



トイレの水を流すためにレバーを回してもスカッ…と空回りして水が流れず困っていませんか?
カチャカチャとレバーを動かしても、明らかに手応えを感じることができない場合にはタンクの蓋を開けて修理しなければなりません。
この記事ではトイレのレバーが空回りする原因と交換方法についてご紹介します。
水が流れない場合の応急処置の方法も詳しくご説明するのでぜひ最後までご覧ください。
【この記事を読んで欲しい人】
トイレのレバーが空回りしてしまうのは、主にレバーとフロートバルブを繋いでいるチェーンが外れてしまったり、切れてしまっていることが原因です。
しかし「フロートバルブ?チェーン?」って何?と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
普段、どのような仕組みでトイレの水が流れるかなんて考えたりしませんよね。
まずはトイレのレバーを回すとなぜ水が流れるのかという仕組みを理解しておきましょう。
トイレでは、以下のような仕組みで水が流れます。
トイレのレバーを回してからタンク内に再び水が溜まるまでの一連の流れは、このように行われます。
トイレの水が流れる仕組みを理解すると、なんとなくレバーが空回りしてしまう原因が分かった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうです、トイレのレバーを回した時に空回りしてしまうのは、上に引っ張る力が逃げているということです。
主な原因は「チェーン」「フロートバルブ」「レバー軸」の3つに限定されます。
ほとんどの場合はチェーンに不具合が生じているケースが多いので、適切に対処する必要があります。
トイレの水が流れるのはいくつもの部品が連動しています。
それぞれの仕組みを分けて考えるとレバーが空回りしてしまう原因が「チェーン」「フロートバルブ」「レバー軸」にあることが分かります。
それぞれの部品の特徴を知ることで、今後同じトラブルが生じてしまったときに焦らず対応できるようになります。
以下では、それぞれの原因について3つご紹介します。
トイレのレバーを回すと少し力が必要ですよね。これは水の重みがあるからです。
毎回同じように引っ張り上げる力が加わるチェーンは、常に水の中にあるということもあり劣化して切れてしまうことがあります。
またフロートバルブの接続部分からちぎれたり、外れてしまうこともあるため、レバーが空回りしてしまうトラブルが引き起こされます。
レバーが空回りしてしまったり、戻らないというトラブルのほとんどはこのチェーンが原因です。
チェーンやフロートバルブを交換したり、外れてしまったチェーンを再び接続したりすることで修理対応を行います。
レバーから繋がっているチェーンに問題がなければ、フロートバルブ本体の根本部分を確認してみましょう。
フロートバルブはオーバーフロー管という部品の下側にありますが、固定されていません。
使用していくうちに劣化して浮いてしまったり、外れることがあります。
わずかにずれてしまっただけでも水がすべて流れ出ていってしまい、タンクのレバーが空回りしてしまうというトラブルが生じてしまいます。
チェーンやフロートバルブ本体に異常がない場合にはレバー本体の不具合が考えられます。
レバーに付いている軸部分が根本から折れてしまっていたり、歪んでいることで空回りの原因となってしまうこともあるので、レバー本体を交換して対処します。
トイレのレバーが空回りするときに考えられる原因とその役割について理解できたところで、実際にタンクの蓋を開けて確認してみましょう。
目視で確認することではっきりと原因が分かるため適切な対処を行うことができます。
また、今の段階では水が流せないので臭くなってしまいますよね。
応急処置を行うためにもタンクの蓋を開ける必要があるので手順通りに行ってみましょう。
この段階ではまだ修理は行いませんが、フロートバルブを触って確かめる場合には必ず汚れてもいいゴム手袋をするようにしましょう。
フロートバルブは劣化しているとゴムが剥離します。手に付いてしまうと洗っても簡単に落とすことができないので注意してください
作業するときにタンク内の水をすべて空にする必要があるため、あらかじめ給水を止めておくとスムーズです。手洗い栓が付いていないタイプの蓋は、そのまま上方向に持ち上げれば外すことができます。
