一般的に洗濯水栓は、水しか出ない単水栓をご利用されている方も多いと思います。
ですが、洗濯水栓をお湯も使えるように混合水栓に交換すると、嬉しいメリットがたくさんあるんです。
混合水栓に交換するメリットとして、例えば「生乾き臭を抑える」「汚れが落ちやすくなる」などです。
この記事では、洗濯水栓を混合水栓に変える「メリットとデメリット」「交換費用」「作業の依頼方法」をまとめてご紹介します。
【この記事を読んで欲しい人】
- 洗濯ものの生乾き臭に困っている
- 洗濯ものの汚れをキレイに落としたい
- お湯を手軽に洗濯機に溜めたい
- 洗濯場でお湯が出るようにしたい
洗濯水栓でお湯が出るようにする5つのメリット
みなさんは、「洗濯水栓からお湯が出れば良いのに・・・」と思ったことはありませんか?
洗濯水栓からお湯が出て使えるようになると、様々なメリットがあります。
以下では、洗濯水栓でお湯が使えるメリットを5つをご紹介します。
汚れが格段に落ちやすくなる
「洗濯をするのに水もお湯も、汚れ落ちに差はないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし実際は、お湯で洗濯すると汚れが格段に落ちやすくなります。
理由は、お湯で洗うと衣類に付いた油分の汚れを浮かしてくれるからです。
お湯によって汚れを浮かし、洗剤が繊維の奥までしっかり入り込みます。また、お湯のほうが水よりも洗剤がよく溶けます。
特に粉末タイプの洗剤は水に溶けにくいので洗剤が残ってしまうこともありますが、お湯を使えば粉末洗剤でもよく溶けて洗浄力がアップします。
黄ばみや皮脂汚れが落ちやすくなる
洗濯の際にお湯を使えば、黄ばみや皮脂汚れも落ちやすくなります。
衣服の黄ばみは主に、汗の蓄積が原因です。
脇や首まわりは汗をかきやすい場所なので、衣服に蓄積しやすく時間が経つと酸化して黄色くなってしまいます。
白いYシャツの首回りなんかはわかりやすいと思います。お気に入りのシャツが、黄ばんでしまったらショックですよね。
黄ばみを落とす為に「オキシクリーン」など、酸素系漂白剤を使う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
酸素系漂白剤も、水よりもお湯を使った方が効果を発揮します。
黄ばみは「なかなか落ちない」と思われがちですが、お湯と酸素系漂白剤でスッキリ落とすことができます。
黄ばみと同様に、皮脂汚れにもお湯は効果的です。皮脂汚れは、40℃以上のお湯でやわらかくなり溶かすことができます。
40℃のお湯であれば洗剤の効果もアップし、皮脂汚れをきれいに洗い流すことができます。
例えば、食器を洗う時をイメージしてみてください。お皿についた油は、水で洗ってもなかなかぬめりは落ちません。
しかし、お湯ならぬめりがサッと落ちます。これと同じで皮脂汚れも油なので、お湯のほうがきれいに汚れを落とすことができます。
雑菌の繁殖を防ぐことで生乾き臭を抑えることができる
お湯を使って洗濯すると、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
生乾き臭の原因は雑菌の繁殖、もっと突っ込んで言えば雑菌(モラクセラ菌)の糞が主な原因です。
洗濯をどれだけ丁寧に行ってもモラクセラ菌は生き残っていて、時間の経過とともにまた繁殖していきます。
ここでお湯の出番です。50℃くらいのお湯を使うことで、熱に弱い菌を取り除くことができます。
また、水分が蒸発しやすくなることで短時間で洗濯物が乾く為、モラクセラ菌の繁殖を抑える効果もあります。
給水ホースを繋いだり、バケツにお湯を溜める作業がなくなる
洗濯時のお湯の効果を知っている方は、すでに普段からお湯を使って洗濯していると思います。
ですが、洗濯水栓が水しか出ない場合は「給水ポンプで浴槽のお湯を汲み上げ」「お湯を沸かして洗濯層へ」など、ひと手間が必要です。
その為、蛇口をひねるだけでお湯が出るようにするだけで、洗濯槽にお湯をためる作業が大変楽になります。また、混合水栓はお湯の温度を調整することもできるため便利です。
洗濯ものが乾きやすくなる
お湯で洗濯をすると、洗濯ものが早く乾きます。
風がある日や気温が高い日は問題なく乾く洗濯物ですが、冬場は洗濯物がなかなか乾かずに困ったことはありませんか?
