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浴槽のひび割れを放置してはいけない理由|原因や修理方法も

浴槽のひび割れを放置してはいけない理由|原因や修理方法も 浴室・お風呂
浴室・お風呂

「浴槽が割れたが自分で修理はできるの?」
「浴槽が割れる原因は何?」
「浴槽の修理や交換にはいくらかかる?」

浴槽の破損に関して、上記のようにお悩みではありませんか?
浴槽の破損は、自分で修理するのが難しいです。
応急処置や簡単な修理であれば可能ではありますが、市販の資材は耐久性が低いです。

そのため、1年程度経過した時点で再び悪化するケースが多く、修理のプロである修理業者に依頼するのが無難と言えます。

本記事では、浴槽が割れる原因はもちろん依頼すべき業者についても詳しく解説していきますので、せひ最後までご覧ください。

【この記事を読んで欲しい人】

    • 浴槽を自分(DIY)で修理できるか知りたい
    • 浴槽が割れる原因を知りたい
    • 浴槽の修理や交換にかかる費用を知りたい
    • 浴槽が割れた場合の対処法を知りたい

浴槽にひび割れが入る原因

浴槽にひび割れが入る原因

多くの浴槽は、FRP(繊維強化プラスチック)を素材として製造されており、人工大理石や木材の浴槽と比較すると耐久性に優れています

しかし、経年劣化や不意に衝撃を与えてしまうと、浴槽にひび割れが入ってしまうことがあります。
以下では、浴槽が割れてしまう原因を詳しく解説していきます。

まだ使用中の浴槽にひび割れが起きていない方は、原因を知って傷がついてしまうことを防ぎましょう。

経年劣化

浴槽にひび割れが起こってしまう原因の一つは、経年劣化です。
浴槽の寿命は、10〜20年程度とされており使用方法や使用頻度によっては、もっと早く劣化してしまいます。

浴槽に貯めたお湯の水圧や、入浴する際の摩耗によって少しずつ消耗していきますが、それらは日常生活において必ず与えてしまうものです。

そのため、10〜20年使用している浴槽でひび割れが起こることは、当然と言えます。

長年の使用により耐久性が低下した浴槽は、「ヘアークラック」と呼ばれる細かいヒビが入りますので、症状がみえたら取り替えを検討してください。

強い衝撃

浴槽が割れてしまう原因として、次に多いのが「強い衝撃を与えてしまうこと」です。
入浴中に物を落下させてしまったり、誤って蹴ってしまったりすると衝撃に耐えきれず浴槽が割れてしまいます。

近年では、携帯電話が防水仕様となっているため、お風呂へ持って入り誤って落としてしまうケースが多くみられます。

そのため、なるべく入浴に不要な物は持ち込まないようにするなど、家族間で対策やルールを決めておくと不意な事故を防ぐことが可能です。
誤って物を落下させてしまうことは仕方ありませんので、未然に防いでいきましょう。

コーティングが薄れたため

浴槽の表面に施されているコーティングが剥がれてしまうと、ひび割れを起こす可能性があります。
浴槽の表面には、汚れや水圧から守るためにコーティングが施されていますが、日々の使用や掃除によって剥がれていきます。

日々の使用によってコーティングが剥がれてしまうことは、仕方のないことです。
しかし、掃除に「研磨剤入りの洗剤」や「たわしなどの硬い掃除道具」を使用してしまうと、コーティングが剥がれる原因となってしまいます。

そのため、浴槽を掃除する際は、洗剤に注意して柔らかいスポンジを使用してください。
掃除方法については、浴槽の取扱説明書に記載されていますので、確認してみましょう。

製造のミス

浴槽の製造にミスがあった場合は、ひび割れの原因となってしまいます。
しかし、こればっかりは自分で判断することは不可能です。

浴槽の修理を依頼した際に、「気泡が入っていた」などと判明するケースが多くあります。
製造時に気泡が入ってしまうと、その部分から劣化が始まり最終的にひび割れへと発展してしまいますので、必ずしも自分の使用方法に問題があるとは限りません。

製造ミスがあった場合は、メーカーによる「交換」などの対応をしてくれる可能性がありますので、製造元へ問い合わせてみましょう。

浴槽が割れているときの対処法

浴槽が割れているときの対処法

浴槽が割れた際は、修理または交換を行わなければ、快適な入浴を楽しめませんよね。

そこでここでは、浴槽が割れた際の対処法を3つ解説していきます。
対処法それぞれの利点をあわせて解説しますので、参考にしてみてください。

自分で修理(DIY)

