戸田市の水トラブルなら






「一現場・一担当制」 を採用しており、 同じ現場には、同じ担当者を派遣します

水の救急隊は、「一現場・一担当制」をとっております。そのため、もし再度の御依頼の際にも、大きな安心感を提供できます。



作業終了後も何かあったとき、すぐに 電話に出ます。決してお待たせしません

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万が一、御依頼と違う場合には、クーリングオフを適用することが可能です。




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水が出ない!止まらない!漏れてきた! 戸田市



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水の救急隊(水道修理プロ)戸田市・担当者より

どうも、お世話になっております、水の救急隊・戸田市の担当スタッフです。いつも水の救急隊をご用命いただき、まことにありがとうございます。私が担当します、ここ戸田市は、埼玉県・南部に位置し、人口が約14万人で、朝霞市に次ぐ県内16位の市です。また、荒川を境として東京都と接しています。 ところで、戸田という地名についてですが、この一帯が江戸時代に「戸田領」という領名が付けられていたため、そのことに由来するとされています。ちなみに、戸田市は住みよさランキング県内1位、県内の平均年齢が一番若い、「若さ市の」として、また、伸びる街ランキング県内1位の市としても知られる、まさに誇るべき市です。戸田駅の周辺は、都内に通勤するひとのベッドタウンとして人気があり、大型のスーパーがいくつもあって、買い物もしやすいです。私はこのように、活気溢れる戸田市でのお仕事が大好きで、こちらで水道修理専門のプロとして活動させていただき、みなさまのお役に立てることに、日々喜びを実感しています。また、今後ともお役に立ち続けたいと願っています。さて、このような活気溢れる戸田市の水源について触れてみますと、これはあまり市民のみなさんにも知られていないことだと思いますが、原水はさいたま市で取水され、消毒の処理がされた後、戸田市・西部浄水場、中部浄水場、また東部浄水場などへ送られます。また、市内10箇所の深井戸から地下水を汲み上げられた水と混合され、各浄水場で消毒処理されてた後、大久保浄水場から送られてきた水と合わせて、市内全域に給水されています。ですから、このように水源の一部が地下水でまかなわれているということは、戸田市の水資源環境がいかに素晴らしいかを物語るものといえると思います。戸田市にて水の救急隊は、どのような形状の水道関連設備に対しても、間違いのない修理施工をさせていただいております。トイレつまり、お風呂、パイプ水漏れなどの故障修理サービス需要が緊急で発生した時、われわれ水専門プロは、市民の皆様の生活を守ります。フリーダイヤルにお電話いただくことで、エリア内でしたら通常30分以内で駆け付けることが出来ます。 コールセンターが24時間対応しておりますので、水道トラブルの際はぜひ、ご利用ください。私ども水の救急隊、現場専門スタッフが水道・台所、お風呂やトイレなどの生活用水のお悩みを解決します。埼玉県・戸田市の皆様に、今後も最高の水道環境を提供していきますよ!ところで、これまでの戸田市のみなさまの生活様式を一変させてしまった感のあるコロナ禍について、水の救急隊(水道修理プロ)戸田市・担当者の私が個人的に頭を悩ませていることがあります。それは何かというと、コロナ禍以前に比べて水トラブルが増加したことです。水トラブルが増加した理由の一つとして、コロナ禍対策で蜜を避けるためなるべく外出しないことや、テレワークに仕事方法をシフトしたことなどによって、在宅で過ごす時間が増えたことがあります。そのため水道設備を利用する頻度が増え、それに伴って水トラブルも増えたのだと考えられます。そこで戸田市のみなさまに特に気をつけていただきたいのが、「トイレの水がチョロチョロ流れる」というトラブルです。この「トイレの水が流れ続ける」というトラブルですが、蛇口などの水道器具のトラブルに比べて発見が困難なため、どちらかというと見逃されがちです。ところが、「トイレの水が流れ続ける」というトラブルは、水道料金を無駄に支払うことになりますし、限りある戸田市の水資源の浪費にもなります。つまり、トイレ設備のトラブルの方が他の水道設備のトラブルよりも、お金についても、また自然環境についてもハイリスクだといえます。ですから、「トイレのトラブルを減らすことが戸田市のみなさまの大切なライフラインである水資源の保護に繋がる」、という広い視野でお考えいただき、なるべく早く修理していただくことをお勧めします。それとまた、コロナウイルスが流行し始めた時期から、水トラブルの【修理工事費のトラブル】、特にトイレトラブルの【工事費に関するトラブル】が多発しています。この水トラブルの【工事費のトラブル】についてですが、トラブルが発生して、運悪く水道局の指定を受けていない水道工事業者にトラブルの修理を依頼してしまった場合などに、【修理工事費トラブル】に発展するケースが多いようです。ちなみに、私ども水の救急隊のような、水道局から指定を受けた水道工事業者であれば、トラブルの状況を確認してから、お客様に具体的なトラブルの修理方法と、工事費の見積金額を明示して、お客様のご了解をいただいてから修理作業を行うのが通常です。ところが、悪意ある水道工事業者(水道局の指定を受けていない)は、修理方法の説明や、工事費の見積金額を提示せずにいきなり修理作業を行い、やたらと高額な修理費を請求して、その場で支払を要求することが多いようです。また、【工事費に関するトラブル】が起きる時間帯としては昼よりも夜間の場合が多く、夜間にトラブルが発生した場合、それもアパートなどの共同住宅ですと、周りの住人の迷惑を考えてしまい、朝までそのまま放置しておく訳にもいかず、水道修理業者に言われるままに修理してしまう場合が多いようです。ちなみに、このような【修理費トラブル】に遭った人の中には、トイレの取り外し工事費が9万円、またトイレ修理費の総額が30万円などと、とんでもない金額を請求をされて、支払わされた人もいるそうです。ですので、仮に水トラブルが発生して修理依頼した場合に、「水トラブルの修理に来ました・・・」と言って修理の人が来たら、いくら深夜でせっぱ詰まった状況だとしても、工事前にその水道工事業者が行政の指定を受けている工事業者なのかどうかの確認を行う、また修理費の見積を工事の前に確実にもらうなどして、しっかりと業者の信頼性と安全性の確認を行ってから修理してもらうようにして下さい。そしてもし、それらの確認を行わずに修理してしまい、仮に30万円などといった高額な修理費を請求された場合は、たとえ支払えるお金があったとしてもその場での支払いは行わずに、日を改めて修理を行った水道工事会社に電話して修理費の値下げ交渉を行うようにして下さい。その場で請求された修理費を支払ってしまうと、後で返金してもらうのはかなり困難なようです。またこれに加えて、このような水トラブルの【修理工事費トラブル】とは別の、新型コロナウイルス絡みの新手の【水道管詐欺】が増加しています。ですので、これはもしかして悪質商法や詐欺かな、と疑われる場合は、警察の相談専用電話【#9110】に電話して下さい。全国どこからでも電話をかけた地域の警察本部などの相談窓口につながるはずです。一日も早いコロナウイルスの終息と、戸田市のみなさまのご健康と、ご健勝をこころからお祈りいたします。



サービス対応エリアは戸田市内すべてです

■ さらに詳細な地名を記載いたします。

下笹目、下戸田、本町、笹目北町、喜沢、氷川町、美女木東、川岸、笹目南町、新曽、中町、上戸田、喜沢南、早瀬、新曽南、下前、南町、美女木、笹目、戸田公園

これらすべての場所で、水道局指定業者の戸田市・担当プロが、真心をもって、丁寧に作業させていただきます!




水の救急隊(水道修理プロ)戸田市・担当者より Part2

どうも、再度の登場となります水の救急隊・埼玉県戸田市の担当スタッフです。ここまでお読みくださり、ありがとうございます。せっかくですので、さらに、地域の水道に関して、知識を提供させてください。この項では戸田市のみなさまへの水回りのことや、水トラブルなどのことについて、私、戸田市・担当スタッフから前項ではお伝えしきれなかった内容につきまして記してあります。これを読んでいただき、少しなりとも戸田市のみなさまの水トラブルの際の一助となれば、望外の喜びとするところです。なにぶん、一担当者が思いついたまま、ペンの走るままにまかせて書いてございますので、読んでいて、内容にまとまりがなく、また長ったらしいなどと感じられるかも分かりませんが、どうぞよろしくご容赦いただきたいと存じます。

水のトラブルの原因はある程度なら自分で調べられます。

最近、なんだか水道料金が急に高くなった、また、晴れた日でも地面が湿っている、などといったことはありませんか。 それは、もしかすると水漏れが原因なのかもしれません。そんなとき、ある程度はご自分でも、どこに水のトラブルの原因があるのかの調査は可能です。基本的には、漏水か所が水道メーターよりも、お客様の水道設備ならば、支払いの義務が生じてしまいます。また、それとは逆に、自治体側の水道設備、つまり本管から水道メーターまでの個所であれば、戸田市のほうで修繕することになりますので、当然、お客様に支払いの義務はありません。そこで実際に、水のトラブル原因がお客様の水道設備なのか、それとも戸田市の設備なのかをご確認いただく必要があります。まず前準備として、全部の蛇口が止まっているか確認します。つぎに水道メーターの場所を探します。一戸建住宅などは、玄関先場などに埋められている場合が多いです。また、水道メーターは水道局の指定で、以前は鉄製のふたが多かったのですが、最近のものは樹脂製で出来ているものが多く、またふたの色は青か白などになっています。では、一体何を見るかというと、全部の蛇口を止めた状態で、水道メーターのパイロットがクルクル回っているかどうかを確認します。もし、パイロットが回っているということは、水を使用している状態だという意味です。つまり、蛇口を止めたのにパイロットが回っているということは、どこかから水が漏れているということを意味します。そして、パイロットが回ることで水道料金は加算されていくことになります。その結果として、もしパイロットが回っていたら、お客様側で漏水していると思われますので、出来るだけ早急に修理が必要となります。それとは反対に、もしパイロットが回っていなければ、お客様側での漏水はしていませんので、もし、水道メーターの近くが濡れているようでしたら、水道局のほうにご連絡願いたいと思います。このように水道メーターのパイロットの動作を確認することによって、ある程度でしたら水漏れ個所を特定することが出来ます。また、パイロットは、水の流量によって回転する速度が違います。たとえば、水道管の破断などで、水がダダ漏れの状態であれば、パイロットは物凄い速さで右回転しますし、少しだけ流しているときなどは、それなりにゆっくりと回転します。ですので普段からパイロットの動作状況をご確認いただくことで、ご自宅の水道の使用状況を把握することが可能です。

■もし、パイロットが回り続けていたらお気軽にご相談ください

ここまでが、水道メーターのパイロットを使っての水漏れの確認方法です。一般的には、パイロットの動作の確認などによって発見された水トラブルの場合は、蛇口の水漏れなどの水トラブルに比べると、水漏れが目視で確認できないことが多いので、緊急度とお困り度が低いように感じられて、あまり気にしなくていい水トラブルなのだと誤解されてしまう傾向にあり、どうしても見過ごされがちです。また、このような、水漏れが目で見えない水トラブルは、一度見過ごされてしまうと、ずっとそのまま放置されてしまうことが多いようです。ところが、このような水トラブルのほうが、蛇口の水漏れなどの発見しやすい水トラブルよりも、いろいろな面でハイリスクだといえます。たとえば、水道料金についてですと、少量でも水が漏れ続ける状態で修理を怠った場合、びっくりするくらい多額の水道料金を請求されることになります。また、漏水している場所が建物の壁の中だったりすると、シロアリやカビが発生する原因になったりもします。もしそうなると、水トラブルの修理をする時に、私たちのような水道修理業者以外に、工務店さんなどの修理依頼も必要となります。またそれに加えて、シロアリやカビなどの発生が原因で、建物の不動産としての価値が下落することにもなりかねません。ですので、もしパイロットが回り続けていたら、私たち、水の救急隊にお気軽にご相談ください。水の救急隊は、高い技術力と豊富な経験で、どんな水トラブルにも対応して、戸田市の皆様のライフラインを守ります。フリーダイヤルにお電話いただくことで、エリア内でしたら通常30分以内で駆け付けることが出来ます。 365日、コールセンターが24時間対応しておりますので、水トラブルの際はぜひ、ご利用ください。

