近年では数十年前までは金属製の配管が使われていたことが原因として、水道管の老朽化問題が発生しています。
ご自宅の配管でも同様に金属製の配管は老朽化の危険性があるため、40年以上前などの古い建物は水道管の交換を検討しなければなりません。
この記事では『水道管の老朽化を放置するリスク』と『老朽化した水道管の見分け方』についてご紹介します。
水道管の老朽化によって突然漏水などの思わぬ被害が発生してしまうこともあるので、この機会に点検してみましょう。
【この記事を読んで欲しい人】
- 老朽化した水道管を放置してはいけない理由を知りたい
- 水道管からすでに水漏れしている
- 水道管の老朽化を見分ける方法を知りたい
- 水道管の老朽化対策について知りたい
- 水道管の交換時期を知りたい
- 水道局から漏水の疑いのお知らせが届いた
水道管の耐用年数とは?寿命の目安
まず初めに「材質ごとの水道管の耐用年数」について解説します。
そのため、築40年以上を超える物件にお住まいの方で、1度も水道管の交換やメンテナンスを行ったことがないという方は水道管の老朽化を疑わなくてはなりません。
材質によって異なる耐用年数
水道管の耐用年数は、水道管の材質や使用環境によって大きくことなりますが一般的には40年程度が耐用年数だとされています。
近年の水道管は『ポリエチレン管』や『塩ビ管(HIVP管)』が使用されており、耐久性が高く劣化しにくいという大きな特徴があります。
しかし、1965年頃まで使用されていた亜鉛メッキ鋼管は耐用年数が15年~20年程度と短いです。
亜鉛メッキ鋼管は経年劣化によって亜鉛が水道水中に溶け込んで健康被害を与えてしまうという危険性があります。
現在でも鉄製の水道管を使用しているご家庭も多くありますが、鉄管の耐用年数は40年~70年前後です。
水道管の種類
水道管にはいくつかの種類があるため、自宅の水道管がどのタイプなのかを知ることで劣化しやすい水道管なのかどうかを判断することができます。
時代の変化とともに使用される水道管の材質も移り変わってきました。
現在では、ほとんど使用されることのない水道管もあるため、この機会に水道管の種類について覚えておくと役立つと思います。
ポリ管
現在使用されている水道管の中で、もっとも一般的なものが『ポリ管』です。
プラスチック樹脂が使用されているためサビが発生せず加工もしやすいという大きな特徴があります。
ポリ管は扱いやすい水道管ですが、急激な温度変化に弱いため水道管の凍結などによって水が出なくなったり、熱の影響で変形したり劣化してしまうこともあります。
最新のポリ管は熱変化にも強い性質のものが出回っているため、以前のものと比べると優秀な水道管です。
凍結に対しても、保温材や凍結防止ヒーターを巻く事で対策できます。
塩ビ管
とくに高い品質を誇る水道管は『VP管』『HIVP管』『HTVP管』の3つの塩ビ管です。
VP管の外部は非常に丈夫で劣化しにくく、内側は摩擦抵抗が少ないため汚れが付着しにくいという特徴があります。
HIVP管は一般的に使われることの多いプラスチック樹脂製の水道管で、加工がしやすくコストを抑えることができます。
HTVP管は耐熱性に優れているため、給湯配管や冷暖房管などに使用されることが多い水道管です。
鉄管・銅管・鉛管
以前は一般的だった鉄製の配管ですが、現在ではあまり見かけることが少なくなりました。
鉄管は耐震性が高く丈夫な水道管ですが、酸化によってサビが生じやすく穴が開いたりするトラブルが多い水道管です。
鉄管の中でも鉛管は、水道が普及し始めた当初に使用されてきたタイプの水道管です。
現在は健康被害が問題視されているため、新しく設置されることはありません。
銅管は熱に強い性質がありますが、水道管として使用されることは少なく給湯管として使われるのが一般的です。
総じて金属製の配管は、どうしても耐久性に難があるため。金属製の配管を使用されている建物にお住まいの方は早めに交換されることをおススメしています。
エルメックス管
もっとも新しいタイプの水道管はエルメックス管です。
