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水道局指定工事店とはどんな水道屋さん?何が違うの?

その他
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水道設備の修理を依頼するときに、修理会社のホームページを見ると「水道局指定工事店」と記載があるのを見たことがあると思います。
水道局指定工事店と記載されていると、よくわからないけれどなんとなく安心感がありますよね。
そこで「水道局指定工事店とはどのような業者なのか?」「普通の業者と何が違うのか?」について詳しく解説していきます。

【この記事を読んで欲しい人】

  • 水道局指定工事店とはなにか知りたい
  • 非指定業者と水道局指定工事店の違いについて知りたい
  • 水道局指定工事店に依頼した方が良い理由を知りたい
  • 信頼できる水道修理業者を選ぶ方法を知りたい
  • 報道されている悪徳業者の特徴を知りたい
  1. 水道局指定工事店とはなに?
    1. 指定給水装置工事事業者とは
      1. 国家資格の給水装置工事主任技術者が在籍している
      2. 給水装置工事主任技術者とはどんな資格?
    2. 指定排水設備工事事業者とは
      1. 排水設備工事責任技術者が在籍している
      2. 排水設備工事責任技術者ってどんな資格?
  2. 非指定事業者と水道局指定工事店ができる作業の違いについて
    1. 指定給水装置工事事業者だけが施工できる作業(上水道工事)
    2. 指定排水設備工事事業者だけが施工できる作業(下水道工事)
    3. 指定なし資格なしの業者ができる上水道工事
    4. 指定なし資格なしの業者ができる下水道工事
  3. 水道局指定工事店に依頼するべき3つの理由
    1. 水道局からの条件をクリアしているので信頼できる
    2. 水道局指定工事店だけが出せる申請(減免申請)や書類がある
    3. 指定や資格の取り消しを嫌うので真面目に対応してくれる
  4. 信頼できる水道業者を選ぶ方法5選
    1. 水道局指定工事店を受けている業者を選ぶ
    2. 作業前に見積もりの提示と説明がある
    3. 口コミや実績を確認する
    4. 会社概要が明記されているか確認する
    5. アフターサポートが手厚い
  5. 注意するべき悪徳業者の報道一覧
    1. 格安の料金を表示したおとり広告を使う
    2. 事前の見積もり提示や説明がない
    3. 後から高額請求をしてくる
  6. sns上の水道局指定工事店に関する感想や口コミ
  7. まとめ

水道局指定工事店とはなに?

水道局指定工事店とはなに

水道局からの情報発信や修理業者のホームページなどで、よく記載されている「水道局指定工事店」とはどういうものなのでしょうか。
目にする機会、耳にする機会はあっても、具体的にはよく知らない方も多いと思います。

ずばり水道局指定工事店とは、水道法施行令の基準に見合った作業ができると、各地域の水道局が判断した業者に与えられる認定のことを言います。
この認定は地域の水道局ごとで取得するものなので、取得した水道局の管轄地域でしか効力を発揮しません

例えば横浜市で水道局指定工事店の登録ができていても、相模原市は横浜市水道局の管轄外なので対応できません。
相模原市も対応するのであれば、相模原市を管轄する水道局指定工事店の取得が必要となります。

また、水道局指定工事店といった呼称は、実は略称で正式名称ではありません。

水道局指定工事店の正式名称

  • 指定給水装置工事事業者:給水設備
  • 指定排水設備工事事業者:排水設備

この様な名称が正式名称で、さらに給水設備と排水設備で枝分かれしています。
次に、上記の指定事業者の取得条件や内容について詳しく解説します。

指定給水装置工事事業者とは

指定給水装置工事事業者とは、水道法に基づいて水道修理業者が一般宅の給水装置の工事を適切に行うことができると認められた事業者のことをいいます。
指定給水装置工事事業者の制度があることで、指定された水道修理業者の施工技術を一定の水準に保つことができます。
施工技術をチェックするために、定期的な講習会などもおこなわれています。

各水道局も公式に発表している通り、水漏れトラブルや給水管トラブルが起こった際には、指定給水装置工事事業者に依頼するようにしましょう。

国家資格の給水装置工事主任技術者が在籍している

指定給水装置工事事業者として認定を受けるためには様々な条件があるとお伝えしました。
条件の中でも重要なものが国家資格である「給水装置工事主任技術者」の有資格者が事業者内に在籍していることが必要です。

他にも「給水装置工事に必要な機械器具を所有している」「欠格要件に該当しない」などの条件があります。
これらの条件を満たすと、「給水管の新設工事」「給水管の交換」などの給水装置の工事がおこなえるようになります。

給水装置工事主任技術者とはどんな資格?

