キッチンで水漏れやつまりなんかのトラブルが起きてしまうと、かなり不便ですよね。
ただ、自分で修理しようと思っても思った以上に作業が難しかったり工具が必要になることがあります。
確実にキッチンを修理するためには、水道修理業者に依頼して修理してもらうのが一番ですが、やはり気になるのが「台所の修理費用っていくらくらいかかるの?」ということかと思います。
そこで、この記事では台所を修理するときにかかる費用を修理箇所ごとにご紹介します。
《自分でキッチンの修理をする場合のリスク》についても併せてご紹介するので、自分で修理するか水道業者に依頼するか迷っている方はぜひ最後までご覧になって参考にしてくださいね。
【この記事を読んで欲しい人】
- キッチンから水漏れしている
- シンクがつまっている
- キッチンの修理費用が知りたい
- キッチンの修理をどこに依頼したらいいのか分からない
- 蛇口や部品交換の交換時期を知りたい
台所の修理費用の目安
台所やキッチンで引き起こされるトラブルは、大きく分けて「水漏れ」と「つまり」の2つです。
また、劣化による部品交換や水栓の交換も定期的に必要となります。
以下で、水漏れと排水つまりが起きてしまった場合の修理費用の相場を原因別にご紹介します。
台所の水漏れの修理費用の相場
台所の水栓から水漏れが生じてしまっている場合には、パッキンなどの部品を交換することで修理することができます。
ただ、水栓本体の寿命は10年程度です。
もし、ご自宅の水栓が20年以上前の水栓などで古くなってしまっている場合には、部品自体の製造販売が終了している可能性が高くなります。
部品自体の製造が販売終了している場合は水栓本体ごと交換する必要があります。
それでは水漏れの修理費用について紹介します。
パッキンの交換にかかる費用
ツーハンドル混合水栓のハンドル部分や吐水口部分から水漏れが生じてしまっている場合、ハンドル内部のコマパッキンが劣化していることが原因である可能性が考えられます。
コマパッキンの交換を水道業者に依頼した場合には、一般的に5,000円〜12,000円程度が相場となっています。
コマパッキンはホームセンターなどで300円程度で購入することもできるので、工具や多少の知識があれば自分で部品交換することも可能です。
自分で修理する際には水漏れに十分注意して下さい。
カートリッジ交換の費用
台所で一般的によく利用されているシングルレバー混合水栓の水漏れは、バルブカートリッジと呼ばれる部品の不具合が原因の場合が多いです。
「蛇口のレバー下げてもポタポタと水漏れが止まらない」「蛇口のレバーの動きが悪い」このようなときはカートリッジの不具合をまず疑いましょう。
このバルブカートリッジの交換作業にかかる費用はおおよそ7,000円〜15,000円程度が相場となっています。
シングルレバータイプの水栓は部品の取寄せも必要で、簡単に修理することはできないので水道業者に依頼するのがおすすめです。
シンク下からの水漏れ修理にかかる費用
シンク下からの水漏れは原因がいくつか考えられますが、排水トラップや排水ホースの接続部分が緩んでしまっていることが原因で引き起こされていることがあります。
接続部分の調整や補修であればおおよそ5,000円程度の作業費用が必要です。
シンクの排水口部分のパッキンが劣化して水漏れしている場合も同じぐらいの費用で修理することができます。
ですが、原因がシンク下の給排水のパイプの破損などの場合には交換作業が必要になります。
排水トラップや排水ホースの修理交換には10,000円〜20,000円前後かかります。
キッチンの水栓本体の交換の費用
水栓本体の寿命は10年程度が目安であるため、古い蛇口をそのまま使い続けているといずれ必ずトラブルが起きます。
既設の水栓の種類によって交換費用は異なってきますが、混合水栓の交換にかかる費用はおおよそ10,000円〜17,000円が相場となっています。
これは交換にかかる作業料金のみの値段なので、水栓本体の価格をプラスした価格が総支払額になることに注意しておきましょう。
単水栓の場合は構造がシンプルで取り替えも比較的簡単な作業であることから混合水栓よりも安く、10,000円前後で交換することが可能です。
パッキンやカートリッジを交換するだけで水漏れを修理することができる場合も多いですが、水栓本体がかなり古い場合には他の箇所も同じように劣化している可能性が高くなっています。
部品交換後に他の部品が不具合を起こして結果的に水栓本体を交換しておいた方が安く済んだというケースも多いため、トータルコストでしっかりと判断することが重要です。