漏水分の水道料金については、戸田市のほうに返金請求できる可能性があります。

基本的には、ご家庭の水道設備などは、お客さまの財産ですので、お客さまご自身で管理していただくものとなっています。ですので、全部の蛇口を止めた状態で、水道メーターのパイロットが回っている場合は、水道メーターで計量した水量に漏水した分が含まれていても、その水量に対する水道料金等については、原則としてお客さまに支払いの義務が生じます。ところが、条件によっては減額してもらえる場合があります。また、よくある条件として、水漏れ個所が、発見が難しい場所にある、使用方法自体には問題がない、また水漏れの修理が終わっている、などといったような条件に当てはまると、戸田市のほうに水道料金の漏水分について返金請求できる可能性があります。ちなみに、よくある条件というのは、自治体が決めているルールによって異なっていますので、注意が必要です。また、返金される料金についてですが、基本的には水漏れしていた分を全額を返金してもらえるということではなく、水漏れしていない時期の、2、3ヶ月間の水道使用量を参考にして、水量の50%~70%程度が減額されるケースが多いようです。また、発見が難しい場所にあることが条件、となっていることが多いようですので、蛇口、風呂、キッチン、トイレといった、日常生活で容易に発見出来る水漏れなどに対しては減額請求を受付けてもらえない場合が多いようです。それとですが、水漏れ修理が終わっているという条件につきましても、DIYで直すのはNGで、私たちのような、戸田市から認定を受けた地域の指定工事店が修理する必要がある場合があります。加えて、自治体によって申請方法が違うようですので、まずは埼玉県戸田市の水道局へどのような条件であれば減額請求ができるのか確認しておくと良いと思います。

家の外壁部には重量物を置かない方が賢明です。

家の外壁部に重い物を置かないことが、水のトラブルに何の関係があるの。と思うかたは多いはずですが、本当は関係オオアリなんです。実は、家の外壁部に重量物を置いたがために、そこに埋まっていた水道管の継ぎ手が外れて、そこから水がダダ漏れになった例が多く発生しているんです。普通、戸田市などの行政で設置する水道管は道路の、1.2mくらいの深さ、このような埋設深度のことを、水道業者さんなんかは、土被り(ドカブリ)などと呼んでいますが、とにかく車両などがその上を通っても、水道管が破損したりしない深さにきちんと埋まっています。ところが、一般家庭の場合はそうではなくて、よくて地下30cmくらいの深さにしか埋まっていないんです。ちなみに、下の写真の例は戸田市内で撮影されたものではありませんが、土被りは、せいぜい10cmくらいではないかと思われます。もし、そこに何百キロもある物を置いてしまうと、当然水道管の継ぎ手などはたまったものではありません。ある意味、外れて当たり前ともとれるわけで、水道管が家屋に引き込まれているところには、極力、重量物を置かないほうが賢明です。また、水道管の場合はガス管などと違って、家屋に引き込まれているところが分かりずらいことがまたやっかいとなります。もし仮に、これが原因で水モレしてしまうと、ダダ漏れの状態になりますので、戸田市から請求される水道料金も、2か月分まとめて請求が来ますので、莫大な金額になります。これはあくまで、戸田市で発生した事例ではありませんが、その事例では、そのお宅の人はそれまで全く水漏れしてる事実に気が付かずにいたそうなのですが、ある日水道の検針員さんに「今回はものすごく水道の流量が多いですよ」と指摘されて、調べてみたら2か月の水道料金が何と16万円で、愕然としたそうです。仕方なく、急ぎ業者さんに漏水箇所を直してもらって、水道料金のほうは行政と交渉して、申請書を出してなんとか3万円まで減免してもらったそうです。ちなみに、この事例では、庭のエクステリア工事で余ったブロックを何気なく家の外壁のところに山積みして置いたそうです。ですので今後、もし可能であれば水道工事をやってくれた水道屋さんを見つけて聞くなどして、水道管がどこに埋まっているか確認しておいた方がいいかもしれませんね。

水道局を名乗る人が来たらご用心。

これまでに、本管から水道メーターまでは埼玉県戸田市の設備です、と何度も書いてきましたが、あえてまた書かせいただきてます。それはなぜかというと、ある日突然、水道局の人だと言って、「先ほど交換したメーターの代金をいただきに来ました。」と代金を請求されて、お金を騙し取られた、といった事が、ここ戸田市内で直接に聞いた話ではありませんが実際にあるからです。普通に考えた場合、本管から水道メーターまでは戸田市の範疇だからメーターを交換しても工事代金は取られないはずだと思うはずなのですが、オレオレ詐欺と同様にいざその場になると、相手の言葉を信用してしまうようです。相手の人から「たしかに第一止水栓までは戸田市の設備です、でも戸田市ではお客様の敷地に設備は設置しないはずです。ですので、お宅の水道メーターが敷地内にあるということは、メーターはお客様の持ち物なんです」などと言われると、なるほどそーなんだと、コロリと騙されてしまうようです。基本的に、水道局では水道メーターは、計量法の規定で8年に1回交換してくれて、水道メーターの交換にお金がかかることはないとのことです。それと、何か特別なことがないかぎり、水道局の人が直接お客様宅を訪ねることは普通ないそうですので、もし、水道局を名乗る人が来たら、お宅の内には入れずに、その場で身分証明書を見せてもらう、または水道局に問い合わせてみるなどしてください。また、これは詐欺かな、と疑われる場合には、警察の相談専用電話【 #9110 】に電話して下さい。戸田市地域の警察本部などの相談窓口につながると思います。とにかく、水道局を名乗る人が来たらくれぐれもご用心ください。

トイレの水が止まらないトラブルについて。

トイレの水のトラブルといえば、トイレットペーパーやそれ以外のものが詰まってしまう、「詰まり」を一番の原因として連想すると思います。ところが、意外なことにトイレで多い水のトラブルに「水が止まらない」という現象があります。この項では、トイレの水が止まらないと、どのようなことになるのかについて、説明させていただきます。さて、私たちが普段なに気なく使用している水洗トイレですが、思ったよりも複雑なメカニズムで動作しています。また、このトイレの水が止まらない故障は、その原因となる場所のほとんどがトイレタンクの内部にあります。ですので、キッチンやお風呂の蛇口からの水が止まらないなどの、誰でも一目で分かるような水のトラブルなどとは違って、意外に発見されにくい故障だともいえます。ですが、わざわざトイレのタンクの中を覗いて、トイレがどんな感じで水を流す仕組みになっているのか、などと観察することは私たちのような仕事関係の人間以外、あまりないと思いますので、ここで少し、トイレの水が流れるシステムについて解説させていただきます。始めに、トイレのタンクの内部を撮影した下の解説写真を見ていただきたいのですが、写真の右側に見えます白い棒は、アームと呼ばれ、水を流すときに回すトイレレバーと繋がっています。また、トイレレバーを手前に回すと、アームが手前側に回転して、アームに付いているクサリが、写真の下に見えます黒くて丸い部品を引き上げます。この部品はゴムフロートと呼ばれていて、トイレタンクの中にある水が便器に流れないように止水する部品です。また、このゴムフロートが上に持ち上げられることにより、ゴムフロートと排水口の間に隙間ができて、タンクの中の水が便器に流れるようになっています。そして、トイレタンクの中に貯めてあった水が流れ終わるとゴムフロートが下がって、排水口にフタがされます。そうしてまた次の水を貯める、というのが一連の流れになっています。ちなみに、写真の左下に映っている棒状のものは、オーバーフロー管といって便器に繋がっています。このオーバーフロー管は、タンクの中の水がタンクから溢れ出ないようにオーバーフロー管の上部から便器へ排水するための役割をしています。ちなみに、写真のオーバーフロー管の上のほうに黒い横線が見えます。これは、タンクの中の標準水位を確認するためのマークですが、もし、このマークがないオーバーフロー管の場合は、タンク内部の水位は、オーバーフロー管の先端部よりも2~3センチ下が適切だと言われています。ちなみにですが、オーバーフロー管自体の故障はあまり例としてはありませんが、もしこのオーバーフロー管が破損したりして故障すると、タンクの中の水が便器に排水されてしまうため、修理が必要となります。

さてここで、トイレの水が止まらないトラブルの原因を見ていきますが、何個かの原因が考えられますので、順番に解説したいと思います。ではまず、さきほどのゴムフロートですが、このゴムフロートが古くなると、歪んだり穴が開いたりして、排水口にピッタリと密着しなくなって、しっかりとフタができなくなることがあります。もし、このような状態になってしまうと、いつもチョロチョロとした水が流れ続けて、水が止まらない状態が続いてしまいます。ですので、ゴムフロートの劣化が原因による水トラブルの場合は、ゴムフロートを新しいものに交換する必要があります。また、アームとゴムフロートを連動させるクサリが絡まっても、いつもゴムフロートが上がっている状態になって排水を続けますので、これもトラブルの原因となります。これに加えまして、ゴムフロートと排水口の間に何か異物が挟まってしまうと、排水口にしっかりとフタができず、排水し続けてしまいますのでこちらも水が止まらないトラブルの原因になります。次に、下の写真の右側に映っている白い球状のものは「浮き球」と呼ばれるもので、文字通り、「浮き」の役割をしていて、写真でもお分かりいただけると思いますが、ピストンバルブやボールタップと呼ばれる、水道からタンク内への給水をコントロールする、栓のような役目の部品と、指示棒を介して繋がっています。また、これらの部品はお互いに連携して、ひとつの役割を果します。そして、この浮き玉の位置によって、ピストンバルブが開いたり締まったりして、それと同時にボールタップが連動します。ですので、浮き球が古くなり破れて、中に水が入ってしまうと、水位の変化をうまく伝えられなくなって、水が止まらない状態になります。また、ボールタップが故障すると、これによってもトイレの水が止まらない状態になるため、ボールタップ自体を交換するなどの修理が必要です。