浴槽が割れた際は、自分で修理(DIY)することが可能です。
しかし、浴槽の修理は簡単ではないため、相当な技術と知識が求められます。

そのため、浴槽に関しての知識がない方や、普段からDIYをあまりしない方はプロ(修理業者)へ任せたほうが無難と言えます。

また、修理に使う部品や資材においても、市販で売っている物は耐久性が低いです。
うまく修理できたとしても、耐久性が悪いため1年程度で再び悪化する恐れがあります。

特にかかる圧力の大きい浴槽の底面に割れが生じた際は、素人の修理では対応しきれないため、プロへ相談しましょう。

修理業者へ依頼

浴槽が割れてしまった際は、修理業者へ依頼しましょう。
修理業者は、浴槽に関しての専門的な知識を持っているため、安心して修理を依頼できます。

浴槽が割れてしまった原因の追求をしてくれる場合もありますので、今後の対策や予防につなげることが可能です。

しかし、自分で修理を行うよりも費用が多くかかってしまうことは避けられません。
修理料金は業者によって異なりますので、複数から見積もりをとる「相見積もり」を行なって、安い業者を探しましょう。

中には、相場より高額な請求をしてきたり、対応が悪かったりする業者もいます。
そのため、修理業者の中から、優良な業者を見極めなければなりません。

浴槽ごと交換

浴槽に生じた割れが大きい場合は、新品への交換を検討しましょう。
浴槽には、浴室に置いているだけの「据え置きタイプ」と、壁や床とセットになっている「埋め込みタイプ」が存在します。

そのため、使用している浴槽がどちらのタイプか?確認しましょう。
据え置きタイプであれば、浴槽のみの交換で済むため、50,000〜80,000円ほどで可能です。

埋め込み型である場合は、壁や床を一緒に交換しなければならないため、100,000〜200,000円ほど必要になります。

ちなみに水の救急隊では、以下の作業に対応しています。

水の救急隊で対応している作業内容

  • 浴槽の交換
  • ユニットバスごとの交換
  • 浴室のリフォーム

相談や見積もりは完全無料で承りますので、浴槽トラブルの際は、ぜひご相談ください。

浴槽の割れを改善するために必要な費用

浴槽の割れを改善するために必要な費用

浴槽に割れが生じた際は、修理か交換の対応が必要となり、トラブルを改善するための費用は下記の通りです。

手法 費用
自分で修理 10,000円以下
修理業者に依頼 部分的な修理:50,000〜100,000円
広範囲な修理:50,000〜200,000円
浴槽交換 100,000〜200,000円

自分で修理できれば、費用は10,000円以下と格安で収めることが可能です。
しかし、自分での修理は難易度が高いだけでなく、修理箇所の耐久性は低くなってしまいます。

