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お風呂が詰まった?!お風呂の水が流れない時に自分でできる解消方法

浴室・お風呂

「浴槽の水が詰まって流れない」
「お風呂の洗い場に水が溜まってしまう」
このような症状が起きてしまうとお風呂に入れなくなってしまい困ってしまいますよね。

浴室の詰まりであれば自分で直すこともできる可能性があります。
詰まりが発生したときは自分で直せる方法を試してみましょう。
この記事ではお風呂の水が流れない時に自分でできる対処法と、お風呂の詰まりの原因を解説しています。
お風呂の詰まりが発生しないようにする予防法も紹介します。

【この記事を読んで欲しい人】

  • 浴槽の水が流れていかない
  • シャワーをしていると足元に水が溜まる
  • 排水口はキレイなのに水詰まりがある
  • 慢性的に水の流れが悪い
  • 自分でお風呂の詰まりを直したい

お風呂の水が流れない原因Best3

お風呂の水が流れない原因Best3
お風呂の水が流れない原因は、大きく分けて以下の3つです。

  • 髪の毛のかたまり
  • 石鹸カス
  • 異物詰まり

詰まりの原因ごとに順に解説します。

 

髪の毛のかたまり

お風呂の水が流れない代表的な原因は髪の毛のつまりです。
個人差はありますが、人間の髪の毛は1日に平均50〜100本以上抜けると言われています。
中でもお風呂に入ったタイミングが最も多く髪の毛が抜けているため、排水溝のつまりの原因となるのです。

排水溝は髪の毛を流せる構造であるものの、日々利用することで抜けた髪の毛が溜まっていきます。
特に女性や髪が長い人は、髪の毛を原因としたつまりが発生しやすいです。
髪の毛のかたまりを原因とした排水溝の詰まりは誰にでも起こりうるため、定期的な掃除が必要です。

石鹸カス

歯ブラシやボトルキャップ・ヘアゴムなど、本来排水溝に流すことのない異物を落とした場合もお風呂が流れない原因となります。
髪の毛のかたまりや石鹸カスを原因とした排水溝の詰まりは、掃除でキレイにすることが可能です。
でも固形物を排水溝に落とした異物詰まりは、異物を取り出すか運よく流れていってくれなければ、つまりの解消はできません。
固形物が排水溝に詰まると通常通り水が流れなくなるため、自力で取り出せない場合はできるだけ早く業者に依頼するようにしましょう。

異物詰まりを防ぐには、排水溝部分にキャップや蓋をつけて流れないように対処するしかありません。
異物が排水管に流れてしまうと、取り出すことが難しくなるので十分注意しておきましょう。

浴室内の詰まりが発生する場所

浴室内の詰まりが発生する場所
浴室内の詰まりが発生する場所は、排水管内部だけではありません。他にも下記のような場所で詰まりが発生します。

  • 排水トラップ
  • 洗い場の排水溝
  • ヘアキャッチャー
  • 排水管内
  • 排水栓付近

それぞれ順に解説します。

排水トラップ

浴室の中で排水のつまりが発生していないか確認する際は、排水トラップをチェックしましょう。
排水トラップとは排水管から悪臭や異物が逆流しないように、水を利用して空気をせきとめる構造のことです。

「下水の悪臭を防ぐ」「虫の侵入を防ぐ」性質上、ほとんどの水回り設備には排水管と排水トラップがセットで設置されていて浴室内にも存在します。
浴室内の排水トラップは「椀型トラップ」と「ドラム型トラップ」の2種類があり、それぞれ外して水が流れるかチェックしましょう。

排水トラップを外した後に水が流れる場合は、排水トラップを原因とした詰まりが発生しています。
排水トラップ周辺を掃除して、水の通りを良くする必要があります。
ただし、排水トラップを外しても水が流れない場合は、排水管や排水桝につまりの原因があるため合わせて確認しましょう。