エルメックス管は使用できる温度帯の幅が広く、様々な状況下で使用することができます。
凍結しても水道管が破裂したり、水が出なくなったりというトラブルを避けることができるだけでなく、塩素耐性が強いため水道管そのものの耐久性が高いという特徴があります。
現在はまだ一般的に使用されることは少ないですが、これから取り入れられる機会の多い水道管でしょう。
老朽化した水道管を放置してはいけない理由
水道管は、ご家庭のすべての水まわり設備で水道水を使用するために必要不可欠な給水設備ですが、老朽化しているかどうかを簡単に判断することが難しいです。
公共の水道管は各自治体(水道局)が、定期的に安全性の確認やメンテナンスを行ってくれます。
しかし、自宅の敷地内にある水道管は、すべて個人の所有物なので自分できちんと管理しなければなりません。
水道管の老朽化を放置してしまうと、どのようなトラブルが発生するのかということについて解説します。
健康被害のリスク
近年ではHIVP管やポリ管といった樹脂製の水道管が主流になっていますが、以前は金属製の水道管が使われることが一般的でした。
金属製の水道管は、経年劣化によってサビが付着してしまうと健康被害が発生してしまうという大きな問題があります。
築年数が40年以上経過しているご家庭の水道管は、金属製の配管である場合が多いため注意しましょう。
とくに注意しなければならないのが『鉛管による健康被害』です。
昭和56年頃までは、給水引き込み管として鉛製の水道管が使われていました。
鉛管は人体への悪影響が危険視されており、頭痛・関節痛・腹痛・嘔吐・感覚喪失・歩行困難などの症状が現れる可能性があります。
近年では鉛管が新しく使用されることはありません。
水道管の破裂の恐れ
老朽化した金属製の水道管は、経年劣化や酸化により配管の強度が下がっていきます。
極度に劣化してしまった配管は手で折れるほど脆くなっています。
露出した目で見える水道管から水漏れが発生しているときにはすぐに気付くことができますが、地中に埋設している配管などは水道管の破裂に気付きにくいため注意しなければなりません。
さらに、近年多発している地震が複合的な原因となって水道管が破裂してしまうケースも多いため、老朽化している水道管は早急に交換する必要があります。
水道料金が高くなる
水道管が老朽化すると破裂や亀裂が生じてしまいますが、それに伴って漏水が発生し水道料金も高くなってしまうというリスクがあります。
地中や壁の中を通っている水道管が破損してしまうと、水漏れに気付かず多量の水道水が知らず知らずの内に流れ出てしまい、水道料金の請求額に驚いてしまうかもしれません。
漏水しているのが水道メーターよりも道路側の水道管は各自治体の管理になるため、水道料金の減免申請を行うことができるケースもあります。
しかし、自宅の敷地内の水道管から水漏れが発生したときの水道料金は、すべて所有者が支払わなければなりません。
減免申請で減額してもらえる場合もあるので、減免申請についてはこちらの記事を参考にしてください。
多額の工事費用が発生する
水道管の老朽化が考えられる場合には、トラブルが発生する前に対応することで水道管工事に伴う費用を最小限に抑えることができます。
しかし、水漏れ被害が発生してから対応すると漏水調査を行ったり、漏水によって傷んでしまった家屋の修繕費など余計な費用がかかってしまうことになります。
事前に水道管の老朽化について把握しておけば取替工事にかかる費用を少しでも安く抑えることができるため、水漏れなどのトラブルが発生する前に対応するようにしましょう。
近隣住人とのトラブル
水道管の老朽化によって発生するトラブルによって、近隣の住宅に悪影響を与えてしまうことがあります。
とくに注意しなければならないのが集合住宅での水漏れ被害です。
水道管の老朽化によって生じた水漏れが原因で、階下の家電製品や家財道具に損害を与えてしまうことがあります。
火災保険に加入していれば、保障や費用はある程度問題ないかもしれませんが、住人の方への対応を誤ってしまうと今後の人間関係にも大きな悪影響を与えかねません。
