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台所の蛇口を修理したい!故障しやすい箇所と修理方法

台所の蛇口を修理したい!故障しやすい箇所と修理方法 キッチン・台所
キッチン・台所

台所の蛇口が壊れてしまうと「洗い物ができない」「冬場にお湯が出ない」など、とても困ってしまいますよね。

蛇口の水漏れ、レバーが動かない、お湯が出ないなど、この記事では蛇口の故障の原因と修理方法を紹介しています。

「自分で蛇口の修理ができるのか?」「自分で修理できないときはどうすればよいか?」「修理に必要な部品はどこで購入できるのか?」こちらも合わせて解説しています。

【この記事を読んで欲しい人】

  • 台所の蛇口が壊れていて修理したい
  • 台所の蛇口を交換するか悩んでいる
  • 自分で台所の蛇口を修理できるのか知りたい
  • 水道修理の部品はどこで買えるのか知りたい
  • 蛇口修理の知識を付けたい
  1. 工具があれば台所の蛇口は自分で修理できる
    1. 台所の蛇口修理に必要な5つの工具
      1. ウォーターポンプフライヤー
      2. モンキーレンチ
      3. プラス/マイナスドライバー
      4. 各種水栓用レンチ
      5. シールテープ
    2. 修理に必要な部品と入手方法
  2. 台所の蛇口の交換修理方法
    1. ワンホールタイプの蛇口の交換
    2. 台付きツーホールタイプの蛇口の交換
    3. 壁付きツーホールタイプの蛇口の交換
    4. 台所蛇口のパッキンの交換修理方法
      1. ハンドル根元の水漏れ
      2. 吐水口の先から水漏れ【ツーレバーハンドル】
      3. 吐水口の先からの水漏れ【シングルレバー】
      4. 取付脚と壁の間からの水漏れ【壁付きタイプ】
      5. 取付脚と蛇口の間からの水漏れ【壁付きタイプ】
  3. 水漏れ時の緊急処置は止水栓を閉める事
    1. 止水栓のある場所
    2. 止水栓をまわす方向
  4. 台所の蛇口の種類と水漏れしやすい部分
    1. ハンドルタイプの蛇口
      1. ハンドルを閉めても吐水口から水が出る
      2. 蛇口の付け根から水漏れする
      3. ハンドルの下から水漏れする
    2. レバータイプの蛇口
      1. スパウト周辺から水漏れする
      2. レバーが動かない
      3. レバーあたりから水漏れする
      4. 吐水口の水が止まらない
      5. 蛇口の根元や下から水漏れする
  5. 蛇口で故障しやすい部品
  6. 自分で修理するときの注意点
    1. 必ず止水栓を閉めてから作業する
    2. 蛇口の型番を調べておく
    3. 特殊工具が必要な事もある
  7. 自分で修理が難しい場合は無理せずに水道修理業者へ依頼する
  8. 10年以上使っている蛇口は蛇口交換も検討する
    1. 台所の蛇口の寿命は10年~15年
    2. 蛇口交換のメリット
    3. 蛇口交換のデメリット
  9. SNS上の台所の蛇口修理に関する口コミや声
  10. まとめ

工具があれば台所の蛇口は自分で修理できる

修理をして不具合が直った蛇口

台所の蛇口は必要な工具と正しい知識を持っていれば自分で修理することができます
できるだけ安くするために、水道修理業者に頼らず自分で台所の蛇口を修理したいという方も多いのではないでしょうか?
以下では、自分で台所の蛇口を修理するために必要な工具と部品についてご紹介します。

台所の蛇口修理に必要な5つの工具

台所の蛇口を交換するときには、ナットを緩めたり締めたりする必要があります。

またパッキンを交換したり、水漏れを防ぐ部品を取り付けたり様々な工程があるため、それぞれに適した工具や修理道具を揃えておかなければなりません。

蛇口の修理には以下の5つの工具や修理道具が必要です。

名称価格購入場所
ウォーターポンプフライヤー1,000円~3,000円ホームセンター
モンキーレンチ100円~3,000円100均(一部店舗)