「再び修理しなければならない」ということも容易に想定できるため、プロへ依頼したほうが結果的に費用を安く抑えられる可能性があります。

割れている範囲が大きい場合は、新たな浴槽へ交換したほうが時間も費用も安くなることがありますので、状況をみて判断しましょう。

浴槽の修理や交換にかかる期間

浴槽の修理や交換にかかる期間

浴槽が割れてしまった際の修理にかかる期間は、以下の通りです。

手法 期間
自分で修理 即日〜
修理業者に依頼 1〜7日
浴槽交換 1〜7日

自分で修理した場合は、損傷具合によってかかる日数は異なります。
軽度の修理であれば即日で可能ですが、損傷具合がひどい場合や範囲が大きい場合は、数日を要します。

修理を業者へ依頼した場合も、損傷具合が激しければ、最長で7日程度かかる可能性が高いです。
浴槽の交換を依頼する場合は、浴室タイプや在庫によって日数が決まります。

いずれにしても、数日間はお風呂を使用できないことが予想されますので「スーパー銭湯の利用」や「親戚に貸してもらう」など、お風呂事情を決めておきましょう

浴槽の割れを自分で修理(DIY)する場合の方法

浴槽の割れを自分で修理(DIY)する場合の方法

浴槽が割れてしまった場合は、自分で修理を行うことが可能です。
自分で修理を行う1番のメリットは、費用を抑えられることです。

また、自分の都合にあわせて修理予定を組めるため「スケジュールの調整」や「業者への対応」など、わずわしい思いをせずに済みます。

しかし、浴槽の修理は少々難易度が高いことや市販の資材では耐久性が低いため、再びトラブルに見舞われる可能性が高いことを念頭に入れておきましょう。

補修テープやパテで補修

浴槽の修理を行う際は、補修テープやパテで補修するのが一般的です。
ただし、浴槽の内側の補修はできません。浴槽の外側の補修のみとなります。

実際の手順は、以下の通りです。

【浴槽の修理手順】
  1. 市販の補修テープを購入
  2. 補修テープヒビ部分に貼る
  3. 必要に応じてパテを使う
  4. パテを乾かす

パテ剤で損傷箇所を埋める作業は多少慣れが必要なため、経験がまったくない場合は難しいかもしれません。

しかし、この工程をきちんと行わなければ、完全に水漏れを防げません。
少しの隙間から水漏れは起こってしまいますので、完全に塞がるまで繰り返し行ってください。

パテで埋めた後は、しっかりと時間を置き乾かしましょう。
乾き切る前に、お湯を貯めてしまうと修理箇所より水漏れが起こる可能性があります。

なお、修理に使用するパテ剤や補修テープは、ホームセンターやネットショップにて1,000〜2,000円程度で購入可能です。

補修テープで応急処置

パテ剤や塗料を使用しての修理が難しいと判断した場合は、補修テープを使用して応急処置を行ってみましょう。
「浴槽用仮補修テープ」を使用すれば、割れている箇所へ貼るだけで応急処置が可能です。

根本的な修繕にはなりませんが一時的な水漏れを防ぐことは可能ですので、修理業者が見つかるまでの時間稼ぎには十分なり得ます。

ホームセンターやネットショップにて、700円ほどで購入可能です。
一時的な応急処置を取りたい方は、ぜひお試しください。

補修キットで簡単に修理

浴槽の修理に必要な資材や工具がセットになっている、「補修キット」を購入するのもおすすめです。
浴槽の修理を自分で行うには、資材や工具を揃えなければなりません。

「補修キット」を購入すれば、あらかじめ必要なものがセットになっているため、すぐに修理作業へ入れます。

また「A剤」や「B剤」など、わかりやすく薬剤が分かれていたり詳しい作業手順が書かれている説明書が入っていたりしますので、知識がない方でも簡単に修理を行えます。

「補修キット」は、FRP(繊維強プラスチック)やホーローなど、素材別で売られているため使用中の浴槽をチェックしたうえで購入してください。
ホームセンターやネットショップにて1,000〜5,000円程度で購入可能です。

浴槽の修理や交換をプロへ頼む際の依頼先

浴槽の修理や交換をプロへ頼む際の依頼先

浴槽の修理や交換を自分ではできないと判断した場合は、業者へ依頼することになりますが、「実際にはどの業者へ依頼すればいいのか?」迷ってしまいますよね。

そこでここでは、浴槽の修理や交換を依頼すべき業者を解説していきます。
以下の解説を参考にしていただき、より良い修理業者を見つけてください。

ハウスメーカー

まず、おすすめの業者は「ハウスメーカー」です。
ハウスメーカーでは、浴槽を製造しているため、仕組みや性質に関して詳しい知識を持っています。
そのため、安心して修理を依頼することが可能です。

メーカーの保証内であれば、無償での修理や交換作業を行ってくれるため、まだ設置からまもない場合などで保証を使える状況であれば必ず利用しましょう。

ただし、保証が利用できない場合は純正メーカーの修理となりますので、修理費用が高くつきがちです。

ハウスメーカーの中には、あくまで製造をメインで行なっている企業もあるため、修理は対応してくれないケースもあります。

リフォーム業者

浴槽の修理は、住宅のリフォーム業者でも対応可能です。
浴槽の修理だけでなく浴室全体や、家のリフォームを検討している場合は、リフォーム業者へ相談してみましょう。

「浴室を広くしたい」や「浴室全体の機能を上げたい」など、と考えていてもなかなか踏み切れない場合もあると思います。
そんな時は、浴槽が割れてしまったタイミングを利用して、リフォームを検討してみてください。