またうっかり火災保険が切れていて、全額自腹で払わなければならないなんてケースもあります。
水道管の老朽化の見分け方!水道管を交換しなければならない症状
水道管は地中や壁の中にあることが多いため、見た目で老朽化しているかどうかを判断することが難しいという特徴があります。
水漏れなどの大きなトラブルが起きてから水道管の老朽化に初めて気が付くというケースも多いですが、その他にも水道管の劣化を簡単に察知することができる場合もあります。
少しでも早く水道管の劣化を察知することができれば、上記で紹介した『老朽化した水道管を放置してはいけない理由』のリスクを減らすことができるはずです。
水道水の状態が明らかにおかしい
水道管の老朽化は水漏れなどの被害で初めて察知することができるケースもありますが、水の状態が明らかに異常である場合には、水道管の老朽化が進んでいる可能性があります。
日常的に何気なく使っている水道水ですが、水の状態を確認したときに以下の違和感を感じたときには使用を中止し、適切な対応を取るようにしましょう。
見た目が濁っている
蛇口を回したときに出てくる水道水の見た目が濁っている場合には水道管が老朽化している可能性があります。
水道水の見た目が濁っているのは水道管の内部、もしくは配水管の接続部分に発生したサビが水道水に混ざっている状態です。
鉄製の水道管の場合はとくに注意しなくてはなりません。
断水が解除されたときに蛇口から赤茶色の水がしばらく出てくることもありますが、一時的な症状です。
しかし、この場合にも水道管が劣化しているため交換を検討しなければなりません。
臭いがおかしい
水道水の見た目に問題はなくても臭いに違和感を感じたときには、水道水の使用を中止して水道業者に水道管の老朽化調査を依頼するようにしましょう。
水道から出る水は、衛生的に各家庭に供給することができるように塩素が一定濃度含まれているためカルキ臭などは問題ありません。
しかし、水道管が鉄管である場合に水道水から金属臭がすることがあります。
水道水から金属臭がする場合には、水道管の一部が破損、もしくは周辺の物質が水道水に溶け込んでいる可能性があるため業者に依頼して調査してもいましょう。
味に違和感を感じる
水道水を飲用水として利用しているご家庭も多いかもしれませんが、水を口に含んだときに味に違和感を感じる場合には水道管の老朽化の可能性を考えなければなりません。
とくに金属が水道管に溶け出しているときにはすぐに違和感に気付くはずです。
鉛管を使用している場合には重大な健康被害が生じてしまうリスクがあります。
しかし、水道水の味がおかしいと感じる場合には『貯水槽のメンテナンス不足』『浄水器のカートリッジが使用期限を大幅に超えている』などの原因である可能性も否定できません。
見た目や臭いと併せて判断するようにしてください。
赤水が出る
蛇口から赤茶色の水が出る場合は要注意です。
赤茶色の水が出てくるときは、配管の内部でサビが堆積している可能性が高いです。
劣化しているのは明らかなので、早めに水道管を交換しましょう。
水漏れが発生している
水道管の内部は常に高い水圧がかかっているため、配管が老朽化がしてくると内部の水圧に耐えられず水漏れが発生しやすくなります。
水道管から水漏れするときには、かなりの確率で水道管の老朽化が進んでいる可能性が考えられます。
壁の中や床下の水道管から水漏れが発生してしまうと配線がショートしたり火災の原因にもなってしまうため、早急に対処しなければなりません。
周辺の異臭
水道管が老朽化して水漏れが発生していることに気付かずにいると、床材が腐食して異臭が発生することがあります。
さらに、水道管が地中に埋設されている場合には、水漏れが原因で湿度が上がりカビが生じて異臭がするだけでなく、シロアリや害虫の発生などで二次被害が引き起こされる危険性もあるため注意しなくてはなりません。
水道管の老朽化を早めてしまう原因
水道管の耐用年数は40年程度ですが、使用環境などによって老朽化が早まってしまうことがあります。
老朽化が早まってしまう原因を知ることで水漏れなどのトラブルが起きる確率を少しでも下げることができます。
