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トイレタンクのオーバーフロー管が折れてしまったら|修理方法と費用の目安は?

トイレタンクのオーバーフロー管が折れてしまったら|修理方法と費用の目安は?トイレ

オーバーフロー管(サイフォン管)が破損したり折れたりすると、トイレの水が止まらなくなったりタンクに水を溜めておくことが出来なくなってしまいます。
まずは応急処置で流れっぱなしの水を止め、オーバーフロー管の交換をすることで直すことができます。
オーバーフロー管自体は樹脂製の為、経年劣化で破損しやい部品です。慌てずに対応していきましょう。
この記事では「トイレタンク内のオーバーフロー管が折れた時の応急処置」「オーバーフロー管の交換費用」など詳しく解説しています。

【この記事を読んで欲しい人】

  • トイレの水が流れっぱなしで困っている
  • タンクを掃除していたらオーバーフロー管を折ってしまった
  • 修理をしていたら手が当たってオーバーフロー管が破損してしまった
  • オーバーフロー管の修理費用の目安が知りたい
  • オーバーフロー管について詳しく知りたい
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トイレタンクのオーバーフロー管は直せるの?

トイレタンクのオーバーフロー管は直せるの?
トイレタンクのオーバーフロー管が折れたり破損してしまった場合、オーバーフロー管の修理は自力で直すか業者へ依頼する方法があります。
DIY修理に慣れ親しんでいる方であれば、修理内容は決して難しいものではないため、自力で直すこともできるでしょう。
しかし、部品交換や重いタンクの取り外し作業が必要となることから、慣れていない方が修理を行うにはハードルが高いといえます。
したがって「工具を使った部品交換の経験がない」「重いタンクを支えたりするほどの力に自信がない」といった方は、業者へ修理を任せたほうが確実です。

トイレのオーバーフロー管って何?

トイレのオーバーフロー管って何?
オーバーフロー管とは、トイレタンク内の水が溢れ出ないようにするはたらきをもつ、細長い筒状のパーツのことです。
トイレタンク内の底に設置されており「溢水(いっすい)管」や「あふれ管」とも呼ばれています。
先端には標準水位を示す「WL(ウォーターライン)」の文字が記されていることで、タンク内の水位に問題がないかを目視で確認することができます。
標準水位の表示がない場合は、先端から2〜3センチ下が適切な目安としていわれていますので、参考にするとよいでしょう。

オーバーフロー管の役割

水位がオーバーフロー管の標準水位まで上昇し、タンクの外に水が溢れ出るおそれがあるときにオーバーフロー管が機能します。
トイレのレバーを回してから、トイレタンク内で起きている通常の動きをみてみましょう。

  1. レバーを回すと鎖でつながれた「フロートバルブ」と呼ばれる部品が持ち上げられ、タンクから便器へと水が流れ出す
  2. レバーが元に戻り、フロートバルブが排水口を塞ぐことで、便器への水の流出が止まる
  3. タンク内の水位が下がると、水道管とつながっているパーツ「ボールタップ」の「浮き玉」が沈み、その重みでボールタップのフタが開き、タンク内に新しい水が供給される
  4. タンク内に給水された水位の上昇にともない、浮き玉が本来の位置まで上昇することでポールタップのフタが閉まり、給水が止まる

以上の流れのように、トイレの水を流すときトイレタンクが正常な状態であればオーバーフロー管が作動することはありません
しかし「ボールタップ」や「浮き玉」といったタンク内の部品が破損すると、タンク内での給水・止水といった制御がうまく行えなくなります。
するとタンク内の水位が上昇して、オーバーフロー管の先端を超える場合があります。
ここまで水位が上がると、余剰な水がオーバーフロー管の中を通って便器へと排出され、タンクから水が漏れ出すこと(オーバーフロー)を防ぐ役割を果たすのです。

オーバーフロー管とサイフォン管の違い

オーバーフロー管は、別名サイフォン管とも呼ばれています。
どちらも同じ部品のことを指しており、呼び方以外に大きな違いはありません。
修理業者やパーツを取り扱う店舗によって名称が違うことがあるので、覚えておくとよいでしょう。

オーバーフロー管の材質

オーバーフロー管の材質は樹脂製のプラスチックでできています。
そのため、耐久性が高いパーツであるとは言い難いでしょう。
何かしらの衝撃を受けることで簡単に折れてしまったり、経年劣化によって亀裂が入りやすい材質ですから、取り扱いには注意が必要です。

