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【トイレの水漏れを自分で修理】水漏れの症状や原因と修理方法を解説

トイレ
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トイレは毎日使う場所なだけに、突然水漏れが起きると慌ててしまいますよね。

この記事では、トイレの水漏れが起きた時の修理方法や、水漏れが起きる原因を解説しています。
トイレの水漏れが起こった際の「水漏れ原因」や、「自分でできる応急処置」「トイレの水漏れの修理方法」を確認して対処してみてください。
また、「トイレの水漏れ修理の作業時間や費用相場」も併せて紹介します。

【この記事を読んで欲しい人】

  • トイレの水漏れが起こる箇所や症状について知りたい
  • トイレの水漏れ原因について知りたい
  • 自分でできるトイレの水漏れの応急処置を知りたい
  • 自分でできるトイレの修理方法を知りたい
  • トイレの水漏れ修理を業者に依頼する際の作業時間や費用相場を知りたい
  1. トイレで発生しやすい水漏れの症状と原因
    1. 止水栓や配管辺りから水漏れ
    2. タンク下から水漏れ
    3. タンク上の手洗管やレバー辺りから水漏れ
    4. 便器本体から水漏れ
    5. 床と便器の間から水漏れ
    6. 便器内へチョロチョロ水漏れ
    7. ウォシュレット本体やノズルからポタポタ水漏れ
  2. トイレで水漏れが起きたときに最初にとるべき行動と応急処置
    1. トイレの止水栓を締める
    2. 水漏れ箇所の確認
    3. 水漏れ箇所の状態を写真や動画で記録しておく
    4. 床へ水漏れしている場合は拭き取る
    5. アパートや賃貸の場合は大家さんや管理会社へ相談
    6. 持ち家の場合は修理業者へ頼むかDIYで直す
  3. トイレの水漏れと勘違いしやすいケース
    1. 便器やタンクの結露
    2. 床にこぼれた尿
  4. 【水道代や修理代に影響する!?】水漏れを放置してはいけない理由
    1. 水道代が高くなる
    2. トイレの水漏れが悪化する
    3. 配管や床が劣化する
  5. 自分でできるトイレの水漏れ修理方法
    1. パッキン交換
    2. ゴムフロート交換
    3. 緩んだナットを締め直す
    4. ボールタップや浮き玉の交換
    5. フロートバルブの交換
  6. 専門業者に依頼した方が良いトイレの水漏れ修理
    1. トイレタンクの内部修理
    2. 便器の交換
    3. フランジの交換
    4. ウォシュレットの水漏れ
    5. 便器やタンク本体の交換
    6. ウォシュレットの水漏れ
  7. 専門業者に依頼した際の費用相場や作業時間
  8. sns上のトイレ水漏れについての感想や口コミ
  9. 安心してトイレの水漏れ修理を依頼するなら水の救急隊がおすすめ
  10. まとめ

トイレで発生しやすい水漏れの症状と原因

トイレ水漏れの症状と原因
まずはトイレでよくある、水漏れトラブルの症状と原因を解説していきます。
トイレで水漏れが起きた際に焦ってしまわないように、事前に水漏れの症状や原因について理解しておきましょう。

止水栓や配管辺りから水漏れ

止水栓や配管辺りから水漏れ
止水栓周り配管の接続部分が濡れている、真下の床に水が溜まっている場合は、以下の原因で水漏れしている可能性が高いです。

止水栓や配管辺りから水漏れする原因

  • パッキンの劣化:『三角パッキン』・『コマパッキン』
  • 接続部分のナットの緩み
止水栓とは、各水道設備に付いている「給水の止水を操作する栓」です。

止水栓自体の劣化で水漏れが起きたり、止水栓につながる配管の接続部分のナットが緩んで水漏れが起きます。
また、接続部分のナットの内側につけられている、パッキンの経年劣化によってできた隙間から水漏れが起きます。
トイレの止水栓のパッキンには、『三角パッキン』『コマパッキン』の2種類あります。
このパッキンがひび割れると、ヒビ割れ箇所から徐々に水が染み出して、水漏れが発生する原因になってしまいます。