トイレの水が止まらないトラブルについて、もう少し掘り下げてみます。

これまで、普段なかなか目にすることの少ないトイレのメカニズムについて解説いたしましたが、想像していた以上に故障に繋がる部品が多いように感じていただけたかと思います。さて、このトイレの水が止まらないトラブルですが、トラブルの場所がトイレということで、いつもチョロチョロとした水が流れ続けていても、どちらかというと見過ごされがちで、あまり気にかけられないため、修理されずそのまま水が流れ続ける状態になっている。また、もし気がついたとしても、デパートやスーパーなどのトイレのように、消臭の目的で、いつも水が流れるタイプのハイテクトイレと勘違いされて、水が流れ続けているのに、故障していることに気ずかれずに、修理されずにそのまま使われていることも多いようです。では水が止まらないトラブルが修理されずにそのまま放置されると、どのようなことになるのかというと、水道メーターのパイロットがクルクル回っている、いわゆる、水道料金がずっと加算されていくことになります。ちなみに、漏水した分の水道料金の減免につきましては、本サイトにて既に一度解説してありますが、大変重要なことですので、再度記載しますが、漏水した分の水道料金はこちら、戸田市でしたら、戸田市のほうから二か月に一度、水道料金の請求が来ると思います。そして、戸田市が定めた水道料金の減免条件に適合すれば、漏水した分の水道料金は、戸田市のほうに返金請求出来ることになっています。ですが、多くの自治体の定めるところでは、第一止水栓などの自治体の管理する水道設備よりも下部に漏水点があった場合には、その漏水点が地中部分だと、料金の減免条件に適合していても、漏水点が地上部分だと適合外だと規定されているところが多いようです。また、漏水点の修理につきましても、たとえばこちらの地戸田市であれば水の救急隊のような、戸田市の水道局の指定を受けた水道工事業者によって、修理工事を行うことと規定されていて、それがもしも、それ以外の人が修理した場合には、水道料金の減免の条件から外れてしまうとされる場合が多いです。また、水道料金の減免申請につきましても、私たちのような、戸田市の水道局からの指定を受けた水道工事業者が、お客様に代行して通常は減免申請を行うことが多いです。ですので、私たちにお聞きいただければ、水道料金の減免申請に関しての、おおよその事はご説明可能だと思います。しかしながら、たとえば漏水点が壁の中になると申請は可能か、また、どのくらいの期間だったら逆のぼって申請が出来るのか、それと、修理してから何日以内の申請なら可能か、などといった詳細なことにつきましては、水の救急隊(水道修理プロ)戸田市の担当者の私とはいえ、即答は困難かと存じます。ですので、水道料金の減免申請にご興味をお持ちの方は、一度、戸田市の水道局の方にご確認いただいたくことをお薦めします。ちなみに、私が体験したトイレの水が止まらないトラブルの案件をご紹介しますと、この件はここ戸田市のお客様ではなかったのですが、「水道の使用量がここしばらく、以前よりもかなり多いので調べてみたほうがいいですよ」と、水道の検針員さんから言われたのがきっかけで、ご連絡いただいてのご訪問でした。ご訪問して早速、水道メーターのパイロットを確認したところ、確かにクルクルと回っています。そこでお客様に漏水の心あたりをお聞きしたところ、まったく心あたりはないとのことでしたが、あちらこちらと漏水点の探索を行いました。ちなみに、このように漏水点が不明なときに、私たちは聴診棒と呼ばれる特殊な棒状の器具を使って調べます。この聴診棒ですが、ステサスコウプなどとも呼ばれていますが、私たちが使うものとはタイプは違うものですが、自動車修理工場などで、エンジンやモーターなどの回転機器などを点検するときにも使用されています。修理工場などでは、棒の片方を耳に当てて、もう片方を点検箇所に当てて、その振動などで機器の音を聞き分けて、異常の有無を診断します。また、私たちが水道の漏水点を探すときは、下のイメージ図のように、片方を耳に当て、そしてもう片方を蛇口などの水道設備に当てて、じっとその音を聞いて調べます。ちなみに、最近はこの聴診棒もなかり改良されていて、お医者さんが使う聴診器と、聴診棒を合体させたような作りになっているものもあります。たしかにこのタイプだと両方の耳で調査できて、片方の耳で聞いて調査するタイプのものより、周囲の雑音を拾ったりすることもないので、調査に集中できていいと思いますね。

さて、この時もいつも通りに聴診棒で漏水点の探索調査を行いましたが、なかなか漏水点を特定できずにいました。そこで再度、水の流れを確認するため今度は、下水口で流れを見てみたのですが、やはり少しずつですが、水の流れが確認できました。また、そこのお宅はかなり大きい建物で、そのうえ聴診棒で調べても、経験上、水道管などから水が漏水している感覚というか、手ごたえがありませんでしたので、あえてお客様に「いま見させていただいた場所のほかに、たとえば二階とかに蛇口とかの水道設備はありませんか」とお聞きしたところ、「そういえば、今はあまり使っていないんですけど、二階にトイレがもう一つありますよ」、という一言で、早速新たに見つかった二階のトイレを見せていただいたところ、案の定、原因が見つかり、トイレのボールタップを交換修理して、すべてが解決しました。そして修理作業が終わり、それからしばらくして、そのお客様から連絡が入りました。なんでも、トイレの修理をする前と、修理した後の水道料金を比べてみたら、一万円くらいの差があって、修理していただいて、本当によかった、助かりました。今後は注意しますね。」といったお礼のお電話でした。このように、トイレの水が止まらないトラブルは、他の「詰まり」などのトラブルと違って、お客さまが生活にそれほど困らない、どちらかというと、あまり目立たないトラブルです。ですが、今回の事例のように、もし修理しないでおくと、後で戸田市のほうから高額の水道料金の請求が間違いなく来ることになります。ですので、トイレだからまあいいかなどと思ったりせずに、発見したら出来るだけ早く修理していただくことをお薦めいたします。

水の救急隊が埼玉県・戸田市で喜ばれている理由


■予測できない「水のトラブル」に緊急対応いたします

われわれの日常生活において、水の無い暮らしは考えられません。

そのように大切な水の、重大なトラブルは急に発生することがあります。快適な生活を守るために、迅速に解決しなければなりません。
水の救急隊では、24時間年中無休のコールセンターが稼働しており、日中や夜間など時間帯に関係なく、あなたのお家の水トラブルに緊急対応いたします。

■戸田ではすべての作業対応場所を確保

いきなりの水トラブルにお困りの、あらゆるお客様にサービスをご提供するために、水の救急隊は戸田市内の全エリアにて作業を提供いたします。
家庭でのトイレ、キッチン、お風呂などの水漏れや詰まり、その他配管の故障などはもちろんのこと、店舗や会社の事業所など商業施設でも対応が可能です。

■お客様ごとに、丁寧なご提案

水の救急隊は、水回り関係の修理サービスにおいて、可能な限り、お客様のご希望にそった内容をご提案させていただきます。
いっぽう、緊急トラブル対応だけでなく、消耗品や部品交換のみのご依頼も承っておりますので、どのような些細なご希望・ご要望でも、お気軽にお申し付けください。

■作業内容・作業料金は事前に説明します

水の救急隊は作業後に追加料金が発生することはありません。
水回りの修理を行う前に必ず作業内容のご説明と見積書の提示を行っております。
作業完了後は、見積書に記載された料金のみいただいておりますのでご安心ください。

※追加作業をご希望される場合は料金が発生することもあります。
※対応エリア・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。



◇まずは必ず止水をしましょう!


水が止まらないとか、水漏れが止まらないなどの症状が出た際には、止水栓を閉めてから原因箇所と修理方法を探りましょう。

・止水栓は基本的に、各水道設備についています。

・また、水道メーター近くに元栓で止水することができます。

いったん水を止めて、落ち着いてからご相談ください。


【おもな水まわりトラブル&原因箇所】

■給水部分(蛇口)のよくあるトラブルと原因・戸田市

(1)水が止まらない
(2)水が出ない
(3)部品の隙間から水漏れしている
(4)がたついている・異音がする

蛇口トラブルはパーツの経年劣化によって固定部分が摩耗してしまうことが原因となっているケースが多くあります。


■排水部分のトラブル、埼玉県・戸田市のよくあるトラブルと原因
(1)水の流れが悪い
(2)排水枡が溢れてしまった
(3)逆流を起こしている


排水管は水だけを捨てる管になりますので、ゴミを流さないようなパイプの構造をしています。そのため、水溶性以外のゴミはパイプの内部に残り、徐々に詰まってしまうのです。


【設備別のトラブル】

■戸田市 トイレのトラブルと対処法

トイレは日常的に使いますので、トラブルが起こった時はすぐに修理しなければいけません。

■戸田 キッチンのトラブル

日ごろから使用頻度の高いキッチン(台所)は使用頻度が高い分、部品の摩耗による劣化も起きやすい傾向にあります。

■戸田市 お風呂場のトラブル

お風呂場は一度に大量のお湯を使用することから排水詰まりが起きやすい場所となります。また、お湯と一緒に発生する水蒸気によって水道設備がさび付いてしまい、部品交換の需要が多いのも特徴です。

■埼玉県・戸田市で洗面所のトラブル

洗面所のトラブルは排水管に物を落としてしまうことによって、詰まりや逆流が起きやすい場所です。洗面所に多くある綿棒や洗顔時に外したアクセサリーがS字パイプの間に詰まってしまいます。また、洗面所の排水管はトイレやお風呂場と異なり、細い管が使われているため、詰まりに対する耐性が低いのも特徴です。


水の救急隊(水道修理プロ)戸田市・担当者より Part3

ところで、水の救急隊担当者よりのPart2を見てくださった方から、「水のトラブルの知識についての情報もいいんですが、出来れば担当者さんの、水のトラブル現場での体験談を載せて欲しい」というような内容のお便りを頂きました。貴重なお便りをいただきまして、まことにありがとうございます。それにお答えする形で、この項ではこれまでに私が担当させていただきました、水のトラブルの事例についてお伝えしたいと思います。私がこれまで担当してきました水のトラブルで、これはかなり手ごわいと感じた案件は、どちらかというと蛇口よりも排水側に原因がある場合が多いようです。ですので、そのような排水側に原因があるトラブルが、どれほどお客様と、トラブル解決にあたる担当スタッフの私たちを苦しめているかをお伝えします。このようなことについては、みなさんは普段あまり見たり、聞いたりしないと思いますし、言うならば、水トラブルの担当者ならではの、当事者しか語り得ないレアな内容となっています。ですので、読み手のみなさんには意外に新鮮な感覚で受け取っていただけると思います。なお、説明にあたり蛇口よりも上部側を一次側、また蛇口よりもお客様側の排水側を二次側という説明になっています。

アパート・マンションなどの水のトラブルはかなり手ごわいです。

アパートやマンションといった共同住宅の水トラブルの場合、下の階の人が被害者となり、その逆に上の階の人が加害者になってしまうケースがほとんどです。そうすると、水のトラブルが起きることによって、一戸建て住宅などではとうてい考えられないような、人間関係のトラブルが発生してしまう可能性が多いのです。ではどうしてそのような人間関係のトラブルになるかというと、下の階の人が上階の人と直接対応してしまう、早い話が、上階の人に直接クレームを言ってしまうことによるケースが多いからです。ではどのようにしたらいいかというと、なるべく共同住宅を管理している不動産管理会社や、もし大家さんが直接管理している場合は、大家さんに対応してもらうといいです。また、もし廊下で当事者同士が顔を突き合わせても、そのことについては、お互いになるべく触れないほうが賢明です。

これはアパートで起きた水のトラブルの体験記です。

では、水トラブルの原因が二次側にあると、対応がかなり困難だということを私の実際の体験から説明いたします。なお、ここで取り上げたトラブル例は、戸田市で発生した案件ではないことをお断りしておきますが、トラブルの内容としては、アパートの一階に住んでいる方からの申告で、弊社の方には、そのアパートを管理している不動産管理会社の担当者さんから連絡が入りました。内容としては、「上の階の人がお風呂を使っているときだけ、お風呂の天井のあたりに水が落ちる音が聞こえて、いつも点検口から水が垂れている。ということですので、二階の風呂の排水溝の付近を見てもらえば原因はすぐに見つかると思いますよ」というようなものでした。まず、下の写真を見ていただくと分かるように、お風呂の天井から水が垂れているのが確認できます。またその下の写真はお風呂の天井裏、点検口から写したものですが、断熱材とかは完全にビジョビジョで、近くには電源ケーブルの接続点などもあって、漏電の危険などの可能性も感じました。たしかに、不動産管理会社の担当者さんの言うように、その近辺が特に濡れていましたので、上の階の風呂の排水回りが原因かなという印象は受けました。さて、ところが、ここからが大変でした。こちらとしては、すぐに水トラブルの原因を探したいところですが、そのためには管理会社から二階に住んでいる人に事情を説明して、訪問の予約を取ってもらわないといけません。ところが、二階の住人さんはかなり忙しい方のようで、見せてもらえるのが一週間後の土曜日の午前中だけ、それも短時間で願います、とのことでした。

