トイレのつまりは、水廻りではもっとも相談が多いトラブルの1つです。
水道修理業者選びをする際には「とにかく安ければいい」という理由で、作業料金が安価なところだけを選んでしまいがちかもしれません。
しかし慌てて適当な水道業者を選んでしまうと、思っていたより高額な請求に驚いてしまうことも。
突然トイレが普段通り使えない状態になると焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いて修理業者を選びましょう。
この記事では、トイレつまりが発生したときの『失敗しないトイレつまり業者の選び方』についてご紹介します。
悪徳業者を見極めるためのポイントについても解説しますので、トイレつまりで業者を探している方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事を読んで欲しい人】
- トイレがつまりで困っている
- どの詰まり修理業者に依頼したらいいのか分からない
- できるだけ早くトイレつまりを解消したい
- 安心して任せられる水道業者を知りたい
- 悪質なトイレつまり業者に騙されたくない
トイレつまり業者の選び方とポイント
トイレつまりの解消を業者に依頼するときには値段だけではなく、以下3つのポイントを抑えることが大切です。
トイレつまり業者の選び方とポイント
水道局指定工事店(排水設備工事責任技術者)に依頼する
トイレつまり業者を選ぶときには必ず『水道局指定工事店』から選ぶようにしましょう。
水道局指定工事店は各自治体の水道局から、適切に排水設備を設置できると認定を受けた業者のことです。
指定を受けた給水区域内でのみ工事を行うことができるため、水道局指定工事店に認定されている業者は地域密着型だという特徴があります。
トイレのつまりが排水管の劣化などが原因で発生している場合、非指定業者は対応できません。
その点指定工事店であれば、排水管の工事を伴う施工に関しても適切に対処することができます。
緊急対応できる水道業者を選ぶ
トイレつまり業者を選ぶときには、緊急時の対応が得意な水道業者に依頼するというのも大切なポイントです。
トイレつまり業者は『24時間365日対応可能』なところが多いですが、業者によっては早朝料金などを請求されることがあります。
時間帯によっては通常よりも請求額が高くなってしまうため、必ず依頼する前に確認しましょう。
24時間対応と記載されている場合でも、インターネットからの依頼受付が24時間できるだけで、実際の対応は翌日の営業時間まで待たなければならないケースもあります。
水の救急隊なら24時間年中無休で水道トラブルの受付対応を行っています。夜間帯の対応による割増料金も発生しません。
口コミや評判を参考にする
Googleで『水道業者名+支店名』で検索してみると概要が表示され、実際に利用した方の口コミを知ることができます。
また、口コミを参考にするときは低い評価や高い評価だけを鵜呑みにするのではなく、賛否両論を見比べて比較してみましょう。
口コミを投稿するのは、満足した人よりも不満足だと感じた利用者の方が圧倒的に多いという特徴があります。
TwitterなどのSNSで企業名を検索するのもおすすめです。
公式アカウントが情報を発信している水道業者は、顧客満足度にも力を注いでいるため対応にも期待できるでしょう。
悪質な水道業者を見極めるポイントは3つ
実際にトイレつまり業者を探す際、ほとんどの方は「少しでも早く修理してほしい…」「できるだけ安く済ませたい…」と考えているはずです。
しかしトイレつまり業者の中には、必要のない工事を行うような悪質業者も存在しているため気をつけなければなりません。
水道修理業者を探すときには、以下の3つのポイントに注目してみてください。
他社と比較して安すぎる
インターネットや広告で『トイレのつまり200円~』と宣伝している業者を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
費用相場と比較したとき、あまりに安すぎる金額で集客を行っているような業者は、ほぼ確実に悪質業者なので絶対に利用してはいけません。
どんなに軽度なトイレのつまりでも、必ず4,000円~10,000円程度の修理費用はかかります。
蓋を開けてみると200円というのは作業料金のみの金額といったケースが非常に多いです。
その他の基本料金や見積もり料金、追加工事費で多額の請求をされてしまうようなトラブルも数多く存在しています。
見積書を作成しない
業者に依頼するときには、詳細が明確に分かる見積書を提示するところを選ぶようにしましょう。
基本的に業者にトイレのつまり解消を依頼すると、まずは現地調査を行って見積書を作成します。
見積もりの内容に合意してから契約を行い、作業に移るというのが一般的な流れです。
悪質な水道業者は追加工事や不必要な作業を行って費用を高くすることしか考えていないため、詳しい見積もりの内容を説明することはありません。
最悪の場合には、現地調査すら行わずに「このまま放置していると大変なことになる」とまるで脅迫するように契約を迫ってくることもあります。
曖昧な説明しか行っていないにも関わらず、「便器の脱着が必要」「高圧洗浄をしなくてはならない」と言うような場合は契約を行わないようにしてください。
ホームページやチラシに会社情報がない
インターネットで業者を選ぶ場合には、必ず企業情報を確認して以下の5つのポイントを確認するようにしましょう。
業者のホームページや広告を確認したときに、電話番号や住所の記載がない場合は悪質業者の可能性が非常に高いです。
業者との間にトラブルが発生したときに連絡する手段がなくなり、泣き寝入りしなければならないような状況に陥ってしまうこともあります。
また、悪質業者は口コミなどで要注意企業として晒されるのを恐れているため特定のサービス名を持たない傾向にあります。
わずか数ヵ月程度で名前を変更するため、サイトのドメイン(https://○○○○.com/)と企業名が全く関係のない文字列になっていることがあります。
検索結果の上位に表示するために、今は存在しない企業の古いドメインを使っている業者も存在するということを知っておきましょう。
その他にも必ず会社の所在地や法人名を確認して、Googleマップで検索し実際に存在する会社なのか調べるようにしてください。
トイレつまりの修理を業者に依頼するのが恥ずかしい!と感じているあなたへ
トイレにつまりのトラブル時に水道業者へ依頼するのが恥ずかしいと感じている方も多いのではないでしょうか?