接続部分の隙間を塞いで水漏れを防止するためのパッキンですが、経年劣化によって固くなり、ヒビ割れすることがあります。

タンク下から水漏れ

トイレタンクの下からの水漏れは、タンクにつながる配管の接続部分タンクから便器につながる配管の接続部分から起きることがあります。

トイレのタンク下から水漏れしている場合は、以下の原因が考えられます。

タンク下から水漏れする原因

  • 接軸部分の固定ボルトの緩み
  • 固定ボルトの内側に付いているパッキンの劣化

タンク下からの水漏れは、接軸部分の固定ボルトが緩んでいる、固定ボルトの内側についているパッキンが劣化しているケースがほとんどです。

タンクの接続部分周りが濡れている、タンクの真下の床に水が溜まっている場合は、上記の原因で水漏れしている可能性が高くなります。

タンク上の手洗管やレバー辺りから水漏れ

タンク上の手洗管やレバー辺りから水漏れ
タンク上の手洗管の水漏れは、主にタンク内の部品に不具合が原因で起こります。

トイレの手洗管の構造は、以下のようになっています。

  1. 給水管から送られてきた水が、タンク内のボールタップ(給水を管理する部品)に繋がる
  2. 蛇腹ホースを伝って手洗管へ給水
  3. 手洗い管から流れた水がタンクに入り、水がタンク内に溜まる
このタンク内に溜まった水をレバーを上げ下げすることで、レバーとチェーンで繋がっている浮き球を動かし、便器へ水を送っています。

上記で説明した構造のように、タンク内の部品と手洗管は密接に関係しています

手洗管の水が止まらない場合は、浮き球とチェーンの接続が切れている可能性があります。

浮き球とチェーンの接続が切れたことによって、タンクから便器への入り口が開きっぱなしになり、給水され続けている状態です。

他には手洗管が破損して、うまく手洗管へ給水されずに手洗管の根元から水が漏れることも考えられます。

また、タンク内でチョロチョロと水が流れる音が止まらないというトラブルも、手洗管が関係していることもあります。
手洗管へつながる蛇腹ホースが破損し、破損したところから水が流れ続けているというものです。

蛇腹ホースの破損や手洗管が破損して漏れている水がつたい、レバーから水漏れすることもあります。

便器本体から水漏れ

便器本体から水漏れ
便器本体からの水漏れは、便器本体が破損している場合が多いです。
便器に強い衝撃が加わるとヒビが入ったり、割れたりすることがあります。
基本的に便器は陶器で作られているため、自分で補修や修理を行うことは難しいです。

補修テープや防水パテで一時的な応急処置はできたとしても、最終的には便器交換が必要になります。

床と便器の間から水漏れ

床と便器の間から水漏れしている場合は、便器と床下の排水経路で不具合が起きている可能性が高いです。

床と便器の間から水漏れ

  • フランジパテ・パッキンの劣化
  • 排水管の破損
  • 便器本体の破損

便器と排水管を繋ぐには「床フランジ」や「排水ソケット」という部品が使われており、隙間を埋めるためにパテやパッキンが使われています。
このパテやパッキンが劣化してできた隙間から水が漏れてくることがあります。
他にも排水管の破損や、便器自体の破損も考えられます。

床と便器の間から水が漏れてくる場合は、目視の原因確認が困難なため便器を外す必要があります。
便器の取り外しには専門知識が必要なので、水道修理業者へ早めに連絡して対処しましょう。

