温水洗浄便座は、トイレを快適に利用するのに便利な装置の1つです。
ウォシュレットやシャワートイレなど、温水洗浄便座の名称を耳にしたことがあると思います。
しかしトイレに設置するものと知っていても、この「名称の違いは何?」「そもそも温水洗浄便座ってなに?」と疑問に思いますよね。
そこでこの記事では、呼び方の違いや温水洗浄便座の種類ごとの特徴について徹底解説しています。
TOTO、LIXIL(旧INAX)、Panasonicなどのメーカー別に知っておくと役立つ知識についてもご紹介します。
【この記事を読んで欲しい人】
- 温水洗浄便座について詳しく知らない
- ウォシュレットとシャワートイレの違いを知りたい
- 温水洗浄便座の取り付けを検討している
- 温水洗浄便座の選び方を知りたい
- メーカーごとの特徴を知りたい
温水洗浄便座とは?
温水洗浄便座はトイレの使用時に便座を温めたり、局部を洗浄してくれる装置です。
便利な付加機能として温風で乾かしたり、自動でフタが開いたりといった機能が付いています。
温水洗浄便座は、「TOTO」「IXIL」「Panasonic」などのメーカーからさまざまなモデルが発売されており、それぞれ異なった特徴があります。
メーカーによる呼び方の違
ウォシュレットもシャワートイレも同じ温水洗浄便座です。
メーカーによって呼び方が異なり、TOTOは「ウォシュレット」、LIXILは「シャワートイレ」という商標登録名で販売しています。
そして、すべてを総称して「温水洗浄便座」と呼びます。
温水洗浄便座を使うメリットとデメリット
温水洗浄便座はトイレを快適に利用するために非常に便利な便座ですが、メリットとデメリットも存在します。
温水洗浄便座の設置についてお考えの方は、ぜひこのメリットやデメリットも参考にしてみてください。
温水洗浄便座のメリット
温水洗浄便座は、その名の通り「温水でお尻を洗浄」してくれます。
その結果トイレットペーパーで拭く回数が減るだけでなく、何度もお尻を拭かなくていいので、肌への負担が少ないといったメリットがあります。
また、近年の節水トイレは使用水量が少なく節水効果が高いですが、節水トイレはトイレットペーパーがつまりやすいという特徴があります。
温水洗浄便座を使うことでトイレットペーパーの量を減らせるので排水つまりが発生しにくくなります。
便座に暖房機能がついていれば、冬の寒い日に便座に座った瞬間の「ヒヤッ」感覚を味合わなくていいというのもうれしいポイントですよね。
温水洗浄便座のデメリット
温水洗浄便座は便座を常時暖めておいたり、お湯を作るために電力を使用します。
そのため、デメリットとして電気代が高くなってしまうという事が挙げられます。
また、洗浄する際の水はねや飛び散りなどが気になるという方もいます。
お手入れに関してもノズル部分に汚れが蓄積されやすいため、定期的に掃除をしなくてはならないという煩わしさもあります。
水撥ねしやすい
ウォシュレットの水圧が強くなっていると、勢いよく水圧の強い水が噴射され、水撥ねすることがあります。
お尻の汚れは弱い水流でも十分汚れを落とすことが可能です。水圧が強すぎると肌の粘膜を洗いながしてしまい、炎症にも繋がってしまいます。
ウォシュレットのタイプによっては、水圧レベルの設定が無い場合もあります。
その場合はウォシュレットを使用する際に、少しお尻を持ち上げて利用することをおすすめいたします。
ノズル部分の掃除
ウォシュレットのノズル部分は特に隙間部分に汚れが溜まりやすく、雑菌も繁殖しやすいです。
種類によっては自動洗浄機能が付いているものもありますので、ご自宅のトイレに備えられているウォシュレットのタイプを確認してみましょう。
水漏れのリスク
ウォシュレットを備え付けているトイレでは、便器からだけでなくウォシュレットから水漏れすることがあります。
ウォシュレットでよくある水漏れは以下の通りです。
- 止水栓が開きすぎている
- 金具の緩み・パッキンの劣化
- 給水フィルターの劣化
- ノズルからの水漏れ
暖房便座と温水洗浄便座の違い
暖房便座は便座が温かくなる機能だけなので、洗浄を行ったりすることはできません。
温水洗浄便座は暖房便座の役割も担っているため、便座に座ったときの冷たさにビックリするようなこともなく温水で洗浄を行うことができます。
「洗浄機能はいらないけど便座を暖める機能だけがほしい」という方は暖房便座がおすすめです。
メーカーごとの温水洗浄便座の特徴
メーカーによって温水洗浄便座に備わっている特徴は異なります。それぞれの特徴についてご紹介します。
