墨田区の水トラブルなら







「一現場・一担当制」 を採用しており、 同じ現場には、同じ担当者を派遣します

水の救急隊は、「一現場・一担当制」をとっております。そのため、もし再度の御依頼の際にも、大きな安心感を提供できます。

作業終了後も何かあったとき、すぐに 電話に出ます。決してお待たせしません

コールセンターは、つねにお待たせすることなく対応が可能です。

もちろんPL保険に加入しているので、万が一の事態にも保証

水道トラブル修理の際に、どのような不測の事態があっても、お客様のご自宅や設備を守ることが出来ます。

設置器具の無料保証も完備しています

新たに設置させていただいた器具・設備に関しましては、メーカーの定める保証に完全対応しております。

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万が一、御依頼と違う場合には、クーリングオフを適用することが可能です。





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24時間フリーダイヤル受付中です

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水の救急隊が高品質な修理。



経験豊かなプロが大至急で駆け付け、あらゆる水まわりのトラブルを解決いたします!


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最高のスピードでトラブル対応!


水が出ない!止まらない!漏れてきた! 墨田区



24時間365日年中無休で、営業土日祝日ももちろん、年末年始やお盆の時期のトラブルも対応が可能です。


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現金・クレジットカード・銀行振込をはじめ、多様な支払い方法に対応。さらに、出張費、見積り費、深夜早朝の割増費、キャンセル費は無料です。 墨田区でお困りの方は、ぜひ水の救急隊までお気軽にご連絡ください!



水の救急隊(水道修理プロ)墨田区・担当者より

お世話になっています、水の救急隊・墨田区の担当スタッフです。ひごろから水の救急隊をご愛顧いただきまして、心からご感謝申し上げます。私が勤務しますここ墨田区は、人口は約26万人で、全国でも有数の人口密集地帯の東京ですが、そんな東京の区の中でも墨田区は人口密度的にはそれほど高くなく、16位となっています。さて、2012年5月に世界が注目する東京スカイツリーを開業した東京都墨田区ですが、634メートルと世界一の高さを誇る展望タワーと複合施設「東京スカイツリータウン」には、開業当初の想定を30%も上回る約328万人が来場し、世界が注目する、東京でも人気の観光スポットとなりました。それとまた墨田区の歴史は深く、現在でも墨田区は昔ながらの文化が色濃く残っている下町情緒ある地域です。また墨田区は隅田川の花火大会をはじめ、両国国技館での大相撲や向島の花街文化、また江戸からの伝統を引き継ぐ職人の技やものづくりの技術など、東京の下町の魅力がいたるところに溢れています。そしてまたこの隅田川と言えば、全国的にも有名な隅田川の花火大会ですが、東京三大花火大会の一つに数えられていて、毎年100万人近い人出があるこの花火大会では、約2万発以上の花火が打ち上げられます。そしてまた、この美しく豪華な花火大会の眺望を期待して、隅田川周辺のマンションを購入する方もいます。ちなみに、マンション分譲業者が別のマンションを建設したことにより、花火が見られなくなったとして提訴したこともあったようです。それと、歴史の舞台にも度々登場する両国は墨田区内では南部に位置します。またここは両国国技館のある、相撲の町として全国的に名前を知られていて、両国のいたるところで相撲部屋やちゃんこ屋さん、足袋屋さん、蕎麦屋さんなどを見ることができます。 それとまた街の中で着流し姿の力士を見かけることもしばしばあります。そして東京の下町の向島は、墨田区の中西部に位置しています。今でも100名近くの芸妓を抱える向島の花街には、料亭が立ち並び、夜となれば芸妓がそぞろ歩く姿なども見られます。また料亭を中心に寿司や蕎麦、洋食、和菓子、など地元に根差した美味しいお店が軒を連ねます。私はこのように、隅田川花火大会、両国国技館、向島の花街などがある、ここ墨田区でお仕事をさせていただくことが大好きで、大変誇りに感じていますし、こちらで水道修理専門のプロとして活動させていただき、みなさまのお役に立てることに、日々嬉しさを実感いたします。加えて申し上げますと、水もれの修理作業が終わって、お客様から「電話したら、すぐに来てくれて、急いで修理してくれて、助かりました。ありがとう」などと、お褒めのお言葉を頂戴したりしますと、こちらも嬉しくて、秘かに小踊りしてしまうこともあります。それと、この仕事をやっていて、本当によかったと心から思います。できましたらこれからも、この地、墨田区でお仕事を続けたいと思います。ここで少し、墨田区の水源環境について触れてみますと、東京都の水源は、ほとんどが河川水で、78パーセントが利根川及び荒川水系、また残りの19パーセントが多摩川水系です。昭和30年代までは、その水源の多くを多摩川水系に依存してきましたが、その後、急激な需要の増加に対応するため、利根川水系の水資源開発に合わせて、利根川水系への依存度をアップしてきました。なお、その水質については、一般の蛇口より採水する給水栓水の水質において、決められた水質基準をすべて満たしていて、良好な水質が確保されています。このように、墨田区の水源として、荒川水系や利根川などの水などでまかなわれていることは、墨田区の自然環境がいかに素晴らしいかを物語る証しであるといえると思います。また、水の都百選にも指定されており、川の手墨田との異名も有名。周囲にたくさんの水環境があるため豊かな景観をもちますが、海抜が非常に低いために、東京都内でも特に災害対策がさかんな土地でもあります。その墨田区で、私ども水の救急隊・現場プロスタッフは、水まわりの器具、蛇口やキッチン、お風呂やトイレなど、どのような形状の水道関連設備に対しても、間違いのない修理施工をさせていただいております。トイレつまり、お風呂、パイプ水漏れなどの故障修理サービス需要が緊急で発生した時、われわれ水の救急隊・水道トラブル専門プロは、区民の皆様の生活を守ります。水回りのお困りごと全般に救急対応させていただいておりますが、フリーダイヤルにお電話いただくことで、エリア内でしたら通常30分以内で駆け付けることが出来ます。 コールセンターが24時間対応しておりますので、水道トラブルの際はぜひ、ご利用ください。私ども水の救急隊、現場専門スタッフが熟練の技術で水道・台所、お風呂やトイレなどの生活用水のお悩みを解決して見せましょう。墨田区の皆様に、今後も最高の水道環境を提供し続けることをお約束いたしましょう。ところで、これまでの墨田区のみなさまの生活様式を一変させてしまった感のあるコロナ禍について、水の救急隊(水道修理プロ)墨田区・担当者の私が個人的に頭を悩ませていることがあります。それは何かというと、コロナ禍以前に比べて水トラブルが増加したことです。水トラブルが増加した理由の一つとして、コロナ禍対策で蜜を避けるためなるべく外出しないことや、テレワークに仕事方法をシフトしたことなどによって、在宅で過ごす時間が増えたことがあります。そのため水道設備を利用する頻度が増え、それに伴って水トラブルも増えたのだと考えられます。そこで墨田区のみなさまに特に気をつけていただきたいのが、「トイレの水がチョロチョロ流れる」というトラブルです。この「トイレの水が流れ続ける」という水トラブルですが、蛇口などの水道器具の水トラブルに比べて発見が困難なため、どちらかというと見逃されがちです。ところが、「トイレの水が流れ続ける」という水トラブルは、水道料金を無駄に支払うことになりますし、限りある水資源の浪費にもなります。つまり、トイレ設備の水トラブルの方が他の水道設備の水トラブルよりも、お金についても、また自然環境についてもハイリスクだといえます。ですから、「トイレの水トラブルを減らすことが墨田区のみなさまの大切なライフラインである水資源の保護に繋がる」、という広い視野でお考えいただき、なるべく早く修理していただくことをお勧めします。それとまた、コロナウイルスが流行し始めた時期から、水トラブルの【修理工事費のトラブル】、特にトイレトラブルの【工事費に関するトラブル】が多発しています。この水トラブルの【工事費のトラブル】についてですが、水トラブルが発生して、運悪く水道局の指定を受けていない水道工事業者に水トラブルの修理を依頼してしまった場合などに、【修理工事費トラブル】に発展するケースが多いようです。ちなみに、私ども水の救急隊のような、水道局から指定を受けた水道工事業者であれば、水トラブルの状況を確認してから、お客様に具体的な水トラブルの修理方法と、工事費の見積金額を明示して、お客様のご了解をいただいてから水トラブルの修理作業を行うのが通常です。ところが、悪意ある水道工事業者(水道局の指定を受けていない)は、修理方法の説明や、工事費の見積金額を提示せずにいきなり水トラブル修理作業を行い、やたらと高額な修理費を請求して、その場で支払を要求することが多いようです。また、水トラブルが起きる時間帯としては昼よりも夜間の場合が多く、夜間に水トラブルが発生した場合、それもアパートなどの共同住宅ですと、周りの住人の迷惑を考えてしまい、朝までそのまま水トラブルを放置しておく訳にもいかず、水道修理業者に言われるままに修理してしまう場合が多いようです。ちなみに、このような【修理費トラブル】に遭った人の中には、トイレの取り外し工事費が9万円、またトイレ修理費の総額が30万円などと、とんでもない金額を請求をされて、支払わされた人もいるそうです。ですので、仮に水トラブルが発生して修理依頼した場合に、「水トラブルの修理に来ました・・・」と言って修理の人が来たら、いくら深夜でせっぱ詰まった状況だとしても、工事前にその水道工事業者が行政の指定を受けている工事業者なのかどうかの確認を行う、また水トラブルの修理費の見積を工事の前に確実にもらうなどして、しっかりと業者の信頼性と安全性の確認を行ってから修理してもらうようにして下さい。そしてもし、それらの確認を行わずに修理してしまい、仮に30万円などといった高額な修理費を請求された場合は、たとえ支払えるお金があったとしてもその場での支払いは行わずに、日を改めて修理を行った水道工事会社に電話して修理費の値下げ交渉を行うようにして下さい。その場で請求された修理費を支払ってしまうと、後で返金してもらうのはかなり困難なようです。またこれに加えて、このような水トラブルの【修理工事費トラブル】とは別の、新型コロナウイルス絡みの新手の【水道管詐欺】が増加しています。ですので、これはもしかして悪質商法や詐欺かな、と疑われる場合は、警察の相談専用電話【#9110】に電話して下さい。全国どこからでも電話をかけた地域の警察本部などの相談窓口につながるはずです。一日も早いコロナウイルスの終息と、墨田区のみなさまのご健康と、ご健勝をこころからお祈りいたします。



