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水道代を節約するための方法!効果抜群の節水方法まとめ

水道代を節約するための方法!効果抜群の節水方法まとめ その他
その他

毎月の生活にかかる水道代のランニングコストはできるだけ減らしたいものです。

ただ、節約しようと思って水の使用量を減らすだけではストレスが溜まるだけで、目に見える節水効果は得られないでしょう。

そこで本記事では、日常生活の中で水道代を安くするためのポイントと注意点についてご紹介します。

水道の使用量は適切な節水を心がけを続けることで、少しづつ節約に繋がります。

やってはいけない節水方法についてもご紹介しているので、節水にお悩みの方は必見です。

【この記事を読んで欲しい人】

  • 水道料金が高くて悩んでいる
  • 水道代の算出方法を知りたい
  • 水道料金を少しでも安くしたい
  • 正しい節水方法を知りたい
  • 節水することで、どれくらい水道代を減らせるか知りたい

水道代の算出方法!我が家の水道代はどのくらい?

水道代の算出方法!我が家の水道代はどのくらい?

検針表を確認することで水道代の現状を知ることができるだけでなく、他の家庭と比べることで節約の余地があるかどうかを判断することもできます。

チェックするべき項目は以下の4点です。

  • 使用期間(2ヶ月毎が多い)
  • 今回使用した水量
  • 前回使用した水量
  • 上水使用料金
  • 下水使用料金

この4つを確認して普段の生活状況を想像すれば、水の無駄遣いや節約すべきポイントを知ることが可能です。

水道代の基本料金について

水道代の基本料金は自宅に引き込まれている水道管の口径によって決まるため、水道管の口径が太くなればその分基本料金が上がっていきます。

以前は一般的に13mm口径が主流でしたが、最近では20mm口径が主流となっています。

口径ごとの基本料金の目安は以下の通りです。

  • 13mm 860円
  • 20mm 1,170円
  • 25mm 1,460円
  • 30mm 3,435円

水道管の口径は検針表で確認することができますが、ほとんどの家庭は13mm~25mmサイズのどれかです。

基本料金を安くしようとすると、自宅の水道管をまるごと交換しなくてはならないため現実的な方法ではありません。

水道代を節約するためには基本料金を下げるのではなく使用する水量を減らして節約するようにしましょう。

従量料金について

水道料金は、上下水道の基本料金と従量料金によって計算されます。

従量料金は使用した水量に対して加算されていく料金のことです。

上水道使用量1㎥あたりの単価
1~5㎥0円/㎥
6~10㎥22円/㎥
21~30㎥163円/㎥
31~50㎥202円/㎥
51~100㎥213円/㎥
101~200㎥298円/㎥
201~1,000㎥372円/㎥
1,001㎥~404円/㎥

参照:東京都水道局

使用水量が少なければ少ないほど単価が安くなるため、使用水量が下がれば単価も安くなり節約効果を感じやすくなります。

下水道料金について

下水道は不純物が混入した生活排水を、浄化設備でろ過してから川に流されます。

ほとんどの自治体で下水道料金が必要になりますが、上水道とは計算方法が若干異なります。

下水道は上水道よりも割安な料金設定になっています。

下水道料金は以下の通りです。

下水道使用量1㎥あたりの単価
0~8㎥560円/㎥
9~20㎥110円/㎥
21~30㎥140円/㎥
31~50㎥170円/㎥
51~100㎥200円/㎥
101~200㎥230円/㎥
201~500㎥270円/㎥
500~1,000㎥310円/㎥
1,001~㎥345円/㎥

参照:東京都水道局

東京都水道局の料金表では基本料金という記載はありませんが、0~8㎥に関しては使用水量に関わらず560円が必要になるため実質的に基本料金だと考えて構いません。

9㎥~に関しては従量課金制となっています。

水道料金の計算方法

各自治体の水道局によって水道料金の設定方法が異なりますが、一般的には以下の計算式で算出されます。

[上水道料金(基本料金+従量料金) +下水料金(従量料金)]× 消費税率

実際に20mm口径の水道管を引いている一般家庭が1ヵ月に20㎥ずつの上下水道を使用した場合の水道料金を計算してみましょう。

上水道料金の計算方法(20mm口径で月20㎥使用した場合)