冬場にお湯を使って洗濯すると、洗濯機から洗い終わった衣類を取り出した際にもまだ温かかったります。
温度が高い分蒸発が早まり、水分が洗濯物から抜けていきます。早く乾く事で雑菌の繁殖を抑える事もできるので、生乾き臭の予防にも効果的です。
洗濯でお湯を使うときの注意点
お湯で選択をするこのとのメリットをお伝えしてきましたが、洗濯でお湯を使うときの注意点もあります。
最悪の場合、注意点を知らないとお気に入りの服を傷めてしまうことになります。
洗濯でお湯を使う時の注意点は、次の通りです。
お湯の温度に気を付ける
お湯で洗濯するときにもっとも重要なのは、「温度」です。
以下では洗濯で色落ちしやすいものや、熱に弱い生地について解説していきます。
湯温が高すぎると色落ちする
衣服を洗濯するときにお湯の温度が高すぎると、衣服が色落ちすることがあります。
お湯を使うと洗浄力が高くなり、染料が溶け出して色落ちしてしまいます。
買ったばかりの服が、色落ちしてしまったらショックですよね。
生地の種類によって、色落ちしやすいものとしにくいものがあります。
天然素材(綿・麻・絹など)の服は色落ちしやすいです。
また、デニムを初めて洗って色落ちを経験した人は多いのではないでしょうか。
デニムはもともと色落ちしやすい素材です。反対に、レーヨンやポリエステル・アクリルなどの化学繊維は色落ちのリスクは少ないです。
色落ちしやすい衣類は他の洗濯ものと分けて水洗いにしましょう。
特に白いシャツは要注意です。
洗濯槽や洗濯物どうしが当たり、擦れることで色落ちすることもあります。
洗濯ものの擦れによる色落ちを防ぐために、洗濯ネットを使うのも一つの方法です。
熱に弱い生地は縮んだり傷んだりする
熱に弱い生地は、縮んだり傷んだりすることがあります。
例えば羊毛など動物の毛を使ったニット製品は、熱を加えると繊維が逆立つように縮んでしまいます。
また、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は比較的縮みにくいですが、同じ化学繊維でもレーヨンは縮みやすい性質を持っています。
場合によっては熱を加えることでヨレヨレに伸びてしまったり、生地を傷めたりしてしまうこともあります。
せっかくの衣類を傷めてしまわないように、洗濯前には洗濯表示マークを確認しましょう。
洗濯表示マークには、洗濯時の注意点が記載されています。
「何℃迄の温度に耐えられるか」や「水を使っていいか」などの記載がありますので、この機会に一度確認してみても役立つと思います。
40℃のお湯を使う
お湯で洗濯するときの温度は40℃に設定しましょう。
40℃は手で触ってみて、「少し熱いかな」と感じるくらいの温度です。
皮脂汚れは人間の体温以上で溶けやすくなるので、衣類のダメージを防ぐには40℃が適温です。
黄ばみや黒ずみを落とす酸素系漂白剤も、40℃程度のお湯で効果をより発揮します。
クリーニング店はお湯洗いが基本だそうです。
お湯は洗浄力を高め、衣類にしみついた汚れや黄ばみを洗い流してくれます。
ドラム式洗濯機は温水洗浄機能が付いていることも
最近販売されているドラム式洗濯機は、既に温水洗浄機能が付いていることもあります。
温水洗浄とは「お湯で洗濯やつけ置きができる機能」のことです。
温水洗浄対応の洗濯機のほとんどは、水温の設定が可能です。
自宅の洗濯機に温水洗浄機能が付いていて、使いこなせていない人はいませんか?
