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トイレのレバーが空回りする原因と対処方法!自分で交換修理できる?

トイレのレバーが空回りする原因と対処方法!自分で交換修理できる?

トイレの水を流すためにレバーを回してもスカッ…と空回りして水が流れず困っていませんか?

カチャカチャとレバーを動かしても、明らかに手応えを感じることができない場合にはタンクの蓋を開けて修理しなければなりません。

この記事ではトイレのレバーが空回りする原因と交換方法についてご紹介します。

水が流れない場合の応急処置の方法も詳しくご説明するのでぜひ最後までご覧ください。

【この記事を読んで欲しい人】

  • トイレのレバーが空回りする
  • 空回りするときの応急処置を知りたい
  • 空回りする原因を知りたい
  • 修理方法を知って自分で修理したい
  • 業者に依頼するか迷っている
目次

トイレのレバーの仕組み

トイレのレバーの仕組み

トイレのレバーが空回りしてしまうのは、主にレバーとフロートバルブを繋いでいるチェーン外れてしまったり、切れてしまっていることが原因です。

しかし「フロートバルブ?チェーン?」って何?と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

普段、どのような仕組みでトイレの水が流れるかなんて考えたりしませんよね。

まずはトイレのレバーを回すとなぜ水が流れるのかという仕組みを理解しておきましょう。

トイレでは、以下のような仕組みで水が流れます。

トイレのレバーを流すと水が流れる仕組み
  • レバーを回す
  • レバー軸が回る
  • チェーンが上に引っ張られる
  • 連動してフロートバルブが開く
  • 水が便器内に流れる
  • 浮き玉がさがる
  • 止水弁が開く
  • 給水して水が溜まる
  • 浮き玉が上がり止水弁が閉まる

トイレのレバーを回してからタンク内に再び水が溜まるまでの一連の流れは、このように行われます。

トイレの水が流れる仕組みを理解すると、なんとなくレバーが空回りしてしまう原因が分かった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そうです、トイレのレバーを回した時に空回りしてしまうのは、上に引っ張る力が逃げているということです。

主な原因は「チェーン」「フロートバルブ」「レバー軸」の3つに限定されます。

ほとんどの場合はチェーンに不具合が生じているケースが多いので、適切に対処する必要があります。

トイレのレバーが空回りする3つの原因

トイレのレバーが空回りする3つの原因

トイレの水が流れるのはいくつもの部品が連動しています。

それぞれの仕組みを分けて考えるとレバーが空回りしてしまう原因が「チェーン」「フロートバルブ」「レバー軸」にあることが分かります。

それぞれの部品の特徴を知ることで、今後同じトラブルが生じてしまったときに焦らず対応できるようになります。

以下では、それぞれの原因について3つご紹介します。

レバーとフロートバルブを繋げるチェーンの不具合

トイレのレバーを回すと少し力が必要ですよね。これは水の重みがあるからです。

毎回同じように引っ張り上げる力が加わるチェーンは、常に水の中にあるということもあり劣化して切れてしまうことがあります。

またフロートバルブの接続部分からちぎれたり、外れてしまうこともあるため、レバーが空回りしてしまうトラブルが引き起こされます。

レバーが空回りしてしまったり、戻らないというトラブルのほとんどはこのチェーンが原因です。

チェーンやフロートバルブを交換したり、外れてしまったチェーンを再び接続したりすることで修理対応を行います。

フロートバルブの根元の不具合

レバーから繋がっているチェーンに問題がなければ、フロートバルブ本体の根本部分を確認してみましょう。

フロートバルブはオーバーフロー管という部品の下側にありますが、固定されていません。

使用していくうちに劣化して浮いてしまったり、外れることがあります。

わずかにずれてしまっただけでも水がすべて流れ出ていってしまい、タンクのレバーが空回りしてしまうというトラブルが生じてしまいます。

レバー本体の不具合

チェーンやフロートバルブ本体に異常がない場合にはレバー本体の不具合が考えられます。

レバーに付いている軸部分が根本から折れてしまっていたり、歪んでいることで空回りの原因となってしまうこともあるので、レバー本体を交換して対処します。

実際に確認してみよう!タンク蓋の開け方

実際に確認してみよう!タンク蓋の開け方

トイレのレバーが空回りするときに考えられる原因とその役割について理解できたところで、実際にタンクの蓋を開けて確認してみましょう。

目視で確認することではっきりと原因が分かるため適切な対処を行うことができます。

また、今の段階では水が流せないので臭くなってしまいますよね。

応急処置を行うためにもタンクの蓋を開ける必要があるので手順通りに行ってみましょう。

この段階ではまだ修理は行いませんが、フロートバルブを触って確かめる場合には必ず汚れてもいいゴム手袋をするようにしましょう。

フロートバルブは劣化しているとゴムが剥離します。手に付いてしまうと洗っても簡単に落とすことができないので注意してください

タンクの蓋の開け方と確認箇所

トイレタンク内部の確認手順
  • 止水栓を閉める
  • トイレタンクの蓋を外す
  • レバーとフロートバルブを繋いでいるチェーンを確認。チェーンが外れている場合は接続し直す。チェーンに問題がない場合はレバー本体の軸を確認。
  • オーバーフロー管の下に付いているフロートバルブが外れたりずれていないか確認。フロートバルブがずれていたり外れている場合は、水が便器内に流れていってしまうためタンク内に水は溜まっていないはずです。

