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ベランダに水道を付けたい!新しく蛇口を設置する方法と費用

ベランダに水道を設置する方法と費用の目安 水栓・蛇口
水栓・蛇口

マイホームを購入した後に「ベランダに水道を付けておけばよかった」とお考えになられたことはありませんか?

ベランダで水道が使えるとベランダで洗い物ができたり、植物を育てたりすることができます。

ただし、建物の状況によっては工事費用が高くなるケース自分では取り付け困難なこともあります


この記事ではベランダに蛇口を設置する方法と、費用の目安を解説していきます。

「ベランダに水道を付けたい」とお考えの方や検討をされている方は、ぜひ最後までご覧ください。

【この記事を読んで欲しい人】
  • ベランダで水まきをしたい
  • ベランダの掃除で水道を使いたい
  • バーベキュー用品をベランダで洗いたい
  • 蛇口をベランダに付けたい
  • 水道を設置する費用を知りたい

後からベランダに水道を設置することは可能

後からベランダに水道を設置することは可能


結論から申し上げると後からベランダに水道を設置することは可能です。
ベランダには比較的簡単に水道を設置できます。DIYが得意な人であれば、自分でも取り付けられます。
「ベランダに蛇口がないから無理なのでは?」と思うかもしれません。
しかし、蛇口はなくてもベランダには多くの場合、雨水用の排水溝が設置されています。
排水経路さえ確保できれば、建物の給水管をベランダに通して蛇口を増設し水道が使えるようになります。

それではベランダに水道を設置する方法を紹介します。ベランダに水道を設置する方法は主に以下の2通りです。

ベランダに水道を設置する方法

ベランダに水道を設置する方法


ベランダに水道を設置するには「屋外の給水管から分岐させる方法」と「屋内の給水管から分岐させる方法」の2通りがあります。
建物の状況によって水道の設置方法が異なるので、自宅にもっとも適した方法を選ぶことが重要です。

屋外の給水管から分岐させる

ベランダに水道を設置する方法の1つは、屋外の給水管から分岐させてベランダまで引き込みます。

屋外の給水管からベランダまで引き込む


既存の建物では、この方法が一般的です。
屋外から給水管を分岐させる場合、どのようなルートでベランダまで引くのかが重要です。
できるだけ最短ルートで、邪魔にならない配管を考えます。
建物の状況によっては1階の散水栓から2階まで配管することがあります。

屋内の給水管から分岐させる

もう1つの方法は屋内の給水管から分岐させてベランダに通す方法です。
この方法は建築と同時に行われることが多いです。

屋内の給水管を分岐してベランダに引き込む


既存の建物の場合でも可能ですが、壁に穴を開けるなどの大掛かりな工事が必要です。
例えば、屋内の給水管や排水管工事が必要な場合は、床板をはがすこともあります。
そのため、費用も屋外から給水管を分岐させる方法に比べると割高になってしまいます。
既存の給水管や排水管の位置によって配管ルートを決め、水圧や水道メーターの調査も行います。

べランダに水道を付けるときの注意点

べランダに水道を付けるときの注意点

ベランダに水道を付けるときの注意点は以下の5つです。
いずれも大切なことなので、工事を始める前に確認しておきましょう。

排水経路が必ず必要

ベランダに水道を設置するには排水経路を確保しなければいけません。

使用後の水を排水する設備が必要


多くのベランダには排水溝がもともと設置されていますが、水道がない場合は設置されていないこともあります。
または、排水溝が「雨水用のため、狭くて水が流れづらい」ということもあります。
以上のような場合は、給水管の工事だけでなく排水経路を設置する工事が必要です。

水漏れ対策をしておく

ベランダに水道を設置する際には、給水経路の水漏れ対策をしておきましょう。
屋外から2階へ給水管をつないだ場合、水漏れが起きてしまうと2階や3階など高さのあるところから水がふき出してしまいます。