ホームセンター

プラス/マイナスドライバー100円~1,500円100均

ホームセンター

各種水栓用レンチ1,500円~5,000円ホームセンター
シールテープ100円~800円ホームセンター

それぞれの工具が必要となってくる場面は異なります。

修理を始めた直後に「あの道具を持っていない…」なんてことにならないように、あらかじめ準備しておくことが重要です。

ウォーターポンプフライヤー

ウォーターポンプフライヤーは水道工事などでものをつかむことに特化した工具で、丸いものをつかんでも滑らないような仕組みになっています。

水道の蛇口を修理するときに必要なので準備しておくようにしましょう。主な用途は蛇口本体をつかんだり、ナットをつかんだりするために使用します。

モンキーレンチ

モンキーレンチはナットやボルトを締めたり緩めたりするために使う工具で、安いものだと100均などで販売されていることもあります。

モンキーレンチは下あごの部分を調整することで様々なサイズに対応することができるので蛇口のナットを回す際に役立つ工具のひとつです。

プラス/マイナスドライバー

蛇口を交換するときに使用するときに固定ネジを回すためにドライバーが必要になります。

蛇口を交換するときには止水栓を回す必要もあるので、少し大きなサイズのマイナスドライバーを準備しておくと便利です。

各種水栓用レンチ

水栓用のレンチには立水栓締付工具や水栓取外しレンチなど様々な種類のものがあります。

モンキーレンチだけでは対応できない特殊な形状のナットなどにも対応しているのですべてが必要なわけではありませんが、あると便利な工具です。

各種水栓レンチ用途
立水栓締付工具(レンチ)直角に曲がった先端のレンチ。通所のレンチやプライヤーが使用できない狭い場所のナットを回すのに役立つ。
眼鏡レンチ丸い形状でナットにはめ込んで使用する。なめしにくいがサイズ調整ができない。
六角レンチL字型のレンチで締め付けたり緩めたりすることができる。数種類のサイズがあるためサイズに合ったものを使用する。
水栓取外しレンチフック状のレンチで水栓に引っ掛けて本体を回したり、水栓を固定するために使用する。

シールテープ

蛇口と配管の接続部分のネジ山に巻きつけて隙間を埋めるために使用するのがシールテープです。水漏れが起きないように幅や長さが適切なものを選ぶようにしましょう。

修理に必要な部品と入手方法

台所の蛇口を修理するときに必要な部品は以下の5種類のパーツに分けられます。

蛇口のパーツ名称役割
ハンドルビス・固定ネジハンドルレバーを固定する部品で、ガタつきがある場合や、水量調節が上手くいかない場合にはハンドルビスや固定ねじが緩んでいる可能性あり。
ハンドル・レバーレバー部分がとくに負荷がかかりやすく劣化してしまいがちな部品のひとつ。単体での不具合は少ないがその他の部品と一緒に交換することが多い。
スピンドルレバーの動きに合わせて水量を調整する部品。金属製の部品だが、経年劣化によって交換が必要になることもある。
コマパッキン水栓コマとも呼ばれる部品で水をせき止める役割を持つ。経年れかによって水がチョロチョロと出続ける原因にも繋がりやすい。
蛇口スパウト蛇口本体から吐水口までのパイプを蛇口スパウトと呼び、根本的な修理の対象ではない。
蛇口キャップ吐水口についている先端の部品。キャップの種類によって水の手触りが柔らかくなるが経年劣化によってつまりが起こることも。

これらの部品はすべてホームセンターで購入することができますが、購入する場合には必ず備え付けられている既存の蛇口の型番をしっかりと確認したうえで購入するようにしましょう。