あちこち色々と原因を探しましたが、見つかりませんでした。

約束の日時に二階の部屋を訪問してこちらの事情を説明してからの調査となりましたが、案の定、あまり快い対応はしていただけませんでした。たしかに調査される方からすれば、なんで水トラブルと関係ない自分が、プライベートタイムを犠牲にしなければいけないんだ。といった感じで、「どうぞ勝手に見てください」とのことでしたが、こちらで勝手に見て探す訳にもゆかず、お風呂の水を流してもらったり、バスルーム内に水をかけさせてもらったり、加えてトイレ、洗面所、流しといった、ありとあらゆる場所の水道を流していただいて、あちらこちらと色々と原因を探しました。ところが、管理会社の担当者さんが言っていたような、風呂の排水回りが原因という予想は完全に外れ、いくら水を流しても下の階に垂れてくる気配はありません。そのうえ、「今流した水道代は誰に請求すればいいんですか」などと言われて、あげくの果てには「もう出かけますんで、帰ってもらえますか」とのことで、残念ながらその日は水トラブルの原因を究明するには至りませんでした。

水のトラブルの犯人はガス給湯器でした。

結論から言うと、二回目の訪問調査でやっと水トラブルの原因が分かったのですが、写真でもはっきり分かりますが、ガス給湯器がその原因でした。もっと詳しく解説すると、ガス給湯器のOリング(オーリング)という部品が劣化して、二階の部屋でお湯を使ったときだけ水トラブルが起きていたのです。実をいうと、この原因は最後まで見つけることができなかったですが、あきらめて帰ろうと思い、一階の部屋に戻ったのですが、そこで予想もしなかったことが起きたのです。点検口を閉めようとしたら、その時突然風呂の天井から水が垂れてきたのです。どうやら、私が帰ったので、二階の住人さんが出かける支度でたまたまお湯を使ったので、ガス給湯器から水が漏れだして原因をみつけることができたのです。運よく、まさかの偶然に救われた訳です。もしも、二階の部屋の人がお湯を使ってくれなかったら、もっと修理に時間を要した訳で、本当に助かりました。これをお読みいただき、二次側の水トラブルがいかにやっかいか、またそれに加えて、共同住宅の場合はさらに大変だということをご理解いただけたと思います。そして、私がいうにはおこがましいかもしれませんが、共同住宅の場合は古き良き時代の、向こう三件両隣仲良くというような訳にはいかないとは思いますが、ご近所さんとは出来るだけ仲良くしておいたほうがいいと思います。もしかすると、それがトラブル解決の近道になるかもしれません。それにも増して、ここ戸田市は古来から、大変に人情に厚く、隣人を思いやる土地柄だと聞いております。そして、このような時こそ、戸田市のみなさんには、隣人愛精神を発揮していただきたいと存じます。

戸田市を管轄する水道事務所はこちらです、ご参考のために記載いたします。


【事業所名】 戸田市 上下水道経営課
【所在地】 〒335-0026 埼玉県戸田市新曽南3丁目1-5



水の救急隊は、埼玉県戸田市の全域にて水道・トイレなど、水まわりの故障トラブルや詰まりなどにスピード対応いたします!

水の救急隊(水道修理プロ)戸田市・担当者より Part4

どうも、担当者よりのPart3では、水のトラブルの現場体験記をお伝えしましたが、出来ればもっと鮮烈な水のトラブルの体験記があったら掲載して欲しい、といったご要望がありましたので、さっそく探してみたところ、このご要望に近いと思われる案件が見つかりましたので、この項でお伝えさせていただきます。また、ここでお断りさせていただきますが、今回の体験記も、ここ戸田市であった案件ではありません。さて、今回は私自身でトラブルを解決出来た訳ではなくて、どちらかというと、水のトラブル傍観記と言ったほうがふさわしいかもしれません。ところで、今回のトラブルもアパートで発生した水のトラブルで、ことの始まりはアパートの管理会社からの連絡でした。「アパートの近所の住人から、アパートの排水が敷地外に流れ出しているので、至急に対応して欲しいという内容の苦情の電話が入った。すぐに、アパートのオーナーさんに連絡したところ、そちらで下水の修理をしてくれるところを探して修理の手配をして欲しいとのことで、水の救急隊さんのほうで至急に対応願います」とのことでした。電話の内容から察して、アパートの下水のトラブルだとしたら、アパートの住人さんが大量のトイレットペーパーをトイレに流して、配管が詰まったか。台所から流した油が固まって詰まったか、などとトラブルの原因をあれこれと思い浮かべながら私は急ぎ、現場へと向かいました。

アパートの下水設備からは、かなりの量の生活排水が流れ出していました。

現地に着いてみると、確かにアパートの排水設備からは生活排水特有の濁った水が道路の方に流れ出していました。また、そこにはアパートのオーナーさんらしい人が、かなり動揺した様子で、シャベルで砂利を堀り返したりしていました。早速その人に状況を確認してみたところ、私の予想通りやはりその人はアパートのオーナーさんでした。何でも、アパートは前の持ち主から2か月くらい前に買ったばかりで、オーナーさんはアパートから割と近いところに住んでいるとのこと。オーナーさんも不動産管理会社から連絡を受けて、ここに来てみたら、即、ご近所さんにきつく苦情を言われたそうです。また、ご近所さんが言うには、今までに何度も排水が道路に流れてくるので、アパート管理会社には事あるごとに苦情を言ってきたが、全く対応してもらえなかった。今、あなたが大家なら、即座になんとかしなさい。と言われたそうです。

そこで、オーナーさんにアパートの下水の排水の構造についてお聞きしたところ、アパートを買った時にある程度の事は不動産会社から説明は受けていて、行政の本下水はまだ通っておらず、アパートの排水は敷地内で処理しているが、それについてはなんの問題もないとの説明だった。とのことで、状況から見ても下水の配管などが詰まってのトラブルではないことが一目瞭然で、オーナーさんは私に「どう見ても下水が普通に流せない状態のようですので、水の救急隊さんに対応してもらうのは無理だという事が分かりました。せっかくここまで来てもらったのに、申し訳ありませんでした」、とのことでした。私もオーナーさんに、「台所の下水パイプの詰まりとか、トイレの詰まりなどの、パイプの詰まりが原因でしたら、私の方でなんとか出来たと思うのですが、残念です。でも、今後もしかしたら、何かお役にたてるかも知れません、困ったことがあったら遠慮なく連絡して下さい」、とお伝えして私の携帯番号を残してその場を離れました。それから数日して、オーナーさんから私の携帯に連絡が入りました。電話の様子からして、やはりかなりお困りの様子で、「先日は申し訳ありませんでした、あれからバキュームカーを手配して、とりあえず下水槽の水を汲んでもらいました。それから、アパートを買った不動産屋さんに確認したのですが、前の持ち主が物件を所有していたのは一年間だけで、すぐ手放したとのことです。物件売買の仲介の時も、そういったクレームは不動産屋さんは知らなかったようです。また、メンテしてくれている浄化槽屋さんに確認したところ、アパートまで本下水はまだきていない。トイレの水は浄化槽を通っているので、道路の側溝に流せることになっているが、アパートの生活排水は浄化槽を通っていないので流すことが出来ない。もし生活排水も流したいのなら、浄化槽の交換が必要で、ざっと200万円近く費用がかかる。だが、行政から補助金が出るはずなので交換を検討してみてはどうか、と言われたそうです。ところが、オーナーさんはサラリーマンで、なけなしのお金を工面してフルローンでやっとアパートを手に入れたが、その後退去が続出して空き室が増えてしまい、現在はなんとかローンを返すのがやっとの状態で、とてもまとまったお金は出せそうもない。しかし、今何か手を打たなければ、ご近所さんのクレーム攻撃には耐えられそうもなく、このままでは、やっと手に入れた虎の子のアパートを手放すしか方法はない。そこで、水の救急隊の私に、この窮地を乗り切るなにかいいアイデアはないですかという、切実なご相談でした。ちなみに、さきほどの浄化槽の交換の補助金についてですが、もしここ戸田市で浄化槽の交換工事に伴う補助金を受けようとする場合は、申請方法や、どの程度の補助が出るかなどについて、一度戸田市の方に確認しておいたしたほうが間違いないと思います。

それからオーナーさんとアパート生活排水との熾烈な戦いが始まりました。

それは私にとっても、今までに経験したことのないような内容のご相談で、とても即答などできる訳もなく、少し時間をいただく事とし、知り合い筋の、こういった事に詳しい人間にそれとなく聞いてみたところ、近くまで本下水が通っているのなら、何か手立てを講じて本下水が使えるまでは何とか時間稼ぎして、持ちこたえるのが得策だ。恐らく、浄化槽屋さんは交換を勧めるだろうが、もし200万円の費用をかけて浄化槽の工事交換を行っても、本下水が使えるようになってしまえば、交換した浄化槽は無用の長物になるのは必須。今は行政の方としても下水道工事は急ピッチで進めているはずなので、とにかく、下水道課に行って相談してもらったほうがよい。という結論となり、すぐさま、オーナーさんにその旨をお伝えしたところ、大変喜んでいただき、オーナーさんはアイデアを即、実行に移しました。オーナーさんはまず一番頭が痛いところである、下水が流れ出すというクレームについては、道路に流れるのを防止するため、周囲を土盛りする作戦に出ました。これによってある程度の水なら貯水可能になりました。次に、匂いのクレームに対しては、排水部をホームセンターで買ったシートで覆いました。これで下水臭はシャットアウト出来ました。加えて、周囲にラティスで目隠しを作って、下水設備を目立たなくしました。

とりあえず、しばらくはなんとかこれで持ちこたえていましたが、アパートの住人さんが同時に洗濯すると、どうしても土盛りしただけでは持ちこたえられずに、排水が道路に流れ出てしまったのです。そこでオーナーさんは危うく心折れかけたそうなのですが、なんとか気持ちを切り替えたそうです。 オーナーさんは出来れば業者さんに工事を頼みたかったそうですが、お金がなかったため、自分でアパートの敷地に穴を掘って、そこに収穫コンテナを何個か埋めて下水が流れ込むようにしました。これによって、本下水が通るまでは、噴き出した排水はここに溜めることができました。おかげでこのDIYが成功してからは周囲からのクレームもなくなり、本下水道の開通までの時間稼ぎが十分に可能となったようです。

その後しばらくして、幾度か行ったオーナーさんの行政に対する働きかけが功を奏して、待ちに待った本下水も通ったそうで、苦情の嵐にさらされていたアパート生活排水の問題は大団円となり、現在は問題なく本下水道に排水が流せているそうです。また、それまで沈殿槽だったところは埋め立てられて、今はアパートの駐車場として稼働しているとのことです。また、オーナーさんからも、「これも水の救急隊さんから素晴らしい起死回生のアドバイスをいただいたおかげです」と喜んでいただきました。ちなみに、アパート経営のほうも下水設備がなくなってから入居が増えたそうです。でも、本下水に流すようになると水道料金が上がるので、アパートの住人のかたには少し負担が増えるかもしれない。などと心配する余裕が出るほどで、本当によかったと思いました。本項をお読みいただき、水のトラブル解決がいかに困難か、特に「流すことが出来ない生活排水」のトラブルがいかに熾烈かということが皆さんにご理解いただけたとすれば幸いです。