洗い場の排水溝

洗い場の排水溝は、浴室内でも汚れが溜まりやすいポイントです。
石鹸カスや固形物などが洗い場の排水溝に詰まり、水が流れなくなります。
「シャワーをしていたら足元に水が溜まっていた」なんて時は要注意です。
排水溝は浴室内の水が最初に流れる部分であるため、慢性的に汚れが溜まります。

洗い場の排水溝は髪の毛や石鹸カスなど、身体を洗った時の汚れや髪の毛が詰まるため、定期的なメンテナンスが重要です。
お風呂の水がスムーズに流れない場合は、洗い場の排水溝を最初に確認すると良いでしょう。

ヘアキャッチャー

ヘアキャッチャーは頻繁に詰まりが発生する場所です。
ヘアキャッチャーとは、その名の通り、髪の毛や固形物が排水溝に流れないようにカットする部分です。
ヘアキャッチャーは浴室内の汚れが最も溜まりやすい部分となるため、放置してしまうと詰まりや悪臭が発生します。

基本的にはヘアキャッチャーへ汚れが蓄積されるため、定期的にメンテナンスしていれば詰まることはありません。
ヘアキャッチャーに汚れが溜まっていなければ、排水溝が詰まる心配もないでしょう。

浴室下の排水管内

固形物が流れた場合や石鹸カスの汚れが蓄積して固着すると、排水管内で詰まりが発生します。
排水トラップの上部にヘアキャッチャーを設置していない場合、お風呂の水と共に固形物が流れてしまい詰まりの原因となります。

浴室内の水が流れなくなった場合に排水トラップを外しても改善されなければ、排水管内が詰まりの原因となる可能性が高いです。
ヘアキャッチャーと排水トラップで詰まりが確認できなければ、排水管が原因でないかチェックすると良いでしょう。

排水栓付近

浴室内で詰まりが発生するのは排水管付近だけではなく、排水栓付近も注意が必要です。
排水栓とは、浴槽の水をせき止める部分です。
特にユニットバスの浴槽は、排水栓付近で詰まりが発生することがあります。

また、排水栓のパッキンやシャフト部分に汚れが溜まっている場合は、浴室内で詰まりが起こります。定期的に排水栓付近の部品をメンテナンスすることで、浴室内の詰まりを予防できるでしょう。

H2.浴室外の詰まりが発生する場所
浴室外の詰まりが発生する場所
慢性的に水の流れが悪いケースでは、お風呂の排水溝が詰まっているのではなく屋外のつまりを原因としている可能性が高いです。
屋外の詰まりが発生する場所は、以下の2つです。

  • 排水桝
  • 床下や地中の排水管内

それぞれ順に解説していきます。

排水桝

浴室の外から詰まりが発生している場合に、初めにつまりの原因を疑うのは排水桝です。
排水桝とは、排水管の間に一定間隔で設置されている「水と固形物を分ける」排水設備です。
排水管の勾配(角)を調整したり点検口の役割もあります。
台所・お風呂などの生活排水とゴミや油分を分離させる役割があります。

排水桝には生活排水が流れてきますので、汚れが蓄積しやすく排水桝がつまってしまうと、通常通り水が流れることができなくなります。
結果的に、排水桝からお家側の排水の流れが慢性的に悪くなる可能性が高いです。

また、排水桝は排水管の点検口の役割もありますので、つまりがないか目視で確認することができます。
ただし基本的に排水桝で詰まりが発生した場合は、汚泥の除去や排水管洗浄が必要なため素人の型では対応が難しいかもしれません。
できれば水道業者に点検を依頼して、詰まりを直してもらうようにしましょう。

屋外の排水管

お家の中の排水管は、排水桝を経由しながら道路下の本下水まで繋がっています。
屋外の排水管の中で詰まりが発生した場合も、全体的に排水が悪くなります。
屋外の排水管が詰まる原因は多岐に渡りますが、主な原因は3つです。