同じような型番が数多くあるため、間違って購入してしまうと取付がそもそもできなくなってしまう可能性があります。

もっとも確実なのは、取り付けてあるメーカーから直接購入する方法ですが時間がかかってしまうというデメリットもあります。

修理を急いでいる場合には水道修理業者に依頼して対応してもらうのがもっとも効率的な修理方法のひとつです。

台所の蛇口の交換修理方法

台所の水栓を自分で修理しようとやる気の女の子

台所の蛇口を交換修理する手順をご紹介します。水まわりを修理する際には必ず止水栓を閉めたうえで作業を行うようにしましょう。

また無理に修理してしまうと症状が悪化してしまう可能性もあるので、実際に修理しようとしたときに難しいと感じたらすぐに業者へ依頼することも大切です。

ワンホールタイプの蛇口の交換

蛇口がキッチンの天板に1つの穴で取り付けられているタイプ

ワンホールタイプの蛇口の交換の手順
  1. シンクの下の給水管に繋がっているホースを外す
  2. 蛇口本体を天板から取り外す
  3. 蛇口の裏側のナットを外して引き抜く
  4. 取付穴の上からアダプターを設置後新しい蛇口を固定
  5. 逆止弁を設置して給水・給湯管を接続

台付きツーホールタイプの蛇口の交換

蛇口が天板の横長プレートの上に取り付けられているタイプ。

台付きツーホールタイプの蛇口の交換の手順
  1. シンク下の給水管のナットと止水弁のナットを外す
  2. 蛇口本体を天板から外す
  3. 2つの穴のナットを取外し蛇口を引き抜く
  4. 新しい蛇口を設置後パッキン・ワッシャー・ナットを取付ける
  5. 給水管・給湯管を接続

壁付きツーホールタイプの蛇口の交換

蛇口がシンク前の壁面に取り付けられているタイプ。

壁付きツーホールタイプの蛇口の交換の手順
  1. 蛇口本体のナットを回して取付脚から蛇口を取り外す
  2. 配管に繋がる取付脚を外す
  3. 取付脚にシールテープを8回ほど巻きつけ水漏れを防ぐ
  4. 配管と蛇口接続部の汚れを除去する
  5. 2つの取付脚を八の字になるように時計回りで取り付ける
  6. 新しいパッキンに交換し蛇口を取り付ける

台所蛇口のパッキンの交換修理方法

台所の蛇口の水漏れはパッキンを交換することで症状が良くなる場合が多いので、早めにパッキンを交換して無駄な水漏れを修理するようにしましょう。

ハンドル根元の水漏れ

ハンドル下のカバーナット内の三角パッキンが劣化していることによってハンドル根本から水漏れが発生してしまっています。

ハンドルとカバーナットを取り外して、ワッシャーと三角パッキンを交換しましょう。

吐水口の先から水漏れ【ツーレバーハンドル】

ハンドル下のカバーナットの中の水栓コマが経年劣化によって水漏れを引き起こしてしまっています。

ケレップごと交換してしまうか、ケレップのパッキンを交換することで水漏れを解消することができます。

吐水口の先からの水漏れ【シングルレバー】

シングルレバーの吐水口(水が出てくる先の部分)からの水漏れは、湯温調整のためのカートリッジが劣化している可能性があります。

型番を調べて水栓器具に合った部品を購入しましょう。レバーを外して中のカートリッジを入れ替えることで吐水口の水漏れを修理することができます。

取付脚と壁の間からの水漏れ【壁付きタイプ】

取付脚と壁の間の水漏れはシールテープの劣化が原因で引き起こされています。取り付け部分ネジ山を掃除して新しいシールテープを巻きつけましょう。

取付脚を外すときに配管を傷めてしまうことがあるので作業には注意が必要です。

取付脚と蛇口の間からの水漏れ【壁付きタイプ】

取付脚と蛇口の間からの水漏れは接続部分のクランクナット内のパッキンが劣化しています。

取付脚から蛇口を取り外し、プランクナットのパッキンを交換しましょう。この場合にも配管を傷付けないように細心の注意を払う必要があります。

水漏れ時の緊急処置は止水栓を閉める事

自宅のキッチンを修理するための止水栓

台所の蛇口にトラブルが発生した場合には、まずは止水栓を閉めることが大切です。

修理を行う場合や、交換を行う場合にも止水栓を閉めておく必要があるので、止水栓についてしっかりと把握しておくようにしましょう。

止水栓のある場所

止水栓は誰でも操作できる場所に備え付けられているので見つけることは簡単なはずです。

台所の場合はシンク下の収納スペースに止水栓が設置している場合が多いので、まずはシンク下を確認してみましょう。

古い物件の場合には、各器具に止水栓が付いていない場合もあります。その場合には、水道メーター部分の止水栓を閉めて家全体の水を止めてしまう必要があるので把握しておきましょう。