TOTO
TOTOのウォシュレットは他社と比較しても性能が高いという特徴があります。
ウォシュレットの中でも主要商品のアプリコットシリーズは、使用前に便器内に水を吹きかけて汚れが付着しにくくする機能が付いているため、日々のお手入れが楽になります。
ノズル洗浄も使用前後に、内側と外側を除菌水を使って行います。
このアプリコットのすごいところは、水を電気分解した除菌水で、洗剤や薬品などを使わずに黒ずみなどを防いでキレイを保つというところです。
LIXIL
LIXILのシャワートイレはトイレに関する悩み全般に高い能力を発揮するという特徴があります。
例えば、トイレに入った後の臭いにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
LIXILのNew PASSOは便器内に気流を発生、循環させることで便器内部を強力に脱臭することができます。
オート洗浄機能も搭載しているため、トイレの流し忘れを心配する必要もありません。
おしり洗浄とビデ洗浄は別々のノズルを使用しているため、いつでも衛生的に使用できるのもうれしいポイントですよね。
使用後は銀イオン水でノズルを洗浄してくれます。ノズルは取り外して洗ったり交換できるというメンテナンス性の高さも大きな特徴の1つです。
Panasonic
Panasonicはお手入れしやすいステンレスノズル、そして基本機能が充実していながらリーズナブルな価格だという特徴があります。
ビューティートワレのCH952Sシリーズでは便座に座ると、自動で着座を検知して脱臭を行ってくれるオート脱臭機能が搭載しています。
汚れがつきにくい丈夫なステンレスノズルを搭載しているのはPanasonicだけです。
洗い心地も気泡を含んだおしり洗浄や、やさしく洗うビデ、ノズルが自動で動くムーブ洗浄などの機能が付いているためしっかりした洗い心地でスッキリとします。
Panasonicの便器は、陶器ではなく有機ガラス系素材を使って汚れを防いでくれます。
さらに便座の銀イオンを練り込んだ抗菌塗装がアルミ合金に施されているため、高い耐久性を持ち合わせています。
貯湯式と瞬間式の違い
温水洗浄便座の給湯システムには、大きく分けて「貯湯式」と「瞬間式」の2種類あるということをご存じですか?
貯湯式と瞬間式それぞれの特徴とメリットデメリットについてご紹介します。
貯湯式の特徴
貯湯式の温水洗浄便座は、あらかじめ内蔵しているタンクに温かくした水を貯めて保温しておくタイプのものです。
貯湯式のメリットとデメリットは、以下の通りです。
貯湯式のメリット
貯湯式の温水洗浄便座は瞬間式のものと比べて低価格で販売されているため初期コストを抑えることができるというメリットがあります。
また、温水をタンク内に保温しているため、供給がスムーズに行われ使い心地が良いという特徴があります。
貯湯式のデメリット
貯湯式のデメリットは電気代の高さです。
瞬間式と比べても、お湯をタンク内のヒーターで保温しているため、かなりの電力を消費し毎月の電気代が高くなってしまいます。
また、連続して使用するとタンク内の温水がなくなってしまうため、水が出てしまうというデメリットがあります。
貯湯式は初期コストが安く魅力的ですが、電気代などを考えると維持費が高く、家族が多いご家庭にはあまりおすすめできるものではありません。
瞬間式の特徴
瞬間式は使うときだけ水を加熱して温水をつくりだすため、貯湯式のように常時保温しておくための電力を必要としないecoタイプの便座です。
瞬間式のメリットとデメリットは、以下の通りです。
瞬間式のメリット
瞬間式の大きなメリットは電気代の安さです。
タンク内に温水を貯めておく貯湯式の年間電気料金はおおよそ4,000円~5,000円程度です。
それに比べて瞬間式は1,500円~3,000円程度とかなり安くなります。
また、使用する時に湯水にするため家族が多くても安定して使用できるというメリットもあります。
一般的には貯湯式よりもグレードが高いため基本性能も充実しており使い勝手は抜群です。
瞬間式のデメリット
瞬間式は貯湯式と比較すると基本性能やデザイン性などが優れているため本体価格が高価だというデメリットがあります。
毎月の電気代は安く抑えることができますが、瞬時にお湯をつくりだすための消費電力は大きくなってしまうため、電力容量が足りているか確認する必要もあります。
温水洗浄便座の選び方
温水洗浄便座を選ぶときに重要なのは、先ほどご紹介した貯湯式か瞬間式のどちらのタイプを選ぶのかということです。