水の救急隊が東京・墨田区で喜ばれている理由


■予測できない「水のトラブル」に緊急対応いたします

われわれの日常生活において、水の無い暮らしは考えられません。

そのように大切な水の、重大なトラブルは急に発生することがあります。快適な生活を守るために、迅速に解決しなければなりません。
水の救急隊では、24時間年中無休のコールセンターが稼働しており、日中や夜間など時間帯に関係なく、あなたのお家の水トラブルに緊急対応いたします。

■墨田区ではすべての作業対応場所を確保

いきなりの水トラブルにお困りの、あらゆるお客様にサービスをご提供するために、水の救急隊は東京・墨田区の全エリアにて作業を提供いたします。
家庭でのトイレ、キッチン、お風呂などの水漏れや詰まり、その他配管の故障などはもちろんのこと、店舗や会社の事業所など商業施設でも対応が可能です。

■お客様ごとに、丁寧なご提案

水の救急隊は、水回り関係の修理サービスにおいて、可能な限り、お客様のご希望にそった内容をご提案させていただきます。
いっぽう、緊急トラブル対応だけでなく、消耗品や部品交換のみのご依頼も承っておりますので、どのような些細なご希望・ご要望でも、お気軽にお申し付けください。

■作業内容・作業料金は事前に説明します

水の救急隊は作業後に追加料金が発生することはありません。
水回りの修理を行う前に必ず作業内容のご説明と見積書の提示を行っております。
作業完了後は、見積書に記載された料金のみいただいておりますのでご安心ください。

※追加作業をご希望される場合は料金が発生することもあります。
※対応エリア・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。



◇まずは必ず止水をしましょう!


水が止まらないとか、水漏れが止まらないなどの症状が出た際には、止水栓を閉めてから原因箇所と修理方法を探りましょう。

・止水栓は基本的に、各水道設備についています。

・また、水道メーター近くに元栓で止水することができます。

いったん水を止めて、落ち着いてからご相談ください。




サービス対応エリアは墨田区内すべてです

それぞれにおいて、迅速な対応が可能です。

さらに詳細な地名を記載いたします。

京島、両国、東向島、向島、緑、八広、立花、錦糸、千歳、菊川、本所、江東橋、墨田、文花、業平、東墨田、立川、東駒形、堤通、横川、亀沢、横網、吾妻橋、太平、押上、石原


これらすべての場所で、水道局指定業者である東京墨田区の担当プロが、真心をもって、丁寧に作業させていただきます!