手洗い栓が付いているタイプの蓋はボールタップから給水管が上がって手洗い栓に接続されていますが、上に垂直に持ち上げれば簡単に取り外すことが可能です。蛇腹ホースで繋がれている場合は、ナットを緩めて取り外します。
チェーンが外れている場合は、そのチェーンを直接手で引っ張ればフロートバルブが開いて水を流すことができます。フロートバルブが原因でレバーが空回りしているときには、バケツに水を溜めて高い位置から便器内に水を落として流しましょう。
トイレレバーの空回りの対処は比較的簡単ですが、タンク内の修理をするときに他の部品を破損させてしまうことがよくあります。とくにオーバーフロー管などの根本を折ってしまったりといったトラブルが多く、部品ごと交換しなくてはならなくなる可能性もあるので注意が必要です。
トイレのレバーが空回りしているときには原因ごとに対処を行う必要があります。
それぞれの原因ごとに修理方法をご紹介しますので参考にしてください。
チェーンが外れているだけの場合には既存のチェーンを再び取り付けることで空回りを直すことができます。
手順は以下の通りです。
チェーンが切れている場合には、ホームセンターなどで交換用のチェーンを購入して交換します。
交換の手順は以下の通りです。
フロートバルブの位置を調整するだけで修理できることもあります。
ですが、ほとんどの場合はフロートバルブの劣化が原因でずれているので、ゴム玉部分を交換する必要があります。フロート委バルブのゴム玉の部分を少し触ってみて、指先に黒いゴムが付着したら交換の目安です。
レバーの軸が折れていることが原因で空回りしているときにはレバー本体を取り替えます。
レバー本体を交換するのは簡単ですが、タンクに対応しているレバーを準備するようにしましょう。
トイレのレバーが空回りするトラブルを業者に依頼した場合、修理費用相場は以下の通りです。
部品を調整する | 5,000円~10,000円前後 |
---|---|
フロートバルブの交換 | 8,000円~10,000円前後 |
トイレのレバー交換 | 8,000円~10,000円前後 |
部品を調整するだけの場合には5,000円~10,000円前後であるケースが多いです。
チェーンが切れてしまっている場合は、フロートバルブも同じく劣化している可能性が高くなります。
フロートバルブの交換を行った場合の費用相場は、8,000円~10,000円前後です。
トイレのレバー交換も同じくらいの費用相場になります。
これらは作業料金なので別途部品代や諸経費がかかってくるため、見積もりを必ず行って内訳を確認するようにしましょう。
トイレのレバーが空回りすると水を流すことができず焦ってしまいますよね。
タンク内の部品交換をしたことがない方は自分で修理することに不安を感じてしまうでしょう。
以下ではトイレのレバーが空回りすることに関するよくある質問についてまとめました。
回答も併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
トイレのレバーはホームセンターなどでも取り扱いがあります。
価格帯は2,000円前後ですが、対応しているものを選ばなければなりません。
トイレのメーカーや型番などを確認した上で、インターネットなどから購入する方が安く確実に手にいれることができるでしょう。
おおよそ500円前後で購入することができるでしょう。
メーカーや品番によっては合わないものもあるので、できればチェーンを取り外してホームセンターの店員さんに確認してみましょう。
フロートバルブが劣化していない場合にはレバーのチェーンのみ交換して対処しますが、ホームセンターなどにも交換用のチェーンが販売されています。
水道修理業者は一般的に水まわりのことに関して、ほとんどの修理を受け付けています。
トイレの部品が手にいれることができないほど古いタイプのものは断られるケースもありますが、まずは見積もりを取ってもらうようにしましょう。
トイレのレバーのジョイント部分が劣化してサビてしまっている可能性が考えられます。
トイレのレバーが固くて戻らない場合は、手で定位置まで戻さなければなりません。
そのままにしておくと水を出しっぱなしにしてしまう恐れがあります。
部品を取り外してサビを取り除き潤滑油などを用いるか、レバー本体を交換しましょう。