止水栓をまわす方向

止水栓は時計回りに回すと閉まり、反時計回りに回すと開きます。

止水栓はハンドルタイプで簡単に開け閉めできるものとマイナスドライバーを使用しないといけないものがあるので、あらかじめ準備しておくようにしましょう。

止水栓はどこにある?見つけ方と閉める方法|自分でできる応急処置
「蛇口の水が止まらない」「トイレが流れっぱなし」「水が噴き出している」などの水のトラブル時に応急処置ができるようにしておきましょう。 水漏れトラブル時は止水栓を閉めることで一時的に水を止めることができます。 止水栓てどこにある?どんな形?どうやって閉めるの?水道修理のプロがこんな疑問にお答えします。

台所の蛇口の種類と水漏れしやすい部分

蛇口からポタポタと水が滴る

台所の蛇口にはいくつか種類がありますが、以下の2つのタイプで水漏れしやすい部分や原因が異なります。

お住まいの蛇口のタイプがどちらなのかを理解しておけば、いざという時に役立つのでそれぞれの特徴をしっかりと把握しておくようにしましょう。

キッチンの蛇口交換|自分でする?水道業者に依頼する?
キッチンの蛇口から水漏れやレバーの異音などの症状が出てお困りではありませんか? 蛇口は使い続けていると必ず不具合が発生してしまいます。 キッチンの蛇口の交換を検討している場合には「自分で蛇口を交換することはできるの?」「水道業者に依頼した方がいい?」と疑問に思ってしまいますよね。 この記事では、自分で蛇口交換をする方法と水道業者に依頼するメリットデメリットについてご紹介します。

ハンドルタイプの蛇口

ハンドルを回して水を出す蛇口で、築年数が経っている集合住宅などにもよくあるタイプです。

メンテナンスを行っていないことが原因で経年劣化による水漏れの原因となるパッキンの不具合などがよくあります。ハンドルタイプの蛇口でよくある不具合は以下の3つ。

ハンドルを閉めても吐水口から水が出る

ハンドルをしっかりと閉めても吐水口から水がポタポタと落ちてしまう水漏れはこのタイプの蛇口によくあるトラブルのひとつ。

コマパッキンを交換することでこの症状は改善することが多いです。コマパッキンの取り替えは自分でも比較的交換しやすい修理方法です。

蛇口の付け根から水漏れする

蛇口の水が出るパイプであるスパウトの根本から水漏れがジワジワとしてくる場合には、パイプの根元のパイプパッキンが経年劣化で水漏れを引き起こしている可能性があります。

また、パイプの根元や、パイプ本体が破損している可能性もあるので、スパウトごと交換する必要がある可能性もあります。

ハンドルの下から水漏れする

ハンドルの根元や蛇口の根元から水が漏れてくるような症状がある場合、パッキン押えナットと呼ばれるグランドナットや、上部パッキン(三角パッキン)が経年劣化によって水漏れを引き起こしている可能性が考えられます。

レバータイプの蛇口

レバータイプは手がふさがっていたり、子供でも水を出しやすい仕組みで優れた蛇口で、比較的新しい住まいの蛇口のほとんどはこのレバータイプが多いはず。レバータイプの蛇口で引き起こされる水漏れの原因やトラブルには以下の5つがあります。

