トイレつまりの修理料金はなぜ違う?相場と追加費用を抑えるポイント

「トイレがつまって水道修理業者に頼んだら、知り合いが支払ったケース(金額)と全然違った」そんな経験はありませんか?
実は、トイレつまりの修理料金には明確な理由があって差が生まれているんです。
この記事では、私が水道修理のプロとして15年間現場で培った経験をもとに、料金の違いが生まれる3つの要因と、つまりの程度別の具体的な相場をお伝えします。
さらに、トイレ詰まり時に追加費用が発生しやすいケースや、それを抑えるための実践的なポイントもご紹介しますので、いざという時に適正な料金で安心して修理を依頼できるようになります。
【お客様に聞いたトイレ詰まりに関するアンケート】
1. 自宅のトイレが詰まったことがありますか?
はい
70%
いいえ
30%
2. トイレが詰まった回数はどれくらいですか?
1回〜 2回
88
人
3回~5回
43人
6回以上
8人
3. どうやってトイレ詰まりを解消しましたか?
DIY(自分で直した)
53人
水道屋さんに依頼した
45人
近所の方や親せきに直してもらった
16人
放置した
9人
その他
5人
4. どんな道具で直しましたか?
すっぽん(ラバーカップ)
92人
パイプクリーナー
33人
薬剤
11人
ワイヤー
5人
その他
4人
5. どのくらいの時間で直せましたか?
30分以内
57人
直らなかった
38人
60分以内
6人
2025年に実施したアンケート結果です。ご回答ありがとうございました。
2026年1月5日
水の救急隊by株式会社クリアライフ
トイレつまり修理料金の違いが生まれる要因

トイレつまりの修理料金が業者によって大きく違うのは、いくつかの明確な理由があります。
同じトイレつまりでも、5,000円で済む場合もあれば、30,000円以上かかる場合もあるのが現実です。
私が水道修理の現場で15年以上経験してきた中で、お客様から「なぜこんなに料金が違うの?」というご質問をよくいただきます。
実は、この料金の違いには合理的な理由があるのです。
作業の難易度による工賃の差
トイレつまりの修理料金に最も大きく影響するのが、作業の難易度による工賃の違いです。
簡単なラバーカップ(すっぽん)での作業なら30分程度で完了しますが、便器を取り外して配管内の異物を除去する作業では2〜3時間かかることもあります。
当然、作業時間が長くなれば人件費も高くなります。
| 作業レベル | 作業時間 | 技術レベル | 工賃への影響 |
|---|---|---|---|
| 簡単な吸引作業 | 30分〜1時間 | 基本技術 | 低 |
| 専用機器を使った洗浄 | 1〜2時間 | 中級技術 | 中 |
| 便器脱着を伴う作業 | 2〜3時間 | 高度技術 | 高 |
また、配管の奥深くにある頑固なつまりや、建物の構造が複雑な場合は、より高度な技術と専門知識が必要になるため、料金も高くなる傾向があります。
水道業者の規模と運営コスト
水道業者の規模によって、運営コストが大きく異なることも料金差の重要な要因です。
大手の水道業者は、24時間対応のコールセンター、豊富な車両と機材、充実した保証制度を維持するために、どうしても運営コストが高くなります。
一方、個人経営や小規模な業者は、これらのコストを抑えられるため、より安価でサービスを提供できる場合があります。
例えば、大手業者では広告宣伝費だけでも月数百万円~数千万円も掛かることがありますが、個人業者では口コミ中心の営業のため、この費用がほとんどかかりません。
この差が、最終的な修理料金にも反映されるのです。
ただし、料金が安いから質が悪いということではありません。
重要なのは、自分のニーズに合った業者を選ぶことです。
対応時間帯による料金変動
修理を依頼する時間帯も、料金に大きく影響します。
深夜や早朝、土日祝日の対応には割増料金が設定されていることがほとんどです。
一般的な割増料金の相場は以下のとおりです
| 対応時間 | 割増率 | 基本料金8,000円の場合 |
|---|---|---|
| 平日9:00〜18:00 | なし | 8,000円 |
| 平日18:00〜22:00 | 25%増し | 10,000円 |
| 深夜22:00〜6:00 | 50%増し | 12,000円 |
| 土日祝日 | 30%増し | 10,400円 |
これは、夜間や休日に働くスタッフへの手当や、緊急対応体制を維持するためのコストを考慮したものです。
もし緊急性がなければ、平日の日中に依頼することで、修理費用を大幅に抑えることができます。
私の経験では、同じ作業でも深夜対応と平日昼間の対応では、総額で1万円以上の差が出ることもよくあります。
時間に余裕があるなら、対応時間を調整することをおすすめします。