機種によって多少違いはありますが、温水洗浄機能付き洗濯機はいくつかのコースが用意されています。
例えばパナソニック製の温水洗浄機能付き洗濯機は、以下のようなコース設定です。
温水洗浄コース
- 40℃|おまかせ・においスッキリ・つけおきコース
- 40℃|おしゃれ着コース
- 30℃|おしゃれ着コース
- 60℃|除菌コース
このように、温度によっていくつかのコースが用意されています。
洗濯表示マークを確認して洗濯しましょう。
例えば洗濯表示マークに「40」と数字で書かれていたら、水温の上限が40℃ということです。
この水温の上限温度の上限をこえてしまうと、衣類を傷める原因になります。
コースの選び方は生乾きが気になる時は「においスッキリコース」、ニット類を洗いたい時は「おしゃれ着コース」と使い分けられます。
洗濯場の蛇口からお湯が出るようにするには
ここからは、洗濯場の蛇口からお湯が出るようにするにはどのような工事が必要なのか?について紹介します。
混合水栓の設置方法はいくつかありますので、費用や見た目によって相談可能です。
作業自体はシンプルで、「単水栓から洗濯用混合水栓へ交換」します。
混合水栓にもいくつかの種類があります。混合水栓の種類や交換する方法を以下、詳しく説明します。
単水栓から混合水栓へ交換する
単水栓とは、水またはお湯のどちらかのみを出し止めする水栓のことです。単水栓では水温調節はできません。
混合水栓は1つの水栓から水とお湯の両方を出すことができ、温度調節することができます。
混合水栓にはハンドルが1つの「シングルレバー」とハンドルが2つ付いた「ツーハンドル」があります。洗濯用混合水栓は、ハンドルタイプかツマミを回すタイプがほとんどです。
自動温度調節機能が付いている「サーモスタット混合栓」もあります。
サーモスタット混合栓はお湯や水を一定温度に保てる便利な機能を持っていて、キッチンや浴室で見かける温度調整バルブが付いているものです。
サーモスタット式は機能が高い分、価格も高めです。
洗濯水栓の特徴
- 単水栓:水のみ使える
- ツーハンドル式混合栓:水+お湯が使え自分でハンドルを回す
- サーモスタット式混合栓:水+お湯が使え簡単に温度調整可能
また、蛇口の見た目を重視される場合は、壁に埋め込み式の洗濯水栓もあります。
例えば埋め込み式の洗濯水栓は、蛇口が出っ張らないのでスッキリした見た目になります。
ご自分の好み合った洗濯水栓を選んでみてくださいね。
給湯管を引き込む必要がある
洗濯場の蛇口からお湯が出るようにするには、給湯管を引き込む必要があります。
洗濯場から一番近い給湯管から、洗濯水栓まで引き込む配管工事をします。
しかし近くに給湯管がなければ、離れたところから洗濯場まで引いてこなければなりません。
外から給湯管を引いてくる場合は、壁に穴をあけて工事をする必要があります。
上記のように、お住いのお家の状況で工事の期間や費用が変わってきます。
給湯管を引く時は、建物の状況など水道業者さんによく相談して見積もりをお願いしましょう。
工事費用の目安と内訳
洗濯場の水栓を、単水栓から混合水栓に変えるのにどのくらいの費用がかかるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以下では、混合水栓にする場合の工事費用をまとめました。それでは、実際の工事費用はどの程度になってくるのかご紹介いたします。混合水栓の取り付けを考えている方は、是非参考にしてみてください。
混合洗濯水栓の本体価格
洗濯用混合洗濯水栓の価格は、水栓の種類によって異なりますが【約8,000円〜20,000円】程が目安です。洗濯水栓で使用されるのは主に「万能ホーム水栓」「洗濯機用ワンタッチ水栓」「洗濯機用ストッパー付き水栓」の3種類です。
ツーハンドル式洗濯水栓の価格
ツーハンドル式洗濯水栓は、シンプルにお湯と水のハンドルが付いた洗濯水栓です。
いわゆる普通のお湯と水が出る蛇口です。
自分でハンドルの開きを調整して、温度調整を行う必要があります。