それとですが、本項をお読みいただいて、みなさんがこれまで普段は何気なく接してきた水が、これまで以上に身近なものに感じていただけたと思います。そして、みなさんが生活しているここ戸田市の水のことについて、もっと知りたいと思われた人もいらっしゃるかも知れません。自分が生活している所についての知識を深めることはとても大事なことだと存じます。どうでしょう、よろしければ、この機会に一度、戸田市役所を訪ねてみてはいかがでしょうか。たとえばもし、あなたが戸田市の下水道事業に興味があるとしたら、下水道事業についての地図などの資料を見せてもらえますし、詳しい説明をしていただくことも出来ると思います。また、水道関係以外の事についても色々と調べられますので大変にお薦めです。かなり説明が長くなりましたが、水の救急隊(水道修理プロ)戸田市の担当者よりPart4をここまで読み進めていただきまして、心からご感謝申しあげます。


戸田市のおもな駅一覧

これら駅の近隣にお住いの皆様は、とくに迅速な対応が可能です。

埼京線
戸田公園駅 、 戸田駅 、 北戸田駅


私たちの大切なライフラインである、下水や水道について

水の救急隊(水道修理プロ)戸田市・担当者よりの Part4の項では、今ご自分が生活している場所についての知識を深めることは大変に素晴らしいことです、とお伝えしました。そしてこちらの項では、戸田市にお住まいのみなさんが快適な生活を送る上で決して欠かすことのできない、戸田市のみなさんの大事なライフラインであるところの、下水や水道について、さらに詳しくお伝えしたいと思います。しかしながら、水の救急隊の担当者である私が直接、戸田市役所に行って詳しく調査をしてきた訳ではありませんので、こちらの各地域の下水や水道などについての詳細な解説をすることは出来ません。ですので、この項では、一般的な下水と水道などについての解説にとどめてあります。本項をお読みいただきまして、これまで以上に下水や水道などについての見識を深めていただくとともに、水という戸田市のみなさまの大切なライフラインをお支えする私たち、水の救急隊(水道修理プロ)の任務につきましてもご理解を深めて頂ければ、大変嬉しく思います。

◆下水の話題について

「詰まりトラブル」について深堀りしてみました。

本サイトの記事の中で、水のトラブルの中でも蛇口より上部が原因での水のトラブルよりも、蛇口よりも排水側に原因があるトラブルの方がその解決が困難であると、何度も述べてきました。本項では下水についても上水道を同様に、私たちの重要なライフラインであるとの位置付けをした場合に、排水パイプのつまり、とりわけトイレのつまり、流しのつまり、また風呂のつまりなどが私たちが普通の生活を送る上で私たちに及ぼす弊害がいかに大きいかについて述べてみます。たとえばここで少し、戸田市にお住まいのみなさんのご自宅のトイレ、お風呂、キッチンの流しなどが、もし突然につまったらと、ご想像いただきたいのですが、ご想像いただくだけでも、かなり容易なことではないとご理解いただけると思います。たとえばトイレのつまりについてですが、ご存じの通り、トイレにはトイレットペーパーを流すことにはなっていますが、中には誤ってトイレットペーパー以外の物を流してしまう場合もあります。またそれ以外にも少し多めにペーパーを流しても、トイレはすぐ詰まってしまいますので、注意が必要です。また、お風呂で多い詰まりの原因はやはり髪の毛で、それに加えて、キッチンの流しのパイプの詰まりで多い原因は、食器に付着した食べ残しの油脂類です。この油脂はある程度の温度ですと、水に浮いていますが、排水パイプの中などで固定物に変化します。ですので、できれば油分はそのまま流しに流さずに、一度紙などで食器を拭いてから洗剤で洗っていただきたいと思います。ちなみにですが、みなさんはグリーストラップをご存じでしょうか。グリーストラップは油水分離槽とも呼ばれ、お店の厨房などから出た油分を沢山含んだ排水の油脂を、分離して除去するための装置です。この装置は焼肉店や中華料理店などの油脂を多く使用して排水するお店などに設置されています。このグリーストラップの設置については、下水道法という、下水道の整備についての法律で規定されていて、たとえばここ、戸田市でも、当然ながら油脂を多く排水するお店には設置されているはずです。ここで下のイラストを見ていただくと分かりますが、左側から流れてきた排水は、グリーストラップを通過することによって、油分が分離除去された水が右側に排出されることが分かります。また、その下の写真を見ていただくと、グリーストラップの構造が更によく分かると思います。

ここで話題を戻しますが、これらの、トイレから流した紙、キッチンの流しから流した油脂、お風呂から流れた髪の毛などが混ざり合って排水パイプに詰まってしまうと実に最悪です。たとえばこれが原因で、排水桝が満杯になってしまいますと、一度溜まった下水を排水しないと不具合の原因を見つけることが出来ません。そして排水の成分がお風呂のお湯や、洗濯に使用した水などでしたら道路の側溝などに排水できるのですが、これがトイレなどからの排水になりますとそう簡単にはいきません。つまり、公共の排水設備には流せないのです。そういった場合は、お客様がご自分でバキュームカーなどを手配して、下水管や排水桝などに溜まった排水を汲み取ってもらうことになり、バキュームカーなどの費用だけでも、一回で数万円かかってしまいます。また、運悪く詰まりの原因か所が自宅と行政の下水の本管の間などになってしまい、またそれが下水用の通線ワイヤーなどで抜く事が出来なかった場合などは、かなり大がかりな修理工事が必要になってしまいます。場合によっては下水本管までの途中を掘削して対応せざるを得ないこともあります。また、その場所がもし仮に、行政が管理する道路だとすると、基本的に無届けで掘削して工事を行うことはできません。たとえば、ここ戸田市の道路であれば、道路法32条という法律に基づいて、戸田市長宛てに道路占用許可申請を行って、それに対しての許可証を発行してもらう必要があります。また、道路交通法に基づく道路使用許可を戸田市の地域を管轄している所轄警察署長に申請する必要があります。それに加えて、時には消防署に申請が必要なこともあります。私もこのような申請は今までに何度か提出して、許可を出してもらったことがありますが、申請様式や記入方法など、それぞれの行政の指示に従う必要がありますし、図面をはじめとして色々な書類を添付したり、記入内容もそれなりに簡単ではありません。また、工事許可の申請を行っても、申請を行ったその日に許可証が発行されることはありません。場合によっては、下水が詰まって困っているので、すぐ工事が必要だと、事情を説明して工事を先行させてもらう方法などあるとは思いますが、いずれにしても容易にいく話ではありません。ですので、このような面倒なことにならないために、普段から下水は大切なライフラインだとの意識を持っていただき、こまめに排水設備の「つまり」の点検をしていただきたいと思います。
 

「トイレのつまりトラブル」について。

水の救急隊(水道修理プロ)戸田市担当者よりPart2では、「トイレの水が止まらないトラブルについて」をテーマに採り上げましたが、本項では、「トイレが詰まってしまうトラブル」がテーマとなっています。たしかに、トイレのトラブルにつきましては、水が止まらないトラブルと、異物がつまって水が流れないトラブルとでは間違いなく、その緊急性と切実度といった点で比べることが出来ない部分があると思います。ですので、この「トイレのつまりトラブル」のお困り度合いなどにつきまして、今回につきましても、水の救急隊戸田市のスタッフである私の体験を交えてご紹介いたしたいと思います。ちなみに、今回ご紹介いたします内容につきましても、ここ戸田市での体験ではないことを、始めにお断りしておきたいと思います。さて、これはわりと最近のお話なのですが、二階のトイレがつまってしまい、どうにも流れないので、急いで来て欲しいという内容で、ご訪問させていただいた時のお話になります。ご訪問してお客様から状況をご説明いただいたところ、お客様が昨晩トイレを使ってから布団に入ろうと思い、用を足し終わって、水を流そうとしたが全然流れないどころか、流した水が逆流状態となり、トイレから水が溢れ出してしまった。当然トイレの床や敷物などはビショビショで、あげくの果ては廊下にまで水が流れ出してしまう始末で、なんだかんだそれらの対応に追われて、就寝がかなり遅くなってしまった。今朝になり、ホームセンターが開店するのを待って、あのシュコシュコするやつを買ってきて、シュコシュコしてみたが、どうしても流れないので、水の救急隊さんに来てもらった次第ですとのことで、お客のご希望もあり、実際にシュコシュコを実演していただきましたが、やはり流れません。ちなみに下のイメージ写真にありますこの道具ですが、ラバーカップというものなのですが、使い方としてはこれをトイレ内に押し付けて、押したり引いたりしてトイレの詰まりを解消するのですが、今回お客様はホームセンターで1500円弱で購入したそうです。たぶん戸田市のみなさんも一度はご使用になったことがあるとは思うのですが。

そしてそこで、お客様に水が溢れ出た時の状況をさらに詳しくお伺いしたところ、実のところ、普段から二階のトイレは流れがそれほどよくはなくて、どちらかというと詰まりがちで、はっきり言って、騙し騙し流していた。それでいつかはこうなるだろうという予感はあったが、ついにこうなってしまったというのが実感です。とのことでした。そうなると、私の経験上、今回のトイレつまりのトラブルの原因については、トイレそのものにトイレットペーパーや、汚物などがつまったとか、トイレの排水パイプの曲がり部分に詰まっているといったものではない、と直観しました。そこで私は、確信こそありませんでしたが、詰まりの原因は家の二階ではなく、屋外にあるのではないかと想定しました。そこで、お客様に屋外の排水設備を見せていただいたのですが、汚水桝自体はカラカラの状態で、パイプなどに何かが詰まっていて排水が溜まっている状態ではありませんでした。そこで試しに、一階のキッチンから水を流していただいたところ、キッチンの外の汚水桝は全く問題なく、勢いよく水が流れます。だとなれば、もはやトイレ詰まりトラブルの原因は、二階のトイレと屋外の排水設備との間ということになりますので、お客様に二階のトイレの外にある汚水桝を見せていただくこととしました。そこでお客様がおっしゃるには、二階のトイレの屋外に下水の蓋みたいなのがあるのは知っていたが、どうということもないと思い、以前にかたずけした時に、蓋の上にいろいろと物を乗せてしまった。これからそれをどけるのは、自分はもう齢で難しいと思う。申し訳ないが水の救急隊さんでやって欲しいとのことでした。でしたので、私のほうで何とか汚水桝に乗せてあった物をどけてみました。ちなみに、下の写真は蓋を開けた時の写真なのですが、蓋の上にはブロック、電動工具などといった物がかなり乗っていました。

そして中を覗いて見てみたところ、下の写真でもご確認いただけると思いますが、もっさりとした植物の根が排水パイプの中に生えていました。私はなるほど、二階のトイレから流した水、トイレットペーパーや汚物などが、ここで止まってしまうことを確信しました。私はそれから、お客さまにその状況を説明して、今後はなるべく汚水桝の蓋の上には何も置かないこと。それとまた、この種の植物は時間が経つと根が伸びるため、またトイレが詰まると思う。その時は、枝切りハサミなどで根を切れば詰まりは解消されます。などといったことをお伝えしました。それから植物の根を取り除くと、二階トイレに溜まっていた水が凄い勢いで流れ落ちたことについては言うまでもありません。ちなみに、下のほうが根を切った後の写真です。