水の救急隊(水道修理プロ)墨田区・担当者より Part2

どうも、二度目の登場となります水の救急隊・東京都墨田区の担当スタッフです。ここまでお読みくださり、まことにありがとうございます。せっかくですので、さらに、地域の水道に関して、知識を提供させてください。この項では墨田区のみなさまへの水回りのことや、水トラブルなどのことについて、私、墨田区担当スタッフから前項ではお伝えしきれなかった内容につきまして記してあります。これを読んでいただき、少しなりとも墨田区のみなさまの水トラブルの際の一助となれば、望外の喜びとするところです。なにぶん、私が思いついたまま、ペンの走るままにまかせて書いてありますので、読んでいて、内容にまとまりがないと感じられるかも分かりませんが、どうぞよろしくご容赦いただきたいと存じます。

水トラブルの原因はある程度なら自分で調べられます。

最近、なんだか水道料金が急に高くなった、また、晴れた日でも地面が湿っている、などといったことはありませんか。 それは、もしかすると水漏れが原因なのかもしれません。そんなとき、ある程度はご自分でも、どこに水トラブルの原因があるのかの調査は可能です。基本的には、漏水か所が水道メーターよりも、お客様の水道設備ならば、支払いの義務が生じてしまいます。また、それとは逆に、自治体側の水道設備、つまり本管から水道メーターまでの個所であれば、墨田区のほうで修繕することになりますので、当然、お客様に支払いの義務はありません。そこで実際に、水トラブル原因がお客様の水道設備なのか、それとも墨田区の設備なのかをご確認いただく必要があります。まず前準備として、全部の蛇口が止まっているか確認します。つぎに水道メーターの場所を探します。一戸建住宅などは、玄関先場などに埋められている場合が多いです。また、水道メーターは水道局の指定で、以前は鉄製のふたが多かったのですが、最近のものは樹脂製で出来ているものが多く、またふたの色は青か白などになっています。では、何を見るかというと、全部の蛇口を止めた状態で、水道メーターのパイロットがクルクル回っているかどうかを確認します。もし、パイロットが回っていれば、水を使用している状態だという意味です。つまり、蛇口を止めたのにパイロットが回っているということは、どこかから水が漏れているということを意味します。そして、パイロットが回ることで水道料金は加算されていくことになります。その結果として、もしパイロットが回っていたら、お客様側の設備で漏水していると思われますので、出来るだけ早急に修理が必要となります。それとは反対に、もしパイロットが回っていなければ、お客様側での漏水はしていませんので、もし、水道メーターの近くの地面が濡れているようでしたら、水道局のほうにご連絡願いただきたいと思います。このように、水道メーターのパイロットの動作を確認することによって、ある程度でしたら水漏れ個所を特定することが出来ます。また、パイロットは、水の流量によって回転する速度が違います。たとえば、水道管の破断などで、水が漏れているのであれば、パイロットは物凄い速さで右回転しますし、また、少しだけ流しているときなどは、それなりにゆっくりと回転します。ですので、普段からパイロットの動作状況をご確認いただくことで、ご自宅の水道の使用状態を把握することが可能です。

■もし、パイロットが回り続けていたらお気軽にご相談ください

ここまでが、水道メーターのパイロットを使っての水漏れの確認方法です。一般的には、パイロットの動作の確認などによって発見された水トラブルの場合は、蛇口の水漏れなどの水トラブルに比べると、水漏れが目視で確認できないことが多いので、緊急度とお困り度が低いように感じられて、あまり気にしなくていい水トラブルなのだと誤解されてしまう傾向にあり、どうしても見過ごされがちです。また、このような、水漏れが目で見えない水トラブルは、一度見過ごされてしまうと、ずっとそのまま放置されてしまうことが多いようです。ところが、このような水トラブルのほうが、蛇口の水漏れなどの発見しやすい水トラブルよりも、いろいろな面でハイリスクだといえます。たとえば、水道料金についてですと、少量でも水が漏れ続ける状態で修理を怠った場合、びっくりするくらい多額の水道料金を請求されることになります。また、漏水している場所が建物の壁の中だったりすると、シロアリやカビが発生する原因になったりもします。もしそうなると、水トラブルの修理をする時に、私たちのような水道修理業者以外に、工務店さんなどの修理依頼も必要となります。またそれに加えて、シロアリやカビなどの発生が原因で、建物の不動産としての価値が下落することにもなりかねません。ですので、もしパイロットが回り続けていたら、私たち、水の救急隊にお気軽にご相談ください。水の救急隊は、高い技術力と豊富な経験で、どんな水トラブルにも対応して、墨田区の皆様のライフラインを守ります。フリーダイヤルにお電話いただくことで、エリア内でしたら通常30分以内で駆け付けることが出来ます。 365日、コールセンターが24時間対応しておりますので、水トラブルの際はぜひ、ご利用ください。

漏水分の水道料金については、墨田区のほうに返金請求できる可能性があります。

基本的には、ご家庭の水道設備などは、お客さまの財産ですので、お客さまご自身で管理していただくものとなっています。ですので、全部の蛇口を止めた状態で、水道メーターのパイロットが回っている場合は、水道メーターで計量した水量に漏水した分が含まれていても、その水量に対する水道料金については、原則としてお客さまに支払いの義務が生じます。ですが、条件によっては減額してもらえる場合があります。また、よくある条件として、水漏れ個所が、発見が難しい場所にある、使用方法自体には問題がない、また水漏れの修理が終わっている、などといったような条件に当てはまると、墨田区のほうに水道料金の漏水分について返金請求できる可能性があります。ちなみに、よくある条件というのは、自治体が決めているルールによって異なっていますので、注意が必要です。また、返金される料金についてですが、基本的には水漏れしていた分を全額を返金してもらえるということはなく、水漏れしていない時期の、2、3ヶ月間の水道使用量を参考にして、水量の50%~70%程度が減額されるケースが多いようです。また、発見が難しい場所にあることが条件、となっていることが多いようですので、蛇口、風呂、キッチン、トイレといった、日常生活で容易に発見出来る水漏れなどに対しては減額請求を受付けてもらえない場合が多いようです。それとですが、水漏れ修理が終わっているという条件につきましても、DIYで直すのはNGで、私たちのような、墨田区から認定を受けた地域の指定工事店が修理する必要がある場合があります。加えて、自治体によって申請方法が違うようですので、まずは東京都墨田区の水道局へどのような条件であれば減額請求ができるのか確認しておくと良いと思います。