難点としては、給水ホースと直接繋げるので手で触って温度の確認ができないことです。
ツーハンドル式洗濯水栓の価格帯は、【約8,000~13,000円】です。
洗濯機用ワンタッチ水栓の価格
おすすめの洗濯機用水栓の一つが洗濯機用ワンタッチ水栓です。
洗濯機用ワンタッチ水栓は、洗濯場に特化していて給水ホースがつけやすく簡単につなげられます。
洗濯用ワンタッチ水栓を選ぶときは、緊急止水弁付きのものをおすすめいたします。
緊急止水栓弁が付いていない水栓だと、なんらかの形で給水ホースが外れた時に水が出っぱなしになってしまうためです。
ワンタッチ水栓の価格帯は【約3,000~7,000円】です。
サーモスタット式洗濯水栓の価格
サーモスタット式洗濯水栓は、温度調整バルブの付いた洗濯水栓です。
浴室の蛇口をイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
サーモスタット式洗濯水栓の価格帯は、【約12,000~23,000円】です。
コンセント式洗濯水栓の価格
コンセント式の洗濯水栓は、名前の通り壁に埋め込まれるような形をしています。
給水ホースも簡単に繋げることができ、見た目もすっきりするのでおススメです。
コンセント式洗濯水栓の価格帯は【約10,000~15,000円】です。
以上のことから、価格で選ぶなら『ワンタッチ洗濯水栓』、便利さなら『サーモスタット式洗濯水栓』がおすすめです。洗濯機周りの見た目をスッキリさせたいという場合は、『コンセント式洗濯水栓』をおすすめいたします。
作業工賃の目安
次に、洗濯水栓の交換工事の費用について解説します。
洗濯水栓を取り付ける作業費用の目安は、10,000円~程度になります。
「~」となるのは、給湯管の取り回しや混合水栓の設置方法や位置、水道業者の工賃によって変わってくるためです。
業者によっては、出張費や廃材処分費などがかかることもあります。
屋外から壁に穴を開けて給湯管を引き込む必要がある場合は、数十万円の費用になることもあります。
混合水栓の取り付けを水道業者へ依頼する場合は、必ず見積をするようにしましょう。
工事の作業時間の目安
洗濯用混合水栓への交換工事時間は、状況にもよりますが1日あれば十分終わります。
ただし、給湯管の引き込みに掛かる時間と、壁の加工が必要な時間で変動します。
工事中は水道の元栓を閉めての作業になるので、家の水回りすべてが使えなくなります。
工事時間が心配な場合は、業者に見積を取る際に確認しておきましょう。
洗濯水栓の交換作業時間
通常、洗濯水栓の交換作業時間は1時間度です。
単水栓から混合栓へ交換する場合は壁の加工が必要になります。
今回の様な洗濯用混合栓に交換する場合は、専門の業者へ任せたほうが安心です。
単水栓の交換作業自体は難しくありませんので自分でも行うことができますが、自分で交換する際は、小技やコツが必要です。
洗濯機用の混合水栓を交換する場合の流れは、以下のようになります。
- 止水栓を(元栓)を閉める
洗濯機用の蛇口には元栓がないので家全体の水道の元栓を閉めます。
止水栓を閉めると家中の水が使えなくなるので注意が必要です。 - 既存の洗濯水栓を外す
プライヤーを使って水栓を取り外します。
取外し自体は簡単に行えます。 - 給湯管を分岐させて引き込む
既存の給湯管を分岐させて洗濯水栓のところまで給湯管を引き込みます。
壁内で引き込んでくるのでこの作業が一番時間が掛かります。 - 壁を加工する
単水栓だった場合は給水用の配管の穴しかない為、壁を書こうして給湯管を取り付ける穴を作る必要があります。
コンセント式洗濯水栓の場合は、壁をくり抜いてから取付することもあります。さらに、壁紙の張り直しが必要な事もあります。 - 洗濯機用混合水栓の取付
洗濯水栓の取付自体は、難しいものではありません。準備が整ったらいよいよ洗濯水栓の取付です。
給湯管の引き込み作業時間
給湯管の引き込み作業時間は状況によってかなり変わります。
洗濯機置き場の横に洗面台があり、付近の床下や壁内に給湯管がある場合は1時間~数時間程度で作業できます。