  • 汚れの蓄積で排水管を塞いでいる
  • 逆勾配(地震や地盤沈下などの影響で排水管の角度が逆になっている)
  • 木の根が侵入している

このような原因の場合、復旧するにはかなり手間が掛かります。

また、屋外の排水管が詰まってしまうと行き場を失った汚水が排水桝からあふれだす可能性が高いです。
戸建ての場合は、敷地内にあるマンホールからトイレットペーパーや生活排水があふれ出していることがよくあります。
お風呂の排水の流れが悪い時は敷地内で汚水があふれていないか確認してみましょう。

マンホールや塩ビ桝のフタが開いて汚水があふれている場合は、間違いなく屋外の排水管の詰まりですので水道修理業者へ依頼しましょう。

大雨のときには本下水から逆流してきている場合もあります。

お風呂の排水の構造の違い

お風呂の水が流れない時の対処法
お風呂の排水の構造は、在来工法とユニットバスによって排水経路が異なります。
ここでは、お風呂の排水の構造の違いについて解説します。

在来工法の排水の流れ

在来工法は古くから日本で採用されている浴槽の種類で、床や壁をタイルで貼った設計となります。ユニットバスのようにサイズに縛られない設計が特徴で、洗い場と浴槽が分かれていることでゆとりのある構造となります。

在来工法の排水の流れは「間接排水」と呼ばれる設計になります。間接排水は直接排水管に水を流すのではなく、浴槽の下にあるすり鉢状の土間に排水する仕組みです。そのため、在来工法で詰まりが発生した場合、土間排水に原因があると考えられます。

土間排水の詰まりは、高圧洗浄機などで原因を取り除くことになるでしょう。
髪の毛のかたまりや石鹸カスの場合は、一般の方でもすぐに対処できます。
ただし、固形物が詰まった場合はすぐに取り除けないケースが多いため、専門業者に依頼するようにしましょう。

ユニットバスの排水の流れ

ユニットバスは規格が決められた浴室ユニットで、スペースにハメ込むだけで簡単に浴室を作ることができます。
トイレがセットになっているものも多くあります。

トイレ一体型のユニットバスは、トイレとお風呂をコンパクトに抑えられるため他の部屋を広く作ることが可能です。
そのためトイレ一体型のユニットバスはワンルームマンションに多く使われています。

ユニットバスの排水の流れはお風呂の床下と合流する「直接排水」と呼ばれる設計になります。
そのため、ユニットバスで詰まりが発生した場合は、排水トラップや排水管が原因である可能性が高いです。

排水トラップに髪の毛や石鹸カスが詰まっている場合は、一般の方でも取り除くことが可能です。
しかし、排水管の曲がった部分や手の届かない部分で詰まっているなら、排水管洗浄などを行う必要があります。
一人で対処が難しいと感じた場合は、迷わず水道業者に依頼すると良いでしょう。

お風呂の水が流れない時の対処法

浴室外の水が流れない時の対処法
お風呂の中でつまりが発生し、水が流れない場合は以下の対処法を実践してみましょう。

  • ヘアーキャッチャーを掃除
  • 重曹とクエン酸で排水管洗浄
  • ピーピースルー(劇薬)を使って排水管洗浄
  • ラバーカップ(スッポン)を使った解消法
  • ローポンプ(圧縮ポンプ)を使った解消法
  • 手動トーラーを使った解消法

それぞれ順に解説していきます。

ヘアーキャッチャーを掃除

お風呂の洗い場の水が流れない場合は、まずヘアーキャッチャーを掃除しましょう。
ヘアーキャッチャーには、お風呂で流した髪の毛や石鹸カスが溜まるため、定期的にメンテナンスすることで排水の流れが良くなります。

ヘアキャッチャーに溜まった汚れは、比較的取りやすいことが多いです。
ぬめりが残るものの、お掃除用の専用洗剤を使用することで清潔に保つことができます。
最低でも1ヶ月に1回はヘアキャッチャーの掃除を行いましょう。

重曹とクエン酸で排水管洗浄

お風呂の排水管つまりが原因の場合、重曹とクエン酸で排水管の洗浄をしてみましょう。
特別な掃除用具を持っていない場合でも、重曹やクエン酸であればいろんなものに使えるのでご家庭にもあるんではないでしょうか。
もし常備していなくても100均でどちらも手に入ります