家屋の外壁部には重量物を置かない方が賢明です。

家の外壁部に重い物を置くことが、水のトラブルと何の関係があるんだろう。と思うかたは多いはずですが、ところが、大いに関係があります。実は、家屋の外壁部に重量物を置いたために、そこに埋まっている水道管の継ぎ手が外れて、そこから水が漏れ出る例が多く発生しているのです。通常、墨田区などの行政で設置する水道管は道路の、1.2mくらいの深さ、このような埋設深度のことを、水道業者さんなどは、土被り(ドカブリ)などと呼んでいますが、とにかく車両などがその上を通っても、水道管が破損したりしない深さにきちんと埋まっています。ところが、一般家庭の場合はそうではなくて、大体地下30cmくらいの深さにしか埋まっていないんです。ちなみに、下の写真の例は墨田区内で撮影されたものではありませんが、土被りは、せいぜい20cmくらいではないかと思われます。もし、そこに何百キロもある物を置いてしまうと、当然水道管の継ぎ手などはたまったものではありません。ある意味、外れて当たり前とも考えられ、水道管が家屋に引き込まれているところには、極力、重量物を置かないほうが賢明です。また、水道管の場合はガス管などと違って、家屋に引き込まれている場所が分かりずらいことがまたやっかいとなります。もし仮に、これが原因で水モレしてしまうと、常に蛇口が全開の状態になりますので、墨田区から請求される水道料金も、2か月分まとめて請求が来ますので、莫大な金額になります。ちなみにこれは、墨田区で発生した事例ではありませんが、そのお宅の人はそれまで全く水漏れしてる事実に気が付かずにいたそうなのですが、ある日水道の検針員さんに「今回はものすごく水道の流量が多いですよ」と指摘されて、請求金額を調べてみたら2か月の水道料金が何と16万円で、愕然としたそうです。仕方なく、急ぎ業者さんに漏水箇所を直してもらって、水道料金のほうは、行政に申請書を出してなんとか3万円まで減免してもらったそうです。ちなみに、この事例では、庭のエクステリア工事で余ったインターロッキングブロックを何気なく家の外壁のところに山積みして置いたそうです。ですので今後、もし可能であれば水道工事をやってくれた水道屋さんを探して、 水道管がどこに埋まっているか確認しておいた方がいいかもしれませんね。

水道局を名乗る人が来たらご用心。

これまでに、本管から水道メーターまでは東京都墨田区の設備です、と何度も書いてきましたが、あえてまた書かせいただきてます。それはなぜかというと、ある日突然、水道局の人だと言って、「先ほど交換したメータの代金をいただきに来ました。」と代金を請求されて、お金を騙し取られた、といった事が、ここ墨田区内で直接に聞いた話ではありませんが実際にあるからです。普通に考えた場合、本管から水道メーターまでは墨田区の範疇だからメーターを交換しても工事代金は取られないはずだと思うはずなのですが、オレオレ詐欺と同様にいざその場になると、相手の言葉を信用してしまうようです。相手の人から「たしかに第一止水栓までは墨田区の設備です、でも墨田区ではお客様の敷地に設備は設置しないはずです。ですので、お宅の水道メーターが敷地内にあるということは、メーターはお客様の持ち物なんです」などと言われると、なるほどそーなんだと、コロリと騙されてしまうようです。基本的に、水道局では水道メータは、計量法の規定で8年に1回交換してくれて、水道メータの交換にお金がかかることはないとのことです。それと、何か特別なことがないかぎり、水道局の人が直接お客様宅を訪ねることは普通ないそうです。ですのでもし、水道局を名乗る人が来たら、お宅の内には入れずに、その場で身分証明書を見せてもらう、または水道局に問い合わせてみるなどしてください。とにかく、水道局を名乗る人が来たら、くれぐれもご用心ください。

トイレの水が止まらないトラブルについて。

トイレの水のトラブルといえば、トイレットペーパーやそれ以外のものが詰まってしまう、「詰まり」を一番の原因として連想すると思います。ところが、意外なことにトイレで多い水のトラブルに「水が止まらない」という現象があります。この項では、トイレの水が止まらないと、どのようなことになるのかについて、説明させていただきます。さて、私たちが普段なに気なく使用している水洗トイレですが、思ったよりも複雑なメカニズムで動作しています。また、このトイレの水が止まらない故障は、その原因となる場所のほとんどがトイレタンクの内部にあります。ですので、キッチンやお風呂の蛇口からの水が止まらないなどの、誰でも一目で分かるような水のトラブルなどとは違って、意外に発見されにくい故障だともいえます。ですが、わざわざトイレのタンクの中を覗いて、トイレがどんな感じで水を流す仕組みになっているのか、などと観察することは私たちのような仕事関係の人間以外、あまりないと思いますので、ここで少し、トイレの水が流れるシステムについて解説させていただきます。始めに、トイレのタンクの内部を撮影した下の解説写真を見ていただきたいのですが、写真の右側に見えます白い棒は、アームと呼ばれ、水を流すときに回すトイレレバーと繋がっています。また、トイレレバーを手前に回すと、アームが手前側に回転して、アームに付いているクサリが、写真の下に見えます黒くて丸い部品を引き上げます。この部品はゴムフロートと呼ばれていて、トイレタンクの中にある水が便器に流れないように止水する部品です。また、このゴムフロートが上に持ち上げられることにより、ゴムフロートと排水口の間に隙間ができて、タンクの中の水が便器に流れるようになっています。そして、トイレタンクの中に貯めてあった水が流れ終わるとゴムフロートが下がって、排水口にフタがされます。そうしてまた次の水を貯める、というのが一連の流れになっています。ちなみに、写真の左下に映っている棒状のものは、オーバーフロー管といって便器に繋がっています。このオーバーフロー管は、タンクの中の水がタンクから溢れ出ないようにオーバーフロー管の上部から便器へ排水するための役割をしています。ちなみに、写真のオーバーフロー管の上のほうに黒い横線が見えます。これは、タンクの中の標準水位を確認するためのマークですが、もし、このマークがないオーバーフロー管の場合は、タンク内部の水位は、オーバーフロー管の先端部よりも2~3センチ下が適切だと言われています。ちなみにですが、オーバーフロー管自体の故障はあまり例としてはありませんが、もしこのオーバーフロー管が破損したりして故障すると、タンクの中の水が便器に排水されてしまうため、修理が必要となります。

さてここで、トイレの水が止まらないトラブルの原因を見ていきますが、何個かの原因が考えられますので、順番に解説したいと思います。ではまず、さきほどのゴムフロートですが、このゴムフロートが古くなると、歪んだり穴が開いたりして、排水口にピッタリと密着しなくなって、しっかりとフタができなくなることがあります。もし、このような状態になってしまうと、いつもチョロチョロとした水が流れ続けて、水が止まらない状態が続いてしまいます。ですので、ゴムフロートの劣化が原因による水トラブルの場合は、ゴムフロートを新しいものに交換する必要があります。また、アームとゴムフロートを連動させるクサリが絡まっても、いつもゴムフロートが上がっている状態になって排水を続けますので、これもトラブルの原因となります。これに加えまして、ゴムフロートと排水口の間に何か異物が挟まってしまうと、排水口にしっかりとフタができず、排水し続けてしまいますのでこちらも水が止まらないトラブルの原因になります。次に、下の写真の右側に映っている白い球状のものは「浮き球」と呼ばれるもので、文字通り、「浮き」の役割をしていて、写真でもお分かりいただけると思いますが、ピストンバルブやボールタップと呼ばれる、水道からタンク内への給水をコントロールする、栓のような役目の部品と、指示棒を介して繋がっています。また、これらの部品はお互いに連携して、ひとつの役割を果します。そして、この浮き玉の位置によって、ピストンバルブが開いたり締まったりして、それと同時にボールタップが連動します。ですので、浮き球が古くなり破れて、中に水が入ってしまうと、水位の変化をうまく伝えられなくなって、水が止まらない状態になります。また、ボールタップが故障すると、これによってもトイレの水が止まらない状態になるため、ボールタップ自体を交換するなどの修理が必要です。