オーバーフロー管が折れる原因

オーバーフロー管が折れる原因
オーバーフロー管が折れる原因には、どのようなものがあるのでしょうか。
本章では、オーバーフロー管が折れる主な原因を解説していきます。

  • 材質の劣化
  • トイレタンクの掃除のとき
  • 節水用にトイレタンクに入れたペットボトル
  • トイレタンク内の部品交換時

についてそれぞれ解説していきます。

材質の劣化

材質の劣化によって、オーバーフロー管が折れるケースです。
前述のとおり、オーバーフロー管はプラスチックでできており、また先端以外は常に水に浸かっている状態であるため非常に劣化しやすいパーツです。
したがって、材質の経年劣化によるオーバーフロー管の破損はある程度仕方がないことであるともいえます。
一定年数が経過したら、たとえ折れていなくても部品交換を検討するとよいでしょう。

トイレタンクの掃除のとき

トイレタンク内部を掃除するときに、オーバーフロー管に手がぶつかった衝撃で破損してしまうケースです。
オーバーフロー管は強度が高くなく壊れやすい部品です。
タンク内の掃除を行うときは、オーバーフロー管に手が当たらないように注意を払いながら掃除しましょう。

節水用にトイレタンクに入れたペットボトル

トイレタンクに節水目的で入れたペットボトルがぶつかることによって、オーバーフロー管が折れてしまうことがあります。
沈めたペットボトルの体積分が節水できるということで、実践している家庭も少なくないのではないでしょうか。
しかし、節水のためにペットボトルを入れてオーバーフロー管を壊してしまったら、高額な修理費用と手間がかかってしまいます。
それでもペットボトルをタンクに入れて節水したい方は、ペットボトルの置き方を工夫するなどしてオーバーフロー管にぶつけないよう対策が必要です。

トイレタンク内の部品交換時

オーバーフロー管が折れてしまう原因のひとつに、トイレタンク内の部品を交換するときに、誤って衝撃を加えてしまうことが挙げられます。
例えば、オーバーフロー管のとなりに設置されているフロートバルブが劣化・破損した場合、交換しようと思えば自分で簡単に交換することができます。
オーバーフロー管が壊れやすいパーツであることを理解していないと、気づかぬうちにあたって折ってしまうことがあるでしょう。
トイレタンク内の部品を交換する際は、オーバーフロー管に触れないよう十分に気をつけなければなりません。

オーバーフロー管が折れたり破損したりするとどうなる?

オーバーフロー管が折れたり破損したりするとどうなる?
オーバーフロー管が折れたり破損してしまうと、トイレのレバーを回していないにも関わらず便器内に水が流れ込んでくる症状が発生します。
破損した箇所からタンク内の水が入り込んで便器へ流れるため、トイレタンク内で正常に水を溜めることができず、水漏れを引き起こしてしまうのです。
そのまま放置し続けるとトイレの床が水浸しになってしまったり、水道代が掛かってしまいます。
したがって、便器内の水が流れ続けているような症状を見つけた場合、すぐに修理を行うなどの対処が必要となります。

水が止まらない時の応急処置

水が止まらない時の応急処置
タンクや便器内の水が止まらない場合、止水栓を閉めることを最優先に行いましょう。
止水栓を閉めることでトイレタンク内への給水が止まり、水が流れ続ける状態を一時的に食い止めることができるからです。
大抵の場合はマイナスドライバー、もしくはコインを止水栓にあてて右に回すだけで閉められます。
水道の蛇口のような形をしたハンドルタイプであれば、手で右に回しましょう。
もし止水栓が見つからなければ、水道の元栓を閉めることで応急処置を行えます。
そして、トイレを流すときはバケツに汲んだ水で流し込むという手段を取り、早めに直すか修理業者へ依頼しましょう。

トイレタンクのオーバーフロー管の種類

トイレタンクのオーバーフロー管の種類
オーバーフロー管の種類は1つだけではありません
トイレメーカーによって高さや形状もさまざまですので、それぞれのトイレタンクに合ったオーバーフロー管を用意する必要があります
自分でオーバーフロー管の交換を行う場合、タンクの品番を調べて適当なパーツを取り寄せることでミスを回避できるでしょう。
しかし、製造が終了している種類は入手が困難であるため、そのような場合は修理業者を頼って相談してみるとよいでしょう。