重曹とクエン酸を排水管に流すことで、化学反応で汚れや詰まりを溶かして改善できます。

【重曹とクエン酸で排水管洗浄をする手順】
  1. 洗い場の排水口に重曹をまんべんなく振りかけます
  2. クエン酸(大さじ2杯程度)をお湯(コップ1杯分程度)に溶かします
  3. 排水溝にふりかけた重曹を流すように「2」で作ったお湯を流します
  4. 重曹とクエン酸が化学反応でシュワッとしてきます
  5. ※初めての方はビックリするかもしれませんが、このシュワシュワで汚れを落とします。

  6. 30分ほど放置して下さい
  7. あとはシャワーやカランから大量のお湯をだしてキレイに流してしまって下さい
  8. 排水の流れが良くなっていれば完了です

【ポイント】
■分量は重曹1:クエン酸2
■お湯を使う
■30分程度、時間を置く

手が荒れてしまわないようにゴム手袋をしてから作業してもらうほうが安心です。
ヘドロ状の汚れの蓄積であればこの方法で、比較的簡単に排水管洗浄が可能です。
1ヶ月に1回程度、定期的にこの方法で排水管洗浄することでつまりの予防や悪臭対策にもなります。

ピーピースルー(劇薬)を使って排水管洗浄

重曹とクエン酸を使用しても排水管の詰まりを改善できない場合は、ピーピースルーを使って洗浄してみましょう。
ピーピースルーとは、排水管の詰まりを解消するための薬剤です。
基本的に水道業者が排水管洗浄時に使用する為の業務用洗浄剤で、つまりに対して非常に高い効果を発揮します。
こちらも化学反応を利用しているのですが水と反応する薬剤の為、取扱いをまちがえると大ケガをしてしまいます。
その為、ピーピースルーKは劇薬に指定されていて一般の方向けには販売されていません
ネット上で購入することもできますが、危険性を考えるとおすすめできません。
どうしてもピーピースルーを使いたい方は劇薬指定されていないマイルドなピーピースルーFで洗浄してみましょう。
ピーピースルーFであればホームセンターで購入できます。

ラバーカップ(スッポン)を使った解消法

お風呂の排水溝で詰まりが発生している場合に、物理的に圧力を加える方法がラバーカップです。
ラバーカップは俗称スッポンと呼ばれており、トイレ掃除や詰まりを解消する際に目にしたことがある方も多いでしょう。

使用方法はトイレと同じで、少し水を溜めた状態で排水口にラバーカップを被せて押し込んだ後に引き上げます。
勢いよくラバーカップを引き上げることで、詰まりの原因を吸引することが可能です。

ただし、あまり力を入れすぎると排水設備が故障するリスクがあるため、適度に力を入れて何度か試してみると良いでしょう。

ローポンプ(圧縮ポンプ)を使った解消法

ラバーカップで詰まりを解消できない場合は、ローポンプを使用してみると良いでしょう。ローポンプは圧縮ポンプとも呼ばれており、カップが吸着した部分をポンプの力で真空にして引き上げます。

仕組み自体はラバーカップと同様ですが、非常に強い吸引力(ラバーカップの約7倍)で引き上げるため、詰まった固形物でも取り除くことができたりします。
ローポンプを使用する際は、カップ部分を吸い上げる箇所に当てた後、本体を押し込みハンドルレバーを引き上げます。

何度かピストン運動を繰り返すことで、詰まった原因物を取り除くことが可能です。ローポンプはネット通販やホームセンターで購入できます。

手動トーラーを使った解消法

お風呂の排水管で固着した汚れの詰まりが発生した場合は、手動トーラーを使うことで解決できます。
トーラーとは、金属のワイヤーと先端にブラシが取り付けられた詰まり解消工具です。
ワイヤーの回転と摩擦で排水管に詰まった固形物を削り落とすことができます。