トイレの水が止まらないトラブルについて、もう少し掘り下げてみます。

これまで、普段なかなか目にすることの少ないトイレのメカニズムについて解説いたしましたが、想像していた以上に故障に繋がる部品が多いように感じていただけたかと思います。さて、このトイレの水が止まらないトラブルですが、トラブルの場所がトイレということで、いつもチョロチョロとした水が流れ続けていても、どちらかというと見過ごされがちで、あまり気にかけられないため、修理されずそのまま水が流れ続ける状態になっている。また、もし気がついたとしても、デパートやスーパーなどのトイレのように、消臭の目的で、いつも水が流れるタイプのハイテクトイレと勘違いされて、水が流れ続けているのに、故障していることに気ずかれずに、修理されずにそのまま使われていることも多いようです。では水が止まらないトラブルが修理されずにそのまま放置されると、どのようなことになるのかというと、水道メーターのパイロットがクルクル回っている、いわゆる、水道料金がずっと加算されていくことになります。ちなみに、漏水した分の水道料金の減免につきましては、本サイトにて既に一度解説してありますが、大変重要なことですので、再度記載しますが、漏水した分の水道料金はこちら、墨田区でしたら、墨田区のほうから二か月に一度、水道料金の請求が来ると思います。そして、墨田区が定めた水道料金の減免条件に適合すれば、漏水した分の水道料金は、墨田区のほうに返金請求出来ることになっています。ですが、多くの自治体の定めるところでは、第一止水栓などの自治体の管理する水道設備よりも下部に漏水点があった場合には、その漏水点が地中部分だと、料金の減免条件に適合していても、漏水点が地上部分だと適合外だと規定されているところが多いようです。また、漏水点の修理につきましても、たとえばこちらの地墨田区であれば水の救急隊のような、墨田区の水道局の指定を受けた水道工事業者によって、修理工事を行うことと規定されていて、それがもしも、それ以外の人が修理した場合には、水道料金の減免の条件から外れてしまうとされる場合が多いです。また、水道料金の減免申請につきましても、私たちのような、墨田区の水道局からの指定を受けた水道工事業者が、お客様に代行して通常は減免申請を行うことが多いです。ですので、私たちにお聞きいただければ、水道料金の減免申請に関しての、おおよその事はご説明可能だと思います。しかしながら、たとえば漏水点が壁の中になると申請は可能か、また、どのくらいの期間だったら逆のぼって申請が出来るのか、それと、修理してから何日以内の申請なら可能か、などといった詳細なことにつきましては、水の救急隊(水道修理プロ)墨田区の担当者の私とはいえ、即答は困難かと存じます。ですので、水道料金の減免申請にご興味をお持ちの方は、一度、墨田区の水道局の方にご確認いただいたくことをお薦めします。ちなみに、私が体験したトイレの水が止まらないトラブルの案件をご紹介しますと、この件はここ墨田区のお客様ではなかったのですが、「水道の使用量がここしばらく、以前よりもかなり多いので調べてみたほうがいいですよ」と、水道の検針員さんから言われたのがきっかけで、ご連絡いただいてのご訪問でした。ご訪問して早速、水道メーターのパイロットを確認したところ、確かにクルクルと回っています。そこでお客様に漏水の心あたりをお聞きしたところ、まったく心あたりはないとのことでしたが、あちらこちらと漏水点の探索を行いました。ちなみに、このように漏水点が不明なときに、私たちは聴診棒と呼ばれる特殊な棒状の器具を使って調べます。この聴診棒ですが、ステサスコウプなどとも呼ばれていますが、私たちが使うものとはタイプは違うものですが、自動車修理工場などで、エンジンやモーターなどの回転機器などを点検するときにも使用されています。修理工場などでは、棒の片方を耳に当てて、もう片方を点検箇所に当てて、その振動などで機器の音を聞き分けて、異常の有無を診断します。また、私たちが水道の漏水点を探すときは、下のイメージ図のように、片方を耳に当て、そしてもう片方を蛇口などの水道設備に当てて、じっとその音を聞いて調べます。ちなみに、最近はこの聴診棒もなかり改良されていて、お医者さんが使う聴診器と、聴診棒を合体させたような作りになっているものもあります。たしかにこのタイプだと両方の耳で調査できて、片方の耳で聞いて調査するタイプのものより、周囲の雑音を拾ったりすることもないので、調査に集中できていいと思いますね。

さて、この時もいつも通りに聴診棒で漏水点の探索調査を行いましたが、なかなか漏水点を特定できずにいました。そこで再度、水の流れを確認するため今度は、下水口で流れを見てみたのですが、やはり少しずつですが、水の流れが確認できました。また、そこのお宅はかなり大きい建物で、そのうえ聴診棒で調べても、経験上、水道管などから水が漏水している感覚というか、手ごたえがありませんでしたので、あえてお客様に「いま見させていただいた場所のほかに、たとえば二階とかに蛇口とかの水道設備はありませんか」とお聞きしたところ、「そういえば、今はあまり使っていないんですけど、二階にトイレがもう一つありますよ」、という一言で、早速新たに見つかった二階のトイレを見せていただいたところ、案の定、原因が見つかり、トイレのボールタップを交換修理して、すべてが解決しました。そして修理作業が終わり、それからしばらくして、そのお客様から連絡が入りました。なんでも、トイレの修理をする前と、修理した後の水道料金を比べてみたら、一万円くらいの差があって、修理していただいて、本当によかった、助かりました。今後は注意しますね。」といったお礼のお電話でした。このように、トイレの水が止まらないトラブルは、他の「詰まり」などのトラブルと違って、お客さまが生活にそれほど困らない、どちらかというと、あまり目立たないトラブルです。ですが、今回の事例のように、もし修理しないでおくと、後で墨田区のほうから高額の水道料金の請求が間違いなく来ることになります。ですので、トイレだからまあいいかなどと思ったりせずに、発見したら出来るだけ早く修理していただくことをお薦めいたします。