つまりの程度別 修理料金の相場

トイレつまりの修理料金は、つまりの程度によって大きく変わります。
軽度なものから重度なものまで、段階的に料金が上がっていくのが一般的です。
私の経験から、それぞれの作業内容と料金相場をご説明いたします。
簡単な吸引作業で済む場合
最も軽度なつまりの場合、専用の道具を使った簡単な作業で解決できます。
この段階では、基本料金内で対応できることが多く、最も費用を抑えられます。
ローポンプ作業の費用相場
ローポンプ(真空ポンプ)を使った作業は、一般的なラバーカップよりも強力な吸引力でつまりを解消します。
この作業の費用相場は以下の通りです。
| 作業内容 | 料金相場 | 作業時間 |
|---|---|---|
| ローポンプによる軽度つまり除去 | 8,000円〜15,000円 | 30分〜1時間 |
専用機器を使った洗浄作業
つまりが深い場所にある場合や、固着している場合には専用機器を使用します。
この段階になると、作業の専門性が高まり、料金も上がります。
高圧洗浄の費用相場
高圧洗浄機を使用して、排水管内の汚れやつまりを除去する作業です。
水の力で効果的につまりを解消できます。
| 作業内容 | 料金相場 | 作業時間 |
|---|---|---|
| 高圧洗浄による排水管清掃 | 15,000円〜30,000円 | 1時間〜2時間 |
トーラーを使った場合の費用相場
トーラー(ドレンクリーナー)は、らせん状の金属製ワイヤーでつまりを物理的に除去する機器です。
固形物のつまりに特に効果的です。
| 作業内容 | 料金相場 | 作業時間 |
|---|---|---|
| トーラーによるつまり除去 | 12,000円〜25,000円 | 1時間〜1.5時間 |
便器の脱着をした場合
つまりの原因が便器内部や接続部分にある場合、便器を取り外す必要があります。
この作業は技術的な難易度が高く、料金も大幅に上がります。
便器脱着を伴う異物除去の費用相場
便器を取り外して異物を除去し、再度設置する一連の作業です。
水漏れ防止のためのパッキン交換も含まれることがあります。
| 作業内容 | 料金相場 | 作業時間 |
|---|---|---|
| 便器脱着による異物除去 | 25,000円〜50,000円 | 2時間〜4時間 |
| パッキン交換(必要時) | +3,000円〜8,000円 | – |
排水設備や配管工事が必要な場合
最も重度なケースでは、建物の排水設備自体に問題がある場合があります。
この段階では、単純なつまり解消ではなく、設備工事が必要になります。
排水桝の洗浄や交換時の費用相場
屋外にある排水桝(汚水桝)の清掃や交換が必要な場合の料金です。
建物全体の排水に関わる重要な作業です。
| 作業内容 | 料金相場 | 作業時間 |
|---|---|---|
| 排水桝の高圧洗浄 | 20,000円〜40,000円 | 2時間〜3時間 |
| 排水桝の交換工事 | 50,000円〜120,000円 | 半日〜1日 |
排水管の引き直しや修理の費用相場
排水管自体が破損している場合や、勾配不良により流れが悪い場合の工事です。
建物の構造に関わる大規模な工事になることがあります。
| 作業内容 | 料金相場 | 作業期間 |
|---|---|---|
| 排水管部分修理 | 30,000円〜80,000円 | 半日〜1日 |
| 排水管全面引き直し | 100,000円〜300,000円 | 2日〜5日 |
これらの料金相場は、作業内容や建物の構造、地域によって変動します。
正確な料金を知るためには、必ず現地調査による見積もりを取ることをおすすめいたします。