必ずベランダの水漏れ対策をしておく


水漏れ対策として凍結防止の保温材や配管カバーを付けるなどがあります。
そして、屋内から給水管をつなぐ場合は壁に穴を開けることで下の階へ水漏れしないような対策が必要です。
具体的には、壁の穴部分に化粧カバーをつけます。
壁の中に水が入ってしまうと、カビが発生したり木材が腐食したりと大きな被害につながります。
ベランダに水道を付けるときは、水漏れ対策を忘れずに行いましょう。

賃貸物件やマンションは管理人の了承を得る

賃貸やマンションのベランダに水道を設置する時は、管理人の了承を得ましょう。
自分が所有している建物であれば水道の設置工事は自由にできますが、賃貸やマンションの場合は確認が必要です。
賃貸の所有者である管理人や管理会社に水道の設置工事の前に話をして了承を得ることで、後々のトラブルを避けることができます。
水道の設置工事自体は大掛かりなものではありませんが、許可なく行ってしまうとトラブルにつながります。

作業中は止水する必要がある

水道設置の作業中は止水する必要があります。
止水栓(元栓)を閉めると、お家全体の水が使えなくなります。

作業を始める直前になって「夜まで水回り全部使えないよ」と言われて、あわててしまわないように「止水する必要がある」ことを知っておいてください。
もちろん、同居家族にも前もって水回りが使えない時間帯があることを話して計画的に作業を進めましょう。
なお、止水栓は室外の水道メーター付近にあります。マイナスドライバーまたは手で回して閉められます。

作業時間は1日程度

水道設備業者にベランダの水道設置工事を依頼した時の作業時間は1日程度です。
作業は多くの場合1日もかからず終えられますが、状況によっては翌日になることもあります。

水道業者に依頼するときの流れ

水道の後付けなんて初めてのことで「どんな手順を踏めばよいか分からない」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、水道設置工事の主な流れを紹介します。以下、参考にしてください。

  • 1.施工業者に見てもらう(見積もり)

ベランダに水道を設置する際は、取り付け場所や建物の条件によって費用が異なるので工事前に施工業者に見に来てもらいます
施工業者に電話をして見積もりをお願いしましょう。

  • 2.排水管・給水管の位置を確認

施工業者は工事を行うにあたり、図面確認や現場調査を行います。
施工業者は排水管や給水管の位置を確認して「水道を設置する場所は適切か?」「他にも水道を引くことができる場所はないか?」など具体的な検討をします。
確認した排水管や給水管の位置によって水道の設置方法が決まります。
希望がある場合はこの時点で伝えておきましょう。

  • 3.蛇口を取り付ける場所を決める

排水管・給水管の位置を確認した後は、蛇口を取り付ける場所を決めます。
蛇口の位置によっても費用が異なります。
また、どんな蛇口を取り付けるかも考えておきます。
蛇口はベランダの景観を左右するので、納得できるものを選びましょう。
具体的な蛇口の種類としては、シンプルな単水栓(水かお湯のどちらかのみを出し止めするもの)やスペースがあればシンク付き蛇口などが考えられます。
「ベランダの水道で何をしたいか?」を明確にして、使用目的にあった蛇口を選びましょう。
蛇口の種類によっては、取り寄せになることもあるので余裕を持って考えておきます。

  • 4.ベランダの水道設置工事開始

見積もりや話を聞いて納得できれば作業開始です。
作業後に水道から問題なく水が出ることを確認できれば、ベランダへの水道設置は完了です。
もちろん、施工業者に「まずは相談してみる」「見積もりをお願いしたい」というだけでも可能です。
いくつかの業者を検討した上で、安心して任せられる業者を選びましょう

べランダに水道を設置する費用と相場

べランダに水道を設置する費用と相場


「ベランダに水道をつけたいけど、どのくらいかかるのかな?」と、やはり一番気になるのは費用ですよね。
ベランダに水道を設置するための費用は、設置方法によって異なります
費用は給水管をどこから引くかがポイントです。
たまたま短距離で給水管をベランダの蛇口に通すことができれば、比較的安く設置できます。