一人暮らしでできるだけ初期コストを抑えて温水洗浄便座を導入したい場合は、貯湯式のシンプルなタイプのものがおすすめです。
ただ、毎月の電気代が高くなってしまうデメリットがあるため暖房便座機能をオフにしたり、長期間使わない場合は電源プラグを抜いておくといった工夫をする必要があります。
家族が多く頻繁に利用する場合や、毎月の光熱費を抑えたいという方は瞬間式の温水洗浄便座を選ぶようにしましょう。
それぞれメーカーによって特徴が違ってくるため清掃性や快適性など、どの部分を重要視するかということもしっかり判断する必要があります。
操作パネルの位置
価格帯がリーズナブルな温水洗浄便座は操作パネルが便座と一体型のものが多いですが、グレードが高くなると機能が増えるため壁掛け型が便利になります。
一般的に一体型の場合には手軽に取り付けもできるので、壁に穴を開ける必要がありません。
そのため、賃貸物件の方に人気があります。
壁に操作パネルを取り付けるタイプの温水洗浄便座は機能が多く、便座本体もスッキリとしたデザインなのでオシャレなトイレに変身させたいという方におすすめです。
あなたのご自宅のトイレに温水洗浄便座が設置できるかチェック
温水洗浄便座を選んで取り付ける前に必ずトイレ環境を確認して取り付け可能かどうかをチェックしておく必要があります。
また、トイレに専用コンセントがない場合は電源工事を行わなければならないため、電気工事の業者に依頼して取り付けを行ってもらいましょう。
背面タンクタイプ
通常の背中にタンクがある組み合わせトイレの場合は、問題なく温水洗浄便座を設置できます。
使用しているトイレのメーカーと同じ温水洗浄便座を選べば安心です。
ワンピースタイプ
便器とタンクが一体になっているタイプでも問題なく設置することができます。
三角タンク式腰掛け便座
三角タンクの場合にも設置は可能ですが、注意するべきことがあります。
止水栓からタンクまでの給水管の長さが12㎝以下の場合は、温水洗浄便座に付属している分岐金具では接続できない可能性があります。
そのため別途、接続用の分岐金具を準備しなければなりません。この場合は、水道業者に依頼して取り付けを行ってもらうのが一番安心です。
以下のケースではすぐに取り付けを行うことができないので注意しましょう。
ユニットバス
基本的にユニットバスのトイレに温水洗浄便座は設置できません。
ユニットバスはすぐ横にシャワーや浴槽があり、温水便座が水に濡れてしまう可能性が高く感電のリスクがあります。
またユニットバス内にコンセントを設置できず、電源をどのように確保するのかといった問題があります。
厳密にいえば、ユニットバス専用の温水洗浄便座を選んで、ユニットバス専用の特殊な電源工事を行ってもらえば設置することは可能です。
どうしてもユニットバスにウォシュレットを後付けしたい場合はこちらの記事を参考にして下さい。
温水洗浄便座の取り付けは自分で行える?
温水洗浄便座は正しい取り付け手順で行えば自分でも取り付けることが可能です。
以下では温水洗浄便座を取り付けるために、必要な道具と取り付け方法についてご紹介します。
必要なもの
温水洗浄便座を取り付けるためには、以下のものを準備しておくようにしましょう。
・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
・軍手
マイナスドライバーは止水栓を閉めるために使います。
便座を取り外す際に床に直置きしてしまう場合は、新聞紙なども用意しておくようにしましょう。
取り付け手順
元栓を閉め電源プラグを抜く
温水洗浄便座を交換する場合には元栓を必ず閉めてから作業を行います。
便座の取り外し
既存の温水洗浄便座、もしくは便座を取り外す作業をまずは行います。
ベースプレートの取り付け
本体を取り付けるためにはベースプレートを取り付けなければなりません。
温水洗浄便座の取り付け
先ほど設置したベースプレートに温水洗浄便座を挿し込むようにして取り付けます。このときうまくハマらない場合にはベースプレートの位置を調整します。
給水管の取り外し
新しく温水洗浄便座を取り付ける場合は、分岐水栓を取り付けなければなりません。
分岐金具とフレキシブル管の取り付け
本体の設置が完了したら、分岐金具をモンキースパナを使って取り付けます。このとき必ずパッキンがはまっているかを確認しましょう。
給水ホースを取り付ける
温水洗浄便座に給水を行うために、分岐金具から給水ホースを取り付けます。
元栓を開けて動作確認
元栓を開けて電源プラグを挿したら、実際に動作を確認してみましょう。