手動トーラーは、ラバーカップや排水管洗浄でも詰まりを解消できなかった場合に用いるケースが多いです。
ただし、トーラーはワイヤーが伸びるほど力を加えにくくなるため、入口から近い距離でしか対応できないため注意しましょう。
トーラーも一家に一台あると便利な工具です。
1m程度のものであれば、ネットやホームセンターで安く購入できます。

浴室外の水が流れない時の対処法

自分で対処できないときは水道修理業者に依頼する
浴室の外でつまりが発生している場合、以下の方法が有効です。

  • 排水桝の汚物を取り除く
  • 電動トーラーを使って詰まりを解消
  • 高圧洗浄機を使って詰まりを解消

それぞれの対処法について解説します。

排水桝の汚物を取り除く

屋外の排水桝で汚物や固形物が詰まりを引き起こしている場合は、汚泥や異物を取り除くことでつまりを解消できる可能性があります。
敷地内にあるマンホールや塩ビ桝を確認し、汚物が目視できる場合は手袋やマスクを装着して取り除きましょう。

また、排水桝で詰まりが発生している場合は、汚水があふれ出しているケースが多いです。
手で取れる程度の汚物がつまっているなら、汚泥を取り除いてから数十分経過すると正しく水が流れるようになるでしょう。

電動トーラーを使って詰まりを解消

屋外の排水管の詰まりは、電動トーラーを使うことで解消できることがあります。
つまりの原因が固着した汚れの場合はトーラーが有効です。
排水管内にトーラーを入れた後、詰まりの原因となっている部分に向けて回し入れていきましょう。
トーラーのワイヤーとブラシが排水管内でまわることで、汚れをそぎ落としてきます。

デメリットとしては電動トーラーは費用面でのハードルが高く、1度の詰まりだけで購入するのはおすすめできません。
手動トーラーなら1万円前後で購入できるものの、電動トーラーは数十万円必要になることがあります。
頻繁に屋外で詰まりが発生するので自分で対応したいといった方にしかおすすめできません。
素人目でトーラーで対応が必要かの判断は難しいです。
不安な場合は、水道業者に依頼しましょう。

高圧洗浄機を使って詰まりを解消

屋外のつまりで水が流れない場合は、高圧洗浄機を使って詰まりを解消できることがあります。
一戸建てや車を保有している家庭であれば、高圧洗浄機がある場合も多いでしょう。
排水管で詰まりが発生しているなら、排水桝から高圧洗浄機を使用することで原因を流せます。
ですが家庭用高圧洗浄機には配管洗浄用のアタッチメントが付いていない事が多いです。
高圧洗浄機を使う場合は排水管内を洗浄できるオプションがあるか確認しておきましょう。

軽度の詰まりであれば、家庭用の高圧洗浄機で解消が可能です。
頑固な汚れや排水管内にこびりついているような場合は、家庭用の高圧洗浄機では対処が難しいことがあります。
というのも、高圧洗浄機でも水圧の力に違いがあるんです。

家庭用の高圧洗浄機で試してみて解消できない場合は、水道業者に依頼すれば排水管用の高機能な高圧洗浄機を持っているはずですので相談してみてもいいと思います。

自分で対処できないときは水道修理業者に依頼する

自分で対処できないときは水道修理業者に依頼する

お風呂で発生した詰まりを自分で解消できない場合は、迷わず水道修理業者に依頼しましょう。
費用は掛かってしまいますが、確実に早く詰まりを解消してくれます。
考えられる対処法を試したにもかかわらず状況が改善されない場合は、素人では解消できない可能性が高いです。

このような場合は、水道修理業者に依頼することで、原因の特定と適切な対処を施します。もちろん、素人で対応するよりも安定した作業を実施するため、安心して修理を待てるでしょう。

ここでは、お風呂の水が流れない時に修理業者に依頼した場合の費用感や依頼時のポイントについて解説します。

お風呂の水が流れない時に修理業者に依頼した場合の費用感

お風呂の水が流れない場合、排水管の詰まりを原因とした修理を依頼するなら5,000円〜8,000円程度が必要な費用です。
トーラーや高圧洗浄機などの機材でお風呂のつまりを解消する場合は、+10,000円以上になってきます。