自分でできるオーバーフロー管の直し方

自分でできるオーバーフロー管の直し方
DIYに慣れている方であれば、修理業者に依頼せずとも、自力でオーバーフロー管を直すこともできます。
以下、自分でできるオーバーフロー管の直し方について見ていきましょう。

自分で修理する場合

オーバーフロー管を自分で修理する場合、下記4つの項目を押さえます。

  • 修理に必要な工具
  • 修理時間の目安
  • 修理の手順
  • 注意するポイント

それぞれのポイントについて深掘りしていきます。

修理に必要な工具

DIYでオーバーフロー管の修理を行う際に、必要な工具は以下のとおりです。

  • モンキーレンチ
  • ウォーターポンププライヤー
  • 交換用のオーバーフロー管
  • ぞうきん

「素手で水回りの作業をすることに抵抗がある、、」という方は、追加でゴム手袋も用意しておくことをおすすめします。

修理時間の目安

オーバーフロー管を自分で直す場合の修理時間は、およそ1時間〜2時間ほどを目安にみておくとよいでしょう。
DIYに慣れている方であれば、1時間もかからずに作業を終えることも可能です。
しかし、修理に慣れていない方の場合は、戸惑いながら作業を進めていく分だけ時間がかかります。
焦って作業を行うと怪我や失敗にも繋がりますので、修理を行うときは時間に余裕を持って挑みましょう。

修理の手順

【オーバーフロー管の交換手順】
  1. 【止水栓を閉める】
    作業中に水漏れを起こさないよう、最初に止水栓を閉めます。
    マイナスドライバーで右に回す、もしくはハンドルタイプであれば手で右に回して閉めることができます。
    ウォシュレットや温水洗浄便座付きトイレを使っている場合は、感電を防ぐために電源コードを抜いておきましょう。
  2. 【トイレタンクのフタを外す】
    トイレタンクのフタを外します。
    重いので誤って落とさないように注意しましょう。
  3. 【トイレタンク内の水をすべて流す】
    タンク内に水がない状態で作業を行うため、レバーを回して水をすべて流しきります。
    事前に止水栓を閉めていますから、新たに水が溜まることはありませんので安心してください。
  4. 【給水管を外す】
    トイレタンクに繋がっている給水管のナットを、モンキーレンチを使って外します。
    給水管が取り外せれば、次のステップに移ります。
  5. 【トイレタンク裏のナットを外す】
    タンクと便座を繋いでいるナットを、モンキーレンチを使って外します。
  6. 【トイレタンクを取り外す】
    トイレタンクを持ち上げて取り外します。
    タンクは非常に重いため、両手でしっかりと持って落とさないよう注意してください。
    取り外したタンクは床へ寝かせて置きます。
  7. 【オーバーフロー管を交換する】
    トイレタンクの底にオーバーフロー管が根元から装着されています。
    あらかじめ用意しておいた「ウォーターポンププライヤー」を使って、根元部分を回しながらオーバーフロー管を取り外します。
    そして新しいオーバーフロー管をタンクの底から差し込み、根元を回して取り付け完了です。
  8. 【トイレタンクを元に戻す】
    トイレタンクを元に戻し、取り外したときと同じようにナットを締めていきます。
    ナットを強く締めすぎるとタンクが割れかねないため、きつく締めすぎないように注意してください。
    また、給水管も同じようにナットを締めて元に戻します。
  9. 【チェーンの長さを調整する】
    トイレのレバーとフロートバルブ(半球体の黒いゴム部品)を繋ぐチェーンの長さを調整します。
    レバーを回してフロートバルブが作動する長さが適切です。
  10. 【全体の動作チェックを行う】
    止水栓を開けてトイレのレバーを回し、通常どおりに動作するかを確認します。
    水の勢いが強かったり、音が大きいような場合は、止水栓を回して水圧の調整を行ってください。
    それぞれの部品が正常に作動し、便器内の水位が標準に保たれていることを確認できたら、トイレタンクのフタを戻して修理完了です。

上記の流れに沿って修理を行うことで、オーバーフロー管の交換を自分で行うことができます。
しかしながら工程数の多さからもわかるように、修理作業に慣れていない方にとってはハードルの高い内容であるともいえるでしょう。

