0120-50-8000ヘ電話を掛ける メールで問い合わせする ラインで問い合わせする

【キッチンの床から水漏れ】床から水が漏れだしているときはどうしたらいい?原因や対処法を徹底解説!

キッチン・台所
キッチン・台所水漏れ

キッチンの床下が濡れているときは、排水トラップ、排水ホースやシンクが破損している可能性があります。

また、排水詰まりが起きている可能性も考えられるため、どこから水が漏れているのか見極めが必要です。

まずは被害を拡大させないためにも、水道の元栓を閉めて応急処置を行いましょう。

そこで本記事では、床にまで水漏れが浸透してきたときの正しい対処法について、詳しく解説していきます。水漏れでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事を読んで欲しい人】

  • キッチンの床から水が溢れだしている
  • どこから水漏れしているか分からないが床に水染みがある
  • キッチンの床から水漏れしているときの応急処置を知りたい
  • 水漏れしているときにできる応急処置について知りたい

キッチンの床に水漏れを見つけたときの応急処置

キッチンや台所の床に水漏れを見つけたときの応急処置

「水をこぼした覚えがないのにキッチンの床が濡れている…」

床が濡れているのを発見したら、被害を拡大させないために早急に応急処置を行わなければいけません。

この見出しでは、どのような処置を行えばよいのか詳しく解説していきます。

水道の元栓を閉める

床からの水漏れを確認したら、水道メーターの近くにある水道の元栓を閉めてください。

キッチンまわりといっても、初めはどこから水が漏れているのか判断することは難しいはずです。

床下の配管からの水漏れであれば、元栓を締めない限り水が溢れ続けてしまいます。

集合住宅にお住いの場合は物件によっては元栓の場所が分からないことも考えられますので、大家さん・管理会社に早急に連絡しましょう。

水が溢れている部分を養生する

水の元栓を閉めたら水が溢れている部分を拭き取り、タオルや雑巾などを重ねて水がまわりに流れていかないように養生します。

水漏れがひどいときには、一度の養生では足りないかもしれません。

何度か現場を確認して、タオルや雑巾が水でいっぱいになっているようであれば、一度絞って再度養生するようにしてください。

家具や家電は移動させる

家具は水に触れてしまうと、カビが発生して腐ってしまい、使い物にならなくなる可能性があります。

床下からの水漏れは、一カ所だけからとは限りません。今後どこから発生するか分からないので、水の届かないところに移動させてください。

特に電気製品は漏電を引き起こしてしまう恐れがあるので、水の触れないところにすべて移動させましょう。

キッチンの床から水漏れする原因

キッチンや台所の床が水漏れする原因

床から水が染み出すほどの水漏れが発生する原因として考えられるのは、以下4つです。

  • シンク本体の破損
  • 排水トラップや排水ホースが破損している
  • 排水管のつまり
  • 床下の配管が破損している

1つずつ解説していきますので、ご自宅のキッチン周りを順番に確認してみましょう。

シンク本体の破損

ステンレス製のシンクを使用している場合、ちょっとした傷から腐食が進み、酷いときは穴が開いてしまうことがあります。

穴が開いた部分から水が漏れてシンク下に伝わり、最終的に床下へと染みているのかもしれません。

また、以下の素材のシンクは重いものを落とすなどして瞬間的な衝撃が加わった場合、ヒビが入ったり破損してしまったりすることがあります。

  • 人造大理石製
  • ホーロー製
  • クォーツシンク

シンクが破損している場合は自分では修理できません。破損箇所が確認でき次第、すぐに業者に連絡し交換してもらってください。

排水トラップや排水ホースが破損している

キッチンの床から水漏れしているときは、シンク下の排水トラップや排水ホースの老朽化による破損が原因として引き起こされているケースも考えられます。

排水を行っている時のみ水漏れが起き、床下から染み出してくる場合は、排水トラップと排水ホースをチェックしてみましょう。

排水ホースは経年劣化でサイズが縮むことがあります。排水管から抜けて排水がそのまま床に流れていないか確認してみましょう。

排水管のつまり

キッチンや台所の足元に水が溢れだしてくる水漏れは、排水管のつまりが原因であると考えられます。つまりがひどくなると排水しきれずに行き場をなくした水が、排水パイプの差込口から吹き出し、そのまま床に流れ出てしまうからです。

排水管のつまりは、ワイヤー式パイプクリーナーを使用し、排水管の掃除をすることで解消できます。

床下の配管が破損している

床下から水が溢れだしているのであれば、床下の配管が破損し水が溢れている可能性が高い傾向にあります。

床下の配管が破損する原因として考えられるのは、寿命による破損もしくは地震などの自然災害によるものです。

排水管の寿命は約40年と言われているので、40年以上の築年数の家屋にお住まいの場合は一度専門業者に点検を依頼してみましょう。

もし2つの理由に該当していないのにも関わらず、床から水漏れがあるのであれば、欠陥工事の可能性があります。特に水を使っていないのに床下から水が流れる音が聞こえるときは要注意です。

水道メーターで床下の水漏れがないか確認する

水道メーターで床下の水漏れがないか確認する

自分で水漏れ箇所を探してもわからない時は、家にあるすべての止水栓を閉めて、水道メーターを確認してみましょう。

もし水道メーターが回っていたらどこかで水漏れが起きている証拠です。

止水栓を閉めているのにも関わらず水道メーターが回っていて、なおかつ水漏れが目視できない場合、床下で水漏れが起きている可能性が高い傾向にあります。早急に専門業者に連絡しましょう。