作業するときにタンク内の水をすべて空にする必要があるため、あらかじめ給水を止めておくとスムーズです。手洗い栓が付いていないタイプの蓋は、そのまま上方向に持ち上げれば外すことができます。

手洗い栓が付いているタイプの蓋はボールタップから給水管が上がって手洗い栓に接続されていますが、上に垂直に持ち上げれば簡単に取り外すことが可能です。蛇腹ホースで繋がれている場合は、ナットを緩めて取り外します。

チェーンが外れている場合は、そのチェーンを直接手で引っ張ればフロートバルブが開いて水を流すことができます。フロートバルブが原因でレバーが空回りしているときには、バケツに水を溜めて高い位置から便器内に水を落として流しましょう。

トイレレバーの空回りの対処は比較的簡単ですが、タンク内の修理をするときに他の部品を破損させてしまうことがよくあります。とくにオーバーフロー管などの根本を折ってしまったりといったトラブルが多く、部品ごと交換しなくてはならなくなる可能性もあるので注意が必要です。

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トイレのレバーの空回り原因別の修理方法

トイレのレバーの空回り原因別の修理方法

トイレのレバーが空回りしているときには原因ごとに対処を行う必要があります。

それぞれの原因ごとに修理方法をご紹介しますので参考にしてください。

チェーンが外れている場合の繋ぎ方

チェーンが外れているだけの場合には既存のチェーンを再び取り付けることで空回りを直すことができます。

手順は以下の通りです。

チェーンが外れている場合のつなぎ方
  • 止水栓を閉める
  • タンクの蓋をゆっくりと持ち上げて取り外す。手洗い栓が付いている場合はナットを緩めて取り外します。
  • タンク内の水を流す。チェーンが外れている場合は、レバーを回しても空回りしてしまうだけで水は流れません。直接チェーンを上方向にひっぱり上げて排水するようにしましょう。
  • チェーンを取り付けし直す。チェーンの玉が5~6個余るくらいが理想的な長さです。
  • 止水栓・元栓を開けて確認。このとき便器内に水がチョロチョロと流れ出ている場合は、フロートバルブがずれている可能性があります。
  • きちんと水が溜まり、水漏れがないことを確認してからレバーを回してみてください。
  • レバーの空回りが直っていれば、蓋を再び取り付けて作業は完了です。

チェーンが切れている場合の交換方法

チェーンが切れている場合には、ホームセンターなどで交換用のチェーンを購入して交換します。

交換の手順は以下の通りです。

チェーンが切れている場合の交換手順
  • 止水栓・元栓を閉める
  • タンクの蓋を取り外す
  • タンク内の水を流す
  • タンク内の水が流れて空になったら、既設のチェーンを取り外します。チェーンの長さを玉5~6個余るように調整しましょう。他の部品に干渉しないように丁寧に取り外しましょう。取り外しが済んだら新しいチェーンに取り替えます。
  • 止水栓・元栓を開けて確認。タンクが水で満たされた後にも、便器内の封水が揺らいでいないかしばらく観察してみましょう。
  • レバーを回してきちんと作動すれば作業は完了です。

フロートバルブがずれている場合の対処法

フロートバルブの位置を調整するだけで修理できることもあります。

ですが、ほとんどの場合はフロートバルブの劣化が原因でずれているので、ゴム玉部分を交換する必要があります。フロート委バルブのゴム玉の部分を少し触ってみて、指先に黒いゴムが付着したら交換の目安です。

フロートバルブがずれている場合の対象方法|手順
  • 止水栓・元栓を閉める
  • タンクの蓋を取り外す
  • タンク内の水を流す
  • レバー側のチェーンを取り外す。取り外したチェーンはそのままフロートバルブ側に落としてしまって大丈夫です。
  • 新しいフロートバルブに交換する。オーバーフロー管からフロートバルブを取り外します。金属部品などで固定されているわけではないので、引っ掛け部分を広げるだけで取り外すことができます。取り外しとは逆の手順で新しいフロートバルブを引っ掛け部分に挟み込んで取り付けます。
  • レバーにチェーンを取り付ける。若干たわむぐらい(玉5~6個余るのが目安)の長さが適切です。
  • 止水栓・元栓を開けて確認。水をきちんとせき止めているかどうかを確認した後、レバーが空回りしていないかチェックしましょう。
  • 問題がなければタンクの蓋を閉めて作業は完了です。

