いつも通り水道を使っていると、蛇口から聞きなれない異音がすることがあります。
水道トラブルの症状によっていろんな種類の音がしますが、蛇口の内部は目に見えて原因がわかる場所ではありません。
突然蛇口から聞きなれない異音が鳴ると、「一体なんの音!?」って気になっちゃいますよね。
この記事では、蛇口から異音がする原因と対処方法について詳しくご説明します。
蛇口から異音が鳴る場合は、そのまま放置しても症状が改善することはありません。
この機会にしっかりと直すようにしましょう。
【この記事を読んで欲しい人】
- 蛇口から変な音がする
- 異音の種類別の対処法を探している
- 水を止めると衝撃音がすごい
- 蛇口からキーと高い音がする
- 異音を放置するリスクを知りたい
蛇口からする異音別の原因
蛇口から聞こえる異音の原因について知っておきましょう。
「キーン」や「ゴボゴボ」など擬音を使ってご紹介するので、あなたが実際に聞いた音に近いものを探してみましょう。
「キーン」という異音の原因
「キーン」という高い音が聞こえるときには主に2つの原因が考えられます。1つ目は単純に水圧が高すぎるケース。
そして2つ目は、蛇口の中にあるコマパッキンという部品が劣化しているケースです。
蛇口の中のコマパッキンは消耗部品なので、長年交換していない場合はコマパッキンが原因の可能性が高くなります。
「ゴボゴボ(ゴゴゴ)」という空気が混ざったような異音の原因
「ゴボゴボッ!ゴゴゴッ!ジュボボボ!」このような異音の原因は断水中に水道管の中に溜まった空気が水と一緒に出ていくときの音です。
空気が全て抜けてしまえば異音は治まるので心配はいりません。いつまで経っても直らない場合は配水管や蛇口が故障している可能性があります。
「シュー」という異音の原因
蛇口から「シュー」っという音がするのは水道管などに亀裂が入っている可能性があります。
水道管の寿命は一般的に10年〜15年とされていますので、経年劣化による損傷や凍結や地震による亀裂も考えられます。
「ブーン」という異音の原因
水道水を流しているときに「ブーン」と音がすることがあります。これは蛇口内にあるリング状のゴム製部品のコマパッキンの劣化が原因です。
ゴム部分が劣化して金属同士がぶつかり合うことで振動音が発生しています。コマパッキンは劣化具合によっていろんな音がするのが特徴です。
コマパッキン以外に逆止弁の異常が原因のこともあります。
「ガタガタ」という異音の原因
水を出したときに「ガタガタ」と音がなっているときには水道管の部品が緩んでいることが原因の可能性があります。
また、シンクの下のジャバラ状の排水ホースを触ってみて振動しているのであれば問題ありません。ホースが振動していない場合は逆止弁が原因の可能性が高くなります。
「キュッ」という異音の原因
蛇口のハンドルやレバーを回したときに「キュッ」や「キーキー」という摩擦音のような音がなるのは、スピンドルの摩耗やハンドルの潤滑油であるグリス切れが原因です。
スピンドルを交換したり、グリスを注せば異音は直りますが、その他の部品も同じように劣化している場合がほとんどなので注意が必要です。
「ドンッ(ゴンッ)」という衝撃音の原因
水を止めたときに「ドンッ」と大きな衝撃音がすることがありますが、これはウォーターハンマーと呼ばれる現象です。
水道管を流れる水が、急にせき止められることで管内でぶつかり壁の中から大きな音がします。
蛇口の異音別対策方法
蛇口の異音ごとに対処方法は異なるため、それぞれ適した手順で修理を行うようにしましょう。
蛇口から聞こえる音によっては自分で対処できないものもあります。
そういった場合は無理に修理しようとしてしまうと、蛇口の破損やさらに大きな被害が出てしまうこともあるので注意しましょう。
「キーン」という異音の対処方法
水圧が高いことが原因で蛇口から「キーン」と異音がする場合は、使用している水道蛇口の止水栓を少し閉めることで症状を緩和することができます。
しかしそれでも異音が鳴りやまないのであれば、ほとんどの場合はコマパッキンの劣化が原因です。
コマパッキンを交換する野に必要なものと交換手順について以下ではご紹介します。
コマパッキンの交換に必要なもの
コマパッキンを交換するときは、以下のものを準備します。
コマパッキンはそれぞれの水栓本体に適したものを準備するようにしましょう。
準備するもの
- 新しいコマパッキン
- モンキーレンチ