それとですが、今回のケースのようにトイレの流れが悪くなったと気がついた時に、例のシュコシュコがなくてもトイレの詰まりを解消できる裏技を、戸田市のみなさんはご存じでしょうか。もしご存じないようでしたら、ここで少しこの裏技について解説したいと思います。この方法は普段キッチンで使っている、重曹やお酸などを使ってトイレの詰まりを解消するというものですが、これは、重曹やお酢などにお湯をかけて、時間をかけてふやかすことで、トイレの紙や汚物のつまりを解消するという方法なのですが、この裏技について解説すると、大体次のような内容になります。使用するのは、あまり熱くないお湯で、あまり熱いお湯を便器に流すと、割れてしまう危険があるため、45度前後がいいかと思います。それと、出来れば重曹と酢酸やクエン酸などを使います。もしそれがない時は液体の食器用洗剤でもいいです。まず、あらかじめバケツなどに汚水を汲み出しておきます。次にカップ1/4量の重曹と、カップ1/2の酢酸またはクエン酸を入れてから、最後にお湯を入れます。そうすると、ゆっくり泡だってきますので、そのまま、1時間くらい放置します。その後、バケツに水を入れて少し高い位置から少しずつ流します。するとこれで詰まりが解消される、となります。ですので、もし、戸田市にお住まいのみなさんのお宅のトイレが詰まってしまって、それも運悪くラバーカップなどの道具がなくて、危機的な状況になってしまった場合などは、是非お試しいただきたいと思います。しかしながら、それほど時間的な余裕がないとご判断いただいたような場合は、エリア内でしたら通常30分以内で駆け付けることが出来、24時間365日、年中無休で営業、土日祝日はもちろん、年末年始やお盆の時期のトラブルも対応が可能の、私ども水の救急隊(水道修理プロ)戸田市担当に、是非ご用命いただきたく存じます。

最近増えているように感じる「キッチンの詰まり」トラブル・故障について

こちらの項では、最近になって特に修理依頼が多くなってきたと感じられる「キッチンの詰まり」トラブル・故障などについて述べさせていただきます。ちなみに前項のテーマがトイレのつまりトラブルということでしたが、こちらではどちらかというと、キッチンの流しの詰まりなどがメインとなっています。ではどうして、キッチンの流し口の詰まりなどが最近に多い特に増えている故障やトラブルになっているのかについてですが、これはあくまでも私個人の考えだけで述べていることをお断りしておきますが、私は最近増えている「詰まり」トラブル・故障の原因として、今全世界的に大きな問題となってしまっている、いわゆる、「コロナ禍」が関係していると思うのです。このコロナ禍につきましては、すでにこちら戸田市にお住まいのみなさんにも旧知のことであるところだと存じますが、またこちら戸田市におきましても新生活様式と呼ばれる、どちらかというと巣ごもり生活的な、あまり外出しない暮らしがスタンダードになってきています。また、それに合わせた食事スタイルとして、料理を宅配やテイクアウトで食べることが盛んに行われるようになりました。

それではどうして、そのような食事スタイルが「詰まり」のトラブル・故障を増やしてしまうのかというと、料理を宅配やテイクアウトなどでいただくことは何の問題もなく、問題なのはその食事のあと始末などの対応などに問題があるように思います。つまり、このコロナ騒ぎ以前の生活スタイルのころだと、たとえば中華料理屋さんなどでは、前項でも述べましたが、料理を調理する際や、食後の洗い物から排出される油脂類は、グリーストラップと呼ばれる、専用の分離槽で分離されていましたので、下水などに油分などが流れ出てしまうことはそれほどありませんでした。ところが、現在では以前よりも自宅での食事の機会が増えたため、食べた後の食品トレーなどに付着した油脂類は、拭き取られることなく、キッチンで洗い流されてしまうことが多くなったといえます。それとまた、こちら、戸田市でも同じだと思うのですが、平成12年4月に、容器包装リサイクル法が完全施行されてからは、今までは燃えるゴミとして出されていた、テイクアウト容器などのトレイやパックなどのプラスチック製の包装や容器などが、再利用されることになりました。またそれによって、戸田市においてもプラスチック製の包装や容器などが、燃えるゴミとして出されることなく、キッチンなどで汚れを落としてからリサイクルとして出されることになり、流しなどから流される汚れが増えている訳です。それとまた、新生活様式に生活スタイルが変化してから、料理やお菓子などを自分で作って食べる、いわば地産地消スタイルの食事なども、ここ戸田市でもさかんに行われるようになっていると思います。ではこの地産地消スタイルの食事のなにがいけないかというと、地産地消自体も決して悪い訳ではなくて、要するに料理の食材を詰まりの原因にしないことが大事だということです。基本的にはキッチンの流しの排水口には通常、ゴミ受けやワントラップという部品が付いていて、食材カスは排水口の奥までたどり着かないような構造をしています。でもそれだけでは足りなくて、できれば、流し台のすみには三角コーナーなどを置いく。そして、料理で出た食材カスは確実にその中に捨てる。また三角コーナーにはストッキングなどを装着するなどして、より細かな食材カスや粒子状のカスも、流し口に流さないようにすることが望まれます。それと、この際に絶対にやって欲しくないのが、調理に使った食材を不用意に流し口に流してしまうことです。たとえばホットケーキを焼いたとします。そして、調理の後には、フライパンには油が固まって付着しますし、小麦粉や卵や砂糖などの生地はボウルにべっとりと張り付いていますよね、またバターも溶けてお皿に固まります。もしそれらを不用意に、流し口に流してしまったとしたら、小麦粉の生地などはすぐに排水パイプなどに詰まってしまう危険があります。ですので、これらを処理するときは、空いた牛乳パックなどにボロ布を入れてその中に、余ったサラダ油を捨てるようにして、ゴミとして出すなどの方法がいいと思います。また、油専用の廃油処理剤などもあまり高くない値段で市販されていて簡単に手に入りますので、こういったもので処理するのもいいと思いますね。

このように、最近の食事スタイルの変化や、容器包装リサイクル法の施行などに伴って、家庭のキッチンの流しの使用頻度は今までとは比べることが出来ないくらい増えています。またそれに伴って、洗い物から流れ出る油脂類の量も増加しています。そして、このようにキッチンの流しなどから流れ出た油脂類は、しだいにキッチンの排水パイプの内部などに付着していきます。そして、この排水パイプの内部に付着する油脂類を人間の病気にたとえると、血管内部に付着して、恐ろしい動脈硬化などを招く、悪玉コレステロールに似ていると思います。一方これに対して、トイレのつまりトラブルなどを人間の病にたとえると、せいぜい便秘といったところでしょうか。便秘でしたら原因を取り除けば、それでスッキリすると思いますが、動脈硬化となるとそのようにはいきませんよね。また、この油脂類などが詰まりの原因となると、それに伴って不具合となる場所は多岐に及ぶことになります。たとえば、キッチン流し台の排水パイプ、排水桝、下水管、などです。たとえばこちらですと、戸田市の下水や川などに流れ込んだ場合、分解しきれない油が時間の経過とともに酸化されて、水中の酸素を消費して、生物などにも影響を及ぼすなどの危険があります。また、オイルボールといった浮遊物となり腐敗して悪臭を発生することもあります。そしてまた、ラードなどの常温で固まる油脂類は、下水管などを閉塞するだけでなく、ポンプ場や下水処理場などの浄化機能や沈殿分離機能などを阻害して処理機能を低下させる恐れがあります。また汚泥処理において、ろ過や脱水などにも影響を与えて、下水処理場の設備に障害を及ぼす危険なども考えられます。ちなみに、下の画像は、二次処理と呼ばれ微生物などによって下水中に含まれる有機物を除去する、標準活性汚泥法と呼ばれている下水処理のイメージです。なおこの標準活性汚泥法は現在日本の下水処理場では一般的とされています。ですので、もし戸田市などの下水や川などに油類が流れていくと、流れていった油脂類が、戸田市のみなさんの大事なライフラインである、下水処理場の設備の浄化機能や沈殿分離機能などを阻害してしまうことになる訳です。

このようにして、下水や川などに流れていった油脂類が原因で、もし戸田市にお住まいのみなさんのライフラインである下水処理設備が使えなくなった場合、これをまた人間の病気にたとえるならば、、排水パイプの内部に付着する油脂類が動脈硬化の原因だとすると、下水処理設備が使えないとなると、これはもう心肺停止の大変に重篤な状態だといっても過言ではないと言えるでしょう。ですので、私たちはこのような重篤な状況に陥る前に、まずは排水パイプなどに溜まる油類に気をつけなければいけません。ですが、流しの排水パイプなどに詰まるトラブル・故障などについてはほんの少しだけの注意で未然に防ぐことが可能です。ですから、そのためにも、今後いかに生活様式が変化したとしても、戸田市にお住まいのみなさんには、自宅の排水設備や、また川や下水、それとポンプ場や下水処理場などが元気にこれからも稼働し続けられますように、これまで以上に排水設備に対してのご配慮をお願いしたく存じます。

災害時のトイレの使用について

令和元年の房総半島台風や、熊本県などを中心に九州や中部地方など日本各地で発生した、令和2年7月豪雨などの地球温暖化が原因とみられる自然災害は、毎年その威力を増しているように感じられます。また、現在のコロナ禍においての災害時の避難所などへの避難のありかたなどについても議論が行われています。本項では、今後ますます増加が予想される、災害時の自宅や避難所のトイレの使用についての一考察を、トイレのトラブルを例に少し述べさせていただきます。それでまたこちらのケースでも、水の救急体・戸田市担当である私の、トイレのトラブル体験をもとにお伝えしたいと思いますが、その体験が、ここ、戸田市でのものではないことを、始めにお断りしておきたいと思います。それで、どんなトイレのトラブルなのかというと、漏れではなくて、詰まりのトラブルの方です。さて、そのトイレのトラブルが発生して、修理の依頼のご連絡をいただいたのですが、その時にたまたま運よく近くの現場にいましたので、すぐにトラブルのお客様宅に到着することができました。今日はついてる、と思いつつ、どんな風にトイレが詰まったかなどのことをお客様にお聞きしたのですが、そうしましたら、お客様からは意外な返事が返ってきました。私の方からの、「トイレは普通にご使用になりましたか。」といった質問に対して、「いえ、あまり普通には使っていませんでした。」とのお答でした。それで、どのようにあまり普通の使い方ではなかったかお聞きしたところ、「近頃は地震や異常気象などによる大規模な災害が多発しています。ですので、私は災害時の対策については節水が重要だと考えます。それで、現在はトイレの節水の研究をやっています。またこれまで、いろいろなトイレの節水を試してきました。それで、今実行しているのが、トイレのタンクにペットボトルとビール瓶を入れて、タンクの中の水の量を減らす方法です。この方法でかなりの節水に成功していると思います。またそのほかには、節水グッズを買って試したりしました。それと、「給水タンクの浮き玉を使う」という方法をインターネットで知って、その方法を実行してみようと思いましたが、やりかたが、いまいち理解できなかったので、この方法は試していません。」とのことでした。またそれに加えてお客様の話として、「もし今災害が発生して避難所に行こうとしても、コロナウイルス感染の密集を避けるなどの関係で、自分は避難所に入れてもらえず、帰されてしまうかもしれない。もしもそうなると、自宅避難などになる可能性が濃厚で、たとえば飲料用の水など、とにかく水は貴重になるはず、またトイレを流す水も同じはずです。」とのことでした。そう言われてみると、たしかに今後はコロナウイルス感染防止対策として、避難所に行かないような避難方法も考えられます。もしそうなると、たとえばここ、戸田市でも、知人宅や自宅の二階などへの垂直避難などが、戸田市の方から指示されるという可能性もあります。仮に、今後もしそうなったとすると、お客様が言われるように、今までよりも多めの水を自宅などに保管するなどの必要性は十分に考えられる訳です。