止水栓が固着していることもあるため、水道の元栓を閉めるようにしましょう。そして、既存の温水洗浄便座の電源プラグを抜いておきましょう。
便座を持ち上げて、固定されているナットをモンキーレンチで取り外してゴムパッキンを取り除けば便座を取り外すことができます。
取り外しは比較的簡単に行うことができますが、必ず元栓が閉められているかということをきちんと確認するようにしましょう。
便座の取り付け穴の位置を確認して、ベースプレートを設置した後、ボルトを差し込んでパッキンとワッシャーを取り付けます。
便器とタンクを繋いでいる給水管をナットで取り外しますが、固着していることが多いためゆっくりと力を加えて回すようにしましょう。
給水管内に残った水が溢れてしまうことがあるため、乾いた雑巾などを床に敷いておくと安心です。
パッキンが抜け落ちていたりすると間違いなく水漏れの原因となってしまいます。
フレキシブル管は長さが適しているものを使わなければならないため、温水洗浄便座に付属しているものを使います。
はめ込むタイプの場合は「カチッ」と音がするまでしっかりと挿し込むようにしましょう。
給水管や分岐金具から水漏れしている場合は、締め付けが弱い可能性があるため締め直します。
取り外した温水洗浄便座は各自治体の処分方法に沿って処分します。
水道業者に依頼した場合には廃材の回収も行ってくれます。
自分で取り付けを行う場合は粗大ゴミとして処分するか、小型家電リサイクルとして家電量販店などで引き取ってもらいます。ただ、引き取ってもらう際には引取料金が生じるため、あらかじめ費用を持参するようにしましょう。
温水洗浄便座取り付けする際の注意点
温水洗浄便座の取り付けや交換は、手順通りに行えば比較的スムーズに行うことができるため難しい作業ではありません。
よくあるトラブルは、水栓部品が劣化してしまって取り外すことができないなどです。
長年止水栓などを開け締めしていなかった場合などは、サビて固まってしまうこともあります。
このような状況で無理に力をいれてしまうと、配管や水栓金具が傷んでしまう恐れがあります。
はずみで便器本体にモンキーレンチや、マイナスドライバーが当たってしまいひび割れなどを生じさせてしまうリスクがあります。
便器本体にヒビが入ってしまった場合、トイレ本体を交換しなければならないため注意しましょう。
温水洗浄便座は水道業者に頼むのがおすすめ
温水洗浄便座は給水管の取り外しや、フレキ管の取り付けなども行う必要があります。
作業に慣れていないと水漏れが生じてしまったり、部品を破損させてしまうことも。
そうなってしまうと手間が余計にかかってしまったり、本来必要のない修理費用などがかかってしまう可能性があります。
水まわり製品は、1度取り替えてしまうと長年使い続けることになります。
自分で取り付けたことを後から後悔しないためにも、水道修理業者などプロの業者に依頼して安心して使い続けられるように対処することをおすすめします。
温水洗浄便座に関するよくある質問
温水洗浄便座に関するよくある質問についてまとめました。
疑問に思っていたことがあれば参考にしましょう。
温水洗浄便座はどれでも合う?
温水洗浄便座を選ぶときは同じメーカーのものを選ぶようにすると安心です。
温水洗浄便座はよほど特殊な形状の便器でない限りは、大きささえ合えばどのタイプでも取り付けることができます。
ただし、一体型トイレやタンクレストイレなどは部分的な交換を行うことができないこともあるので注意しましょう。
トイレメーカーは基本的に、同じメーカー同士の組み合わせをすることを前提に温水洗浄便座を販売しています。
温水洗浄便座はいらない?重要なもの?
必ずしも必要なものではありませんが、温水洗浄便座を使用することで、痔などの持病がある方も安心して用を足せるようになります。
また、トイレをした後にウォシュレットなどの温水洗浄便座で洗浄すると、便などの汚れをある程度は洗い流すことができます。
トイレットペーパーで何度もお尻拭く必要がなくなるので、トイレットペーパーを普段から多く使う方にはおすすめです。
トイレットペーパーによる摩擦の負担が減ることで、お尻の粘膜部分を傷付けたり余計なダメージを与える心配がありません。
温水洗浄便座の寿命は何年?
温水洗浄便座の寿命は一般的に7年~10年と言われていますが、使用頻度によって大きく寿命は異なります。
メーカーから提供される交換部品の保有期間が過ぎてしまうと、故障しても修理することができなくなるため交換しなければなりません。
温水洗浄便座の起源は?