- ラジオペンチ
- プライヤー
- カッターナイフ
- プラスドライバー
- マイナスドライバ
水かお湯だけしか出すことのできない単水栓のコマパッキンの場合は、上記のものを全て用意しなくても交換することが可能です。
単水栓のコマパッキンの交換時に用意するものは、『新しいコマパッキン』『モンキーレンチ』『ラジオペンチ』『マイナスドライバー』の4つになります。
単水栓のコマパッキンの交換手順
単水栓のコマパッキンの交換は比較的簡単に行うことができますが、必ず作業を行う前に止水栓を閉めてから行うようにしましょう。
誤って止水栓を開けた状態で作業してしまうと水が噴き出してしまいます。
1.止水栓を閉める
止水栓を閉めて作業を行いますが、このとき何回止水栓を回したかを覚えておくと再び開くときの目安になるので確認しておきましょう。
2.ハンドルの取外し
ハンドルのすぐ下にあるナットを、モンキーレンチで取り外します。
蛇口をしっかりと手で固定してから取り外さないと給水管が破損してしまうこともあるので注意しましょう。
3.コマパッキンの交換
ハンドルを取り外すと摩耗したコマパッキンがあるので、ラジオペンチで取り外して新しいものと交換します。
4.ナットの取り付け
取り外しとは逆の手順で、すべての部品を取り付けてコマパッキンの交換を完了します。
ナットは強く締めすぎてしまうと破損の原因にもなりかねません。また締めすぎると水漏れの原因にもなるので注意が必要です。
5.元栓を開いて水漏れの確認
元栓を開いて、水を出したときに異音や水漏れがしなければ作業は完了です。
混合水栓のコマパッキンの交換方法
1.止水栓を閉める
止水栓がサビついていたりすると固くなっていることがあります。
無理に回そうとすると破損してしまう恐れもあるので、そういった場合には止水栓ではなく屋外にある水道の元栓を閉めると安心です。
2.ハンドルの取り外し
ハンドルの上部に青や赤のキャップがあるかと思いますが、カッターやマイナスドライバーで取り外します。
その中にネジ部分があるのでドライバーを使ってハンドルを外しましょう。
3.スピンドルを外す
ハンドルの下にあるスピンドルを外しますが、固定されているナットが水栓によって異なります。
モンキーレンチやプライヤーを使って適切にナットを緩めましょう。
ナットを取り外したら再びハンドルを被せて反時計回りに回すとスピンドルが緩んで取り外すことができます。
4.コマパッキンを交換
コマパッキンを取り外して新しいものと交換し、これまでとは逆の手順で取付を行います。
ナットを締めすぎると水漏れの原因になるので注意しましょう。
5.止水栓を開いて水漏れを確認
止水栓を開いて異音や水漏れがないか確認をして作業は完了です。
スピンドルの交換方法については後述しているので以下をご確認ください。
>>スピンドルの交換方法
「ゴボゴボ(ゴゴゴ)」という空気が混ざったような異音の対処方法
蛇口から「ゴボゴボ(ゴゴゴ)」といった空気の混ざった音は、多くは断水などの影響が原因です。
この音は、水を流し続けることで音はしなくなるはずです。
ですが、しばらく経ってもゴボゴボと音がするときは注意が必要です。
水道管などのパイプが外れていたり、蛇口に不具合が発生している可能性があるため水道修理業者に依頼するようにしましょう。
「シュー」という異音の対処方法
蛇口から「シュー」といった異音が聞こえる場合は、水道管に亀裂が入っている危険性があります。
すぐに止水栓を閉めて水漏れなどの被害を防ぐようにしましょう。
水道管に亀裂が入ってしまっている場合は自分で対処することはできないため、水道業者に依頼して対応してもらう必要があります。
「ブーン」という異音の対処方法
蛇口から「ブーン」という音がするときは、まずはコマパッキンを交換してみましょう。コマパッキンは比較的簡単に交換することができます。
コマパッキンを交換しても異音がする場合は逆止弁を修理交換しなければならないので、水道修理業者に依頼するのがおすすめです。
「ガタガタ」という異音の対処法
「ガタガタ」と音がするときは、ナットやボルトなどの接合部分が緩んでいるか、シャワーホースなどの振動音が考えられます。
まずは、音がする箇所を特定して、部品が緩んでいる場合はナットやボルトを締め直します。
水栓に付いているシャワーホースなどが振動しているだけの場合は問題ありません。
「キュッ」という異音の対処方法