【おもな水まわりトラブル&原因箇所】

■給水部分(蛇口)のよくあるトラブルと原因・墨田区

(1)水が止まらない
(2)水が出ない
(3)部品の隙間から水漏れしている
(4)がたついている・異音がする

蛇口トラブルはパーツの経年劣化によって固定部分が摩耗してしまうことが原因となっているケースが多くあります。


■排水部分のトラブル、東京・墨田区のよくあるトラブルと原因
(1)水の流れが悪い
(2)排水枡が溢れてしまった
(3)逆流を起こしている


排水管は水だけを捨てる管になりますので、ゴミを流さないようなパイプの構造をしています。そのため、水溶性以外のゴミはパイプの内部に残り、徐々に詰まってしまうのです。


【設備別のトラブル】

■墨田区 トイレのトラブルと対処法

トイレは日常的に使いますので、トラブルが起こった時はすぐに修理しなければいけません。

■墨田区・東京 キッチンのトラブル

日ごろから使用頻度の高いキッチン(台所)は使用頻度が高い分、部品の摩耗による劣化も起きやすい傾向にあります。

■墨田区 お風呂場のトラブル

お風呂場は一度に大量のお湯を使用することから排水詰まりが起きやすい場所となります。また、お湯と一緒に発生する水蒸気によって水道設備がさび付いてしまい、部品交換の需要が多いのも特徴です。

■東京都墨田・洗面所のトラブル

洗面所のトラブルは排水管に物を落としてしまうことによって、詰まりや逆流が起きやすい場所です。洗面所に多くある綿棒や洗顔時に外したアクセサリーがS字パイプの間に詰まってしまいます。また、洗面所の排水管はトイレやお風呂場と異なり、細い管が使われているため、詰まりに対する耐性が低いのも特徴です。


水の救急隊(水道修理プロ) 墨田区・担当者より Part3

さて、水の救急隊担当者よりPart2を見ていただいた方から、「水のトラブルの知識についての情報もいいんですが、出来れば担当者さんが、水トラブルの現場での体験談のようなものを載せて欲しいです」といった内容のご意見を頂きました。貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございます。それでは、ご希望にお答えして、うまくお伝えできるか分かりませんが、これまでに私が担当させていただきました、水のトラブルの事例についてお伝えしたいと思います。私がこれまで担当してきました水のトラブルで、これはかなり手ごわいと感じた案件は、どちらかというと蛇口よりも排水側に原因があることが多いです。この項ではそのような排水側に原因があるトラブルが、どれほどお客様と、担当スタッフの私たちを苦しめているかをお伝えします。多分このようなことについては、みなさんは普段あまり見たり、聞いたりしないでしょうし、言うならば、水トラブルの担当者ならではの、当事者しか語り得ないレアな内容となっています。ですので、読み手のみなさんには意外に新鮮な感覚で受け取っていただけるかもしれません。なお、説明にあたり蛇口よりも上部側を一次側、また蛇口よりもお客様側の排水側を二次側という説明になっています。

アパート・マンションなどの「水トラブル」は弊害が多いです。

アパートやマンションといった共同住宅の「水トラブル」の場合、一般的に一戸建住宅の「水トラブル」に比べて、「水トラブル」が発生してから修理が完了するまでの時間が長いように思います。それはなぜかというと、一戸建の「水トラブル」でしたら、普通は「水トラブル」が発生しているお客様から直接修理依頼をいただきますが、共同住宅の水トラブルの場合は、「水トラブル」が発生しているお客様と、修理依頼をいただくお客様が違う場合があるからです。そしてそのような場合、下の階の人が「水トラブル」の被害者となり、上の階の人が「水トラブル」の加害者になってしまうケースが多いです。また、そのような場合、「水トラブル」が起きることによって、一戸建住宅などでは考えられないような、人間関係のトラブルが発生してしまう可能性があります。どのような場合かというと、下の階の部屋で「水トラブル」が発生した時に、下の階の人が管理会社等を通さずに直接上階の人に、「水トラブル」の対応を依頼してしまう場合です。そしてその時に、「水トラブル」の対応の依頼ばかりではなく、クレームや文句を言ってしまうことがあるからです。では、人間関係のトラブルへ発展させないためにどうしたらいいかというと、下の階の人は上の階の部屋で「水トラブル」が起きていると思っても、上階の人に「水トラブル」のクレーム・文句を直接言いに行かずに、共同住宅を管理している管理会社や、大家さんが直接管理している場合は、大家さんに対応してもらうのがいいと思います。そしてまた、もし廊下で当事者同士が顔を突き合わせても、「水トラブル」のことについては、お互いになるべく触れないようにしたほうが賢明だと思います。

これはアパートで起きた水のトラブルの体験記です。

では、水トラブルの原因が二次側にあると、対応がかなり困難だということを私の実際の体験から説明します。なお、ここで取り上げたトラブル例は、墨田区で発生した案件ではないこをお断りしておきますが、トラブルの内容としては、アパートの一階に住んでいる方からの申告で、ちなみに弊社の方には、そのアパートを管理している不動産管理会社の担当者さんから連絡が入りました。内容としては、「上の階の人がお風呂を使っているときだけ、バスルームの天井のあたりに水が落ちる音が聞こえ、いつも水が垂れている。ですので、二階の風呂の排水溝付近を見てもらえば原因はすぐに見つかると思いますよ」というようものでした。まず、下の写真を見ても分かるように、バスルームの天井から水が垂れているのが確認できます。またその下の写真はバスルームの天井裏、点検口から写したものですが、断熱材とかは完全にビジョビジョで、近くには電源ケーブルの接続点などもあって、漏電の危険などの可能性も感じました。たしかに、不動産管理会社の担当者さんの言うように、その近辺が特に濡れていましたので、上の階の風呂の排水回りが原因かなという印象は受けました。さて、ところが、ここからが大変でした。こちらとしては、すぐに水トラブルの原因を探したいところですが、そのためには管理会社から二階に住んでいる人に事情を説明して、訪問の予約を取ってもらわないといけません。ところが、二階の住人さんはかなり忙しい方のようで、見せてもらえるのが一週間後の土曜日の午前中だけ、それも短時間で願います、とのことでした。

色々と原因を探しましたが、見つかりませんでした。

約束の日時に二階の部屋を訪問、こちらの事情を説明してからの調査となりましたが、案の定、あまり快い対応はしてもらえませんでした。たしかに調査される方からすれば、どうして他人の水トラブルと関係ない自分が、困ってもいないのに、大事なプライベートの時間を犠牲にしなければいけないんだ。といった感じで、「どうぞ勝手に見てください」とのことでしたが、こちらで勝手に見て探す訳にもゆかず、お風呂の水を流してもらったり、バスルーム内に水をかけさせてもらったり、加えてトイレ、洗面所、流しといった、ありとあらゆる場所の水道を流していただいた次第です。ところが、管理会社の担当者さんに聞いていたような、風呂の排水回りが原因という予想は完全に外れ、いくら水を流しても下の階に垂れてくる気配はありません。そのうえ、「今流した水道代は誰に請求すればいいんですか」などと言われて、あげくの果てには「もう出かけますんで、帰ってもらえますか」とのことで、残念ながらその日は水トラブルの原因を究明するには至りませんでした。