放置すると床材や排水管が劣化したり、排水が漏れ出て家の土台部分が痛むことにもなるので急いで対処してください。

便器内へチョロチョロ水漏れ

便器内へチョロチョロ水漏れする場合は、主にタンク内の部品に不具合が起きていることが原因です。
便器内へチョロチョロ水漏れする原因

便器内へチョロチョロ水漏れする原因

    • ゴムフロートの劣化
    • チェーンの劣化
    • オーバーフロー管の破損
    • ボールタップの劣化

タンクレバーと浮き球がつながっているチェーンが切れて、蓋の役割をしているゴムフロートが開きっぱなしになり、水漏れが起きるケースもあります。

また、トイレタンク内にはタンク内の水が溢れそうになったときに、強制的に排水するためのオーバーフロー管という筒状の部品があります。

このオーバーフロー管の破損が原因で、便器内にチョロチョロ水漏れする原因にもなります。

この便器内にチョロチョロ水漏れする不具合は、タンク内の不具合が起きている部品を交換すれば解消できます。

ウォシュレット本体やノズルからポタポタ水漏れ

ウォシュレット本体やノズルからポタポタ水漏れする原因

ウォシュレット本体やノズルからポタポタ水漏れする原因

  • 給水ホースの破損
  • 給水ホースとウォシュレットの接続部分の不具合
  • 本体内部の部品破損
  • 電気系統の不具合

ウォシュレットからの水漏れは基本的に製造メーカーへ連絡し、修理しましょう。

ウォシュレット本体からの水漏れは、給水ホースの破損や給水ホースとウォシュレットの接続部分の不具合などが考えられます。
もしくは本体内部の部品破損や、電気系統の不具合が起きて水漏れしている可能性もあります。

ノズルからの水漏れは、本体内部の部品破損が原因のことが多いです。

ウォシュレットは電気製品のため、水道修理業者では修理はできません。

トイレで水漏れが起きたときに最初にとるべき行動と応急処置

トイレ水漏れの応急処置

トイレで水漏れが起きたときは焦ってしまいがちですが、まずは応急処置が必要です。

以下では、トイレで水漏れが起きた時に取るべき行動と、応急処置の方法についてご紹介します。

トイレの止水栓を締める

トイレの止水栓を締める
トイレが水漏れを起こした時は止水栓を閉めます。
止水栓を閉めてさえいれば給水されないので水漏れは起きませんし、水漏れの被害拡大も抑えられます。

以下では、トイレの止水栓と元栓が一般的に設置されている場所についてご紹介します。

元栓については戸建てと集合住宅で異なるため、それぞれ分けてご紹介します。

  • トイレの止水栓

トイレのタンクに水を送っている給水管が繋がっているので、タンクの横や下側を確認しましょう。
細い配管を見つけて辿っていくと、マイナスドライバーで回せそうな窪みか、もしくは手で回せるバルブがあります。
これがトイレの止水栓です。
止水栓を右回り(時計回り)に、最後まで回すと水を止めることができます。

  • 元栓(戸建て)

戸建ての建物の場合は、地面にメーターボックスが埋め込まれていることが多いです。
水道局の方が検針しやすいように道路側に付いています。
道路側からご自宅の敷地内の地面に、「量水器」「止水栓」「水道メーター」と記載されたフタがないか探してみましょう。

※寒冷地は玄関、駐車スペースがある場合は駐車場に埋まっていることもあります。
  • 元栓(集合住宅)

集合住宅の場合は、「パイプスペース」と呼ばれる部分に止水栓が付いていることが多いです。

パイプスペースの扉に鍵が掛かっているケースがあります。

扉に鍵がかかっている場合は、大家さんか管理会社へ連絡するしか手段がありません。

パイプスペースとは玄関の横に付いている扉の中に「配管・メーター類・給湯器」などを設置しているスペースです。

もしパイプスペース内に止水栓が付いていなかった場合、他の場所でまとめて止水栓が収納されていることがあります。
【エレベーターホール】【敷地内の地面】【その他の収納部分】
このようなケースもお客様自身で止水栓を探すのは難しくなりますので、大家さんか管理会社へ連絡しましょう。

※別の部屋の止水栓を閉めてしまわないように気を付けましょう。

止水栓の探し方については、こちらで詳しく解説しています。

止水栓はどこにある?見つけ方と閉める方法|自分でできる応急処置
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水漏れ箇所の確認

止水栓を閉めたあとは、水漏れが起きている箇所を確認しましょう。
水漏れ箇所の確認
トイレの水漏れ箇所に関しては、上の章で解説していますので確認してください。

トイレでチョロチョロ水漏れする3つの原因と直し方と注意点まとめ
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水漏れ箇所の状態を写真や動画で記録しておく

水漏れ箇を確認できたら、水漏れ箇所の状態を写真や動画で記録しておくことをおすすめします。

写真や動画で残しておくことで修理業者、賃貸住宅の場合でも、大家さんや管理会社に説明するときに役立つはずです。

また自分で修理・DIYする際も水漏れ箇所を写真や動画で残しておけば、部品を購入する際にも確認できます。

床へ水漏れしている場合は拭き取る

トイレの床へ水が漏れている場合は、早急に拭き取るようにしましょう。
床へ水漏れしている状態を放置してしまうと、床材が痛む原因にもなりますし、滑って転倒する危険もあります。