シンクのつまりの修理費用相場
台所のシンクがつまってしまう原因は、主に油汚れが原因です。
油の処理をしっかりと行っていても洗い物をするときに流れてしまった油汚れが排水管に付着してしまい、洗剤カスや食べカスなどと複合して頑固なつまりとなってしまいます。
軽度なつまりの場合には、薬剤やお湯で対処する事で取り除くことができます。
しかし、床下の排水管など深いところで固着している場合には簡単に取り除くことができなくなるため、作業料金も高くなってしまいます。
以下で解説します。
排水つまりの修理費用
台所の排水つまりを解消するためにかかる費用はおおよそ10,000円〜20,000円程度が相場となっています。
しかし、排水管の奥深くに油汚れなどが固着している場合には、排水管を高圧洗浄やトーラーで通管しなければなりません。
戸建ての場合には15,000円〜20,000円前後、マンションの場合には30,000円〜40,000円前後の作業料金がかかるということを理解しておきましょう。
排水管内部にワイヤーを挿入しつまりの原因を直接的に取り除くトーラー作業を行う場合には、つまっている箇所までの距離によっても作業料金は変動します。
3mまでは13,000円〜18,000円程度ですが、さらに距離が延びる場合には別途料金がかかる場合もあります。
排水桝の清掃費用
台所のつまりは排水口や排水管だけではなく、台所から離れた屋外の排水桝でつまりが生じてしまっていることがあります。
排水桝のつまりの修理作業を水道業者に依頼した場合は15,000円〜25,000円前後が相場となっています。
ただ、排水桝のつまり具合によって高圧洗浄機やその他の作業が必要となってしまう場合もあるため、あくまでおおよその目安だということを覚えておいてください。
自分で修理すれば費用を抑えられる
台所では「水漏れ」と「つまり」の2つが主なトラブルお伝えしましたが、自分で修理すると必要な費用は《部品代と工具代のみ》なので、かなり安く費用を抑えることができます。
例えば、水漏れが生じているときにパッキン交換を水道業者に依頼したら5,000円以上の作業料金が必要となってしまいます。
しかし、自分で交換することができればパッキン代の300円程度で済ませることが可能です。
簡単に交換できるものは、まず自分で交換修理にチャレンジしてみるとお得に修理することができるかもしれませんね。
自分でパッキン交換をする方法については下記の記事で紹介しているのでぜひ参考になさってください。
ただ、自分で修理をする際には1つだけ注意してほしいことがあります。
以下では、自分で台所を修理するリスクについてご紹介します。
自分で台所の修理をするリスク
水道業者に依頼すると費用が高くなってしまいますが、台所の水漏れやつまりを自分で修理することで費用を安く抑えることができます。
パッキン交換などの軽作業は、比較的簡単に行うことができるので気軽に修理することが可能です。
しかし、水漏れのトラブルは、原因が複数あり複合してトラブルが生じてしまっているケースも多いので注意しなければなりません。
また自分で修理している中で、別のトラブルにも繋がってしまうリスクもあるということを理解しておくようにしましょう。
二次被害につながることもある
水まわりの修理で特に注意しなければならないのが、水漏れの二次被害です。
水漏れ修理を行うときに誤って他の部分を破損させてしまい、さらに水漏れ被害が拡大してしまうこともあるので注意しなければなりません。
またシンクのつまりを解消させるためにワイヤー式トーラーなどを使用した場合に排水管本体を傷付けてしまって水漏れを生じさせてしまうこともあります。
水漏れが改善されない
水漏れが生じてしまっている場所をしっかりと特定しておかなければ、全く関係のない場所をいくら修理しても水漏れ症状は改善されません。
また、壁付きタイプの混合水栓の接続部分から水漏れが生じてしまっている場合にはシールテープを巻き直して修理することになりますが、巻き付けがうまくできていないと水漏れが生じてしまいます。
水まわりの修理を行うときには正しい知識を持って適切な処置を行わなければならないということを理解しておきましょう。
時間がかかる可能性がある
台所の水漏れがパッキンを交換するだけで修理できるような場合は、ホームセンターなどで必要な部品を購入することができます。
しかし、古い水栓などを使用しているときには部品を見つけることができずに時間だけがかかってしまい、いつまでたっても修理ができないということもあります。