給水装置工事主任技術者とは、給水装置の新設や交換から撤去までおこなうことができる国家資格です。
給水設備の新設や補修工事は、給水装置工事主任技術者の監督の元でなければおこなうことができない作業です。

給水装置工事主任技術者の資格を得る為には、「国家試験に合格すること」「実務経験が3年以上あること」が条件になります。
この資格試験の合格率は30%程なので決して簡単な試験ではありませんが、水道設備業界では存在価値の高い資格といえます。

指定排水設備工事事業者とは

指定排水設備工事事業者とは、各地域の自治体で下水道修理業者が一般宅の排水設備の工事を適切に行うことができると認められた事業者のことを指します。
下水管の工事や下水設備の管理をするために、指定排水設備工事事業者でない業者が下水設備工事をおこなうことは禁止されています。

各水道局も公式に発表している通り、下水管や下水設備トラブルが起こった際は指定排水設備工事事業者に依頼するようにしましょう。

排水設備工事責任技術者が在籍している

指定排水設備工事事業者として認定を受けるためには、様々な条件があります。
条件の中でも重要なもので、国家資格の「排水設備工事責任技術者」の有資格者が事業者内に在籍していることが必要です。

他にも「排水設備工事に必要な機械器具を所有している」「欠格要件に該当しない」などの条件があります。
これらの条件を満たすと、「下水管の点検や管理」「下水設備の補修や交換工事」などの排水設備の工事がおこなえるようになります。

排水設備工事責任技術者ってどんな資格?

『排水設備工事責任技術者』とは、下水管の管理や下水設備の補修・交換工事までおこなうことができる資格です。

排水設備工事責任技術者の資格を得る為には、「排水設備工事責任技術者試験に合格すること」「実務経験が2年以上あること」が条件になります。
この資格試験の合格率は30%~50%程といわれています。

排水設備や下水設備の工事は、排水設備工事責任技術者の監督の元でなければおこなうことができない作業です。

非指定事業者と水道局指定工事店ができる作業の違いについて

非指定業者と水道局指定工事店ができる作業の違いについて

上の章では、給水設備と排水設備のそれぞれの水道局指定工事店について紹介しました。
ですが、すべての事業者が指定工事店の認定を受けている訳ではありません。
指定工事店ではない業者も、一部の作業に関しては対応することは可能です。
ではどこまでの作業なら対応できるのでしょう?
指定や資格がある業者とそうでない業者ができる作業の違いについて、それぞれまとめたので確認してみましょう。

指定給水装置工事事業者だけが施工できる作業(上水道工事)

家庭に水を供給する給水管は、水道局が管理をしている給水設備です。
よって水道局が認めた指定工事店の水道修理業者でしか作業をおこなうことはできません。

指定給水装置工事事業者だけがおこなえる作業は以下の通りです。

  • 給水管や水栓の新設工事
  • 給水管の交換、補修工事
  • 給水管の経路変更や水栓の増設工事
  • 給水管や水栓の分岐部分からの取り外し、撤去工事

指定排水設備工事事業者だけが施工できる作業(下水道工事)