キッチンの床からの水漏れ|修理方法

キッチンや台所の床からの水漏れ修理方法

原因が分かったら、次は水漏れの修理です。原因や症状によっては自分で対処することもできます。

排水トラップの交換

排水トラップの交換は簡単に行うことができます。まず、シンク下の排水トラップとシンクのつなぎ目にあるナットを外します。シンクの上から引き抜くように排水トラップを持ち上げ、新しい排水トラップにと交換してください。

排水ホースの交換

排水ホースも自分で交換することができる部位です。シンク下の接続部分にある防臭キャップを外し、ナットを取り外します。排水ホースについている防臭キャップと排水ホースを順に外し、新しいホースと交換してください。

排水設備の高圧洗浄

重症化したつまりを解消するためには、高圧洗浄機による洗浄を行わなければいけません。

専門業者に依頼した場合、症状の軽いつまりは4,000円前後ひどいつまりになると1万5,000円から約3万円くらいが相場となります。

特に戸建ては最低でも3~5年に一度は排水管の高圧洗浄が必要です。

対処できない時は水道修理業者に相談する

対処できない時は水道修理業者に相談する

排水トラップや排水ホースなどは自分で交換することも可能ですが、水回りのDIYに慣れていない方は不安を感じてしまいますよね。

そんな時は、無理をせずに専門の水道修理業者に相談してみましょう。

特に配管まわりは重要な設備が多いです。

修理や交換中に誤って破損が起きると、キッチンや台所が使用できなくなるだけでなく、反対に修理に高額な費用がかかってしまうことも考えられます。

修理までに余裕がある場合は出張見積もりを無料で行っている業者2~3社に依頼し、修理費用の相場を比較することもおすすめです。

水の救急隊なら、24時間年中無休で水道トラブルに対応しています。現地までの出張見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

キッチンや台所の床下から水漏れすることで起きる二次被害

キッチンや台所の床が水漏れすることで起きる二次被害

床下の水漏れがひどくなると、さまざまな二次被害を及ぼします。どのような二次被害が考えられるのか解説していきます。

集合住宅では階下への被害も

集合住宅にお住まいの方が一番に考えなければいけないのが、下の階に水漏れ被害が拡大してしまうことです。

戸建てであれば、2階のキッチンで水漏れが起きても、被害にあうのは自宅の1階ですが、集合住宅ではそうはいきません。

もし普段と違う症状を発見したら、下の階に被害が広がる前にまずは大家さんや管理会社に連絡するなどして早急に対応してください。

キッチンまわりにコンセントや電源プラグなどがある場合、水が触れることで漏電し、火事を引き起こす可能性もあるので要注意です。

黒カビによる被害

床下は髙温多湿と酸素や栄養など、カビが繁殖しやすい条件が揃っています。水漏れが発生することで、さらに湿度が上昇してカビが繁殖してしまいます。

発生したカビは家を支える柱などにも繁殖します。柱の中までカビが侵食してしまうと、耐震性や耐久性に大きなダメージをもたらし、家全体を劣化させてしまうことも考えなくてはいけません。

高額な水道代の請求床下からの水漏れが配管破損の場合

床下の水漏れは配管の破損であることがほとんどですが、そうなると相当量の水が流れ出すことが予想されると思います。

一般的には5,000~1万円程度費用が高くなるので、早急に対策してください。

床下からの水漏れが配管破損の場合、減免してもらえる?

もし床下にある配管の破損が原因で水漏れをしている場合は、水道料金の減免申請を行うことが可能です。

  • 自分に過失がない
  • 目視で確認できない場所からの水漏れ(床下の配管など)
  • 災害や事故による水漏れ

お住いの自治体によって対応が異なる一般的には上記の条件に該当する場合減免申請を行うことができます。

ただし、「自分に過失がある」「水漏れを放置した」「給水機器による水漏れ」の場合は対象外になるので注意してください。

減免申請を行う場合は、お住いの自治体に認定を受けている水道局指定工事店に修理を依頼することが必須条件となります。

まとめ

まとめ

この記事では、床から溢れてくる水漏れの対処法について詳しく解説してきました。

床まで水が漏れている場合は、重大な水漏れが起きている証拠です。正しい対処法を実践して、被害が拡大しないようにしてください。

対処するのが難しそうと感じたら、無理をせず専門業者に依頼することをおすすめします。

水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。

一刻を争うような水のトラブル発生している場合、水道修理業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の水道屋さんを選ぶといいでしょう。家の近くの水道修理業者を見つけておけば、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。

近くの水道屋さんなら市区町村単位で近くの水道屋さんを探すことができます。

お役立ちコラムの監修者
中村 覚信
株式会社 クリアライフ

株式会社クリアライフは水道設備の駆付けサービスを開始して9年目。創業23年。累計60万件の水道修理を行ってきました。
さらに2024年より全国の修理対応が可能となりました。
「突然の水のトラブルからお客様を救いたい!役に立ちたい!」そんな気持ちから水の救急隊お役立ちコラムを立ち上げました。

株式会社 クリアライフをフォローする
シェアする