給湯管の引き込み工事に時間がかかる場合として、まず一つは作業スペースがあるかどうかで
作業スペースを確保できない場合は、床や壁を開ける必要が出てきます。
また、近くに給湯管がない場合や屋外から給湯管を引き込む場合は、さらに作業時間が掛かります。
中には、給湯管の引き込み作業が丸1日掛かるケースもありますので、業者に事前に確認することをおすすめいたします。
おすすめのお湯が出る洗濯水栓を紹介
ここまで読んでみて、「お湯が出る洗濯水栓に交換したいな」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
洗濯水栓にもさまざまなものがあり、メーカーによって形状や仕組みが異なります。
そこで、おすすめのお湯を出せる洗濯水栓を3つご紹介します。
是非、洗濯水栓を選ぶ際の参考にしてください。
LIXIL|緊急止水弁付サーモスタット混合水栓(逆止弁付)
サーモスタット式なので温度調整が簡単にでき、給水止水もワンタッチです。
地震や事故などでホースが外れてしまった時も、緊急止水弁が付いているので水が噴き出す心配がありません。
サーモスタット式のデメリットは、水栓本体が大きく目立ってしまうといった点です。
SANEI|ミキシング シンプレット
SANNEIのミキシングシンプレットは、おすすめのコンセント型洗濯水栓です。
『ワンタッチ+壁に埋め込み式』なので目立つことなく、スッキリとした印象にすることができます。もちろん温度調整や給水止水操作も可能です。
カクダイ|ツーハンドル式洗濯機用混合栓
ツーハンドル式混合水栓の温度調整は、自分でハンドルをひねって調整することができます。
シンプルが一番!そんな方にはツーハンドル式の洗濯水栓をおすすめします。
洗濯水栓の交換を依頼するにはどこに頼めばいい?
「洗濯水栓をお湯が出るように交換したいけれど、洗濯水栓の交換作業はどこに頼めばいいの?」と思った方もいらっしゃると思います。
洗濯水栓の交換や付帯する工事は、「水道修理業者」「工務店」でお願いできます。
どちらに依頼するかは、下記を見て選択してもらえればと思います。
水道修理業者でも大手の会社であれば、内装工事をや大工工事を請け負ってくれる会社と提携しているはずなので問題なく工事を行えます。
水道修理業者へ依頼する場合
■水道修理業者へ依頼するメリット
このように、水道修理業者は使い勝手がいいのがメリットです。夜間しか家にいない方も問題ありません。
水道修理業者に依頼するデメリットとしては、費用が工務店より高くなりやすい事です。特に夜間などは、どうしても人件費が高くなってしまいます。
工務店に依頼する
リフォームなどを行う工務店でも、洗濯水栓を交換してもらえます。
工務店の特徴として、洗濯水栓単体の工事よりも水回り一式や間取りの変更を含めた大きな工事が得意です。
工務店に依頼するデメリットとしては、短時間で終わる工事は費用が高くつく傾向にあります。
また営業時間や休日が決まってることがほとんどですので、時間的に余裕のある方向けとなります。
温水洗浄機能付きの洗濯機に買い替えるのもあり
「洗濯場でお湯が使えるようにしたいけど工事とか面倒だな・・」といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
洗濯水栓の交換以外にも、洗濯場でお湯が使える方法はあります。洗濯水栓を交換する以外では「温水洗浄機能付き洗濯機に買い替える」のもおすすめです。「もう洗濯機を買い替えたい」「洗濯機が壊れた」ときには、ベストな方法だと思います。
温水洗浄機能付き洗濯機とは、ドラム式洗濯機のコースで40℃以上のお湯で洗濯できる機能です。
やはり洗浄力の高さが魅力で、クリーニングで行うような煮洗いに匹敵する洗浄効果があります。
お風呂の残り湯を使う場合を除いて通常の洗濯は水道水を使いますが、水道水の温度は季節によって変化します。
以下、季節ごとの水温の目安です。
■春:10℃~20℃
■夏:20℃~30℃
■秋:10℃~15℃
■冬:10℃以下
通常の洗濯を行った際の水道水の温度は、基本的には1年を通して30℃以下と考えられます。
