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【キッチンまわりが水浸し!】考えられる原因や対処法を徹底解説!

キッチン・台所
キッチン・台所水漏れ

キッチンや台所が水浸しになっていたら焦ってしまいますよね。何から手を付けていいか分からず、正しい対処ができない方も多いのではないでしょうか。

しかし、対処法を覚えておくと、万が一の事態にも焦らず冷静に行動することができ、被害を拡大せずに済みます。

そこで本記事では、水漏れでキッチンや台所が水浸しになっているときの正しい対処法を解説していきますので、緊急時の参考にしてください。

【この記事を読んで欲しい人】

  • キッチンまわりが水漏れで水浸しになっている人
  • 水漏れをどのように対処していいか分からない人

水浸しになる原因を特定しよう

水浸しになる原因を特定しよう

床が水浸しになるほどの水漏れは、ある程度原因を特定することができます。

まずはどのような原因が考えられるかご紹介していきます。

排水ホースが外れている

シンク下にある排水ホースが外れているかもしれません。排水ホースは、排水管に差し込んでつながれているだけなので、物が当たっただけで外れてしまうことがあります。

排水ホースが外れてしまっていると排水管に流れるはずの水がそのまま外に流れ出すため、床が水浸しになるほどの水漏れを引き起こしてしまい非常に危険です。

給水管の破損

給水管は新しい水を蛇口に送る配管のことで、止水栓を閉めなければ水は供給し続けます。床が水浸しになるほどの量であれば、給水管から常に水が溢れ出していることも考えられます。

シンク下に水とお湯の2本の給水管があるので、シンクとのつなぎ目や根元、止水栓のあたりを重点的にチェックしてください。

床下の配管が破損、破裂している

床からじわじわと水が湧き出てきているのであれば、床下で水漏れが起きている可能性が高い傾向にあります。床下には配管が通っていますが、大きな地震や経年劣化によって亀裂が入り、そこから水が漏れているかもしれません。

そのため、大きな地震が起こってない地域でも、築40年を超える物件では経年劣化による配管からの水漏れが考えられます。

また寒冷地では、冬場に配管が凍ってしまい破裂することもあります。水抜きなどの対策をしていれば配管が破裂することはほぼないとはいえ、気温が氷点下になる地域の方で水抜き対策をしていない場合には配管の破裂も視野に入れなくてはいけません。

水漏れを放置することで起こる二次被害

水漏れを放置することで起こる二次被害

水漏れといっても症状にはいろいろなものがあります。特ににじみ出る程度の小さな水漏れだと、雑巾や防水テープでカバーしておけば何となると思う方も多いのではないでしょうか。

確かに、雑巾や防水テープで水漏れを防げば、ある程度の期間は問題なく使用することができます。しかし、時間が経つにつれて水漏れ箇所は悪化し、取り返しの付かない二次被害を生み出してしまう可能性もあることを覚えておいてください。

水漏れによって引き起こされる二次被害について、よくある被害をいくつかご紹介していきます。

カビやダニの発生

水漏れが発生すると、必然的に湿度が高くなり、カビやダニの発生原因となります。特に、キッチンや台所のシンク下は水漏れの影響を受けやすく、収納スペースとして活用されている場合は、収納物や壁や床にもカビが繁殖してしまい衛生的に良くありません。

カビは悪臭の原因にもなり、酷くなると部屋中がカビの臭いで充満してしまうだけでなく、アレルギーや喘息をお持ちの方など、健康被害を及ぼす可能性もあります。

また、カビは家屋や家財にも影響を及ぼします。例えば床材や壁が剥がれたり、家財などにも繁殖したりしたら使い物にならなくなるだけでなく、家を支える木材に繁殖してしまえば、耐久力が低下するため、倒壊の恐れなども考えなくてはいけません。

水道代が高くなる

例えば、ポタポタ程度の水漏れでも月に100円程度、糸を引くような水漏れだと月に3,000円程度も料金は高くなると言われています。

もし特段水の使用量が増えていないのに水道代が高くなったと感じたら、水漏れの可能性を疑ってみてもよいかもしれません。

階下に被害が広がる恐れ

マンションやアパートの集合住宅で、二階より上の高層部にお住まいの場合は、下の階に被害が拡大しないように注意が必要です。

水漏れを放置すると、漏れた水が隙間を通り下の階の天井にシミを作ってしまうことがあります。経年劣化による水漏れか過失による水漏れかによっても変わってきますが、自室の水漏れが、他の居住スペースに被害を与えた場合、修繕費や賠償責任を負うことがほとんどです。

キッチンや台所の水漏れを予防するためには?

キッチンや台所の水漏れを予防するためには?

ここまで、水漏れが発生したときの応急処置や、その後の行動について解説してきましたが、できるのであれば水漏れは引き起こしたくないですよね。

そこでここからは、水漏れを予防するために普段からできることをいくつかご紹介していきます。

排水管のつまりを予防する

キッチンまわりの水漏れは、排水管のつまりによっても引き起こされます。排水管のつまりは油や食べカスなどを流すことで引き起こされるので、食器を洗う前に油を拭き取ってから洗う、食べカスは生ごみとしてゴミ箱に捨てることを徹底することが大事です。

また、定期的にパイプクリーナーなどで、排水管を清潔に保つことも必要です。同時にゴミ受けなどの油汚れなども磨き落とし、きれいにしておくことも忘れないでください。

シンク下の掃除を定期的にする

シンク下を収納に使われてる方も多いのではないでしょうか。前述した通り、シンク下には排水ホースがあります。収納物が多すぎると、排水ホースを破損させてしまう恐れがあるので、整理整頓は欠かさず行うことをおすすめします。

