道業者への依頼を検討した方がいいトイレつまりのケースは以下の2つです。
水に溶けない異物がトイレの排水管の奥へ入り込んだ場合は、便器を取り外すしか取り除く方法はありません。
また、トイレつまりの原因がどうしてもわからない場合も、水道業者へ依頼することをおすすめします。
便器の取り外しは誤って部品を破損してしまう恐れもあるため、水道業者へ依頼した方が無難です。
原因が分からないまま自分で対処してしまうと、さらに状態が悪化して必要な修理費用が膨らんでしまうことも考えられます。

専門工具を使ってトイレつまりを解消する

トイレのつまりをどうしても自分で解消したい場合は、専門工具を使ってみるのも一つの手です。
ただし一般的な工具と違って専門工具は高価です。業者も使うような専門工具は数万円はしますので、それなりの出費を伴います。
以下では、トイレつまり解消に有効な専門工具3つを解説していきます。
ローポンプを使う
専門工具1つ目は、空気圧を利用して詰まりの原因を吸引する「ローポンプ」です。
スッポンとの違いはハンドルが付いているため、女性や高齢者の方でも使用しやすいことです。
スッポンで解消できないトイレのつまりも、ローポンプを使用すれば解消できる可能性があります。
ただしローポンプは水道修理業者も扱う工具のため、2万5千円前後とやや高額です。
また、ローポンプ自体の大きさもスッポンより大きいため、ご家庭用に購入する際は収納にスペースが必要になります。
手動トーラーを使う
2つ目は、排水管につまっている汚れや異物を排除できる「トーラー」です。
メーカーによっては、「ワイヤー式パイプクリーナー」や「ワイヤーブラシ」として売られていることもありますが、同じような機能をもった工具です。
トーラーの先端は、ブラシやバネのほかにカッター状になっているものに付け替えられるため、さまざまなタイプのつまり原因に対応できます。
トーラーは手動タイプのほかに電動タイプもあり、電動タイプの方が力強い働きをします。
ただし、手動タイプは数千円なのに対して、電動タイプは5万円~10万円前後と高額になってきます。
高圧洗浄機を使う
最後に、排水管内部をきれいに洗浄できる「高圧洗浄機」です。
高圧洗浄機を使用する際は、使用する水圧にも注意しましょう。
水圧が高すぎると、便器や排水管を壊してしまう恐れがあるため、水圧は低い設定で十分です。
高圧洗浄機はメーカーによって異なりますが、費用相場は2万円前後します。
トイレつまりが治らない時は水道修理業者に相談
トイレのつまりが治らない、自分で作業している途中でも難しいと判断した場合は、水道修理のプロである「水道業者」へ依頼しましょう。
家庭用の専門工具を使えばトイレの詰まりを解消できる確率は上がりますが、同じように再度繰り返しつまってしまうことも考えられます。
水道修理業者は業務用の専門工具を使用しますので、徹底的にトイレ詰まりの原因を取り除いて洗浄することが可能です。
アフターフォローが充実している水道修理業者に依頼することで、トイレに不具合が起きたときもすぐに修理してもらうことができます。
まとめ

トイレは毎日使用しますので、つまりトラブルが起きやすい場所です。
トイレのつまりがスッポンを使用しても解消されない場合は、まず使用しているスッポンが「トイレの様式に合っているか?」確認しましょう。
また、スッポンを使うときはゆっくり押して力強く引き抜くことを意識してチャレンジしてみてください。
トイレ詰まりの原因がどうしても分からない、難しいと感じられた際は水道修理業者に相談することも検討してみましょう。
この記事でご紹介したトイレつまりの解消方法を試していただけるなど、トイレ詰まりのお悩みにおいてお役立ちできれば幸いです。
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