家庭の水を排水する排水管は、各自治体が管理をしている排水設備です。
よって各自治体が認めた指定工事店の事業者でしか作業をおこなうことはできません。

指定排水設備工事事業者だけがおこなえる作業は以下の通りです。

  • 排水設備の新設工事
  • 排水設備の増設や構造変更の工事
  • 排水設備の撤去工事
  • 汲み取りトイレから水洗トイレへの改造工事

指定なし資格なしの業者ができる上水道工事

給水管の工事は指定給水装置工事事業者がおこないますが、給水管に接続されている器具は指定工事店でなくても作業可能です。

主な作業内容は以下の通りです・

  • 蛇口の交換作業
  • パッキンの交換作業

指定なし資格なしの業者ができる下水道工事

排水管の工事は排水設備工事事業者がおこないますが、排水管に接続されている器具の交換や修理は指定工事店でなくても作業可能です。

主な作業内容は以下の通りです。

  • トイレの清掃や洗浄作業
  • トイレの交換作業
  • 排水管の交換を伴わない軽度なつまり除去作業

水道局指定工事店に依頼するべき3つの理由

水道局指定工事店に依頼するべき3つの理由

ここまでの説明で水道局指定工事店とはどういうものなのかについて、お分かりいただけたかと思います。
ではなぜ水道局指定工事店に依頼するべきなのでしょうか。

対応可能な修理作業の範囲や技術力以外にも重要な理由が他にもあります。

ここから水道局指定工事店に依頼するべき理由について、それぞれ詳しく紹介していきます。

水道局からの条件をクリアしているので信頼できる

水道局から水道局指定工事店の認定を受ける為には、条件がいくつもあります。
その条件を満たしていないと指定工事店として認められることはありません。
例えば指定給水装置工事事業者の場合、給水装置工事主任技術者という国家資格保持者が在籍していることが条件の1つとしてあります。
この給水装置工事主任技術者は3年の実務経験が必要で、ペーパー試験にも合格する必要があります。
国家資格の取得なので相応な知識と技術が要求される資格です。

上記のような条件がいくつもあり、それらすべてを満たしていないと指定工事店として認定を受けられません。
認定を受けたいからといって、簡単に取得できるようなものではないのです。

それゆえに認定を受けている水道局指定工事店は、対応面でも技術力でも信頼できる修理業者といえます。

水道局指定工事店だけが出せる申請(減免申請)や書類がある

水道局指定工事店が修理作業をおこなった場合、修理箇所や状況によっては減免申請という特別な申請を出すことができます。

減免申請とは、故意の破損ではないトラブルで水漏れが起きた際に、高額になった水道料金を減額や免除できる制度です。

減免申請がよく利用されるケースとしては「目視で確認できない水漏れトラブル」などです。
「蛇口の吐水口からの水漏れ」や「トイレのタンクからの水漏れ」とは違い、床下や壁内部での水漏れは目視で確認することが難しいです。
こういった目視で水漏れを確認できない場合は、そもそもの水漏れを発見すること自体が遅れます。
水漏れの発見が遅れて水が垂れ流しだと、当然水道料金は高額になります。
このような理由で高額になった水道料金に関しては、減免申請の制度を利用することができます。

この減免申請には、修理箇所など様々な条件があります。
その条件の1つに「水道局指定工事店が作業した場合」といったケースがあります。
水道局によって違いがありますが、指定工事店の対応が必要な場合が多いです。

指定工事店の認定を受けていない業者では、減免申請の申請ができない事があります。

指定や資格の取り消しを嫌うので真面目に対応してくれる

水道局の業務には指定工事店の管理も含まれます。

この管理には、「指定工事店の認定」「指定工事店の認定の取り消し」「水道局主催の講習会」などが含まれます。

意外かもしれませんが水道局指定工事店の認定は、状況次第では取り消されることがあります
例えば悪質な営業活動や対応に問題があると発覚した場合、水道局より認定をはく奪されてしまいます。

水道業者も指定工事店の信頼性を十分に理解しているので、認定を取り消されることを嫌がります。
手間を掛けて取得した認定を取り消されたくないので、水道局指定工事店の業者は真面目に対応します。

信頼できる水道業者を選ぶ方法5選

信頼できる水道修理業者を選ぶ方法5選

信頼できる水道修理業者を選びたいけど、注意するポイントが分からないという方は多いと思います。
ここからは、水道修理業者から見ても信頼できる業者の特徴や注意するべきポイントについて紹介します。

水道局指定工事店を受けている業者を選ぶ

まずはじめに、業者に修理依頼をするなら必ず水道局指定工事店の認定を受けている業者に依頼するようにしましょう。

別の章でもお伝えしてきた通り、指定工事店の認定を受けている業者でしかできない作業があります。
また指定工事店でないと受理されない申請や書類もあります。

何より水道局も指定工事店の利用を勧めていることから、修理作業を依頼するなら指定工事店に依頼するべきです。

作業前に見積もりの提示と説明がある

作業前に見積もりの提示と作業内容の説明があるかどうかも重要なポイントです。
基本的にまっとうな営業活動をしている業者なら、作業前に見積もりと内容説明は必ずおこないます。

ですが悪徳業者は見積もりの提示や作業説明もなく、勝手に作業を進め、法外な金額を請求してくることもあります。

世の中には良い業者ばかりではないので、作業前の見積もりと説明には注意しましょう。

口コミや実績を確認する

信頼できる修理業者かどうか見極めるには、実際に利用した人のナマの声や感想が1番です。
誰でも自由に投稿できるSNSで口コミや感想を調べてみましょう。
調べた結果、あまりにも悪いコメントばかりの業者に依頼するのを避けるべきです。