また、排水ホースと排水管は、シンク下の床の部分に差し込まれているだけで固定されているものではないので、ちょっとした衝撃で外れてしまうことがあることを忘れないでください。

他の部分の水漏れもこまめにシンク下をチェックすることで、早期発見できる場合があります。

使用年数を確認する

キッチンや台所で使用されているパッキンやナット、排水ホースなどは寿命が10年程度と言われています。10年以上使用しているキッチンや台所の場合、あらゆる場所に問題が生じているかもしれません。

長年使用しているのであれば、水回り全体のリフォームを考えてみるのもおすすめです。

水漏れの原因箇所に合わせた対処法

水漏れの原因箇所に合わせた対処法

ここからは、水漏れが起きたときの対処法をご紹介していきます。水漏れ箇所によって対処法や原因は変わってきますので、しっかり確認し作業を行ってください。

排水トラップの水漏れ

排水トラップからの水漏れの原因としては、ナットの緩みやパッキンの劣化により部品の接続部分から発生していることが大半です。

まず排水トラップを取り付けているナットが緩んでいないか確認し、緩んでいたら素手やスパナを使い締め直します。しっかり締めつけたのを確認したら、シンクに水を流し水漏れがないか確認してください。

もし、緩んでいる部品を締め直しても同じ部分から水が漏れるのであれば、排水トラップに取付られているパッキンが劣化しているかもしれません。パッキンの劣化の場合には、新しいものと交換する必要があります。

パッキンを交換するためには、止水栓を閉め排水トラップを取り外してください。パッキン部品に亀裂や破損を確認できたら、新しいパッキンと交換します。目立った外傷がない場合、交換する必要はありません。パッキン交換後、シンクに水を流し水が漏れなければ作業完了です。

排水ホースの水漏れ

排水ホースからの水漏れの原因として考えられるのが、排水ホースと排水トラップを接続するためのナットの緩みです。排水ホースと排水トラップのつなぎ目から水漏れがある時は、ナットが緩んでいないか確認してください。もし緩んでいるのであれば、ナットを強く締めることで水漏れは解消されます。

また、排水ホースと床下排水管の接続部分も水漏れを起こしやすい場所です。この部分は、ただホースが差し込まれていることが一般的なので、収納している調理用具や食器が当たるなど、ちょっとした衝撃でズレてしまうことがあります。もし排水ホースが抜けていたり、位置が通常とズレていたら、正しくはめ込んでください。

そして、排水ホース自体が劣化しているケースも考えられます。排水ホースは樹脂で作られているものが多く、熱湯や油などを流すことで素材に大きな負担がかかり、破損または損傷を生み出すことがあるからです。

排水ホースの劣化の場合、破損部位に防水テープを貼り付けることで応急処置を施すことができますが、あくまでも一時的な処置なので注意してください。今後もキッチンや台所を使用することを考えると、新品のホースに交換することをおすすめします。

排水ホースもホームセンターなどで購入することができるので、同じサイズやメーカーのものを購入し、交換するようにしてください。

蛇口の水漏れ

蛇口の水漏れは、給水管の接続部、もしくは蛇口そのものから起こっていることが多く、ナットの緩みや防水テープ、パッキンの劣化が原因であることが考えられます。

給水管の接続部のナットに緩みがないかを確認し、緩みが発生していたらナットを締め直します。もし緩みがなければ、防水シールやパッキンの劣化が考えられるので、新しいものと交換してください。

排水管のつまりによる水漏れ

排水管のつまりを解消するには、排水ホースを排水管から引き抜き、排水管内にワイヤー式パイプクリーナーを差し入れ、つまりの元となる原因を除去する必要があります。

何度か押し引きすることで、つまりを砕き分解することができるので、つまりの感触が無くなったらワイヤー式パイプクリーナーを取り出してから内部をキレイに拭き取り清掃し、排水ホースを元に戻してください。

その後、シンクに水を流し、排水管と排水ホースの接続部から水が溢れ出てこなければ、つまりが解消されたことになります。

水漏れ箇所がわからない場合は業者に依頼

水漏れ箇所がわからない場合は業者に依頼

いくら調べても水漏れ箇所が分からないときは、無理をせず専門業者に依頼してください。

症状にもよりますが、水漏れの修理はそれほど高いものではありません。しかし、自己判断による無理な作業で症状を悪化させてしまったら、本来であれば安く済んでいた費用が、高額になってしまうこともよくあるため、注意が必要です。

水の救急隊なら、お電話一本で即時点検に伺います。

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口コミや実績を参考にして業者を探す

いい業者か判断する材料に、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水漏れ修理の口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。

地域密着型の修理業者を選ぶ

一刻を争うような水漏れが発生している場合、業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の修理業者を選ぶといいでしょう。家の近くの業者を見つけお願いすることで、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。

近くの水道屋さんなら市区町村単位で近くの水道屋さんを探すことができます。

まとめ

この記事では、水漏れでキッチンや台所が水浸しになっているときの正しい対処法について解説してきました。

突然床が水浸しになっていれば、動揺することは間違いないでしょうが、被害を拡大させないためにも、慌てず冷静に対処してください。応急処置を行い水漏れ箇所を見つけることで、被害を最小限に食い止めることができます。

ただし、自分で対処できないと感じたときは、無理をせず専門の水道修理業者に依頼することをおすすめします。