レバー本体の交換方法

レバーの軸が折れていることが原因で空回りしているときにはレバー本体を取り替えます。

レバー本体を交換するのは簡単ですが、タンクに対応しているレバーを準備するようにしましょう。

トイレのレバーを回してから、トイレタンク内で起きている通常の動き
  • 止水栓・元栓を閉める
  • トイレの蓋を取り外す
  • タンク内の水を流す
  • .レバー側のチェーンを取り外す。フロートバルブとレバーが繋げているチェーンをレバー側だけ取り外します。
  • レバーの固定ナットを緩め外す。タンク内側にレバーを固定するためのナットがあるのでモンキーレンチを使って外すとレバーを取り外すことができます。このときモンキーレンチなどの工具をタンク内落とさないように気を付けましょう。
  • レバーを交換しチェーンを取り付ける。固定ナットを締め付け過ぎるとタンクにヒビが入ってしまうことがあるため、注意しましょう。チェーンを最後に取り付けます。
  • 止水栓・元栓を開けて確認。最後に水漏れやレバーがきちんと作動するかどうかを確認してタンクの蓋を閉めればレバーの交換は完了です。

トイレのレバーの空回りの修理費用相場

トイレのレバーの空回りの修理費用相場

トイレのレバーが空回りするトラブルを業者に依頼した場合、修理費用相場は以下の通りです。

部品を調整する5,000円~10,000円前後
フロートバルブの交換8,000円~10,000円前後
トイレのレバー交換8,000円~10,000円前後

部品を調整するだけの場合には5,000円~10,000円前後であるケースが多いです。

チェーンが切れてしまっている場合は、フロートバルブも同じく劣化している可能性が高くなります。

フロートバルブの交換を行った場合の費用相場は、8,000円~10,000円前後です。

トイレのレバー交換も同じくらいの費用相場になります。

これらは作業料金なので別途部品代や諸経費がかかってくるため、見積もりを必ず行って内訳を確認するようにしましょう。

トイレのレバーが空回りすることに関するよくある質問

トイレのレバーが空回りすることに関するよくある質問

トイレのレバーが空回りすると水を流すことができず焦ってしまいますよね。

タンク内の部品交換をしたことがない方は自分で修理することに不安を感じてしまうでしょう。

以下ではトイレのレバーが空回りすることに関するよくある質問についてまとめました。

回答も併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレのレバーはどこに売ってる?ホームセンターにある?

トイレのレバーはホームセンターなどでも取り扱いがあります。

価格帯は2,000円前後ですが、対応しているものを選ばなければなりません。

トイレのメーカーや型番などを確認した上で、インターネットなどから購入する方が安く確実に手にいれることができるでしょう。

トイレのレバーのチェーンだけ売ってる?

おおよそ500円前後で購入することができるでしょう。
メーカーや品番によっては合わないものもあるので、できればチェーンを取り外してホームセンターの店員さんに確認してみましょう。

フロートバルブが劣化していない場合にはレバーのチェーンのみ交換して対処しますが、ホームセンターなどにも交換用のチェーンが販売されています。

トイレレバーの交換だけって業者でしてもらえる?

水道修理業者は一般的に水まわりのことに関して、ほとんどの修理を受け付けています。

トイレの部品が手にいれることができないほど古いタイプのものは断られるケースもありますが、まずは見積もりを取ってもらうようにしましょう。

トイレのレバーが固い原因は?

トイレのレバーのジョイント部分劣化してサビてしまっている可能性が考えられます。

トイレのレバーが固くて戻らない場合は、手で定位置まで戻さなければなりません。

そのままにしておくと水を出しっぱなしにしてしまう恐れがあります。

部品を取り外してサビを取り除き潤滑油などを用いるか、レバー本体を交換しましょう。

トイレのレバーの空回りが賃貸で生じたらどうする?

賃貸物件にお住まいでトイレのレバーが空回りしてしまったら、まずは管理会社か大家さんに連絡しましょう。

チェーンが外れているだけの場合は、自己責任でつけ直すことで対処できます。

ですが部品交換が必要な場合に自己判断で修理してしまうと、後で取り返しのつかないトラブルが起きることもあります。

トイレのレバーが小は流せるけど大だけ空回りするのはなぜ?

トイレのレバーを回したときに少は回るけど、大だけ空回りしてしまうという場合、大と少それぞれにチェーンが付いているケースが考えられます。

大の方が流す水の量が多いため重く、チェーンに負担がかかりやすくなってしまいます。

その結果、大だけチェーンが切れてしまって空回りのトラブルが生じてしまうこともあります。

sns上のトイレのレバーが空回りするに関する感想や口コミ

まとめ

まとめ

トイレのレバーが空回りしてしまうと水を流せないため、焦ってしまいますよね。

この記事ではレバーの空回りの原因やそれぞれの対処法についてご紹介しました。

まずは焦らず応急処置を行って水を流してから原因を特定してレバーの空回りを直すようにしましょう。

修理するのが不安だという方は無理に修理しようとすると破損の恐れもあるので、早めに水道修理業者に依頼するようにしてくださいね。

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水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。

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