スパウト周辺から水漏れする

スパウト周辺の水漏れは単水栓と同じ原因が考えられます。パイプ根元のパイプパッキンが劣化していることが原因。

もしくは、パイプそのものが破損してしまって水漏れを引き起こしている可能性もあるので原因をしっかりと把握するようにしましょう。

レバーが動かない

混合水栓のレバーの動きがスムーズでない場合、洗剤が入り込んでしまってグリスが流れ落ちてしまっていることがあります。

また経年劣化でサビなどが発生していることもあるので注意しましょう。

サビやミネラルが結晶化してしまうと見えない場所でレバーの動きを妨げる原因となってしまうこともあるので交換が必要です。

レバーあたりから水漏れする

レバーから水が垂れてきて使っていないのに常に濡れてしまっているような場合には、ハンドル根元から水漏れをしている可能性があります。

単水栓と同様、パッキン押えナット下の三角パッキンの劣化が考えられるので交換を行うようにしましょう。

吐水口の水が止まらない

レバーを下げても水が止まらずポタポタと水漏れをしていたり、糸を引くように水が流れている状態はレバーハンドルでよくあるトラブルのひとつです。

これはレバーハンドルの下に内蔵されているカートリッジの不良や不具合が原因なので、カートリッジを交換する必要があります。

型番をしっかりと確認して間違いのないようにしましょう。

蛇口の根元や下から水漏れする

水が出るスパウトの根元から水漏れがしている場合の原因はハンドルタイプの単水栓とほとんど同じです。

スパウトのパイプパッキンが劣化している可能性が高いので製品番号に対応しているパッキンに交換する必要があります。

パイプの破損の可能性も考えられるので注意するようにしましょう。

蛇口で故障しやすい部品

蛇口にはハンドル式とレバー式の2つの種類がありますが、それぞれ故障しやすい部品や劣化しやすい部品があります。

故障しやすいパーツや部品トラブルが引き起こされる要因
コマパッキン通称、水栓コマ。水を直接的にせき止める役割を持っているため、経年劣化による影響を受けやすい。
Uパッキンゴム製で耐水性が低いので経年劣化で水漏れが起きやすい部品。定期的に交換する必要がある。
スパウトスパウト本体が破損することは少ないが、接続部のナットやパッキンの原因で水漏れが引き起こされることが多い。
カートリッジレバー式の混合水栓ではカートリッジが劣化してしまい水漏れの原因となってしまうことがあります。レバーからジワジワと漏れていないか確認しましょう。

あらかじめその部品を把握しておくことで、修理が必要になったときにある程度のトラブルの原因を予測をすることができます。

レバータイプ、ハンドルタイプそれぞれの蛇口の故障しやすい部品やパーツは経年劣化による消耗なので交換してあげることで水漏れを修理することができます。

キッチン・台所|部品交換 | 水の救急隊 | 水のトラブルを年受無休で解決中!
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パッキンの交換であれば素人でも比較的簡単に交換することができますが、蛇口本体のトラブルであった場合には対処できない可能性もあるので注意しましょう。

自分で修理するときの注意点

蛇口を修理する際の注意点

水道の蛇口を修理するときには以下の4つのことに注意するようにしましょう。

必ず止水栓を閉めてから作業する

水道の修理を行うときに、各パーツや部品を交換するためにナットを緩める必要があります。

その際に止水栓を閉めていないと水が一気に吹き出てしまう危険性があるので、必ず作業前には止水栓を閉めておくようにしましょう。

蛇口の型番を調べておく

蛇口の型番だけでなく、各パーツの型番はどれも同じような数字が並んでいるため間違えて違う商品を購入してしまう可能性があります。

メーカーに問い合わせる際にも、あらかじめ型番を把握しておけばスムーズに修理することができます。

特殊工具が必要な事もある

蛇口のパッキンを交換するだけなら素人でも比較的簡単に行うことができますが、配管そのものを工事する場合や、特殊な修理になってしまうと専用の特殊工具が必要になることもあります。