賃貸物件にお住まいでトイレのレバーが空回りしてしまったら、まずは管理会社か大家さんに連絡しましょう。
チェーンが外れているだけの場合は、自己責任でつけ直すことで対処できます。
ですが部品交換が必要な場合に自己判断で修理してしまうと、後で取り返しのつかないトラブルが起きることもあります。
トイレのレバーを回したときに少は回るけど、大だけ空回りしてしまうという場合、大と少それぞれにチェーンが付いているケースが考えられます。
大の方が流す水の量が多いため重く、チェーンに負担がかかりやすくなってしまいます。
その結果、大だけチェーンが切れてしまって空回りのトラブルが生じてしまうこともあります。
💡水道修理業者へのトイレ依頼内容
・トイレタンク便器の一式交換
・トイレ詰まり
・タンクに水溜まらない
・便器へ水漏れ
・タンクの水の音が止まない
・給水パイプ水漏れ
・ウォシュレット水漏れ
・床と便器の間の水漏れ
・タンクのレバー空回りトイレのトラブルはまず止水栓を閉めましょう
— ちかみず (@chikakusuidou) September 3, 2022
朝からトイレ不具合、、、レバー空回り、、、流れない、、、タンク内でレバーと排水弁の鎖が外れてた、、、タンク内に手突っ込んで、、、つなぎ直して、、流れた、、、、、治った、、、、、、、疲れた、、、無理、、、、、、、嫌、、、、、
— halyu (@halyu_2d) July 12, 2022
おはようございます⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
昨日トイレタンクのレバーのチェーンが切れてしまい空回り…
只今タンクの中に手を入れて蓋の開け閉めで水を流してる状況…😵
あぁ…早く修理しなきゃね…💦今日も元気に
頑張りましょう٩( ᐛ )و良い一日を🌺🌺 pic.twitter.com/84RyY81yZU
— M. (@_Happy_mmm) March 26, 2019
トイレ🚽のレバーを捻っても手応えなく空回りして水が出なかったら「フロートゴム玉」で検索。原因は十中八九これ。俺は今日これでまた直した。2箇所目。
— 🇯🇵ヘヴィーメタルは頭痛にいいってよ(メタニャン) (@NWOBHM1965) April 14, 2022
今日家のトイレのレバーが空回りして、水が流れなくなって焦った😅色々調べたらレバーのチェーンが1ヶ所外れてることが分かって無事直せました💨ついでに掃除も👍✨
トイレのタンクに詳しくなった日でした🙆笑— 白葉まり (@shirahamari) November 30, 2017
トイレが。。。ついに壊れました。レバーが空回りで流れない😭
取り急ぎ災害対応ですぐにトイレにゴミ袋&災害対応トイレ袋をかけてしのぐことに。
忙しいのになぁ、そういう時にだよねぇ。
でもこんな時も「備えあれば!」です。#トイレ #災害対応— 赤川なおみ@エンディングノートナビゲーター®︎ (@naomi_akagawa) September 12, 2022
トイレのレバーが空回りしてしまうと水を流せないため、焦ってしまいますよね。
この記事ではレバーの空回りの原因やそれぞれの対処法についてご紹介しました。
まずは焦らず応急処置を行って水を流してから原因を特定してレバーの空回りを直すようにしましょう。
修理するのが不安だという方は無理に修理しようとすると破損の恐れもあるので、早めに水道修理業者に依頼するようにしてくださいね。
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口コミや実績から水道修理業者を比較しよう
水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。
地域密着型の修理業者を選べば安心
一刻を争うような水のトラブル発生している場合、水道修理業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の水道屋さんを選ぶといいでしょう。家の近くの水道修理業者を見つけておけば、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。
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