追加費用が発生するケース

トイレつまり修理では、基本料金に加えて追加費用が発生することがあります。
事前に把握しておくことで、予算オーバーを防げるでしょう。
排水管の距離が長い建物
マンションの高層階や一戸建ての2階以上にあるトイレでは、排水管の距離が長くなるため作業時間が増加します。
特に15メートル以上の配管洗浄が必要な場合、延長料金として1メートルあたり500円から1,000円程度の追加費用がかかることが一般的です。
埋設配管のトラブル時
地中に埋まった排水管でつまりが発生した場合、掘削作業や舗装の復旧費用が必要になります。
コンクリートやアスファルトの撤去・復旧には、通常の修理費用に加えて3万円から10万円程度の追加費用がかかることもあります。
特に敷地内の排水桝から公共下水道までの区間でトラブルが起きると、自治体への届け出や専門業者による工事が必要となり、費用が大幅に増加する場合があります。
深夜や早朝の割増料金
緊急性の高いトイレつまりでは、時間外対応を依頼することがあります。
以下の時間帯では割増料金が適用されます。
| 時間帯 | 割増率 | 追加費用の目安 |
|---|---|---|
| 深夜(22時〜6時) | 25%〜50% | 基本料金に2,000円〜5,000円 |
| 早朝(6時〜8時) | 10%〜25% | 基本料金に1,000円〜3,000円 |
| 土日祝日 | 10%〜30% | 基本料金に1,500円〜4,000円 |
夜間や休日の緊急対応では、通常料金の1.5倍から2倍程度の費用がかかることを想定しておきましょう。
便器の脱着が必要な時
異物が便器の奥深くに詰まった場合や、配管の根本的な洗浄が必要な場合は、便器を取り外す作業が発生します。
便器の脱着には専門的な技術と時間が必要で、通常の修理費用に加えて1万円から3万円程度の追加費用がかかります。
また、便器を取り外す際にパッキンやボルトなどの部品交換が必要になることもあり、部品代として2,000円から5,000円程度の費用が別途発生する場合があります。
古い便器では、作業中に破損するリスクもあるため、事前に業者とよく相談することが大切です。
追加費用を抑えるポイント

トイレつまりの修理料金を抑えるためには、事前の準備と対策が重要です。
私が長年の水道修理経験から学んだ、実践的な費用削減方法をご紹介します。
相見積もりを取る
複数の水道業者から見積もりを取ることで、適正な料金を把握し費用を抑えることができます。
業者によって料金設定が大きく異なるためです。
相見積もりを取る際のポイントは以下の通りです。
最低でも3社から見積もりを取得することをおすすめします。
電話での概算見積もりではなく、現地調査を依頼して正確な料金を確認しましょう。
| 確認項目 | 重要度 | 確認内容 |
|---|---|---|
| 基本料金 | 高 | 出張費、作業費の内訳 |
| 追加料金 | 高 | 部品交換、特殊作業時の費用 |
| 時間外料金 | 中 | 夜間・休日の割増率 |
| 保証内容 | 中 | 作業後の保証期間と範囲 |

ラバーカップを使い自分で直す
軽度のつまりであればラバーカップ(すっぽん)を使って自分で解決することで、修理費用を完全に削減できます。
ただし、適用できる範囲には限界があります。
ラバーカップが効果的なケースは、トイレットペーパーや排泄物による一般的なつまりです。
使用方法は、便器の排水口にラバーカップを密着させ、ゆっくり押し込んでから勢いよく引き上げる動作を繰り返します。
ただし、以下の場合は自分での作業を避け、すぐに専門業者に依頼してください。
異物(おもちゃ、スマートフォンなど)を落とした場合、何度試しても改善されない場合、水が全く流れない場合です。
無理な作業は便器の破損や配管の損傷につながる可能性があります。

定期的に排水管や排水桝のメンテナンスをしておく
定期的なメンテナンスを行うことで、大がかりな修理が必要になる前にトラブルを予防し、結果的に修理費用を大幅に抑えることができます。
予防メンテナンスは治療よりもはるかに経済的です。
月1回程度、市販のパイプクリーナーを使用して排水管の清掃を行いましょう。
年2回程度は排水桝の点検と清掃を実施することをおすすめします。
排水桝に汚泥が堆積している場合は、早めに除去しておくことで配管への負担を軽減できます。
また、日常的な注意点として、トイレットペーパー以外は流さない、大量のトイレットペーパーを一度に流さない、定期的にトイレ用洗剤で便器内を清掃するといった基本的なケアが重要です。
これらの簡単な習慣が、将来の高額な修理費用を防ぐ最も確実な方法となります。
まとめ

トイレつまりの修理料金が業者によって違う理由は、作業の難易度や業者の規模、対応時間帯によるものです。
簡単な吸引作業なら8,000円~15,000円程度ですが、便器の脱着や配管工事が必要になると30,000円~100,000円以上かかる場合もあります。
追加費用を抑えるには、相見積もりを取り、定期的なメンテナンスを心がけることが大切です。
私たち水道のプロとしては、適正な価格で質の高いサービスを提供することを常に心がけています。





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