また自分で修理する場合は、必要な工具が無かったりなどで余計な時間が掛かることがよくあります。
台所の修理費用で後悔しないための水道業者の選び方
台所の水漏れやつまりの修理を水道業者に依頼するときには、できるだけ安く修理してもらいたいですよね。
台所の修理費用で後悔しないためには、正しい水道業者の選び方を理解しておく必要があります。
以下の3つのポイントを押さえて修理業者を選ぶようにしましょう。
水道局指定業者を選ぶ
水まわりの修理を業者に依頼するときには必ず水道局指定業者を選ぶようにしましょう。
水道局指定業者は各市町村の水道事業者(水道局)が指定できるものです。
給水区域において適正な水道工事を行うことができる業者だと認められた証になります。
これは事業者が申請を行った上で、一定の基準を満たした場合にのみに認められる信頼することができる水道修理業者だということなので、水道修理業者を選ぶときの重要なポイントになります。
見積もり内容が分かりやすい
水道修理業者に修理を依頼したときにはまず見積もりを取ってもらうことになりますが、このときの見積内容をしっかりと説明してくれる水道業者を選ぶようにしましょう。
水道修理業者の中には見積もり時の価格とは異なった工事料金を作業後に請求してくるような悪質な業者もいるため注意しなければなりません。
専門のプロに依頼する
水まわりの修理を業者に依頼するときには、必ず専門のプロに依頼するようにしましょう。
水まわりだけでなくその他の住まいのトラブルまですべて対応しているような業者は、水道設備について詳しい専門知識を有していない可能性もあるため注意しましょう。
sns上の台所やキッチンの修理費用に関する感想や口コミ
マジで管理会社クソすぎんか???
キッチントイレ詰まる
↓
半年以上住んでるから修理費用契約者持ちと言われる(原因不明)
↓
工事部の連中が修理中にトイレ溢れさして廊下が汚物と汚水まみれになる(拭き掃除だけして消毒もしないで帰った)
↓— YIA (@remengine2) December 11, 2022
システムキッチンの引き出しが壊れたメーカーはリクシル
470円のパーツ2個交換すればなおる
が、サービスマンを送って修理させないとダメで、修理費用は教えられないの一点張り
ぼったくりの匂いしかしない…#ぼったくり#システムキッチン#LIXIL#サンウェーブ— 青狼 (@No11seirou) November 2, 2022
デレステのMV見るたびに、スマホ変えてぇよぉってなります。リッチにするとカックカクで動かないからね(笑)本当は車検の後に変えようと思ってたんだけど、我が家のキッチンが先日浸水しまして、修理費用の頭金を私が出すことになりそうなんです😇
— ゆぅ (@kmy0916AB) July 24, 2022
昨日、雷による停電で、
キッチンに設置されている
給湯器のリモコンが壊れました。
災害による故障は無料補償期間中でも
補償対象外らしいです。災害大国日本は、災害リスクに備えて
修理費用も貯めておかないといけないと実感する。— tabikuma(たびくま)@副業×投資×旅 (@tabikuma_chan) September 24, 2022
実録リフォーム失敗体験談
第二話
排水つまりが発生して業者手配
↓
キッチン床下配管にて詰まり箇所特定
↓
そのまま修理
↓
一ヵ月後、異臭が発生で再度床下確認
↓
床下にミミズとウジが大量発生
↓
修理費用38万実際は、詰まりは修理せず床下に垂れ流しだった。
手遅れになる前に相談下さい。
— 教えて‼︎水神さん。 (@mizugami_ch) August 2, 2022
おはようございます〜
水回りお風呂場、洗面、キッチンの3箇所、修理してもらい、とりあえずスッキリ。でも、トイレのウォッシュレットの調子が悪いので、まだまだ修理費用がかかりそう😭←修理依頼してないそして今日も午後は都心へ
義母、義妹、姪っ子と会ってきます💨
忙しぃい…— あくあまりん@🐝アフィリエイト/ブログ🍯頑張るよ🐝 (@aquamarine_kyon) April 6, 2022
台所の修理費用に関するよくある質問
台所の水漏れやつまりを修理するときに気になることっていろいろありますよね。
費用だけでなく、他にもよくある質問についてまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
個人の修理業者に頼んでもいい?
