



トイレのタンク内には重要な部品が入っています。
そのうちの一つがトイレタンクの底に設置されているゴムフロート弁です。
トイレタンク内の部品の寿命は5年~10年程度なので、定期的に部品交換などのメンテナンスが必要です。
そこで、この記事では『自分でゴムフロートを交換する方法』を紹介します。
【この記事を読んで欲しい人】
まず初めに、『自分でトイレタンク内のゴムフロートを交換できるのか?』にお答えします。
答えは『イエス』です。
DIYの難易度しては簡単な部類に入ります。
あまり難しく考えず、ゴムフロートを交換にチャレンジしてみましょう。
トイレタンク内のゴムフロートといっても、どんなもかご存じない方もいらっしゃると思います。
ゴムフロート弁の役割や形を紹介します。
トイレタンク内のフロート弁は、トイレタンクの底で蓋(栓)をする役割があります。
フロート弁はレバーとチェーンで繋がっていて、レバーをひねるとフロート弁が浮き上がり、トイレタンクの底から便器へ水が流れていく仕組みになっています。
ゴムフロート弁の見た目について紹介します。
トイレタンクのゴムフロートは、シンプルに黒くて丸い樹脂製の玉です。
メーカーによっては、黒くて丸い玉にブラスチックの棒が付いている事もあります。
材質はゴム状の樹脂でできています。水を漏らさないように栓の役割がある部品は樹脂製のものがほとんどです。蛇口のパッキンなんかと同じになります。
ゴムフロートの上部には、チェーンを掛ける為の小さな金具が付いています。
ゴムフロートの形状や役割を理解できましたら、いよいよ交換作業に入っていきましょう。
冒頭でお伝えした通り、自分で簡単に交換できる部品です。
慌てず作業していきましょう。
ゴムフロートを交換するには、交換用の新品のゴムフロートが必要です。
ゴムフロートは形状やサイズが複数ありますので、自分のトイレに合う部品を選んで用意しましょう。
確認事項 | |
---|---|
メーカーを確認 | 【TOTO製かLIXIL(INAX)製か】 |
サイズを確認 | (32㎜、38㎜、51㎜、55㎜、65㎜) |
形状を確認 | まん丸かそうでないか |
ポイントはこの3つです。
年式やメーカーによっては変わってきますので、必ず同じものを用意しましょう。
もしよくわからない場合は、汎用ゴムフロートもありますので、ホームセンターで店員さんに写真を見せて選んでもらいましょう。
購入できる場所 | ホームセンター・ネット |
---|---|
価格 | ¥700~¥1,500程度 |
交換用の部品を用意できたら、実際に作業に入っていきましょう。
手順と流れは以下のようになります。
このような流れとなります。
注意点としては「必ず止水栓を先に締める」「ゴムフロートを触るときはビニールの手袋をする」ことです。
止水栓を止めずに作業を始めてしまうと、水が流れっぱなしになってしまい作業ができません。
また、劣化したゴムフロートは、黒いカスが手についてしまうと中々取れない汚れになります。
石鹸でごしごし洗っても取れなくなりますので、必ずビニール手袋をして下さい。
またチェーンの長さによって、レバーを引いた時の水量が変わってきます。
チェーンを取り外す前に、長さを確認しておきましょう。
部品交換後の調整は、意外と手間になります。
トイレタンク内の部品は消耗品です。
ゴムフロートもいずれ劣化していきます。
ゴムフロートの交換時期の目安や劣化しているサインを紹介します。
交換手順のところでもお話しましたが、劣化したゴムフロートは触るだけで黒い汚れが手についてしまいます。
溶けだしているようなイメージです。
この状態のゴムフロートは即交換するべきサインです。
既に水漏れしているか、放置する事でいずれ水漏れが発生します。
便器内の水がゆらゆらと揺れていたり、トイレの水がチョロチョロと少量の水が流れているとゴムフロートが劣化しているサインとなります。
原因はゴムフロート以外にも考えられますが、10年以上使用しているトイレであれば早めに交換してしまいましょう。
ここまでゴムフロートを自分で交換する方法を紹介してきました。
ですが、「やっぱり難しそう」「自分で交換するのは不安」といった方も多くいらっしゃいます。
そのよう場合は、水道屋さんにお任せしましょう。
費用は掛かってしまいますが、失敗や後から不具合が出る不安は無くなります。
水道修理業者にゴムフロート交換を依頼することで、確実に部品交換をすることができます。
部品のサイズ違いや、他のトラブルを引き起こしてしまう心配はありません。
また、タンク内の他の部品が劣化していることもよくあり、自分でゴムフロートを交換しようとしてオーバーフロー管を折ってしまうようなケースもあります。
このような心配をしないで済むのが、水道屋さんへ依頼するメリットです。
水道屋さんへ依頼した時の最大のデメリットは費用面です。
職人さんが自宅まで来てくれるので、工賃という名の人件費が掛かってしまいます。
また、水道修理業界ではぼったくり行為も多数確認されていますので、騙される可能性もあります。
トイレのゴムフロートを交換する方法を紹介しました。
トイレタンクのゴムフロートは、注意点を抑えればDIYで交換することも可能です。
ですが、簡単な作業でもちょっとした不注意で別のトラブルになることもありますので、慎重に作業をするようにしましょう。
自分で交換するのが不安に感じられる方は、無理せず水道修理業者にご依頼ください。
もし水道屋さんへ依頼することを検討されているなら、ぜひ水のトラブル即解決!水の救急隊も加えて下さい。
弊社であれば、無料で現地見積をさせて頂きます。
もちろん高額だと感じられた場合はお断りいただいて構いません。
修理をしない場合は費用も0円です。
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口コミや実績から水道修理業者を比較しよう
水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。
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