以下の3つの水道管の老朽化を早めてしまう原因について覚えておくようにしましょう。
長期間使用していない
水道管を長期間使用していない場合には水道管内部に滞留した水が原因でサビが発生し劣化が早まってしまう可能性があります。
とくに配管の接合部分などはサビなどが発生しやすいため、定期的に水を流さなければサビや汚れが部分的に付着してしまいます。
長期間使用しない場合には定期的に水を流すか、水道管の水を完全に抜くなどを対策をとるようにしましょう。
ウォーターハンマー現象
水道の蛇口を閉めたときに「ドン」という衝撃音が響くことがあります。
この現象をウォーターハンマー現象といいます。
ウォーターハンマー現象は給水管内部を流れる水を急に遮断したことが原因で水道水が給水管の側面にぶつかることが原因で生じる現象です。
ウォーターハンマー現象が発生してしまうと給水管に大きな衝撃が加わってしまうため水道管の破損や劣化に繋がってしまいます。
シングルレバーの蛇口を閉めるときに勢いよく叩くように操作している場合には、ゆっくり操作を行うようにしましょう。
ウォーターハンマー現象を予防する方法として元栓を少しだけ絞り水の勢いを弱くするというのも1つの手段です。
地震などの自然災害
40年以上使用することができるという想定で作られた水道管でも、近年頻発している地震によって破損や劣化が早まってしまうケースがあります。
地震などによる自然災害が発生したときには水漏れが発生していないか早めに調査するようにしましょう。
水道管の凍結
水道管の凍結によって老朽化が進んでしまうことがあります。
水道管が鉄管の場合にはとくに凍結しやすいため、注意が必要です。
経年劣化した水道管が凍結すると破裂したり、亀裂が入ってしまう恐れがあるため、凍結のリスクが少ない素材の水道管に交換するのがおすすめです。
老朽化した水道管の水漏れを確認する方法
水道管の老朽化は見た目で判断することが難しいとお伝えしてきました。
水漏れの被害が大きくなってから水道管の老朽化が発覚すると、その分修理にかかる費用も高くなってしまうため、定期的に水道管から水漏れが発生していないか確認するようにしましょう。
水道管の老朽化によるトラブルを未然に防ぐためにも、以下の方法で水漏れをチェックしてみてください。
水道メーターのパイロットを確認する
水道メーターには、水道管から給水が行われているか判断することができるパイロットと呼ばれる部品が付いています。
パイロットを確認すれば水道管からの水漏れを判断することができるため、まずはチェックしてみるようにしましょう。
パイロットで水漏れを確認する方法は簡単です。
自宅の『キッチン・お風呂・トイレ・洗面台・食器洗い機・洗濯機』などの設備の止水栓をすべて閉めます。
すべての蛇口を閉めているのに水道メーターのパイロットがクルクルと回っている場合には、給水経路のどこかで水漏れが発生している可能性が考えられます。
水道料金を確認する
通常、水道料金の請求は2ヵ月に一度ですが、ライフスタイルに大きな変化もなく普段通りに生活しているだけで、水道代が明らかに高くなっている場合には水漏れを疑う必要があります。
蛇口の吐水口やシャワーからの水漏れは比較的簡単に見つけることができます。
しかし、地中や壁の中の水道管から水漏れが生じてしまうと気付きにくいため、普段から水道料金を前月と比較しておくことが重要です。
漏水調査を依頼する
自宅の水道管が老朽化による水漏れが生じているかどうかを判断することが難しい場合にはプロの水道業者に依頼して漏水調査してもらう必要があります。
プロの業者に漏水調査を依頼すると、専用の漏水探知機や宅内の漏水のチェックもしてくれます。
水道業者に漏水調査を依頼すると簡易的な調査でも10,000円以上の費用がかかるため、まずは自分で水道メーターのパイロットなどを確認するようにしましょう。
水道管の老朽化によるトラブルは必ず水道業者に依頼する
水道管にトラブルが発生したときに「どこに連絡したらいいの!?」と焦ってしまう方も多いのではないでしょうか?