水の救急隊では、浴室のリフォームに対応しております。
完全無料で見積もりを承りますので、まずはお気軽にご相談ください。

水の救急隊
水のトラブル即解決!水道修理から排水詰まりもOK

工務店

浴槽の修理は、工務店に依頼することも可能です。
ホームメーカーよりも小規模で運営されているケースが多く、地元密着型の工務店が多くあります。

担当者や企業との距離が近いため、こちらの要望や値段交渉などに応じてくれる可能性が高いことがメリットです。

しかし、地方工務店は最新の技術や設備が整っていない場合がありますので、最先端な浴室を構えたい場合は難しいかもしれません。

浴槽が割れた際に交換した方が良い場合

浴槽が割れた際に交換した方が良い場合

浴槽が割れてしまった場合は、「交換」か「修理」どちらの対処法を取るのがいいか?迷ってしまいますよね。
浴槽にトラブルが起きた際、新たなものへ交換したほうがいいケースは、以下の通りです。

浴槽を交換したほうがいいケース

  • 割れている範囲が大きい
  • 浴槽の底面が割れている
  • 割れた箇所にサビが発生している

浴槽に生じた割れが大きい場合は、修理を行わず交換することをおすすめします。
耐久性の観点から、再びトラブルを起こしてしまう可能性が高いためです。

耐久性の理由で、底面が割れてしまった場合も、交換をおすすめします。
浴槽の底面は、貯めたお湯の水圧と人間が入浴の際に与える圧力が一番大きい部分です。

そのため、修理ではかかる圧力に耐えきれない可能性があります。
割れた箇所にサビが発生している場合は、穴があく可能性があるため、新品へ交換しましょう。

浴槽が割れた際に修理した方が良い場合

浴槽が割れた際に修理した方が良い場合

浴槽が割れた際に交換ではなく、修理したほうがいいケースは、以下の通りです。

浴槽を修理したほうがいいケース

  • 割れている範囲が小さい
  • 設置から年数が経っていない

割れている範囲が小さい場合は、新しい浴槽へ交換するのではなく、修理で対応しましょう。
小さい割れの修理であれば、耐久性に問題はありません。

ただし、自分で市販の資材を使用して修理した場合は、小さな割れであっても修理資材の耐久性が悪いため長持ちしません。

また、浴槽の設置から年数が経っていない場合は、修理で対応しましょう。
年数が浅い場合は、メーカーの保証期間内であるケースが多く、無償での交換や修理が可能です。

メーカー保証外であっても新しい浴槽の場合は、修理しても耐久性に問題がないほか、交換するよりも費用が抑えられるため修理を検討してください。

設置からあまり月日が経っていない場合や、たとえ小さな割れであっても放置して使用を続けていれば、床下へ漏水する恐れがあります。

さらなるトラブルへ発展してしまい、手間も費用も膨れ上がりますので、早めに対処するように心がけましょう。

浴槽の割れを放置した場合のトラブル

浴槽の割れを放置した場合のトラブル

入浴は、シャワーのみで済ませてしまうケースや夏場で浴槽にお湯を張らない場合であっても、浴槽の割れを放置していると思わぬトラブルを招きます。
浴槽の割れを放置した場合に、起きてしまうトラブルは、以下の通りです。

浴槽の割れを放置した場合に起こるトラブル

  • 水漏れ
  • シロアリ被害
  • カビの繁殖
  • 悪臭

浴槽に割れが生じてしまった場合は、損傷箇所より水漏れを引き起こします。
たとえ、浴槽にお湯を張っていない場合であっても、入浴中に飛び散った水が損傷箇所より漏れていきます。

床下への漏水が懸念され、マンションやアパートなど集合住宅の場合は、下の階まで水漏れする可能性も。
また、床下へ漏水を起こしていると湿気を好むシロアリにとって心地よい環境となってしまいます。