流していないトイレを他人に見られることに、どうしても抵抗を感じてしまう気持ちはよく分かります。
しかし、トイレのつまりは放置しておくとトイレを使用できないだけでなく症状が悪化してしまうこともあるため、早急に依頼しなけれななりません。
まず、はじめにお伝えしておくと『水道業者はまったく気にしていない』ということです。
水道業者は「トイレのつまりを解消する」のが仕事
水道業者はトイレのつまりを解消するのが仕事です。
つまり、1日に何件も同じような症状に悩まされている依頼者の対応を行っています。
トイレのつまりの原因を特定して、どのように作業を行えば効率的かということに集中しているため、気にする必要はまったくありません。
淡々と作業をこなすため、トイレつまりが解消されたときには「余計な心配をせずにもっと早く依頼しておけばよかった」と思う方がほとんどです。
どうしても恥ずかしい場合は取り除いておく
どうしても恥ずかしくて業者に依頼することができない場合には、自分でトイレのつまりを解消する方法もあります。
しかし、トイレのつまりを自分で解消することができないと、覚悟を決めて業者に依頼しなければいつまで経ってもトイレを使うことができませんよね。
そんなときには、恥ずかしいと感じている汚物などをあらかじめ取り除くことも1つの手段です。
恥ずかしいと感じる場合も、そうでない場合にもトイレのつまりを解消するために業者に支払う金額は変わりません。
どうせ同じ金額を支払うのであれば、すべてを任せてしまった方が余計な手間もかからず、精神的な負担も少なく済むかもしれませんね。
トイレつまりを業者に依頼した場合の費用相場の目安
ローポンプなどを使うことで比較的簡単につまりを解消できる場合は、4,000円~8,000円程度が必要になります。
高圧洗浄やトーラー作業が必要な場合は、15,000円~100,000円の費用がかかることもあります。
便器脱着が必要な場合や排水管の取り替えなどが必要な場合には、さらに費用が高くなる傾向があります。
総支払額で検討する
業者に依頼するときには必ずトータルで必要となる総支払額で検討するようにしてください。
業者によっては基本料金が無料のところも多いですが、その他の作業料金が平均よりも高い金額に設定されていることもよくあります。
基本的に業者にトイレのつまりを依頼したときには以下のように支払額が算出されます。
基本料金+作業料金+部品代+諸費用=総支払額
基本料金は業者ごとに異なりますが、一般的には2,000円~4,000円が相場となっています。
トイレつまり解消を水道業者に格安で頼む方法
「トイレのつまり解消を安い料金で依頼したい」というときにおすすめの方法は『相見積もり』です。
相見積もりとは複数の業者に見積もりを依頼して費用を比較する方法のことです。複数の業者に見積もりを取ってもらうことで以下のメリットがあります。
見積内容の詳細をしっかりと説明してくれる業者に依頼することで、ぼったくり被害に遭う確率を下げることができるはずです。
相見積もりを行うときには必ず見積もり料金やキャンセル料金が無料の業者を選ぶようにしてください。
また、相見積もりを行っていることを事前に伝えることでトラブルを回避することができます。
トイレつまりを業者に依頼せずに自分で直す方法
トイレットペーパーなどがトイレにつまってしまった場合には比較的簡単につまりを解消できるので、まずは自分で対処してみるのがおすすめです。
ラバーカップは、空気圧の力を利用して間接的につまりを除去するための道具です。ホームセンターで1,000円前後の価格で購入することができます。
その他にも、ワイヤー式パイプクリーナーというワイヤーの先にブラシなどをアタッチメントを取り付けて、つまりの原因を直接除去する道具もあります。
トイレのつまりを自分で解消することができれば余計な出費を抑えて、いつでも手軽につまりに対処することができます。
業者に依頼するのが恥ずかしいという方も、ぜひ自分で試してみるようにしてください。
ただ、すべてのトイレのつまりを自分で解消することは不可能です。
以下の3つに当てはまる場合には自分で対処しようとせず、必ずプロの業者に依頼して適切に作業を行ってもらうようにしましょう。
トイレつまり業者に依頼するべき3つのケース
軽度なトイレのつまりはラバーカップなどの道具を使えば自分で解消することができます。
しかし、以下の3つの症状に当てはまる場合には自分で作業を行ってしまうと、トイレ本体の破損や症状の悪化のリスクもあるため注意しなければなりません。
自分で対処することが難しい場合
自分で対処することが難しいトイレのつまりは、必ずプロの業者に依頼して適切に対処してもらうようにしましょう。
基本的に自分でトイレのつまりに対処できるのは、トイレットペーパーや便のつまりのみです。
しかし、トイレの排水口にスマホや生理用品などを誤って流したことが原因でつまりが生じたときには、自分で対処するのは難しくなってしまいます。
ワイヤー式パイプクリーナーなどで無理に力を加えてつまりを除去しようとすると、便器を破損させてしまったり、排水管を傷付けてしまう危険性もあります。