トイレの床からじわじわと水漏れする原因と修理方法
「トイレの床がや便器のまわりが濡れている」このような時に考えられる水漏れの原因と修理方法を紹介しています。 また、賃貸物件のときはどうしたらいいのか?費用はどのくらいなのか?こちらもご一緒に紹介するのでぜひ参考にしてください。

アパートや賃貸の場合は大家さんや管理会社へ相談

マンションやアパートなどの賃貸物件にお住まいなら、大家さんや管理会社が対応してくれることが多いです。

入居時にあった設備で不具合が起きた場合は、大家さんや管理会社が対応することが義務付けられています。
故意の物損でなければ、対応してもらえるので相談しましょう。

緊急時に慌てずにすむように、事前に大家さんや管理会社の連絡先を調べておくことをおすすめいたします。

管理会社によっては土日や祝日、営業時間外でも連絡がつく緊急連絡先を設けていることもあるので、併せて確認しておきましょう。

持ち家の場合は修理業者へ頼むかDIYで直す

持ち家の場合は賃貸物件と違い物件所有者は入居者の為、個人で対処しなければいけません。
このときにとれる行動としては、以下の通りです。

  • 修理業者へ依頼し対応する
  • 自分で工具や部品を揃えてDIY・修理をする

DIY・修理する場合は施工ミス部品の購入ミスなど、水回りの作業に慣れていない素人の方ならではのリスクがあります。

確実に早くトイレの水漏れを修理したい場合は、水道修理業者へ依頼することをオススメします。
水道修理業者なら水周りの専門知識があるので、水漏れ原因ごとの処置を的確におこなってくれます。

施工費用が掛かるので自分でDIY・修理するよりも費用が掛かりますが、部品や金具なども業者で用意してくれます。

トイレの水漏れと勘違いしやすいケース

便器付近に水溜まりができていると、「もしかして水漏れ…?」と考えてしまいますよね。

ですが、トイレには水漏れと勘違いしてしまう2つのケースがあります。
以下では、トイレの水漏れと勘違いしやすいケースについて解説します。

便器やタンクの結露

トイレでは、便器やタンクに結露が発生したことが原因で、水が滴って水漏れのような症状が現れることがあります。

とくに冷え込む冬場は室内との寒暖差が影響して、器製のタンクや便器が冷え切った状態になるため、結露が起きやすいです。

基本的にトイレタンクには結露防止剤が使われており、タンク内の冷えた冷気がタンク表面に伝わりにくい構造に施されています。

しかし、古いタイプのトイレでは断熱対策が施されておらず、結露が起きやすい状態になっている可能性があります。
また、トイレは、経年劣化によって断熱効果が弱まることもあります。
突然タンクに水滴がつき始めたときは、トイレの経年劣化によって結露防止剤の効果がなくなった可能性も考えられます。

床にこぼれた尿

2つ目のケースは、床にこぼれた尿です。尿ダレが原因で水漏れと勘違いしてしまうケースは、決して少なくはありません。

男性の方は、立ったまま小便をするという方も多いかもしれません。

座った状態でも、勢いよく跳ねてしまった尿が床に飛び散ってしまうことは珍しくないでしょう。

トイレの床に尿がこぼれてしまったときは、すぐに拭き取るようにしましょう。

床にこぼれた尿をそのまま放置していると、尿に含まれる成分が結晶として残り、黄ばみの原因や悪臭の原因になってしまいます。

【水道代や修理代に影響する!?】水漏れを放置してはいけない理由

トイレ水漏れを放置してはいけない理由

ここまで水漏れする原因について解説してきましたが、トイレで水漏れが起きた時や水周りで水漏れが起きた時に放置する方がいます。
水漏れが起きた時は、なるべく早急に対処してください。
トイレの水漏れを放置してはいけない理由は、以下の通りです。