ここで話を戻しますが、トイレのタンクの中にペットボトルなどを入れて水量を調節する方法は、そのトイレに見合った量の水を流すことが出来なくなるため、トイレの詰まりなどのトラブルを引き起こす可能は確かにあるのですが、それだけではお客様のトイレが詰まった原因としては考えにくかったため、あえて私はトイレが詰まった時の状況をより詳しくお聞きすることとしました。そしてその結果として分かったことが、お客様がトイレの節水の研究で試したのが、「トイレの大小のレバーを使い分けるという節水方法」でした。またお客様はこの方法もネットで調べたそうなのですが、そのネットの記事の解説では、大の方にレバーを回して使うと、流れる水の量は、小用よりもかなり多くなってまうので、小を流すときは、小用で使ってください。という内容だったそうです。ところが、お客様はその大・小用のレバーの使い分けを、数日前から、大を流す時にも、小用の方で流していたらしいです。当然、小を流すだけでしたら、トイレが詰まるはずはありませんが、それが大となると当然、そういう訳にもいきません。その後、この数日でだんだんとトイレの流れが悪くなり、そして結局最後は流れなくなってしまった。つまり、誤った節水方法を試してトイレを流したことによって、今回のトイレの詰まりトラブルを発生させてしまった訳です。そしてまた、そのお客さまは、もしもの災害時の自宅の二階などへの避難対策として、断水になってしまって、トイレを流す時に必要な最低限の水の量を確認しておきたかったそうです。そして、それに使う水は風呂桶の水を予定していた。また、風呂桶の水は普段から流さずに溜め置くようにしておいて、それをバケツで汲んで流すつもりだったとのことでした。たしかにお客様のお考えは、災害という有事を想定した素晴らしい考えだとは思いました。しかし、災害が発生して、水道が断水してしまうと、断水が復旧するまでは、たとえお客様がお風呂の水でトイレを流したとしても、流せる水の量が少ないため、トイレットペーパーや汚物などが流れずに排水管の中で止まってしまって、そこがボトルネックになってしまう危険性もあります。またそれは下の写真などのように、避難所などにおいても同様だとされています。ですので、おそらくこちら、戸田市でもそうだと思うのですが、たとえば避難所などであれば災害時用の簡易トイレなどが用意されていると思いますし、またご自宅などであれば、可燃ごみの袋をトイレの便座の下に乗せて、その中に切った新聞紙や紙おむつなどを入れた状態で使用して、あとはそれを可燃ゴミとして出す方法などを推奨していると思います。またもし、自宅のトイレのドアが開かないなどといった状態でしたら、ある程度の強度のある段ボール箱などを簡易トイレに代用することも可能だと思います。以上のような理由から、お客さまには、災害時などの断水の時には、お風呂の水などでトイレを流す方法は取らないでいただくようご説明して、ご理解いただいたて、無事修理を終えた次第です。

ところで、戸田市のみなさんは、下の写真にあるような、自治体の下水を利用した、災害時に下水がそのままトイレとして利用する方法があることはご存じでしょうか。この下水を利用した災害時用のトイレですが、私はこのアイデアはすごくいいなと感じます。たとえばさきほどの、簡易トイレなどを利用した場合、私をはじめとして、みなさんもあまり慣れていない方法だと思いますし、夏場などは、どうしても衛生面での問題もあると思います。それと、実際に使ってみたら、匂いなど、それなりにかなり厳しいものがあるのではないかと想像できます。ですがそれがもし、この下水を変身させたトイレが利用できるとしたら、衛生面の問題などからは完全に解放されると思いますし、それとまた、簡易トイレなどから出るごみも減らせて、まさに一石二鳥です。ところで、簡易トイレから出るごみの処分方法についてですが、災害時に実際にあった例として、簡易トイレから出されたごみが、ごみ収集車で破裂して作業員がし尿を浴びてしまった事例があるそうです。ですので、こちらについても、戸田市のほうに災害時の簡易トイレからのごみの出し方になどについて、今のうちに確認しておいたほうがいいかもしれません。いずれにしても、今後の災害時のトイレの使用については、まだまだ改善すべき点が多いように思えます。ちなみにですが、このような自治体の下水を災害時のトイレに変身させる方法については、まだまだ普及が進んでいないのが実情だと考えられますので、もし興味がおありの方は、戸田市のほうにお問い合わせいただくのもいいかと思います。

◆水道の話題について

もっと世界に誇りたい、日本のおいしい水。

さて、日本の水道事業は、明治20年に、神奈川県の横浜市で水道管が布設されたのが始まりだとされています。またその後、明治22年に函館、そして明治24年には長崎というように、港湾都市を中心として、日本の水道は次々と整備されていきました。ではいったいなぜ、このような港湾都市を中心にして水道の整備が行われたのかというと、それには理由があります。当時恐ろしい伝染病であるとされていたコレラは日本国内では、安政5年に2度目の大流行となりました。このコレラは、その致死率の高さと、感染スピードの速さから、コロリ「虎狼痢」や鉄砲などと呼ばれました。また、長崎から伝染が始まったとされ、わずか数ヵ月で江戸まで感染拡大し、その後の数ヵ月間で、10万人以上の死者を出したとも伝えられています。また当時は、貿易などによって海外から持ち込まれるコレラなどの伝染病は、水を介して広がると考えられていました。そこで、時の政府は港湾都市を中心とした水道の整備を進めて、伝染病の感染拡大を阻止しようとした訳です。ちなみに、現代においてもこのような伝染病の感染拡大への対策は、現在、全世界的に猛威を振るっている、新型コロナウイルス対策などにも生かされていて、たとえば、身の回りの生活環境を常に清潔に保って、石鹸による手洗いの徹底や、消毒液を使ってのコロナウイルスの除菌を行うといった、防疫対策などにも相通ずるものがあるように感じます。このことを見ても、普段何気なく使っている水道ですが、私たちの生活や命そのものを守るための、大変に重要な役割を果たしている事が分かります。またそのことに加えて、日本の水道はその普及率の良さのみならず、設備の面においても世界の先進国の主要大都市の平均的な漏水率が約30%といわれる中で、東京都の水道設備においては約3%という驚くべき低い漏水率を維持しています。その点だけを取り上げても、日本の水は十分世界に誇れるのですが、またそれにもまして、日本の水の水質の良さや、美味しさなどといった観点からも、他の主要先進国の中でもトップを競っていると思います。たとえば、ここ戸田市内のどこでも美味しい水道水を飲むことができます。ところがそれに比べて、こちら戸田市のように、水道水をそのまま飲むことが出来る幸せな国は、世界でもせいぜい10カ国くらいしかありません。たとえば、私が以前に訪れたヨーロッパの国々でも水道水には石灰分が多く含まれていて、煮沸してからでないと、水道水はそのまま飲むことはできませんでした。また、その後帰国して空港で水道水をいただいたのですが、それがすごくおいしかったと今でも鮮明に記憶にあります。ですからこのように、水道の蛇口から出てきた水をそのまま飲める、戸田市のみなさんは、世界でもあまり例を見ない大変に素晴らしい、水資源という自然の恩恵を享受していると思いますし、またこのことは大いに世界に胸を張って、誇れることだと存じます。またそれとですが、新型コロナウイルスの影響ですっかり冷え込んでしまった感のある、我が国の主要産業である観光業ですが、とりわけインバウンド需要の低下、観光収入の減収は現在においても大変大きく、深刻な問題になっています。このことに関しても、アフターコロナ、またウイズ・コロナの適切な時期を見つけて、これまで以上に日本のおいしい水を世界に発信して、たとえば、「日本の名水100選飲み歩きツアー」などといったものを企画するなどして、落ち込んでしまったインバウンド需要のV字回復も見込めるのではないかという期待も湧いてきます。いずれにしましても、私たちが生活する上での重要なライフラインである水道は、生きていく上で当然必要欠くべからざるものであるとともに、日本の水はその水質と美味しさで、世界にもっと胸を張って誇れ、かつアピールできる、数少ない資源だと呼べるものではないでしょうか。

コロナ禍と、水道のトラブルや故障との関連について

こちらの前の項では、日本のおいしい水やまたこちら、戸田市の水道水の美味しさなどについてのお話でしたが、こちらの項では、そのような内容ではなくて、最近特に私が感じている、どちらかというとあまり嬉しいとは言えない、コロナ禍と水道のトラブルや故障との関連についての内容になっています。それで具体的にはどういうことかというと、水道の通常のトラブルや故障については、これの原因として多いのが、キッチンの流しの蛇口などからの、水漏れや水垢、赤さび、また、洗面所の蛇口の不具合による水漏れ、そしてまたお風呂のシャワーヘッドからの水漏れ、などといったことが定番で多いトラブルや故障として挙げられると思います。またこのような水漏れのトラブル・故障については、発生する時期の法則のようなものがあって、ここ戸田市でも、大体いつごろ多発するのかといったことが予想出来ます。では、またそれはいつなのかというと、このような水漏れのトラブルや故障はズバリ申せば、人々の移動が多い時期に決まって多発するということが言えると思います。つまり、それは引っ越し業者さんの繁忙期と重なっていて、季節としては大体、冬から春にかけてです。また、月でいうと3月と4月くらいですね。これは、3月と4月は会社の定期移動の時期にあたることと、大学などの学校の卒業と入学のシーズンに該当するからで、早い話がアパートやマンションなどの部屋の引っ越しが増える時期だということです。ですが、普通に考えると、このようなお引っ越しシーズンのアパートやマンションなどの部屋の出入りについては、前の住人が退去して空部屋になったところに、そのまま別の人が入居する訳ですよね。ですので、こちら戸田市でも同じことがいえると思いますが、水道のトラブル、故障といったものが引っ越しによって起こるというのも、不思議といえば不思議な話ですよね。では、アパートやマンションなどの引っ越しで、どうして水道のトラブルや故障が増えるのかというと、これにつきましては、私は心理学者ではありませんので、はっきりとは申し上げることはできないのですが、この理由としては、「水道を使う入居者さんの感性や思惑」が関係してるように思います。つまりそれはどういうことかというと、たとえばここ戸田市内のアパートで、今まで住んでいた人が洗面所でたまに水を使って、そして、その洗面所の蛇口のパーツから水が漏れていたと仮定します。ところが、その人は洗面所でたまに顔を洗うくらいで、蛇口をひねった時に少し水が漏れる程度なので、さほど気にもならず、わざわざ不動産管理会社に連絡して、忙しい時間をさいてまで修理してもらう気にもならず、そのまま使い続けて退去したとします。ところが、次に入居した人は、入居直後に洗面所の蛇口から水が漏れていると気が付いたらどうでしょう。おそらく少しの水漏れでも気になって、そのまま使おうと思う人はいないはずです。これが「入居者さんの感性」の部分となります。特に今までの入居者さんが男性で、次に入居した人が女性だとしたら、その感性の差は如実に現れるはずです。それとまた、洗面所の蛇口のパーツを取り替えるなどの修理をしてもらうと仮定して、その修理費についても、入居者さんに修理費の支払い義務は一般的には発生しないはずです。つまりそれに要した修理費は、アパートやマンションのオーナーさんが支払うことになります。それに加えてですが、アパートの入居付けなどを請け負っている会社の、少し気の利いた営業マンでしたら、蛇口自体は水漏れなどの故障がなくても、今の古くなった蛇口を新品に交換することを条件に、入居の契約まで持ち込む人もいるくらいです。ですので、次の入居者さんは、なおさら修理してもらいたい、また、出来ることなら蛇口自体を新品に交換してもらえたら、尚更嬉しいと思う気持ちは強くなるはずです。つまり、これが「水道を使う入居者さんの思惑」になります。ですので私が想像しますに、「水道を使う人の思惑や感性」が理由で、一年を通してこの時期は引っ越し屋さんと同様に、私たち水の救急隊、戸田市担当も忙しいのだと考えられます。