蛇口をひねったときに「キュッ!」という音がするときは、スピンドルを交換したりグリスを注すことになります。
スピンドルが磨耗しているということは、同様に他の部品も磨耗しているはずです。
部品を全て取り替えるか、蛇口を本体ごと交換してしまうのがおすすめです。
部品のみ交換する場合はホームセンターでスピンドルセットが【1,000円〜1,500円】で購入することができます。
「ドンッ(ゴンッ)」という衝撃音の対処方法
ウォーターハンマー現象による衝撃音はアパートやマンションなどの場合、とくに響いてしまうのでしっかりと対処しなければなりません。
勢いよく蛇口を閉めるのではなくゆっくりと閉めるようにしましょう。
また水圧が高い場合は止水栓を少しだけ閉めておくと、勢いが弱まりウォーターハンマー現象の発生を防ぐことができます。
根本的な原因の対処法としては、「水撃防止装置」を設置して衝撃による損傷を防ぐ方法があります。
蛇口の種類ごとの異音の原因
蛇口の中でも異音で悩まされることの多い場所が、キッチンとお風呂です。
この2つは使用頻度が高く家族全員がそれぞれ扱い方も異なるため、部品が摩耗たり故障しやすい場所と言えます。
キッチンとお風呂の蛇口で主流となっているシングルレバー混合水栓とサーモスタット水栓で異音が起こってしまう原因についてご紹介します。
シングルレバー混合栓で異音がする原因
蛇口をひねったときにキツそうな音がしていませんか?キュッという高い音がする場合には部品の劣化が考えられます。
単水栓やツーバルブ水栓はスピンドルという部品が摩耗していることによって異音が発生します。
ですが、シングルレバー混合水栓はバルブカートリッジという部品の摩耗が原因です。
シングルレバーは1つのレバーを上下することで止水と吐水を行い、左右にひねることで温度調整を行います。そのため摩耗しやすいという特徴があるんです。
使用頻度によっても異なりますが、取り付けしてから10年程度経過しているのであれば、交換の目安と考えてもいいかもしれません。
サーモスタット混合栓で異音がする原因
お風呂は音が反響しやすく排水音などが原因で異音に気付きにくい環境です。注意して聞いてみると水栓本体からガタガタと振動音が聞こえることがあります。
水栓内部からの音でお湯を吐水している場合に生じてしまうのが特徴ですが、この場合には水圧が異音の原因であるケースが多いです。
混合栓部分の圧力変動や部品不良などが原因で引き起こされていたり、減圧安全弁という装置が故障していることもあるので判断が難しい部分でもあります。
またシャワーを流しているときに、「ブーッ」という低い音が鳴り響くような音がすることもあります。
これもお湯を吐水しているときに限定して鳴るのが特徴で、サーモユニットなどの部品不良や故障が原因で引き起こされる現象です。
単水栓で異音がする原因
単水栓は、1つのハンドルで水やお湯だけを出すことができるもっともシンプルな水栓です。
賃貸アパートや築年数の経っている戸建てなどに設置されていることが多いです。
または、屋外の水道設備として設置されているというご家庭も多いのではないでしょうか。
水道管などが露出していて水道を勢いよく閉めたときなどに、「ドンッ」と大きな音と振動と共に水道管が揺れることがあります。
これはウォーターハンマー現象が原因で生じる異音の1つです。
また、蛇口をひねるときに「キュキュッ」と大きな金属がこすれるような音が生じることも多いのではないでしょうか。
単水栓が設置されている場合には年月が相当経過していることも考えられるので、スピンドルの劣化が主な原因です。
スピンドルはハンドルを回した時に上下して水の通り道を管理するものなので、劣化してしまうと金属同士がこすれる不快な音を生じてしまうことになります。
蛇口の種類ごとの異音の対処方法
キッチンで使われることの多いシングルレバー混合栓は、1つのレバーで直感的に操作できる水栓。
そして、お風呂で使われるサーモスタット混合栓はあらかじめ設定しておいた温度に自動で温度調節を行ってくれる便利な水栓です。
ですが、比較的どちらも摩耗や故障しやすい水栓なので異音が生じてしまった時の対処法を知っておく必要があります。
それぞれの対処法についてご紹介します。
シングルレバー混合栓で異音する場合の対処方法
まず1つ重要なことはバルブカートリッジを交換する前に、今お使いの水栓が取り付けられてからどれくらいの年月が経過しているか確認してみることです。