衛生陶器メーカーの東洋陶器(現在のTOTO)が、アメリカンビデ社の「ウォッシュエアシート」を一般住宅向けに販売普及しようと考え、1964年に輸入販売を開始したのが温水洗浄便座の起源だと言われています。
2015年3月での家庭での普及率は77.5%に達しています。
温水洗浄便座のビデってなに?
ビデはフランス語で「bidet」といい婦人用の洗浄器のことを指します。
ウォシュレットに付いているビデ洗浄は、女性にとって最適な位置と洗浄角度でやさしく洗浄できる機能なので、生理時の不快感や、産前・産後の清潔保持に役立ちます。
温水洗浄便座でどのくらい洗浄すればいい?
おしり洗浄、ビデ洗浄ともに5秒~10秒程度を目安に洗浄するようにしましょう。
長時間洗浄してしまうと、常在菌まで洗い流してしまい体内の菌バランスが崩れてしまう恐れもあるため注意しなければなりません。
温水洗浄便座の大きさは同じ?
便器の開口部の大きさによって異なるため、大型サイズと標準サイズの2つの種類があります。
大型は「360~380㎜」標準は「320~340㎜」となってきます。
最近の温水洗浄便座は大型・標準兼用となっているものが多くなっているため取り付けには問題ありません。
ウォシュレット使用時の注意点
最後にウォシュレット使用時の注意点についてご紹介します。
ウォシュレットを普段から使用していても、意外と知られていないリスクについてご紹介しますので、ぜひご確認ください。
ウォシュレットの正しい使い方
ウォシュレットはお尻の周囲を洗うために使用しましょう。
用を足した肛門を直接洗うものと考えがちですが、直接肛門から腸内まで水を入れて洗ってしまうと感染症を起こす恐れがあります。また、腸内環境を保つための善玉菌を洗い流してしまうリスクも考えられます。
排便後に利用する
ウォシュレットは用を足した後、お尻回りをキレイに洗うために利用しましょう。
便秘でお悩みの方も多いかもしれませんが、排便前にウォシュレットを使って排便を促すのはおすすめできません。
ウォシュレットの水圧を利用して便意を誘発することが習慣化してしまうと、さらに便秘が悪化する恐れがあります。
水温は高く設定しておく
ウォシュレットを利用する際は、水温は高く設定することをおすすめします。
理由としては、水温が高いほどお尻の汚れを溶かしてキレイに落としやすいためです。
ウォシュレットを利用するときは、一度水温の設定を確認するようにしてみてくださいね。
sns上の温水洗浄便座とは?に関する感想や口コミ
ん???ウォシュレット付き物件のはずが付いてねえぞ?温水洗浄便座ってウォシュレットだよな???
— すぱる/4 (@spar_snb) December 6, 2022
小学校に温水洗浄便座って思ってるよりハードル高いんだよな
公立は湿式が多くて掃除とかで水ぶっかけて洗ったりするから壊れやすいし、ない方がいいけど上から水ぶっかけられた時に感電のリスクもある
乾式にするとさらに大規模に金かかる
ちょちょっと付け替えるだけではないのよな— 司馬さん@蘇生 (@dokusiba) November 20, 2022
温水洗浄便座って!😂😂😂長いわ!私ダメだよなと思いつつ「LINE」を使っちゃったんだよな…💦「メッセージ」とかになるんやろか…🤔
— Moon (@lune_d_avril22) November 9, 2022
温水洗浄便座ってどこのメーカー良いとかあるんですかね?
操作パネルは息子が操作しやすいように壁掛け?リモコン式が良いと思ってますが…— まし_ (@ma4shj) October 30, 2022
まとめ|温水洗浄便座とは?メーカーごとの呼び方の違いと特徴
この記事では温水洗浄便座について詳しくご説明しました。
温水洗浄便座は近年、どこのトイレでも設置されているほど普及率の高い設備となっています。
快適にトイレを利用することができれば、トイレがホッと落ち着く生活スペースに生まれ変わります。
あなたも温水洗浄便座を設置して快適な生活を手に入れてみませんか?
水のトラブルなら水の救急隊へ
水の救急隊なら即日対応可能です!
口コミや実績から水道修理業者を比較しよう
水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。
地域密着型の修理業者を選べば安心
一刻を争うような水のトラブル発生している場合、水道修理業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の水道屋さんを選ぶといいでしょう。家の近くの水道修理業者を見つけておけば、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。
近くの水道屋さんなら市区町村単位で近くの水道屋さんを探すことができます。