自分で修理が難しい場合は無理せずに水道修理業者へ依頼する

水道修理業者に点検してもらう様子

台所の蛇口から水漏れなどのトラブルが発生してしまった場合、自分で修理する方が早いし安く済むと思っている方も多いはずです。

しかし、パッキンの交換などの簡単な修理だと思って分解したら実は違う箇所が原因だったということも多々あります。

こうなってしまうと業者に依頼してさらに時間と費用がかかってしまうことにもなりかねないので、確実に自分で修理できると確信できるもの以外は、水道修理業者へ依頼するのがオススメです。

10年以上使っている蛇口は蛇口交換も検討する

あなたは今使っている蛇口の水栓部品を最後に交換したのが何年前か覚えていますか?トラブルが起きて思い返してみると10年以上前だったという方も多いかもしれません。

水栓部品を交換してまた別の箇所がすぐに悪くなってしまう可能性も高いのでこの機会に蛇口の交換時期やメリットについて知っておくようにしましょう。

台所の蛇口の寿命は10年~15年

台所の蛇口の寿命は一般的に10年といわれています。

設置してから10年程で新しい蛇口に交換するのが理想なので、現在トラブルに悩まされていて修理を考えている方は蛇口の交換も検討してみるのがオススメです。

蛇口交換のメリット

10年前の蛇口と比較すると近年の蛇口は節水効果が高いため、蛇口を交換するだけで水道代を節約することができます。

また混合水栓の場合には、エコシングルタイプの蛇口を使用することでガス代の節約にもなります。

台所用の蛇口であればガスの使用量を年間に24%もカットすることができるので、水道代だけでなくガス代もお得に節約することができるのでオススメです。

また現在水道のトラブルで悩んでいる方は蛇口を交換することでパッキンやそのほかの部品もすべて新品になるため、その他の経年劣化による相次ぐトラブルを防ぐことができます。

なんども修理をするよりもまとめて交換してしまう方がコスパが高く安心できますね。

蛇口交換のデメリット

蛇口を交換することのデメリットはパッキンなどを交換するよりも費用がかかるということです。

パッキンを自分で交換すればわずか数百円で済む出費ですが蛇口の交換となると数万円かかるケースもあるので比較したらどうしても損したように感じる方も多いのではないでしょうか。

短期的な目線で蛇口の交換を検討するのではなく、これから10年間使い続けることをしっかりと考えたうえで行動するようにすることがなによりも大切です。

キッチンの蛇口交換|自分でする?水道業者に依頼する?
キッチンの蛇口から水漏れやレバーの異音などの症状が出てお困りではありませんか? 蛇口は使い続けていると必ず不具合が発生してしまいます。 キッチンの蛇口の交換を検討している場合には「自分で蛇口を交換することはできるの?」「水道業者に依頼した方がいい?」と疑問に思ってしまいますよね。 この記事では、自分で蛇口交換をする方法と水道業者に依頼するメリットデメリットについてご紹介します。

SNS上の台所の蛇口修理に関する口コミや声

SNS上の台所の蛇口修理に関する口コミや声

まとめ

この記事では台所の蛇口を修理するために必要な情報について紹介しました。

自分で蛇口の修理を行うためには、まずしっかりと工具を揃えておくことが大切です。

名称価格購入場所
ウォーターポンプフライヤー1,000円~3,000円ホームセンター
モンキーレンチ100円~3,000円100均(一部店舗)

ホームセンター

プラス/マイナスドライバー100円~1,500円100均

ホームセンター

各種水栓用レンチ1,500円~5,000円ホームセンター
シールテープ100円~800円ホームセンター

途中で必要な工具がなかったことに気付いて余計な時間と労力がかかってしまうことが多々あります。

また蛇口のタイプによっても修理方法は異なり正しい手順で修理を行わなければ、余計に症状がひどくなってしまうケースもあるので注意しましょう。

自分で修理するときには必ず止水栓を止めておくということ、そして適切な水栓部品を購入するためにしっかりと型番を確認して購入するということが大切です。

確実に蛇口を修理するためには、原因と修理方法を知っておく必要がありますが、自分で修理できるかどうか不安だという方ははじめから水道修理業者に依頼して安心できる生活環境を整えるようにしましょう。

         
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