結局、水トラブルの犯人はガス給湯器でした。

結果から言うと、二回目の訪問調査でやっと水トラブルの原因が分かったのですが、写真でもはっきり分かりますが、ガス給湯器がその原因でした。もっと詳しく説明すると、ガス給湯器のOリング(オーリング)という部品が劣化して、お湯を使ったときだけ水トラブルが起きていたのです。実をいうと、この原因は最後まで見つけることができなかったですが、あきらめてあいさつして帰ろうと思い、一階の部屋に戻ったのですが、そこで予想もしなかったことが起きたのです。なんと点検口を閉めようとしたら、その時突然風呂の天井から水が垂れてきたのです。どうやら、私が帰ったので、二階の住人さんが出かける支度でたまたまお湯を使ったので、原因をみつけることができたのです。運よく、まさかの偶然に救われた訳です。今回の事例で二次側の水トラブルがいかにやっかいか、またそれに加えて、共同住宅の場合はさらに大変だということをご理解いただけたと思います。そして、私がいうにはおこがましいかもしれませんが、共同住宅の場合は古き良き時代の、向こう三件両隣仲良くというようにはいかなくとも、ご近所さんとは出来るだけ仲良くしておいたほうがいいかも知れないですね。もしかすると、それがトラブル解決の近道になるかもしれませんね。

墨田区を管轄する水道事務所はこちらです、ご参考のために記載いたします。


【事業所名】 東京都水道局 墨田営業所
【所在地】   〒130-0025 東京都墨田区千歳2丁目2−11



水の救急隊は、墨田区の全域にて水道・トイレなど、水まわりの故障トラブルや詰まりなどにスピード対応いたします!

水の救急隊(水道修理プロ)東京都・墨田区・担当者より Part4

どうも、担当者よりのPart3では、水のトラブルの現場体験記をお伝えしましたが、出来ればもっと鮮烈な水のトラブルの体験記があったら掲載して欲しい、といったご要望がありましたので、さっそく探してみたところ、ご要望に近いと思われる案件が見つかりましたので、この項でお伝えさせていただきます。また、ここでお断りさせていただきますが、今回の体験記も、ここ墨田区であった案件ではありません。さて、今回は私自身でトラブルを解決出来た訳ではなくて、どちらかというと、水のトラブル傍観記と言ったほうがふさわしいかもしれません。ところで、今回のトラブルもアパートで発生した水のトラブルで、ことの始まりはアパートの管理会社からの連絡でした。「アパートの近所の住人から、アパートの排水が敷地外に流れ出しているので、至急に対応して欲しいという内容の苦情の電話が入った。すぐに、アパートのオーナーさんに連絡したところ、そちらで下水の修理をしてくれるところを探して修理の手配をして欲しいとのことで、水の救急隊さんのほうで至急に対応願います」とのことでした。電話の内容から察して、アパートの排水のトラブルだとしたら、アパートの住人さんが大量のトイレットペーパーをトイレに流して、配管が詰まったか。台所から流した油が固まって詰まったか、などとトラブルの原因をあれこれと思い浮かべながら私は急ぎ、現場へと向かいました。

アパートの下水設備からは、かなりの量の生活排水が流れ出していました。

現地に着いてみると、アパートの下水設備からは生活排水特有の濁った水が道路に流れ出る水トラブルが発生していました。また、アパートのオーナーさんが、かなり動揺した様子で、道路に流れ出る生活排水を必死で何とかしようと、シャベルで砂利を堀り返していました。早速、オーナーさんに水トラブルの状況を確認してみたところ、アパートは不動産会社を介して、前の持ち主から2か月くらい前に買ったばかりで、オーナーさんも不動産管理会社から水トラブルの連絡を受けて、急いでアパートに来てみたところ、いきなりご近所さんにきつく苦情を言われたそうです。ご近所さんからは、「今までに何度もアパートの生活排水が道路に流れる水トラブルが発生していた。水トラブルが発生するたびに、アパートの管理会社には水トラブルの苦情を言ってきたが、水トラブルは解消されずに今でも連続して発生している。また、今までは誰が大家さんなのか分からず、大家さんに直接苦情が言えず、水トラブルの対応をしてもらえずにいた。だが、現在あなたが大家さんなら、すぐになんとかしなさい。」と言われたそうです。しかし、何が水トラブルの原因で、またどのように水トラブルに対応すべきかについて、オーナーさんには全く見当がつかなかったため、とりあえずアパートの管理会社をとおして、水の救急隊に依頼したとのことです。ところで、このような「生活排水の水トラブル」の場合、私たちのような水道修理業者ですと、下水配管などが詰まって発生する水トラブルでしたら対応は可能です。ところが、下水の流し先がないなど、排水設備自体に問題がある場合の、「生活排水の水トラブル」に対応するのは無理です。また、排水設備自体に問題があり、下水が流せない状態の水トラブルなどの場合は、バキュームカーなどの手配が必要になったりもします。

そこで、オーナーさんにアパートの下水の排水の構造についてお聞きしたところ、アパートを買った時にある程度の事は不動産会社から説明は受けていて、行政の本下水はまだ通っておらず、アパートの下水は敷地内で処理しているが、なんの問題もないとの説明だった。とのことで、状況から見ても下水の配管などが詰まってのトラブルではないことが一目瞭然で、オーナーさんは私に「どう見ても下水が普通に流せない状態のようですので、水の救急隊さんに対応してもらうのは無理だという事が分かりました。せっかくここまで来てもらったのに、申し訳ありませんでした」、とのことでした。私もオーナーさんに、「台所の下水パイプの詰まりとか、トイレの詰まりなどの、パイプの詰まりが原因でしたら、私の方でなんとか出来たと思うのですが、残念です。でも、今後何かお役にたてるかも知れません、困ったことがあったら遠慮なく連絡して下さい」、とお伝えして私の携帯番号を残してその場を離れました。それから数日して、オーナーさんから私の携帯に連絡が入りました。電話の様子からして、やはりかなりお困りの様子で、「先日は申し訳ありませんでした、あれからバキュームカーを手配して、とりあえず下水槽の水を汲んでもらいました。それから、アパートを買った不動産屋さんに確認したのですが、前の持ち主が物件を所有していたのは一年間だけで、すぐ手放したとのことです。物件売買の仲介の時も、そういったクレームは不動産屋さんは知らなかったようです。また、メンテしてくれている浄化槽屋さんに確認したところ、アパートまで本下水はまだきていない。トイレの水は浄化槽を通っているので、道路の側溝に流せることになっているが、アパートの生活排水は浄化槽を通っていないので流すことが出来ない。もし生活排水も流したいのなら、浄化槽の交換が必要で、ざっと200万円近く費用がかかる。だが、行政から補助金が出るはずなので交換を検討してみてはどうか、と言われたそうです。ところが、オーナーさんはサラリーマンで、なけなしのお金を工面してフルローンでやっとアパートを手に入れたが、その後退去が続出して空き室が増えてしまい、現在はなんとかローンを返すのがやっとの状態で、とてもまとまったお金は出せそうもない。しかし、今何か手を打たなければ、ご近所さんのクレーム攻撃には耐えられそうもなく、このままでは、やっと手に入れた虎の子のアパートを手放すしか方法はない。そこで、水の救急隊の私に、この窮地を乗り切るなにかいいアイデアはないですかという、切実なご相談でした。ちなみに、下の上側の写真でも分かり思いますが、写真の中央に茶色の鉄板が映っています。これは沈殿槽という排水を貯める水槽の上に置いてある 蓋ですが、沈殿槽というのは、一般的に排水の中の浮遊物などを沈殿分離して、沈殿物と上澄液に分ける水槽のことをいいます。加えて、この沈殿槽ですが、ブロアを用いて排水に空気を吹き込む「ばっ気」や、微生物を利用するなどして、排水の中の有機物をある程度浄化するというような働きもあります。またこれに加えて、さきほどの浄化槽の交換の補助金についてですが、もしここ墨田区で浄化槽の交換工事に伴う補助金を受けようとする場合は、申請方法や、どの程度の補助が出るかなどについて、一度墨田区の方に確認しておいたほうが間違いないと思います。