水栓本体の寿命はおおよそ10年です。バルブカートリッジが摩耗している場合はその他の部品も同様に不具合が生じている可能性が高くなります。
そうなると1つの部品を交換しても、またすぐに別の部品によって不具合がでてくる可能性も高くなってしまいます。
蛇口を10~15年使っているといった場合は、修理するよりも蛇口本体交換を検討してみるのがおすすめです。
以下では、【シングルレバー混合栓のバルブカートリッジの交換を行う方法】についてご紹介します。
バルブカートリッジの交換に必要なもの
準備するもの
- 対応しているバルブカートリッジ
- モンキーレンチ
- マイナスドライバー
- 六角レンチ
バルブカートリッジは、必ず現在使用している水栓に対応したものを購入するようにしましょう。
型番が記載されたシールが水栓本体に貼り付けられているので、メーカーのホームページで確認することができます。
ですが10年以上前の製品である場合は、各部品の製造販売が中止されていて在庫がなく交換できないこともあります。
バルブカートリッジは【2,000円~4,000円前後】で購入することが可能です。その他の工具などは100均などで購入することができます。
バルブカートリッジの交換手順
以下の流れでバルブカートリッジを交換することができます。
- 作業前に止水栓を閉める
- レバーのキャップをドライバーで外す
- 六角レンチでレバーを取り外す
- モンキーレンチでカートリッジの固定を外す
- バルブカートリッジを取り外す
- 穴に沿って新しいバルブカートリッジを乗せる
- 外した手順と逆に取り付ける
- 止水栓を開け異音と水漏れがないか確認し完了
各メーカーによって手順に若干の違いはありますが、おおよそこの流れで行うことができます。
交換自体は難しいものではないので自分で行うことができますが、その他の部分が原因である場合には水道修理業者に依頼するようにしましょう。
サーモスタット混合栓で異音がする場合の対処方法
お風呂でお湯を使用しているときに水栓内部から「ガタガタ」という振動音などが聞こえてくる場合は、水圧に関わるトラブルが起きている可能性があります。
そして、シャワーなどを使用しているときに「ブーッ」という低い音が聞こえてくる場合は水栓のサーモユニットが故障している可能性が考えられます。
どちらもその他の水栓と違って部品交換を自分で行うことは難しく、構造を理解していないまま分解してしまうと故障の原因になってしまいます。
自分で対処することはおすすめできません。すぐに水道修理業者に依頼して対応してもらうようにしましょう。
サーモスタット混合栓は水栓の中でも設置や修理が難しいため、対応は適切に行うようにしましょう。
単水栓で異音がする場合の対処方法
単水栓の蛇口をひねったときに、「ドンッ」と大きな音がするウォーターハンマー現象はゆっくりと蛇口を回せば症状が緩和されます。
水の流れを急にせき止めるのではなく緩やかにするイメージです。
また、蛇口をひねったときに「キュキュッ」と金属がこすれる音が生じてしまうスピンドルが原因の異音に関しては部品を交換することで対処することが可能です。
賃貸物件にお住まいの方は自分で対応しようとせずに必ず大家さんか管理会社に連絡することが大切です。
スピンドルの交換に必要なもの
スピンドルの交換を行うときには以下のものを準備しましょう。
準備するもの
- 対応しているスピンドル
- ハンドル・スピンドルセット
- モンキーレンチ
- ウォーターポンププライヤー
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
スピンドルは蛇口の種類によって対応しているものが異なります。メーカーごとに型番を確認して対応しているスピンドルを購入する必要があるので注意しましょう。
もっとも安心なのはスピンドルとハンドルがセットになったものを準備することです。
水栓上部本体を交換すれば、別メーカーでも取り付けすることができることがほとんどです。
スピンドルの交換手順
スピンドルの交換手順は以下の流れで行います。水栓部品を交換するときには必ず止水栓を閉めてから行うようにしましょう。
- 止水栓を閉める
- 圧を抜くために蛇口を回す
- ハンドル中心のキャップをドライバーで外す
- プラスドライバーでハンドルを取り外す
- モンキーレンチでハンドル下部のナットを外す