ベランダに水道を設置する費用は、以下3つのケースが考えられます。

近くに給水管がある場合の費用

近くに給水管がある場合は、費用はおよそ5万円〜7万円です。
例えば、2階に給水管が通っていて、2階のベランダへ分岐させる場合の費用は、およそ5万円〜7万円となります。

別の階など遠くに給水管がある場合の費用

近くに給水管がなくて別の階など遠く離れている場合は、およそ10万円〜20万円です。
給水管からベランダまでの距離が遠い分だけ費用は高くなります。
例えば1階にしか給水管が無く、2階のベランダまで引くには約10万円〜20万円が相場です。

費用が変動するケース

建物の状況によっては、費用が大きく変動します。変動するケースは、以下の通りです。

  • 配管が長くなるケース

例えば、3階以上のベランダに水道を設置するには、多くの給水管や継手が必要になるため費用が高くなります。
また運搬費がかかることもあります。

  • 排水経路の設置が必要なケース

排水経路の設置が必要な場合も費用が変動します。
ベランダに水道を設置するには排水経路を確保しなければいけません。
多くのベランダには排水溝が設置されていますが、もともと排水溝が設置されていないこともあります。
または、排水桝が「雨水用のため、狭くて水が流れづらい」ということもあります。
このような場合は給水管の工事だけでなく、排水経路を設置する工事が必要となり費用が高くなります。
新たに排水経路を設置する費用は業者にもよりますが5万円程度です。
排水管にもさまざまな種類があり、デザインや機能によって価格は異なります。

  • 見栄えをよくしたいケース

見栄えをよくしたいかどうかでも費用は変動します。
見栄えを考えて配管工事をしたり水道の位置を変えたりすると通常よりも数万円程度高くなります。
また、取り付ける蛇口のデザインによっても費用は変わってきます。

ベランダに水道を設置したい時はどの業者に依頼する?

ベランダに水道を設置したい時はどの業者に依頼する?


「ベランダに水道を設置したいけど、どの業者に依頼すれば良いの?」とお悩みの方もいらっしゃると思います。
ベランダに水道を設置してくれる業者はいくつかあるので紹介していきます。信頼できる業者を選ぶことがもっとも大切です。

水道設備業者

緊急系の水道設備業者であれば24時間365日対応してもらえます。
対応もスピーディーで、訪問・見積もり・相談まですべて無料で行ってもらえるところが多いです。
分からないことや疑問に思うことがあれば、例え些細なことでも聞いてみましょう。
そうすることで、自分にとってベストな設置方法が見えてきます。
水道設備業者は何といっても水回りの修理や設置を多くこなしているので、安心してお任せできます。

リフォーム業者

リフォーム業者や工務店でもベランダに水道を設置してもらえます。
ハウスメーカーや工務店など業者によって工事費用は異なります。
納得できる費用や工事内容で行ってくれるリフォーム業者を探すには相見積もりが重要です。
相見積もりとは複数の業者から見積もりを取り、費用や内容を比較しながら検討することです。
デメリットとしては夜間や休日などは対応してもらえない事があり、時間の融通が利きにくい点です。

便利屋さん

水漏れの修理など、水回りサービスを行っている便利屋さんであればベランダの水道設置も可能です。
便利屋さんとは日常生活の中で起こる「困りごと」を解決する仕事をしている人や会社のことで仕事内容はさまざまです。
例えば、部屋の片づけや庭木の剪定、買い物や食事作りなど多岐にわたります。
依頼する便利屋さんによって、請け負う仕事は異なるので事前の確認が必要です。

以上、3つの業者を紹介しました。
ただ、水道工事は実務経験が問われる仕事です。
依頼する会社が豊富な水道工事の実績があるかどうかが、一つの判断材料になります。
どの業者であっても、想定以上の費用がかかってしまわないように、良心的な業者を見極めることが重要です。

DIYでベランダに水道の設置は出来る?