水道代が高くなる

水道代が高くなる
トイレタンクからの水漏れや他の箇所からの水漏れを放置すると、水道料金が高くなってしまいます。

水漏れが直径5mm程の場合、1ヵ月あたり5,500円の上下水道料金がかかる計算になります。

東京都水道局によると、貯留水の多い洋式便器の場合「便器内の水面がわずかに動いている」程度の漏水量は、なんと150,000Lです。

水道料金に換算すると、約74,500円にもなってしまいます。

少し極端な数字かもしれませんが、一般的な水道料金の請求は2ヵ月に1度です。

わずかな水漏れでも気付かずそのまま放置していると、大きなリスクがあることを知っておく必要があります。

トイレの水漏れが悪化する

トイレの水漏れが悪化する
トイレの水漏れが部品の劣化や故障が原因で起こっている場合、そのまま放置することで水漏れが悪化してしまうことがあります。

ボールタップやパッキンの劣化が原因で発生した水漏れなら、自分で交換することが可能です。

しかし、便器本体が破損していたり排水管にトラブルが発生してしまうと、便器の脱着作業が必要になります。

トイレの水漏れに気付いたらすぐに対処することで、その他に起こり得るトラブルも未然に防ぐことができるはずです。

配管や床が劣化する

配管や床が劣化する
水漏れしている箇所を放置してしまうと、隣接している配管や床も劣化する原因になってしまいます。

一時的な漏水によって床が濡れただけであれば、すぐに拭き取れば大きな問題にはなりません。

しかし、水漏れが原因で床が濡れた状態が続いてしまうと、床材やクロスが痛み、最悪の場合は床材やクロスの張り替えが必要です。

トイレの修理費用だけでなく、床の張り替えやクロスの交換に多額の修繕費用が必要になってしまいます。

自分でできるトイレの水漏れ修理方法

自分でトイレ水漏れを修理する方法

トイレの水漏れは、全ての作業が水道修理業者でしか対応できないわけではありません。
以下では、自分で修理できるトイレの水漏れトラブルと修理方法を詳しく解説します。

パッキン交換

給水管やレバーハンドル、ボールタップのパッキン交換は、初心者の方でも比較的簡単にできます。

ただし、トイレタンク底部のパッキンタンクの取り外しを行う必要があります。

トイレタンクの取り外しには注意点も多く、素人の方にはあまりおすすめできません。

最悪の場合では、便器本体を交換しなくてはならないようなケースもあります。

トイレタンクは非常に重く、誤って落としたりぶつけてしまうと、簡単に割れてしまいます。
トイレタンク底部のパッキン交換は、水道修理会社に相談することをおすすめします。

ゴムフロート交換

ゴムフロートは金具などで固定されていないため、交換に特別な工具も必要ありません。

ゴムフロートは、トイレのタンク底にあるチェーンに繋がれた黒いゴム栓(プラスチック製の場合もある)のことです。

ゴムフロートを交換するときは、オーバーフロー管に干渉して破損させないように気を付けましょう。

オーバーフロー管を誤って破損させてしまうと水が止まらなくなり、水漏れの症状が悪化してしまいます。

トイレタンクのオーバーフロー管が折れてしまった|修理方法と費用の目安は?
「トイレの水が止まらない」「タンクに水が溜まらない」場合は、トイレタンク内のオーバーフロー管が折れている可能性があります。 この記事ではトイレタンクのオーバーフロー管が折れてしまったときの対処方法・修理費用と費用の目安について解説しています。
ゴムフロートが劣化しているかどうかは、直接触れることで簡単に判断できます。
手に黒い汚れが剥離して付着する場合は、経年劣化しているサインです。

緩んだナットを締め直す

緩んだナットを締め直す
配管の接続部分から水漏れする原因は「ナットの緩み・パッキンの劣化」が挙げられます。
中でもナットの緩みに関しては、簡単に対処できます。
修理に必要な工具は、「マイナスドライバー」と「モンキーレンチ」です。

まずはマイナスドライバーを使って、止水栓を閉めましょう。
次に緩んでいる配管の接続部分のナットにモンキーレンチを使い締め直すだけです。

ボールタップや浮き玉の交換

ここでは、ボールタップが破損している場合の修理方法と手順を解説します。

修理に必要な工具は、「マイナスドライバー」「レンチ」です。
ボールタップや浮き玉の交換

【ボールタップが破損しているの修理手順】
  1. 止水栓を閉めてタンク内の水を抜く
  2. タンクのフタを開けて、手洗い管と補助水管を外す
  3. タンクと止水栓にあるナットを緩めて給水管を外す
  4. タンクの内側についているナットを緩めてボールタップを外す
  5. 新しいボールタップに接続部分のタップを付ける
  6. ボールタップを付けてタンクとの接続部分にパッキンとナットを締める
  7. タンク側と止水栓側にあるナットを付ける
  8. ボールタップと給水管を接続する
  9. 手洗い管と補助水管を元に戻す