- ウォーターポンププライヤーを使いスピンドルの固定を外す
- スピンドルを交換するか水栓上部を取り替える
- ナットとハンドルの取り付け
- 止水栓を開けて異音と水漏れがないかを確認し完了
ハンドルなどを取り外すときにハンドルが濡れたままドライバーなどで作業を行うと滑ってケガの恐れがあるので注意しましょう。
蛇口の異音を放置するリスク
蛇口の異音をそのまま放置しているという方は要注意です。コマパッキンなどの劣化が原因の場合、放っておくとさらに劣化は進んで水漏れが生じてしまいます。
わずかな水漏れだからと放っておくと多額の水道代が請求されてしまうことになるという大きなリスクがあります。
基本的に蛇口からの異音が一時的なものではなくて、継続的にずっと生じているときには絶対に無視してはいけません。
水漏れが生じてしまうと漏水被害だけでなく、漏電被害やシロアリ被害の原因にもなりかねません。
蛇口の異音に気付いたとkは、徹底的に原因を調査して早急に対処するようにしましょう。
蛇口の異音は水栓交換の目安
蛇口から異音がする場合のほとんどの原因は、水栓部品の摩耗によるものです。
そのため、蛇口を回したときに異音がするからといって特定の部品だけ取り替えて対処する方も多いかもしれません。
しかし、ある特定の部品が摩耗しているということは、その他の部品も同じように摩耗しているということになります。
また部品だけでなく水栓本体も同様です。一般的に水栓の寿命は10年だと言われています。
しかし、部品類は最低でも5年に1度は部品を交換しなければトラブルが生じてしまうことになります。
水栓を設置してから10年も経過していないという方は部品の取り替えだけで済むこともあります。
10年以上経過しているという場合は、この機会に水栓の交換を検討してみるのがおすすめです。
蛇口の異音に関するよくある質問
蛇口の異音はとくに珍しいトラブルというわけではありません。実際に多くの質問が寄せられることがあります。
以下では蛇口の異音に関するよくある質問についてご紹介します。
賃貸物件の蛇口の異音はどこへ連絡すればいい?
賃貸物件にお住まいで蛇口の異音に悩まされている場合、まず連絡すべきは大家さんか管理会社です。
一般的に賃貸物件は原状回復という義務があるため自分で勝手に修理してしまうと後々トラブルになってしまう可能性があります。また費用も自分で支払わなくてはなりません。
賃貸物件であれば経年劣化によるトラブルは大家さんが費用を負担してくれることも多いため、まずは相談することをおすすめします。
ウォーターハンマー現象などによる異音は設備交換が難しいこともあるため、止水栓を少し閉めたり夜遅くに洗濯機を使わないといった配慮が必要です。
すべての症状に対処してもらえるわけではないので、あらかじめ理解しておきましょう。
水道の蛇口で放っておくと危険な異音は?
水道の蛇口の異音はシャワーホースの振動などによるガタガタ音以外は水漏れなどのリスクがあるため注意が必要です。
しかし水漏れ以外にももっと危険なトラブルが水道管の破裂による被害です。
水道管から「シューッ」という音が聞こえるときには水道管などに亀裂が入っている可能性が考えられます。
そのまま放っておいて水道管が破裂してしまうと漏水だけでなく、多額の水道代と修理代が発生してしまう危険性があります。
蛇口の異音の中でもとくに「シューッ」という音には注意するようにしましょう。
コマパッキンの異音はどんな音?
コマパッキンが原因で異音が生じているときには「ブーン」という音や「ブーン」という低い音がします。
しかし、蛇口から異音がする原因は1つだけではありません。コマパッキンを交換しても異音がする場合には他の原因が考えられます。
無理に修理を行ってしまうと症状がさらに圧下してしまう可能性もあるため水道修理業者に依頼して根本的な原因を解決してもらうようにしましょう。
ウォーターハンマーの連続音の原因は?
水道の蛇口を閉めるときに「ガンッ」という衝撃音が連続して生じることがあります。
これは一箇所のウォーターハンマー現象が引き金となって様々なところで衝撃音が発生している状態になっています。
水道を閉めた瞬間に使用している水道だけでなく、他のところからも音が響いてくるため疑問に思う方も多いかもしれません。
ゆっくりと蛇口を閉めたり、洗濯機なら止水栓を少しだけ閉めて水圧を低くする必要があります。
コマパッキンが劣化するとなぜ水漏れする?