DIYでベランダに水道の設置は出来る?


ここまで読んでみて、「DIYで自分でベランダに水道の設置は出来る?」と思った人も多いはずです。
結論から言うとDIYでベランダに水道を設置することは可能です。
ただし、状況にもよりますので以下を参考にして下さい。
また、DIYするメリットや怪我などのリスクについてもまとめましたので、難しいと感じた時は無理をせず業者にお願いしましょう。

近くに給水管があれば比較的に簡単にできる

DIYでベランダに水道を設置する場合、近くに給水管があれば可能です。
2階や3階に水回りがあり、外の壁に給水管があるような場合です。
このような外配管の場合は分岐して、比較的簡単に水道の設置ができます。
ただし配管が塩ビ管の場合は作業が簡単ですが、金属製の配管の場合は業者に依頼しましょう。
DIYで使う工具は、インパクトドライバー・ドリル・ダクトカッター・コーキング・塩ビ管カッター・落下防止ワイヤーなどです。
必要に応じて作業前にそろえておきましょう。

DIYで作業するメリット

DIYで作業するメリットは、主に以下の2つです。

  • 安く水道を設置できる

DIYで水道を設置すると人件費が節約できます。
水道設置に必要なパーツや工具を購入するだけなので、安く水道を設置できます。

  • 自分のペースで作業ができる

業者との日程調整の必要がなく、休日や自分の空いた時間にできることもメリットです。
また、作業自体も自分のペースで進めることができます。

DIYで作業するリスク

DIYで作業するメリットもありますが、当然リスクもあります。
考えられるリスクは、以下の3つです。思わぬケガにつながることもありますので、慣れていない人は特に注意しましょう。

  • 設置後、水漏れする可能性

DIYで水道を設置すると、既存の給水管などを破損してしまうことがあります。
また、配管の接続がきちんとできおらず継手が外れて水が噴き出してしまうなんてこともあり得ます。

  • 作業中にベランダから転落する可能性

作業中にベランダから転落しケガにつながることがあります。
1階にある庭から2階のベランダに配管を行う際は、壁に沿ってしっかりと給水管を固定しなければいけません。
高い所での作業になるので転落のリスクがともないます。

  • 見栄えが悪くなる可能性

DIYで水道設置を行うと見栄えが悪くなることがあります。
建築時にベランダの水道設置をお願いすれば、配管が見えないようにしてもらえます。
しかし、後付けの場合は難しいので化粧カバーをつけるなどの工夫をする必要があります。

以上のメリットとリスクを考えると、多少費用が掛かったとしても経験豊富な水道業者に行ってもらった方が安心です。
状況によっては大きな工事を必要とすることもあります。
普段からDIYをやっていてある程度の工具がそろっていれば自分でも作業可能ですが、作業に慣れていない人や高い所が苦手な人は業者に依頼することをおすすめします。

sns上の「ベランダに水道を付けたい」についての感想や口コミ

ベランダに水道を付けたいsnsの感想や口コミ

まとめ

まとめ


以上「ベランダに水道を設置する方法と費用の目安」についてでした。
まとめると次の通りです。

ベランダに水道を設置する方法まとめ

  • 後からベランダに水道を設置することは可能。
  • ベランダに水道を設置する方法は「屋外の給水管から分岐させる」または「屋内の給水管から分岐させるか」の2通りである。
  • 排水経路を確保しなければいけない
  • 給水経路の水漏れ対策をしておく
  • 賃貸やマンションのベランダに水道を設置する時は管理人の了承を得る
  • 作業中は止水する必要がある。
  • 作業時間は1日程度。
  • 近くに給水管があれば、DIYでベランダに水道を設置することは可能。

ベランダに水道を設置することで、ベランダを有効活用できます。
ベランダ菜園・バーベーキュー・洗い物・掃除・プールなど様々な活用法があります。

ぜひ安全に水道を設置して、より豊かで快適な暮らしを実現させてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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