注意するポイント

オーバーフロー管の修理を自分で行う場合、以下のポイントに注意しましょう。

  • トイレタンクの本体やフタを落とさない
  • ナットを強く締めすぎない
  • ウォシュレットを使っている場合は電源コードを抜いておく

トイレタンクの本体やフタは陶器でできているものがほとんどで、床に落として割れてしまったということはよく起こります。
さらに割れたタンクの破片が飛び散ってしまい、怪我につながるといった可能性もゼロではありません。
また、トイレタンクに繋がっているナットを強く締めすぎると、タンクが割れてしまう恐れがあるので、締めすぎには注意が必要です。
ウォシュレットや温水洗浄便座付きトイレを使っている方は、電気が通った状態での作業は絶対にやめましょう。
電気コードに水があたると感電や漏電のリスクが発生するので、修理をはじめる前に電源コードを必ず抜いておき、可能であればビニール袋などでコードを被せておくと安心です。

トイレタンクのオーバーフロー管の交換費用

トイレタンクのオーバーフロー管の交換費用
オーバーフロー管の修理費用は「自分で修理する場合」と「修理会社に依頼する場合」とで費用が大きく異なります。
DIYでの修理と修理依頼をした場合の費用の違いについて、それぞれ詳しくみていきましょう。

自分で修理する場合

自分でオーバーフロー管の修理をする場合、修理費用はおよそ¥5,000〜¥8,000ほどです。
というのも、新たに用意するものは交換用のオーバーフロー管のみですから、新品のオーバーフロー管の相場¥5,000〜¥8,000がそのまま修理費用となります。
交換に必要な工具(モンキーレンチやウォーターポンププライヤーなど)を持っていなければ買いそろえる必要がありますが、基本的にかかる費用は交換用のオーバーフロー管のみです。

修理会社に依頼する場合の相場

修理会社にオーバーフロー管の修理を依頼した場合、費用相場はおよそ¥15,000〜¥25,000ほどです。
自分で修理をする場合と比べると費用は割高になりますが、スピーディーかつ確実に修理を行ってくれる安心感があります。
また、修理会社によって修理費用は一律ではありませんので、少しでも費用を抑えたいのであれば複数の業者から見積もりをとるのもよいでしょう。

修理費用の内訳(※他社と水の救急隊の比較)

オーバーフロー管の修理費用にかかる内訳は、おもに以下のとおりです。

  • 出張費
  • 工賃
  • 部品代
  • 雑費

修理費用の内訳を「他社」と「水の救急隊」で比較して見ていきましょう。

出張費

■他社:無料~¥4,400
■水の救急隊:無料
出張費は現地へ訪問するために掛かる費用です。
出張費が掛かる修理会社もありますが、水の救急隊では出張費をいただいておりませんので、よりリーズナブルにご利用いただけます。

作業工賃

■他社:¥10,000~
■水の救急隊:現地見積
オーバーフロー管の交換に伴う工賃です。
メーカーによって必要な工程が変わる為、弊社では現地にて確認のうえ無料での見積作成が可能です。

部品代

■他社:¥5,000~¥8,000
■水の救急隊:¥5,000~¥8,000
交換用のオーバーフロー管にかかる部品代です。
部品代で定価を上回ることはありません。
定価より高い見積の場合は指摘しましょう。

雑費(諸経費)

■他社:¥0~¥5,000程度
■水の救急隊:¥0~¥5,000程度
雑費(諸経費)とは、細かくかかった費用の総計です。
例えば、数十円程度のパッキン・養生費用などが含まれます。
ひとつひとつの金額が小さい為、項目を記入するのではなく雑費として記入されていることが多いです。

SNS上のオーバーフロー管の修理についての感想や口コミ

SNS上のオーバーフロー管の修理についての感想や口コミ

まとめ|トイレタンクのオーバーフロー管が折れてしまったら|修理方法と費用の目安は?

まとめ|トイレタンクのオーバーフロー管が折れてしまったら|修理方法と費用の目安は?
トイレタンクのオーバーフロー管が折れてしまった場合の修理方法、費用の目安について解説しました。
オーバーフロー管は劣化しやすいパーツで壊れやすく、破損してしまった場合は、止水栓を閉めて水漏れを防ぐことを最優先に行わなければなりません。
また、オーバーフロー管の修理は工程数が多く、DIYに慣れていない方にとってはハードルが高く感じることでしょう。
もしも陶器製のタンクを割ってしまうと、オーバーフロー管の修理費どころではありませんので、修理業者へ依頼すると確実です。
水の救急隊では、オーバーフロー管の修理・交換を承っておりますので、お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。

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