浮き玉に破損がある場合は手洗い管と補助水管を外し、ボールタップ本体と浮き玉を繋げているナットを緩めることで簡単に交換できます。

フロートバルブの交換

フロートバルブの交換
フロートバルブの交換を検討する際は、排水弁から外れていないか(フタとして機能しているか)確認しましょう。
排水弁に正しくはめることで直れば、新しく交換する必要はありません。
フロートバルブの交換手順は、以下の通りです。

【フロートバルブが破損しているときの修理手順】
  1. レバーに繋がったフックから鎖を外す
  2. オーバーフロー管からフロートバルブを外す
  3. 新しいフロートバルブを設置する
  4. 鎖をフックに取り付ける
トイレ部品の交換は、1→2の順番で外したら2→1の順番で元に戻しましょう。
鎖が切れた場合は上記と同じ手順でフロートバルブを取り外し、新しい鎖と交換してくださいね。

専門業者に依頼した方が良いトイレの水漏れ修理

業者に依頼するトイレの水漏れ修理

トイレの水漏れの原因や状態によっては、水道修理業者に依頼する必要があります。
以下では、専門業者に依頼した方が良いトイレの水漏れ修理についてご紹介します。

トイレタンクの内部修理

トイレタンクの内部部品の交換作業は、正しい手順で行えば誰でも修理することは可能です。

ただ、トイレタンク内部はいくつもの部品が連動して給排水の働きを行っているため、素人の方には原因箇所の特定が難しいです。

部品交換を行っても水漏れが直らずに、無駄な手間となってしまうこともあります。

また、部品交換をする際に、誤って他の部品を破損させてしまうリスクも考えられます。

便器の交換

便器の交換は、専門的な知識や技術が必要になります。
トイレの交換を自分で行うときは、業者に依頼した場合と比べて、2倍以上の時間が必要です。

トイレを交換している間はもちろんトイレを使うことができず、不便な思いをしてしまうでしょう。

作業工程を間違えたり、設置後に不具合が発生した場合、すべての作業を1からやり直さなくてはなりません。

便器は非常に重量があるため、施工時に落としてしまうと、結果的に多額の修理及び交換費用が必要になってしまいます。

フランジの交換

経年劣化によって水漏れが発生することがありますが、その場合には便器の脱着作業を行って交換しなくてはなりません。

フランジとは、便器本体と排水管を繋ぐ部品のことです。

フランジの交換が必要な場合は、必ず修理業者に依頼して適切に対処してもらうようにしましょう。

ウォシュレットの水漏れ

ウォシュレットは家電製品です。
そのため、水漏れの際に直接触ってしまうと、感電する恐れがあります。
洗浄ノズルや操作パネルなどを分解して電気系統を修理しなくてはならないケースも多いです。

水漏れした際は、応急処置として止水栓もしくは元栓を閉めましょう。
ウォシュレットから水漏れする4つの原因と対処法
ウォシュレットからの水漏れが起きる箇所は決まっており、水漏れ箇所がわかれば原因も特定できます。ウォシュレットの水漏れが起こった際の「応急処置」や「水漏れ箇所や原因の見極め方」を解説します。「水漏れ修理の料金相場」も併せて紹介します。

便器やタンク本体の交換

便器やタンク本体の交換は、水道修理業者に依頼するべきです。
理由は以下の通りです。

  • 便器やタンクの交換は専門知識がないと難しい
  • 既存の便器やタンクの処分が面倒
  • 交換する商品が重く扱いづらい
  • 交換作業にミスがあると水が漏れ、「床や壁」や「家の基礎部分」を痛めることになる

便器やタンクは専門知識や慣れがないと「取り外し」たり「取り付け」に手間取ったり、内装や他の設備を傷つけたりする可能性があります。
またタンクの取り付けミスで水漏れが起きたり、便器の取り付けミスで汚水が漏れたりとリスクが高すぎるので専門家に依頼するのが良いでしょう。

ウォシュレットの水漏れ

ウォシュレットの水漏れを修理することをお考えであれば、メーカーに修理依頼するのが基本です。
メーカーとはウォシュレットの製造メーカーのことで「TOTO」「LIXIL」「Panasonic」などの企業が有名です。