基本料金
20mm口径:1,170円

従量料金
20㎥使用した場合
1~5m³…0円×5m³=0円
6~10m³…22円×5m³=110円
11~20m³…128円×10m³=1,280円
合計1,390円

上水道代の合計料金(基本料金+従量料金)
1,170円+1,390円=2,560円(税抜)

下水道料金の計算方法(月20㎥使用した場合)
※従量料金(0~8m³ 560円を含む)

従量料金
20㎥使用した場合
0~8m³=560円
9~20m³…110円×12m³=1,320円
合計1,880円

下水道代の合計料金(基本料金+従量料金)
560円+1,320円=1,880円(税抜)

1ヵ月の水道料金
[上水道料金(基本料金+従量料金) +下水料金(従量料金)]× 消費税率にあてはめて計算[2,560円+1,880円]×1.10=4,884円(税込)

1ヵ月あたりの水道料金は4,884円ですが、一般的に水道料金は2ヵ月ごとの請求になります。

同じような水道使用量の場合には4,884円(税込)×2ヵ月=9,768円の水道料金が請求されることになります。

このように計算してみると上水道、もしくは下水道どちらを優先して節水すればいいのかということが分かるだけでなく、毎月の使用水量を客観的に知ることができるようになります。

次に他の家庭の一般的な使用水量と比較を行ってみましょう。

一般的な家庭の水道使用量と比較

東京都水道局が令和2年度生活用水実態調査によって世帯人数ごとの平均使用水量(1ヵ月当たり)が公開されています。

1人世帯 8.1m³
2人世帯 14.9m³
3人世帯 19.9m³
4人世帯 23.1m³
5人世帯 27.8m³
6人世帯 34.1m³

ここでご紹介している料金は、すべて東京23区を例にしています。

水道料金は住んでいる自治体(水道局)によって異なるということを理解しておく必要があります。

実際に他の家庭が使用している水量と比較して、水道代が高いと感じる場合には従量料金が安くなるように節水を行いましょう。

水道代の内訳 | もっとも節水効果の高い場所

水道代の内訳 | もっとも節水効果の高い場所

住まいにはトイレやお風呂、キッチンや洗面所など水道を使用するさまざまな水道設備があります。

どの設備でどのくらいの水道水を使用して、毎月使用する水の何%が消費されているのか気になりますよね。

東京都水道局が平成27年度に行った一般家庭水使用目的別実態調査によると家庭での水の使われ方は以下のようになっています。

使用する場所使用割合
お風呂40%
トイレ21%
キッチン18%
洗面その他6%

平成27年度時点でもっとも水の消費量が多いのがお風呂で40%(1位)の割合になっており、次いでトイレが21%(2位)になっています。

平成18年度の同実態調査ではトイレが28%(1位)でお風呂が24%(2位)と逆になっています。

一般的にお風呂は200L~250Lの水が使用されます。

1回当たりのシャワーでは50L程度の水が必要になるため、毎日250L~300Lの水を使用する計算になります。

家族が増えれば、その分シャワーで使う水量も多くなるため水を節約するには『いかにお風呂で使う水量を減らしていくか』ということが大事だということが分かりますね。

その他にも用途別にどのくらいの水量を使用するのかということについて知っておきましょう。

水量のケース使用水量
洗面・手洗い 1分間流しっぱなしの場合約12L
歯みがき 30秒間流しっぱなしの場合約6L
食器洗い 5分間流しっぱなしの場合約60L
洗車 流しっぱなしの場合約90L
シャワー 3分間流しっぱなしの場合約36L