近年、個人の修理業者が登録することで利用者とマッチングすることができる、くらしのマーケットなどでは費用が非常に安く魅力的に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、くらしのマーケットに登録している業者は専門知識と経験が不足している場合もあり、修理後にトラブルになってしまうようなケースもあるので注意が必要です。
マッチング系のサイトは、水道業者の質を担保しているわけではありません。
くらしのマーケットは、利用者と業者をマッチングさせるためだけのサービスであるため、もしも修理後にトラブルが起きてしまった場合には当事者同士で解決しなければならないということを理解しておきましょう。
キッチンの水漏れの原因は?
水栓本体から水漏れする場合にはコマパッキンやシールテープの劣化などが考えられますが、シンク下のパッキンが劣化していることが原因で排水が漏れ出てしまうこともあります。
またシンク下から水漏れが生じてしまう場合には排水トラップの接続部分が緩んでしまっていたり、排水管に亀裂などが生じているケースもあるため早急に対処するようにしましょう。
キッチンの水漏れを修理業者の口コミで選ぶのは危険?
キッチンの水漏れ修理を業者に依頼する場合に、どこに依頼すべきか分からないという方は多いと思います。
そのように迷ったときには、口コミを参考にすれば自分に合った修理業者を選ぶ参考にすることができます。
しかし、口コミは業者自身がステマを行っているケースも多いため、サイトなどに掲載されている口コミではなく業者名で検索を行ってリアルな口コミを知るようにしましょう。
TwitterなどのSNSで業者名を検索すると実際に利用した方の評判を知ることができるのでおすすめです。
賃貸アパートや団地の修理はどうすればいい?
賃貸アパートや団地などで水漏れやつまりなどのトラブルが生じてしまった場合には、まず管理会社に連絡する必要があります。
基本的に修理を行う場合には大家さんの許可が必要なので、個人の判断で修理対応をしてしまうとトラブルに発展してしまうリスクがあるということを理解しておくことがポイントです。
水漏れやつまりの原因が経年劣化が原因である場合には一般的に大家さんが費用を負担して修理してもらえるケースも多いため実際に確認するようにしましょう。
まとめ
台所の水漏れや排水つまりが生じてしまうと、すぐに修理しないといけないと焦ってしまいますよね。
しかし、そんなときに適当に水道業者を選んでしまうと、後から後悔してしまうことにもなりかねません。
この記事では、台所の修理箇所ごとの費用相場についてご紹介しましたが、値段だけでなく本当に安心して任せることができる修理業者を選ぶようにしましょう。
水のトラブルなら水の救急隊へ
水の救急隊なら即日対応可能です!
口コミや実績から水道修理業者を比較しよう
水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。
地域密着型の修理業者を選べば安心
一刻を争うような水のトラブル発生している場合、水道修理業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の水道屋さんを選ぶといいでしょう。家の近くの水道修理業者を見つけておけば、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。
近くの水道屋さんなら市区町村単位で近くの水道屋さんを探すことができます。