原因を特定できない場合
トイレのつまりの原因がはっきりと分からないときには、プロの業者に早急に依頼して対応してもらうことが重要です。
中には目視で確認できない排水管の側面に、長年蓄積し続けた尿石などの汚れが複合的な要因となっていることもあります。
業者に依頼して根本的なつまりの原因を特定してもらうようにしましょう。
便器の脱着が必要な場合
ラバーカップなどを使っても解消することが難しいつまりは、排水管の奥深くに原因がある可能性が考えられます。
重度のつまりは便器の脱着作業を必要とするケースも多く、場合によっては便器の脱着+トーラー作業+高圧洗浄などを行って徹底的に掃除をすることもあるでしょう。
自分で修理するときにこれらの作業を行うのには非常に時間がかかってしまうため、業者に依頼して確実に修理してもらうのがおすすめです。
何度もレバーを引いて水を流すのはNG
トイレがつまったときに焦ってやってしまいがちですが、何度もレバーを引いて水を流すのはNGです。
トイレが詰まって流れない状態で何度も水を流してしまうと、便器内の汚水が床へあふれ出てしまう可能性があります。
誤って流してしまわないためにも、トイレ詰まり業者を探す間はトイレの止水栓を閉めておくことをおすすめいたします。
賃貸住宅の場合は大家さん・管理会社へ相談
賃貸住宅にお住いの方は、トイレつまりの業者を呼ぶ前にまずは大家さん、もしくは管理会社へ相談しましょう。
基本的に賃貸物件は大家さん・管理会社の所有になるため、業者を呼んで対応してくれることが多いです。
故意によってトイレが詰まった場合は借主の負担となりますが、物件の老朽化や劣化が原因の場合は費用の負担なく直してもらえる可能性があります。
借主の負担となる場合は、トイレットペーパーを大量に流した、異物を流したなどが挙げられます。
念のために契約内容や加入している保険について事前に確認しておくと安心です。
sns上のトイレつまり業者に関する感想や口コミ
トイレの排水溝が詰まったので、webで検索して格安相談TELして来てもらったら5万円請求されました。管理人に対応してもらったので結果無料で出来ましたが。
つまり何なのかというと、魅力的なオファーページ→予定調整→業者調整→高額バックエンドのプロセスが上手いなと。
— みるぼん@スモビジ (@milbon_) March 20, 2023
トイレつまりの業者
来てくれた
ただ、当たり前だけど
下水管さわるから
とんでもなく臭いw— くると (@qluqluuta) March 18, 2023
自宅のトイレつまりの料金をク○○○ンに見積ってもらったけど、割高な感じがして見送ってしまった💦
田舎すぎて日曜日来てくれる業者あまりいないから、割高でも修理してもらえばよかったかなぁ~😥ネガツイすみません🙇
— sanepon (@SaneponSanepon2) March 12, 2023
一応、業者さん呼んでたらしく
来て、つまりは治ったらしいですが
また、詰まるかも…って言われたみたいです(^ω^;)
おかげで、トイレ行きにくい_| ̄|○— 🇫🇮🐱彩楓🐱🇫🇮 (@Sora_0318_Haru) March 14, 2023
今日朝から悲惨な体験をした🚽節水タイプのトイレはつまりやすいって初めて知った😭配水管が詰まって業者探しに必死に。長年無駄だから解約しようか考えてたケーブルテレビのおうちサポートが神でした✨
ありがとうございます🙏
ネットに出てる業者は絶対に🙅♀️❌高額か放置トラブル続出。— どらドラ (@doradorara0513) March 13, 2023
まとめ
トイレのつまり解消を水道業者に依頼するときには必ず『水道局指定工事店』に依頼するということ、見積もりを行うときには詳細を分かりやすく説明を行ってくれるかどうかを確認することがとても重要です。
この記事ではトイレのつまりが生じた場合の『業者の選び方』や『悪質業者にだまされないためのポイント』についてご紹介しました。
いつ起こるか分からないトイレのつまりに備えて、安心して依頼することのできる業者をあらかじめ見つけておくようにしてくださいね。
また、見積の際には水の救急隊へもお気軽にお声掛けください。
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口コミや実績から水道修理業者を比較しよう
水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。
地域密着型の修理業者を選べば安心
一刻を争うような水のトラブル発生している場合、水道修理業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の水道屋さんを選ぶといいでしょう。家の近くの水道修理業者を見つけておけば、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。
近くの水道屋さんなら市区町村単位で近くの水道屋さんを探すことができます。