毎日、洗面台で歯磨きを行うときに水を流しっぱなしにしているという方は、コップを使うだけで1回あたり5Lの節水効果があります。

毎日2回歯磨きをする場合には、コップを使うようにするだけで月に220円水道代を安くすることが可能です。

4人家族でみんなで協力して節水を行えば、歯磨きするときのちょっとした工夫だけで220円×4人=880円(月)も節約できるって考えるとすごいですよね。

お風呂の残り湯もただ捨てるだけでなく掃除や散水などに利用すれば大幅に節水することができるでしょう。

水道代を節約する方法

水道代を節約する方法

水道代を節約するためには、それぞれの水まわり設備で行うべき節水方法を知っておく必要があります。

さまざまな方法があるため自分に合った方法を試して毎月の水道代を安くできるように工夫していきましょう。

主に節水することができる場所は以下の5つです。

  • トイレ
  • キッチン
  • 洗濯場
  • 洗面所

それぞれどういった節約方法があるのか、以下でご紹介します。

無理なく簡単にできる節水方法なので、ぜひ試してみるようにしましょう。

お風呂

ご家庭の使用水量の割合でもっとも多い水道設備はお風呂です。

毎日お風呂のお湯を取り替えるという方は、2日に1回もしくは3日に1回お湯を変えることで大きな節水効果を得ることができます。

節水シャワーヘッドに交換する

シャワーで節水するためには節水シャワーヘッドに交換するのがおすすめです。

節水シャワーには節水率が記載されているものがあります。

節水率50%のものを選ぶだけで、使用水量をこれまでの半分以下にすることも可能です。

節水シャワーヘッドに交換することで使用水量が減るため、結果的にガス代も大きく節約することができるというメリットもあります。

節水シャワーヘッドは素人の方でも簡単に交換できるので、もっとも手軽に行えて最大限の節水効果を得ることができる節約方法の1つです。

トイレ

お風呂に次いで、使用水量の多いトイレでも効果的な節水を行うことができます。

トイレの用を足すときの音が気になって水を流しているという方は、スマホで流水音を出せるアプリを使用するのもおすすめです。

古いトイレは交換する

古いトイレを使用している場合にはトイレ本体の交換を検討するのがおすすめです。

現在使用しているトイレが従来型のトイレの場合には、1回あたりの洗浄で約13L程度の水量が必要になります。

近年の節水タイプのトイレはTOTOのピュアレストは大で4.8L、小で3.6Lと最新のトイレは非常に少ない水量で洗浄することが可能になっています。

10年以上使い続けることになるトイレは、水道代の高いトイレを無理に長期間使い続けるよりもトイレ本体ごと交換してしまう方がトータルコストでは安くなるケースもあります。