自宅の敷地内に設置している水道管のトラブルは水道局に連絡しても、基本的には修理対応はしてくれません。
良くて水道局に登録されている工事店を紹介してくれる程度です。
水道管が老朽化したことによって発生したトラブルは、必ず水道工事業者に依頼して適切に対処するようにしましょう。
ただ、水道修理業者に依頼する際にはいくつか注意すべきポイントがあります。
以下では『水道管の老朽化に伴う工事費用の目安』と『業者選びのポイント』についてご紹介します。
修理業者に依頼する前にまずは応急措置
水道管の老朽化に伴うトラブルが発生したときには、まず水道の元栓を閉めて漏水の被害拡大を防ぐようにしましょう。
水道の元栓を閉めている間は、キッチンやお風呂などの水道設備を使うことはできなくなりますが、水漏れによる床下浸水や水道料金の高騰を防ぐことができます。
水道管から水が噴き出すほどの事態の中では、正常な判断をすることは難しいため、必ず水道の元栓を閉めて落ち着いた状態で対処するようにしてください。
水道管工事にかかる費用相場
水道管の老朽化の修理や交換を水道業者に依頼するときに気になるのは「どのくらいの費用がかかるの?」っていうことですよね。
例えば『漏水調査』にかかる費用は10,000円~30,000円が相場です。
水道管の交換工事となると、設置状況によってかなり差は出ますが数十万円掛かることが多いと思います。
特に埋設配管の工事は、掘削の作業が必要になるので高額になりやすいです。
逆に露出配管の場合は比較的安く抑えることができます。
水道修理業者を選ぶときの3つのポイント
水道管の老朽化によってトラブルが発生した場合には、必ず専門の修理業者に依頼して修理交換を行ってもらう必要があります。
全国には数多くの水道修理業者が存在しているため「どの業者に依頼したらいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
水道管の老朽化に適切に対処するためにも、以下で紹介する「業者を選ぶときの3つのポイント」について確認しておきましょう。
水道局指定工事店に依頼する
上水道である水道管の老朽化の修理、交換依頼は必ず水道局指定業者に依頼するようにしましょう。
水道局指定業者は各自治体の水道局から『適切に給排水設備を設置することができる』と認定を受けた業者なので、ある程度は安心して水道管の修理や交換を依頼することができます。
水道局指定工事店を選ぶというのは。水道修理業者選びの中でもっとも重要なポイントの1つなので必ず守るようにしてください。
水道局指定工事店は配管を伴う工事を行うことができますが、非指定工事店が配水管を伴う工事を行ってしまうと水道法に抵触してしまいます。
依頼した側も水道の給水を停止されるなどの大きなペナルティが課せられる可能性があるため注意しなくてはなりません。
迅速に対応してくれる水道業者を選ぶ
水道管を正常に使用することができないとキッチンや洗面台、トイレやお風呂などすべての水まわり設備を使用することができず困ってしまいます。
水道管の水漏れを放置していると無駄に水を流してしまう事にもなる為、水道業者を選ぶときには必ず迅速に対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。
水道業者の中には24時間365日対応しているところも多く存在しています。
依頼を受けてからわずか30分程度で自宅まで駆けつけてくれるような水道業者を選べば、突然の水道管のトラブルにも迅速に対応することができるでしょう。
水の救急隊も24時間365日、お電話一本で即日駆け付けます。
数社で相見積もりを行う
水道修理業者を選ぶときにおすすめなのは、複数の業者に見積もりを依頼する『相見積もり』を行う方法です。
相見積もりを行うことで業者の料金や対応力を比較することができます。
しかし、相見積もりを行うと通常よりも時間がかかってしまうという点には注意しなければなりません。
相見積もりを依頼する業者は必ず見積もりやキャンセル料金が発生しない業者を選ぶのが安く抑えるコツです。
業者に相見積もりを依頼するときには、あらかじめ「相見積もりを行っている」ということを業者に依頼するようにしてください。
悪質業者に要注意!絶対に依頼してはいけないケース
全国に数多く存在する水道修理業者の中には悪質な工事業者も存在しているということを忘れてはいけません。
必要のない工事を追加工事として契約させ、多額の請求を行うような業者も数多く存在しているため注意しなければなりません。
ただ、どういった点に注意すればいいのか分からないという方も多いかもしれません。
悪質業者に騙されないようにするためには以下の3つに注意するようにしましょう。
極端に費用が安すぎる場合
水まわりのトラブルを修理する費用が他の業者と比較して、あまりにも安すぎる場合には悪質業者である可能性が高くなります。
とくにネット広告やポストに投稿されるチラシで『水漏れ修理300円!~』といった謳い文句で集客を行っている水道業者にだけは絶対に依頼してはいけません。
基本的に業者に依頼した場合にかかる費用は『基本料金+作業料金+部品代』で算出されます。
悪質業者が謳い文句としている価格は作業料金部分のみで、実際に工事を行ってみると300円+高額な基本料金や追加工事費が請求されるため、依頼したことを必ず後悔してしまうはずです。
水道管の工事を依頼するときには、適正料金で作業を行ってくれる水道業者を選ぶのがもっとも安心です。
訪問営業や電話営業を行っている場合
悪質業者の中には直接自宅を訪問して「水漏れが発生している可能性がある」「このまま放置していると大きな被害に繋がってしまう」と不安感を煽って契約を迫ってくるようなケーㇲもあります。
基本的に訪問営業や電話営業を行う業者を信頼してはいけません。
また水道局職員を名乗って自宅を訪れるような悪質なケースも多発しています。
通常、水道局が個別に自宅を訪問して水道管の交換をすすめるようなことはあり得ません。
業者の実態が掴めない場合
水道管にトラブルが発生したときに、インターネットで修理業者を探そうとしている方も多いのではないでしょうか?