ウォシュレットは家電製品のため、水漏れの際に直接触ってしまうと、感電する恐れがあります。
水漏れの原因は内部の電気系統の不具合が多く、水道修理業者では電気系統の修理はできません。
また年数が経過しているウォシュレットは、部品が廃盤になっていることもあります。

メーカーでないと部品調達や、代用品の調達が難しいこともメーカー対応の理由です。

ですが、ウォシュレット本体を丸ごと交換するなら水道修理業者で対応可能です。
弊社、水の救急隊なら「ウォシュレットの交換作業」「新しいウォシュレットの調達」も対応できるので、お気軽にご連絡ください。

専門業者に依頼した際の費用相場や作業時間

トイレ水漏れ修理を業者に依頼した費用相場と作業時間

自分で修理することが難しいと感じたときは、業者に依頼するようにしましょう。
それでは、もしものときのために業者に依頼する際の、料金相場や作業時間について解説します。

水漏れ修理4,000円〜18,000円
便器交換50,000円〜80,000円
ウォシュレット交換30,000円〜100,000円

トイレ修理の料金相場は上記の通りです。工事費用の内訳は、『出張費・見積+基本料金+作業内容+部品代』です。

トイレの修理費用|症状別の費用の目安と割引情報|水の救急隊
水の救急隊のトイレの修理費用についてご案内しています。 トイレのトラブルの症状別の費用・無料で行える範囲・料金が発生するポイント・割引情報などの詳細です。 トイレの水漏れ修理やトイレの詰まり修理の費用感が知りたい方はこちらを参考にして下さい...

それでは続いて、トイレ修理に必要な部品の料金について解説します。

ボールタップ(単体)約3,500円
オーバーフロー管約3,000円
ゴムフロート700円〜1,000円
レバーハンドル約2,500円
密結パッキン約300円
タンク取付金具2,000円〜3,000円
フランジ1,500円〜2,000円

下記では、例として作業にかかる時間をまとめています。
ただし、記載してい作業時間はあくまでも作業がスムーズに行ったり、特殊な設備や製品でない場合になります。

便器やタンクの本体交換2~4時間
タンク内の部品交換1時間
配管接続部分のパッキン交換1時間
ウォシュレットの交換1~2時間
トイレの修理時間はどれくらい掛かる?修理作業別の時間の目安
トイレのトラブルが発生すると一刻も早く修理をしたいものです。 特にトイレがひとつしかなく、家族の多いご家庭だとなおさらです。 さらにトイレの修理に時間が掛かってしまうと、用を足す為に外へ出なくてはいけなくなります。 この記事では、修理現場でよく質問される「トイレの修理時間」の目安などについて作業別に解説します。
トイレの部品交換 | 水の救急隊 | 水まわりのトラブルを年受無休で解決中!
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sns上のトイレ水漏れについての感想や口コミ

トイレ水漏れのsnsの感想や口コミ

安心してトイレの水漏れ修理を依頼するなら水の救急隊がおすすめ

トイレ水漏れ修理を依頼するなら水の救急隊

ここまで、トイレの水漏れについて「自分で作業する場合」「水道修理業者に依頼する場合」の概要や作業や費用など細かく解説してきました。

トイレの水漏れ修理は自分で修理することもできますが、以下の場合は水道修理会社に依頼することをおすすめいたします。

  • トイレの水漏れ原因が分からない
  • タンクや便器の破損による交換
  • 便器の脱着

弊社、水の救急隊は累計50万件以上の対応実績があるプロ集団です。
もしご不安なようであれば、出張費用は無料ですのでお見積もりにお伺い致します。
お気軽にご相談ください。

まとめ

トイレの水漏れ修理まとめ

今回は、トイレの水漏れについて紹介しました。
結論としては「原因がわかれば、内容によっては自分で修理できる」「タンクや便器の交換便器脱着などは修理業者に依頼すべき」ということです。トイレの水漏れトラブルやタンク内の部品やタンクや便器の交換などでお急ぎの場合は水の救急隊へご依頼ください。
お電話一本で即日お伺いが可能です。

水の救急隊|公式サイトからなら、電話以外にもLINEやお問い合わせフォームからご相談して頂けます。

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