併せて「過去の工事実績」や「何年間の業務実績があるか」についても調べてみましょう。

会社概要が明記されているか確認する

水道業者を選ぶ際には、業者のホームページを必ず見るはずです。
業者のホームページを見る際は、「作業金額」や「施工事例」の他に「会社概要」も確認するようにしましょう。

業者の中には「所在地」や「代表者名」などを記載していないところもあります。
一般的な企業なら記載するのが当然の事を記載していないと、なにかやましいことでもあるのかとも思いますよね。
また万が一トラブルが起きた際に「所在地」が分からなければ困ることもあります。

水道業者の会社概要はきちんとチェックしておきましょう。

アフターサポートが手厚い

作業が終わった後に「聞きたいことがある」「作業内容をもう一度確認したい」など、水道業者の連絡を取らないといけないことがあります。
このときに利用者専用のアフターサポート部署や相談窓口があると安心ですよね。
また相談窓口を設けているとういうことは、利用者の目線に立っていると言えるので信頼できます。

今後トラブルがあった際にも相談しやすいので、業者選びの際はアフターサポートについても確認してみましょう。

注意するべき悪徳業者の報道一覧

悪徳業者の報道一覧

数年前から水道修理業者の「悪質な営業活動」や「詐欺まがいの行動」がニュースなどで取り上げられています。
皆さんの中には悪徳業者はどういった手口で近づいてくるのか、どういった事例があるのかについて詳しくない方も多いと思います。
そこでここからは、今後被害に合わない為に悪徳業者の手口や事例について紹介していきます。
悪徳業者の知識を頭に入れ、良い水道業者を探すようにしてくださいね。

格安の料金を表示したおとり広告を使う

「数百円から作業」や「1000円から作業」など、格安料金を提示している広告は要注意です。
こういった格安料金を大々的に宣伝している修理業者は避けるようにしましょう。

そもそも水道トラブルで100円や300円、1000円で修理することは不可能です。
修理には修理作業ができる人員を1名派遣しますが、上記のような格安金額では人件費どころか燃料費もまかなえません。
ボランティア活動でない限り不可能です。

ではなぜ格安金額で宣伝するのかというと、安い金額をおとりに顧客を集めようとしているからです。
実際に悪徳業者が訪問すると初めは格安金額だったのが、どんどん追加で作業が足されていき法外な金額に膨れ上がります。

格安金額を広告として提示している水道業者は避け、2~3社など複数社から見積もりを取り慎重に水道業者を決めましょう
弊社、水の救急隊は「訪問無料」「事前見積」を徹底しております。
お見積り後、じっくりご検討いただいても構いません。
相見積もりの際には是非お声がけください。

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事前の見積もり提示や説明がない

水道業者が訪問し何の説明もなく作業が始まり、最後になって料金を提示されたという報道もよくありました。

まともな修理業者なら「現在のトラブル状況の説明」「作業内容の説明」「詳しい見積書の提示」は、作業前に必ずおこないます。
顧客にすべての説明に納得してもらってから作業に入るのは当たり前のことです。

何も説明がない」「説明がよくわからない」水道業者には、絶対に作業させず帰ってもらうようにしましょう。

後から高額請求をしてくる

皆さんもニュースなどで「高額請求された」という報道を見たことがあるかもしれません。
この高額請求というのは、初めは安い金額で見積もりを出し追加工事を徐々に足していき、最終的に高額な請求をしてくるというものです。
それも多くのケースで、追加の工事内容の説明や同意を得ずに勝手に作業しているのです。

真面目に作業している水道修理業者でも、追加工事が発生することはあります。
ですが追加の作業が必要になるたびに「内容説明」と「顧客からの同意を貰う」ことが前提です。
勝手に作業を進めることはありません。

高額請求の被害に合わないためにも、見積もり段階で詳細に打合せをしましょう。

sns上の水道局指定工事店に関する感想や口コミ

sns上の水道局指定工事店に関する感想や口コミ

まとめ

水道局指定工事店とはどんな水道屋かのまとめ

今回は、水道局指定工事店とは何かについて紹介しました。
結論としては「水道局からの条件を満たした業者が水道局指定工事店の認可を受けられる」「依頼するなら水道局指定工事店の業者を呼ぶ」ということです。
おうちの水回りトラブルならでお急ぎの場合は水の救急隊へご依頼ください。
お電話一本で即日お伺いが可能です。
また必ず事前見積をしてくれる会社を選びましょう。
水の救急隊|公式サイトからなら、電話以外にもLINEやお問い合わせフォームからご相談して頂けます。
昨今は悪質な水道修理業者のニュースが多数報道されています。

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