水道業者を選ぶときには必ずホームページの内容に目を通して信頼できる業者かどうかということを判断するようにしましょう。
自社ホームページに会社の情報が記載されていない場合には悪質業者の可能性があります。
住所や電話番号、代表者名が記載されているかを必ず確認し、料金や作業内容が分かりやすいかということも確認しておかねばなりません。
sns上の老朽化した水道管に関する感想や口コミ
日本の上水道の水道管は老朽化しており、さび付いていたり塩素で痛んでいることが多々あります。
その中を通ってきた水を、そのまま赤ちゃんに飲ませるのはちょっと心配ですよね。
できるだけ軟水のミネラルウォーターを利用したほうが安心です。→https://t.co/G4pGy6p7SN— 妊婦・子育て・英語育児ハッピーママガイド (@mutuwatu180) March 17, 2023
【水道水は安全?】
したがって、いくら浄水場で安全基準が高い水を送り出したとしても、あなたの家庭の蛇口に届くまでの間に、老朽化した水道管が原因で水道水が汚染される可能性があるわけです。pic.twitter.com/t5YbiofyFg
— 赤ちゃんに宅配水は危険? (@akatyanwater) March 16, 2023
【毎日使う「#水道」のこと、知っていますか?】
1人が1日に使っている水道水は約300リットル。
他にも水道料金の使い道や、水道管の老朽化などについての疑問に答えるパンフレット「いま知りたい水道」を公開しました。水道の未来を考えるきっかけになると嬉しいです。https://t.co/k05FO7nDLW pic.twitter.com/ccGl2NDxt2
— 厚生労働省 (@MHLWitter) March 14, 2023
別邸、漏水箇所に点検口付け、外れてた銅管ジョイントをアルミテープで応急処置、すると別の場所から水が噴き出した!!ヤレヤレ。築57年じゃ水道管総取替説??#配管修理#漏水#老朽化#古民家再生中#セルフリノベーション#diy
@acramagniのInstagram投稿をチェック https://t.co/YzpB4gbFvY— 古民家再生民泊大家 (@odate_okuzo) March 14, 2023
えっとね?長門さん増田さん公共事業の水道事業のPPPとPFIなんですけど?まあ水道管の老朽化と強化プラスティック管への交換と施設維持に自治体小分け募集だとお金出しにくいんで公募とか忙しくてチェックしてるのめんどくさいし、植田さんにいうて200兆国土交通省にストックしたいんで水道局との間
— 国田羊蝶 (@marukun329) March 12, 2023
日本の水道水は塩素で殺菌していますが、有機物と塩素が化学反応した発がん物質をはじめ、約1万種類の化学物質が含まれると言われています。水道管の老朽化も懸念されていますが、東京でも水道原水から有機フッ素化合物が検出されるなど地下水の汚染が確認されています。
— earth waves (@jesuslove_888) March 12, 2023
まとめ
この記事では『水道管の老朽化』に関する内容についてご紹介しました。
水道水は毎日の暮らしになくてはならない重要なライフラインの1つです。
安心して生活を送るためにも水道管が老朽化している場合には早めに交換しなくてはなりません。
水道管の老朽化に関する修理や交換は必ず水道局指定工事店に依頼して、適切に対処してもらうようにしましょう。
水のトラブルなら水の救急隊へ
水の救急隊なら即日対応可能です!
口コミや実績から水道修理業者を比較しよう
水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。
地域密着型の修理業者を選べば安心
一刻を争うような水のトラブル発生している場合、水道修理業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の水道屋さんを選ぶといいでしょう。家の近くの水道修理業者を見つけておけば、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。
近くの水道屋さんなら市区町村単位で近くの水道屋さんを探すことができます。