温水洗浄機能付き洗濯機は40℃以上で洗えるので、やはり違いは大きいです。
洗濯は温度が高いほど洗浄力は高まるため、高機能モデルだと80℃に設定できるものもあります。
服が汚れやすい仕事やスポーツで頻繁に汗をかくこどもがいる家庭では、大変便利な機能です。
ただしデメリットとして、温水洗浄は通常の洗濯よりも洗濯時間が掛かります。また、ドラム式洗濯機に買い替える際は費用が100,000円前後と比較的高額です。
SNS上のお湯での洗濯についての感想や口コミ
晴天〜🎵
どうもいちです☆
今日体入ちゃんの予定無くなりました🙏💦
って事で私もおやすみさせていただきます☆久々の2連休〜😆
明日のおやすみはお出かけしたいから
洗濯は今日やっちゃう😆
今お風呂で布団とか枕をオキシ漬けしてる✌お湯洗い最高😆 pic.twitter.com/TtPLqHeYcC— いっちっち🐙壱☆ (@yabapulu223) November 22, 2022
年明けに買ったApple Watchのブレイデッドソロループ、汚れが目立ってきたのでお湯に洗濯用洗剤を入れて浸してたら結構濁った。濯いで一晩干したら綺麗になってたし、手首に巻いたとき少し緩くなってたのも直った気がする。
Amazonとかで売ってるパチモンは1年で崩れてボロボロになるらしい。 pic.twitter.com/cz0Kq3DkDv— でーえすめぐてん (@megu1059) November 22, 2022
意外と知らない人が多い話。ドラム式洗濯機で粉石鹸は基本的には使えません。どうしても使いたい場合はお湯に溶かしてから洗剤投入口へ。 #粉石鹸 #粉末洗剤 #洗剤 #洗濯
— ブランドケア【洗濯洗剤情報ツイート】 (@brcare_official) November 22, 2022
油汚れがついた、作業着を洗濯機で、洗っといてと今、言われたので、念のため、お湯と洗剤で、手洗いしてから、洗濯機に入れて洗い中にょ。😉
— ぴーささ (@p_sasanyo) November 22, 2022
【お風呂の水節約知恵】洗濯機で再利用⇒洗濯の水にお風呂の残り湯を使うと水道代の節約になるのはもちろんのこと、電気代の節約にもなります。温めのお湯だと洗剤の溶けもよく、汚れ落ちもずいぶんと違ってきます。
— 必見★節約術 (@setusyakujutu) October 25, 2022
お湯で洗った方がきれいになるから・・と毎日 頑張って バケツで洗濯機にお湯を入れて 洗っていたら、きれいにはなったが、左手を痛めてしまった。「ばね指」と診断されて、痛み止めの注射を打つことに・・。ホースでのお湯の注水に切り替えたが、再発した痛みは なかなか おさまらない。#洗濯
— みほこ2013 (@mihoko_2013) October 25, 2022
まとめ
以上「洗濯水栓をお湯が出るように変えるだけで洗濯の悩みが解決!」についてでした。
まとめると次の通りです。
洗濯水栓でお湯が出るようにする5つのメリット
① 汚れが格段に落ちやすくなる
② 黄ばみや皮脂汚れが落ちやすくなる
③ 雑菌の繁殖を防ぐことで生乾き臭を抑えることができる
④ 給水ホースを繋いだり、バケツにお湯を溜める作業がなくなる
⑤ 洗濯ものが乾きやすくなる
洗濯でお湯を使うときの注意点は4つ
① 湯の温度が高すぎると色落ちする
② 熱に弱い生地は縮んだり傷んだりする
③ 40℃のお湯を使う
④ ドラム式洗濯機は、既に温水洗浄機能が付いていることもある
ぜひ、お湯で洗濯できる環境を整え、より快適な生活を楽しんでください。特に冬場は水温が下がり洗浄力が低下します。
また、冬場は気温も低いので洗濯物も乾きにくいです。お湯で洗うだけで、ほとんどの洗濯に関する悩みは解決されます。
この記事が少しでも役立ちましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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