またこれまでですと、このように、3月と4月のお引っ越しシーズンが、一年を通して引っ越し業者さんや、私たち水の救急隊、戸田市担当などの繁忙期でした。ところが、今大きなな問題になっている新型コロナ禍によって、どうもこの水道のトラブルや故障の繁忙期の様相が変わってしまったように感じます。つまり、今までのお引っ越しシーズンが繁忙期だといこと自体には変化はないのですが、このコロナ禍が原因で、私たちの生活様式の変化が起こったとでもいうのでしょうか、それはここ、戸田市のみなさんも同様だと思うのですが、今まで毎日会社に通勤していた人がテレワークなど、在宅で仕事を行うケースが増えているはずです。また、そのことに伴って、今までどちらかというと地代の高いところに事務所を借りていた会社が、テレワークで仕事が回るのなら、なにも地代が割高なところに事務所を借り続ける必要はないと判断して、今ある会社の事務所を、賃料が安めのアパートや、中古の一戸建住宅などに借り替えをするケースが、このところ増えているような気がします。それとまた、サラリーマンのかたで、残業が減るなどして、今後はコロナ禍以前のような収入が見込めなくなり、銀行ローンで購入したマイホームの毎月のローンが返せなくなって、やむにやまれず、虎の子であるマイホームを手放して、賃料が割と安めのアパートなどに移り住む人も増えているようです。またこのような住替えなどに伴う引っ越しの場合、会社の定期異動や学生さんの引っ越しなどと違って、どちらかちうと、今まで空室だったところに越して来るというのが一般的のようです。またそのようなケースですと、引っ越し先の物件もそれなりに、キッチンの流しや、洗面所などの蛇口、お風呂のシャワーヘッド、またトイレのゴムフロートなどの、ゴム製のパーツ類なども当然経年劣化していて、水漏れなどのトラブルも発生しやすい状態になっています。つまり、このような「コロナ禍引っ越し」が原因での、水回りのトラブルや故障が増えてしまっているのが現状です。またそれに加えて、「コロナ禍引っ越し」の引っ越し先は、それなりの築年収も経過していますので、水道の蛇口自体の故障などで蛇口を新品に交換するとなっても、今まで使っていた蛇口については、そのほとんどが、水とお湯の蛇口が別々になっていて、ハンドルを左右に回して水やお湯を出したり、止めたりするタイプだったのですが、今の主流は、レバーの上下で水を出したり、止めたり出来る、シングルレバーのハンドルです。それとまた、蛇口故障の修理方法などについても、「水道を使う入居者さんの思惑」という要素などが手伝ってなのか、ハンドルを左右に回す従来の蛇口でいいよ、と言っていただけるお客様は今はほとんどいません。またそうなると、シングルレバーハンドルの蛇口をお取り寄せしてからの交換修理となる訳ですが、これにもかなりの時間を要します。さらには、ここ戸田市でもそうかも知れませんが、行政さんのほうで、コロナウイルス感染防止の対策で、小学校などの水道の蛇口を、今までの回すタイプの物からシングルレバーの蛇口に交換する所が多く、そういった地域では、シングルレバーの蛇口が品薄状態で、型番によっては、なかなか入荷しないものもあります。ですので、そういったケースは修理に余計に時間がかかることとなり、お客様にご不便やご迷惑をおかけしているのが実情です。思いますに、ほんの数カ月でこのように大変なコロナ禍の世の中に変わってしまうことなど、世界中の誰が予想できたでしょうか。願わくば、とにかく、一日も早い新型コロナウイルスの終息と、戸田市のみなさんの生活が元に戻ることを心から祈らずにはいられません。とは申しても、私たち水の救急隊に出来ることは、水のトラブルでお困りのお客さまに、一分でも、また一秒でも早く駆けつけて、即座に修理することこそが使命であると固く心に決めて、素早い対応に心がけていく所存ですので、なにとぞ今後とも、よろしくお願い申しあげます。

今後に期待される再生可能エネルギー、水力発電について

令和元年の12月に、スペインのマドリードで気候変動枠組条約第25回締約国会議、通称COP25が開催され、そのなかで日本は、石炭火力発電の継続利用や、脱石炭や温室効果ガス削減などに対して積極的な姿勢を示せませんでした。またそれにより、国際環境NGOのほうから、「化石賞」というあまり嬉しくない賞をいただきました。どうやら日本は、過去のCOPでも何度か化石賞を受賞している、いわゆる「化石賞常連国家」なのだそうですが、今回は日本が温暖化対策に非協力的だというイメージが他の国よりもより強かったようです。しかし、水の救急隊・戸田市担当の私としては、逆になんとかこの受賞をきっかけにして、政府は石油や石炭、また天然ガスといった化石エネルギー中心の政策から、水力、太陽光、風力などの、どこにでも存在して、枯渇しない、そしてCO2を排出しない、再生可能エネルギーを中心としたエネルギー政策に、思い切った舵取りをしていただきたいと思います。さて、この再生可能エネルギーですが、戸田市のみなさんもご存じのように、再生可能エネルギーには水力、太陽光、風力、地熱などがあります。そして、これらの数ある再生可能エネルギーの中で、私が今一番今後に期待している再生可能エネルギーが水力です。ちなみに、日本で初めて水力発電が実用化されたのは明治20年代です。また、この時代に建設された、仙台の三居沢発電所や京都の蹴上発電所などは、今でも立派に可動しています。このように、水力発電は、長い期間にわたって安定した発電が可能であるばかりでなく、太陽光や風力などのようにあまり天候などにも左右されず、また完全にクリーンなエネルギーだということが実証されています。そしてまた、百年以上にわたる日本の発電の歴史の中で、水力発電が果たしてきた役割もその時代の背景とともに変化してきました。たとえば、オイルショック以前は急速な経済成長に伴う逼迫した電力需要の担い手として、またオイルショック以降は石油に替わるエネルギーとして活躍してきました。加えて現在においては、東北大震災による福島原子力発電所の事故に伴う原子力発電事業の見直し、また地球温暖化対策としても、国民の熱いまなざしが水力発電に向けられつつあります。

それと、水力発電所建設の歴史が日本のオイルショック以前の、日本の発電の歴史そのものと言っても過言ではないと思います。我が国の水力発電所は、狭くて山が多いという日本特有の地形を最大限に利用して、急峻な山間部に建設されてきました。また日本にはこれまでに水力発電所の稼働を目的として建設されてきたダムは数多くありますが、これらのダムの中でも私の印象に強く残っているのが、戸田市のみなさんにも旧知のことと思いますが、富山県黒部市の黒部川上流部にある黒部ダムです。ここで少し、黒部ダムと黒部川第四発電所について記させていただきますが、この発電所は通称「黒四」と呼ばれている、関西電力の水力発電所です。この「黒四」は、電力供給が国家的な課題だった戦後の復興期に、関西電力が関西地域の深刻な電力不足を解消するために構想されました。そして当時、自社で水利権を持っていた黒部川に大田垣社長の決断で建設が開始されました。この峻険な黒部渓谷へ膨大なダム建設資材を運び込むために計画されたのが、ダム建設地と長野県大町市を結ぶ全長約5.4KMの大町トンネルでした。そして、その工事の中で最も難しいと言われていた大町市の扇沢から約2.6KMの区間を担当したのが熊谷組さんでした。またこのトンネル工事の物語は、1964年に木本正次さんのノンフィクション小説「黒部の太陽」に描かれていて、1968年には石原裕次郎さんと三船敏郎さんお二人の製作・主演による映画「黒部の太陽」としても公開されました。またこの映画の撮影中に石原さんは、ご自身の意識を失ったり、手の指を骨折したりするほど、撮影は過酷なものだったそうです。私もこの映画はDVDで見たことがありますが、とにかくトンネルから湧き出る水がものすごい量で、破砕帯という地質の恐ろしさを思い知りました。そしてこのダムは171人という尊い殉職者を出し7年という長い歳月をかけて、1961年1月に完成しました。それと、完成当時は25万kWを発電していたそうです。ちなみにですが、以前この黒部ダム建設をテーマにして、NHK総合テレビのドキュメンタリー番組「プロジェクトX挑戦者たち」が放送されました。またこの番組放送の反響が大きかったためか、2002年末の第53回NHK紅白歌合戦では、歌手の中島みゆきさんがプロジェクトXのテーマ曲「地上の星」を、関西電力黒部専用鉄道の駅構内のトンネル内で生放送で歌いました。戸田市のみなさんも、機会がありましたら、「黒部の太陽」や「プロジェクトX挑戦者たち」などを見ていただいたり、実際に黒部ダムを訪れてみてはいかがでしょうか。現在のような近代的なトンネル建設の技術などがなかった時代に、人が容易には近づけなかったような、北アルプスの急峻な山の中に水力発電所を命がけで建設した人たちのご苦労をかいま見ることが出来るかと存じます。

さて、私がこれから期待する水力発電についてですが、戸田市のみなさんはマイクロ水力発電をご存じでしょうか。このマイクロ水力発電の定義については、世界的には各国ともまだ統一されていないようですが、一般的には大体10,000kW以下の小規模な水力発電のこととされています。ではなぜ水の救急体・戸田市担当である私が、マイクロ水力発電に期待しているのかというと、その一番の理由は、このマイクロ水力発電が他の再生可能エネルギーよりも大規模な土地や設備などを必要としないことです。それに加えて、風力や地熱などに比べて、設置する場所や環境などを選ばないこともその理由にあります。しかし、戸田市のみなさんも、自分の身近でそんな水力発電所を作ることが可能なのかという疑問は当然お持ちになると思います。実は私も最近のマイクロ水力発電の技術について知る前は同様の疑問を持っていました。ここで下の画像を見ていただきたのですが、これは空調機器大手のダイキン工業さんが開発した、マイクロ水力発電の装置です。ちなみに、ダイキン工業さんはエネルギーソリューション事業を重点戦略テーマの1つとして掲げていて、マイクロ水力発電システムを2011年度から環境省の委託事業として開発に着手してきたそうで、これまでに富山県や福島県の水道施設などで実証実験を重ねてきたそうです。そして、今後は全国の自治体、たとえばこちらであれば、戸田市が所有する水道施設などを活用して再生可能エネルギー事業を展開していくとのことです。また、開発された発電システムは、既設の水道管に接続して、配管を流れる水の圧力を利用して発電する仕組で、出力は22kWと75kWの2種類を開発しているそうです。それと、一般的な水道施設に導入して設備利用率を80%で試算した場合、22kWでは年間154MWh、また75kWでは526MWhの発電量が見込めるという具体的な数字も試算されています。もしこれが実現されて、たとえばここ、戸田市の水道施設や、戸田市の一般家庭の水道施設に導入されたりしたと想定するとします。そして、そのマイクロ水力発電装置から発電された電力の分を、戸田市内で消費される電力に充当すれば、当然石炭火力発電の稼働の軽減に繋がります。とにかく、既存の水道設備がそのまま発電設備に変身出来て、それで石炭火力発電の稼働が減らせて、またそれが地球温暖化の防止になるとしたら、全く画期的だと思います。もしそうなると、今後のCOPなどの場などでも、日本がこれまでの、「化石賞常連国家」から抜け出せるかも知れません。