お風呂の外でつまっていた場合は、もう少し費用が上がります。20,000円程度〜が費用感となります。
これは排水管洗浄の距離が伸びたり排水桝の洗浄が必要になることで、つまりを解消するための工程が増えるためです。
あらかじめ費用感を把握した上で、水道業者に依頼しましょう。

必ず事前に見積を取る

水道業者に修理を依頼する際は、必ず事前に見積もりを取りましょう。
昨今はぼったくり業者のニュースもよく見かけます。
必ず事前に見積を出してくれる修理会社を選んでください。

見積もりを取得する際は、内訳が提示されているか確認しましょう。
見積もりの内訳を開示しない業者は、細かい金額を水増ししている可能性が高いです。
見積もり内容が「浴室修理費用」などで記載されている業者ではなく、具体的な項目が記載されているか確認が重要です。

複数の修理業者を比較するほうが安心

見積もりは複数の業者から取得することで、症状に合わせた適切な価格を把握できます。
特に初めて水道業者に修理を依頼する場合は、相場がわからないことから悪質業者に目をつけられることがあります。

相場よりも大幅に高い金額や急激な値引き金額を提示する業者は、悪質な業者の可能性が高いため見積もり段階で断るようにしましょう。

お風呂の詰まりを予防する方法

お風呂の詰まりを予防する方法
お風呂の詰まりは、予防していれば発生する頻度を減少させられます。具体的な予防方法は以下の通りです。

  • ヘアーキャッチャーをこまめに掃除する
  • 月に1度は重曹とクエン酸で配管洗浄する
  • 排水トラップ・排水溝を掃除する

こまめな掃除や洗浄がポイントとなります。

ヘアーキャッチャーをこまめに掃除する

ヘアーキャッチャーをこまめに掃除することで、お風呂の詰まりを予防できます。
2週間に一回程度ヘアーキャッチャーを掃除するだけでも、髪の毛のかたまりや石鹸カスが排水管に詰まることはなくなります。

基本的にはヘアーキャッチャーに溜まった汚れを取り除き、専用洗剤で洗い落とすことで掃除は完了です。

月に1度は重曹とクエン酸で配管洗浄する

お風呂の詰まりを予防するなら、月に1度は重曹とクエン酸で配管洗浄を実施しましょう。固形物を排水管に流さない限り、原因となるのは髪の毛のかたまりや石鹸カスです。このようなヘドロ状の内容物が排水管の詰まりを引き起こすため、重曹とクエン酸を使用することで溶かすことが可能です。

また、高い頻度で実行する必要はなく、月に1度実施するだけでも十分詰まりや悪臭を予防できるでしょう。

排水トラップ・排水溝を掃除する

配管洗浄と同じタイミングで、排水トラップ・排水溝も洗浄しましょう。ヘアーキャッチャーから流れた汚れは、排水トラップと排水溝に溜まるため、ピーピースルーなど薬剤を用いて清潔に保ちましょう。

排水トラップ・排水溝は、1〜2ヶ月に一度掃除すれば詰まりを予防できます。排水トラップ・排水溝付近で詰まりが発生した場合、素人では取り除けなくなる可能性が高いため、できるだけ予防しておきましょう。

お風呂の詰まりを解消するときのSNS上の声

SNS上のお風呂の詰まりを解消に関する感想

まとめ|お風呂の水が流れない?!詰まった時に自分でできる解消方法

以上、お風呂の水が流れない時に自分でできる解消法と、お風呂の詰まりの原因を解説しました。

お風呂の水が流れなくなる原因は、浴室の中だけではなく外にも存在します。
定期的にヘアーキャッチャーや排水管を洗浄しておくことで、詰まりを予防できます。

しかし、排水管の奥や浴室外で詰まりが発生した場合は、素人では取り除くことができない可能性が高いです。
このような場合は、迷わず水道修理業者に依頼して詰まりを改善しましょう。

         
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