コマパッキンはゴム製の部品で、蛇口を閉めたときに水の通り道を塞ぐ役割を担っています。
しかし、経年劣化によってゴムが摩耗してしまうと、密着することができなくなり異音が発生するだけでなく水漏れが生じてしまう原因にもなります。
蛇口の異音が直らない場合は業者へ依頼
蛇口の異音はコマパッキンを取り替えるだけで修理することができる場合もありますが、他の原因と重なっている場合は二度手間となってしまうこともあります。
コマパッキンだけ交換してもその他の原因が複合して異音となっている場合は、また別の対処方法を行わなければなりません。
実際に修理を行うのが不安な方や、水栓本体が古く寿命いという方は水道修理業者に依頼してまずは見積もりをしてもらうのがおすすめです。
根本的な原因を特定して安心して蛇口を使えるようにしましょう。
sns上の蛇口から異音がするに関する感想や口コミ
洗面所蛇口から異音がするけど屁をこいたみたいな音が出る。しかも他所の蛇口を止めるときも異音が鳴るし尿漏れまでしやがる❗
管理所に動画見せて業者の手配をお願いしてきました😅 pic.twitter.com/EINA6MUryZ— うさじと柴犬リンネとVストローム250 (@usajiro326) May 23, 2020
洗面台と風呂の蛇口から異音がする・・・
— ベイツ (@DUSToid_Bates) September 14, 2018
水道局 異音
先日水道メーターの交換が来てから使ってない時でも家の中から異音がするようになり調べたら🚰蛇口に耳を当てると水は出てないのに「ゴン」と定期的に音がする。最初音の原因が解らなくてあちこち調べて、今日水道栓を閉めたら止まった。水道メーターの不良なのだろうか?不気味だ🥺— ロングラン (@longrun_tokyo) August 6, 2022
台所の蛇口の一部から異音がする。一部なのにいつも音がする。
— ⛩みっつん⛩ (@mi_umeboshi) March 16, 2020
かなり前からシャワーの蛇口から異音がするので、今日業者の人に見てもらったら、蛇口の内部の部品が壊れててそれが異音を起こしてたんだとか。仕方がないので蛇口ごと全取っ替え。先月の冷蔵庫に続いてまたしても痛い出費(ToT) pic.twitter.com/QqbV3uOVkz
— ひでブ~ (@Voiceof_MrBoo) July 31, 2016
蛇口から異音がする!
止水栓止めな!ポチー。
まだや!電気音やな!
ブレーカーや!カチー。
まだ止まらん!原因不明や!
各所に問い合わせたろ!
管理会社、わからん
給湯メーカー、わからん
蛇口メーカー、???
なんや作業すんのに邪魔やな
電動歯ブラシをこっちに。。。これや。みんなすまん
— トガシカズマサ@気晴らし (@Flathisjuice) March 21, 2019
まとめ
蛇口から聞こえる異音を放置しておくと水漏れなどの被害が発生してしまうため早急に対処しなければなりません。
この記事では、蛇口の異音の種類別の原因と対処方法についてご紹介しました。
蛇口から音の種類によって対処方法は異なるので、実際に聞こえてくる音をしっかりと聞いて、原因を確認してみるようにしましょう。
また自分で対処することが難しい場合には専門の業者に依頼して適切に対処してもらうようにしましょう。
水の救急隊なら即日対応可能です!
口コミや実績から水道修理業者を比較しよう
水道修理業者を判断する材料として、口コミサイトや公式サイトの修理実績などを確認するのもおすすめです。水道屋さんの口コミをまとめたサイトも多くあるので、そちらを確認したり、SNSを確認するのもいいかもしれません。
地域密着型の修理業者を選べば安心
一刻を争うような水のトラブル発生している場合、水道修理業者をじっくり選んでいる場合ではないと思われる方もいるかもしれません。そんな時は、地域密着型の水道屋さんを選ぶといいでしょう。家の近くの水道修理業者を見つけておけば、早ければ30分以内に修理を始めてもらえるかもしれません。
近くの水道屋さんなら市区町村単位で近くの水道屋さんを探すことができます。