キッチン

キッチンで水道代を節約するために効果的なのは『溜め洗い』を行う方法です。

溜め洗いと聞くと、逆に水道代が高くなってしまいそうなイメージをもたれる方もいるかもしれませんが実は逆です。

ボウルに水を張り、洗い物を浸けてから洗うことで水の流しっぱなしを防ぐことができます。

食器を水に浸けておくことで油汚れも落としやすくなるため、余計な水を使わなくて済むというメリットもあります。

食洗器を導入する

近年の食洗機は少ない水量でも温水を効果的に噴出することで油汚れもしっかりと落とすことができるタイプも登場しています。

手で食器を洗うよりも食洗器を使った方が節水効果が高い場合もあります。

食器洗いを行う時間も水道代も節約できれば一石二鳥になるのでおすすめの方法です。

洗濯

洗濯機を使うときに水道代を安くするには『できるだけまとめて洗濯する』ようにしましょう。

洗濯物は少量の洗濯物を洗うのも大量に洗濯物を洗うのも、水量にそこまで大きな差はありません。

こまめに洗濯機を使って洗うよりも、まとめて洗うことで水道代を抑えることができるようになるでしょう。

ドラム式洗濯機に買い替える

また古いタイプの洗濯機を使っている場合には節水効果の高いドラム式に買い替えるというのも有効な手段です。

ランニングコストはかかってしまいますが、洗濯機を買い替えることで今後の水道代や電気代が大きく異なってくるということを理解しておくようにしましょう。

洗面所

洗面所は、家族全員が毎日使う水まわり設備であるため小さな工夫を行うだけで水道代を節約することができるようになります。

歯磨きを行うときには必ずコップを使うようにしたり、顔を洗うときには洗面器を使って水の流しっぱなしを防ぐことで使用水量をグッと減らすことができるはずです。

節水コマを取り付ける

蛇口に節水コマを取り付けて、蛇口から出てくる水量を減らすというのも高い節水効果を得ることができるのでおすすめです。

節水コマは自治体によっては無料で水道局窓口で配布していることもあります。

水道代を節約するための3つのポイント

水道代を節約するための3つのポイント

水道代を節約するためにはどのようなポイントに注意すればいいのかしっかりと理解しておくことで、より高い節水効果を発揮することができます。

当たり前のようなことでも毎日の積み重ねで水道代は大きく異なるため、以下の3つのポイントに注意するようにしましょう。

水を使う場所をしっかりと意識する

キッチンやお風呂だけでなく、洗濯機や食器洗い機など家の中では水道水を使う場所は数多く存在します。

水道代を節約するためには、しっかりと水まわり設備の水道使用量を確認して無理なく効果的に節水を行っていく必要があります。

水を使う場所はすべて水道代がかかる場所だということをしっかりと意識しておくことで節水意識を保つことができるようになります。

必要のない水は使わない

水道代を節約するときに絶対にしてはいけない節水方法は『必要な水を使わず過度な節水を行ってしまう』ということです。

まず行わなければならないのは必要のない水を使わないようにするということが重要です。

洗髪するときにお湯を流しっぱなしにしたり、歯を磨くときに水を出しっぱなしにしたりしていませんか?

日頃の何気ない行為が積み重なってしまうと、水道代が跳ね上がってしまう結果になるため注意しなければなりません。

家族全員で節水意識をもつ

水道代を安くするためには、家族全員で節水に取り組まなければなりません。

1人が節水を心がけても、他の家族が水の無駄遣いをしていれば何の意味もありません。

家族全員で水道を使うときのルールを決めたりゲーム感覚で節水ができる工夫をすれば楽しみながら協力し合えるようになるでしょう。

やってはいけない節水方法

やってはいけない節水方法

節水効果を得たい思いから間違った節水方法を取ってしまうと、排水詰まりを起こしてしまいかえって費用がかかってしまうケースがあります。

以下ではやってはいけない節水方法についてご紹介します。

トイレタンクに異物は入れない

トイレタンクにペットボトルや節水グッズを入れるのはNGです。

トイレの水は1回分適切な水量で流れるように設計されています。

トイレタンクの中に異物を入れてしまうと流すための水量が足りずに、トイレ詰まりが起きやすくなってしまいます。

トイレは適切に流す

トイレの水量を節水したいとの思いから、トイレを1回で流さず溜めてから流すのはおすすめできません。

水に溶けるトイレットペーパーや便でも、大量に1度に流すとトイレが詰まる確率が高くなってしまいます。

また、『大』で流すべきところを『小』で流すような誤った節水方法はつまりの原因になるため気を付けるようにしましょう。

お風呂の水は使用しない

お風呂の水を災害時用に流さず置いておくことは大切ですが、トイレや洗濯にそのまま使用するのはおすすめできません。

お風呂の水には皮脂汚れや髪の毛が含まれるため、詰まりの原因となってしまいます。

食器洗いはしっかりと行う

節水のために食器洗いを素早く済ませたり、長時間つけ置きにしておくことも危険です。

食器洗いはしっかりすすいで洗わなければ食中毒の原因にもなってしまいます。

食器をつけ置き洗いで置いておくときは、15~20分程度に留めましょう。

sns上の水道代の節約・節水に関する感想や口コミ

sns上の水道代の節約・節水に関する感想や口コミ

まとめ

まとめ

水道代を節約するためには、もっとも使用水量の多いお風呂やトイレなどから節水に取り組むのがおすすめです。

節水効果の高いところから節約すると、無理なく水道代を節約することができるため、毎月の水道使用量のお知らせを確認するのが楽しみになるかもしれませんね。

最も大事なのはストレスなく楽しみながら節水するということです。

家族全員がそれぞれ節水の意識を持って協力し合えるようになると、家計だけでなく環境にも優しい生活ができるようになります。

この記事で紹介した節水方法を実際に試して小さなことから行動していくようにしましょう。

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お役立ちコラムの監修者
中村 覚信
株式会社 クリアライフ

株式会社クリアライフは水道設備の駆付けサービスを開始して9年目。創業23年。累計60万件の水道修理を行ってきました。
さらに2024年より全国の修理対応が可能となりました。
「突然の水のトラブルからお客様を救いたい!役に立ちたい!」そんな気持ちから水の救急隊お役立ちコラムを立ち上げました。

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