漏水は、シロアリ被害が進むとともに、カビの繁殖と腐食も進行してしまいます。
腐った木材などは、悪臭を放ちますので、さらなる被害を生む可能性が高いです。

大規模工事や近隣トラブルへ発展してしまう恐れがあるため、浴槽が割れた際は、放置せず早めに対処していきましょう。

賃貸物件の浴槽が割れた場合の費用負担

賃貸物件の浴槽が割れた場合の費用負担

賃貸物件で浴槽が割れてしまった場合は、「費用負担が発生するのか?」「費用の負担が必要な場合、どの程度負担しなければならないのか?」さまざまな不安が募りますよね。

そこでここでは、賃貸物件で浴槽が割れてしまった場合の、費用負担に関して詳しく解説していきます。

一般的には貸主が修理や交換費用を負担する

賃貸物件の浴槽が割れてしまった場合は、主に大家さん(管理会社)が修理や交換費用を負担します。

浴槽の寿命は10〜20年です。
耐用年数の超過によってひび割れが生じた場合は、借りている側に過失がないため、所有者である大家さんが費用を負担しなければなりません。

賃貸物件は、浴槽に限らず退去する際には「原状復帰」の義務があります。
しかし、通常の使用による傷や消耗は認められていますので、一般的な使用をしていて割れが生じた場合は修理の義務がありません。

不安な場合は、契約書の「本物件の原状復帰条件」などを確認してみましょう。

損傷の原因によっては負担を迫られる場合もある

浴槽が割れてしまった原因によっては、借りている側が費用を負担して「交換」や「修理」を行わなければなりません。

費用の負担が必要となるケースは、借りている側の使用方法が適切でなかったり、衝撃を与えたりして割ってしまった場合です。
借りている側に過失がある場合は、費用を負担して原状復帰しなければなりません。

実際に過去には、借りている側の不適切な使用が原因で、浴槽交換費用の50%を支払う命令が下ったケースがあります。

このケースでは、整髪溶剤を浴槽に落として汚してしまっていたため、大家さん側の「汚れがなければ交換する必要はなく修理で済んだ」との主張が通った形です。
そのため、借りている側に過失があれば、費用の負担が発生します。

ただし、明らかに「経年劣化」や「耐用年数超過」が原因で借りている側の過失がないにもかかわらず、費用の負担を要求してくる場合がありますので注意しなければなりません。

浴槽の割れに関するよくある質問

浴槽の割れに関するよくある質問

最後に浴槽の割れに関するよくある質問を解説していきます。
疑問をお持ちの場合は、解決にお役立てください。

浴槽を交換すべきタイミングは?

浴槽の交換は、以下の症状がみられたら検討しましょう。

  • サビやカビが目立ってきた
  • 変色している
  • ヒビが入ってきた

これらの症状があれば、経年劣化が進んでいたり、耐用年数を過ぎていたりする可能性があります。
修理を行なっても、浴槽自体の耐久性が落ちているため、再びトラブルを起こす可能性が高いです。

ユニットバスとは?

ユニットバスとは、以下の浴室設備がセットになっているお風呂を指します。

  • 浴槽

すべてセットになっているため、「床だけ」や「浴槽だけ」など、個別に交換することが不可能です。

また、ユニットバスと言われると一般的には、浴室内にトイレが設置されているタイプを思い浮かべると思います。

ユニットバスで間違いはありませんが、トイレと浴室がセットになっているのは、「3点ユニットバス」と呼ばれるタイプです。

浴槽と洗い場にプラスして洗面台がついているタイプは、「2点ユニットバス」です。
一般的な浴槽と洗い場のみのタイプを「1点ユニットバス」と呼びます。

浴槽のトラブルに火災保険は適用できる?

浴槽が割れてしまった際に、「火災保険が適用できるか?」は、保険内容次第です。

保険内容に、浴槽トラブルが組み込まれていれば適用可能ですが、経年劣化が原因である場合は対象外となるケースが多いです。
ちなみに、地震が原因で浴槽が割れてしまった場合は、地震保険が適用されます。

吊架台とは?

吊架台とは、2階にユニットバスを設置する際の、建築方法です。
浴槽の下に床を設置せず、建物の「梁」に架台を取り付けて、ユニットバスを設置します。

そのため、吊架台で設置している浴室を解体した場合は、浴室のすぐ下に1階の天井があります。

まとめ

まとめ

浴槽の割れは、さまざまな原因によって起こります。
浴槽の割れを自分で修理するのは、難易度が高いためよほどの自信がない限りは、修理業者へ依頼しましょう。

浴槽へ割れが生じた場合に、対応が遅れてしまったり放置したりしてしまうと、さらなるトラブルの原因となってしまいます。

手間も費用も膨れ上がりますので、浴槽が割れてしまった場合は、早めの対応を心がけていきましょう。