それからオーナーさんとアパート排水の熾烈な戦いが始まりました。

それは私にとっても、今までに経験したことのないような内容のご相談で、とても即答などできる訳もなく、少し時間をいただく事とし、知り合い筋の、こういった事に詳しい人間にそれとなく聞いてみたところ、近くまで本下水が通っているのなら、何か手立てを講じて本下水が使えるまでは何とか時間稼ぎして、持ちこたえるのが得策だ。恐らく、浄化槽屋さんは交換を勧めるだろうが、もし200万円の費用をかけて浄化槽の工事交換を行っても、本下水が使えるようになってしまえば、交換した浄化槽は無用の長物になるのは必須。今は行政の方としても下水道工事は急ピッチで進めているはずなので、とにかく、下水道課に行って相談してもらったほうがよい。という結論となり、すぐさま、オーナーさんにその旨をお伝えしたところ、大変喜んでくれて、オーナーさんはこちらで提案したアドバイスを即、実行に移したそうです。オーナーさんはまず一番頭が痛いところである、下水が流れ出すというクレームについては、道路に流れるのを防止するため、周囲を土盛りする作戦に出ました。これによってある程度の水なら貯水可能になりました。次に、匂いのクレームに対しては、排水部をホームセンターで買ったシートで覆いました。これで下水臭はシャットアウト出来ました。加えて、周囲にラティスで目隠しを作って、下水設備を目立たなくしました。また、下の写真を見ていただくと分かり思ますが、オーナーさんがDIYで作ったラティス製のフェンスですが、近くのホームセンターで材料をそろえて、即興で苦しまぎれで作ったそうです。ところがこれがなかなかの出来で、これまで印象が悪かった排水の設備もいい感じに、目立たなくなったと感じました。それと、これは余談ですが、オーナーさんがDIYをやっていると、クレーマーの人が当然やってきて、オーナーさんはまた苦言を言われるのかと、ビクビクしていたそうなのですが、ところが予想に反して、作っていたフェンスをすごく褒めてくれたそうで、オーナーさんはこれにはかなりビックリしたと同時に嬉しかったそうです。

とりあえず、しばらくはなんとかこれで持ちこたえていましたが、アパートの住人さんが同時に洗濯すると、どうしても土盛りしただけでは持ちこたえられずに、排水が道路に流れ出てしまったのです。そこでオーナーさんは危うく心折れかけたそうなのですが、なんとか気持ちを切り替えたそうです。 オーナーさんは出来れば業者さんに工事を頼みたかったそうですが、お金がなかったため、自分でアパートの敷地に穴を掘って、そこに収穫コンテナを何個か埋めて下水が流れ込むようにしました。これによって、本下水が通るまでは、噴き出した排水はここに溜めることができました。おかげでこのDIYが成功してからは周囲からのクレームもなくなり、本下水道の開通までの時間稼ぎが十分に可能となったようです。

その後しばらくして、幾度か行ったオーナーさんの行政に対する働きかけが功を奏して、待ちに待った本下水も通ったそうで、苦情の嵐にさらされていたアパート生活排水の問題は大団円となり、現在は問題なく本下水道に下水が流せているそうです。また、それまで沈殿槽だったところは埋め立てられて、今はアパートの駐車場として稼働しているとのことです。また、オーナーさんからも、「これも水の救急隊さんから素晴らしい起死回生のアドバイスをいただいたおかげです」と喜んでいただきました。ちなみに、アパート経営のほうも下水設備がなくなってから入居が増えたそうです。でも、本下水に流すようになると水道料金が上がるので、アパートの住人のかたには少し負担が増えるかもしれない。などと心配する余裕が出るほどで、本当によかったと思いました。本項をお読みいただき、水のトラブル解決がいかに困難か、特に「流すことが出来ない生活排水」のトラブルがいかに熾烈かということが皆さんにご理解いただけたとすれば幸いです。加えまして、この項の最後にあたり、お忙しいにもかかわらず、快く写真などの情報を提供していただきました、アパートオーナーさんにご感謝申し上げます。また、今後のますますのご活躍とご繁盛を心から期待いたしております。

それに加えまして、本項をお読みいただいて、もしかしてみなさんがこれまで普段は何気なく接してきた水について、これまで以上に身近なものと感じていただけたかも知れません。そして、みなさんが生活している墨田区の水のことについて、もっと知りたいと思われた人もいらっしゃるかも知れません。あなたが生活している所についての知識を深めることはとても素晴らしいことだと思います。どうでしょう、よろしければこの機会に一度、墨田区役所を訪ねてみてはいかがですか。仮にもし、あなたが墨田区の下水道事業にご興味があるとしたら、下水道事業についての地図などの資料を見せてもらえますし、詳しい説明をしてもらうことが出来ると思います。また、水道関係以外の事についても色々と調べられますのでお薦めです。説明がかなり長くなりましたが、水の救急隊(水道修理プロ)墨田区の担当者より Part4をここまで読み進めていただきまして、心からご感謝申しあげます。

墨田区のおもな駅一覧

これら駅の近隣にお住いの皆様は、とくに迅速な対応が可能です。


総武本線
錦糸町駅、両国駅

京成電鉄・押上線
押上駅、京成曳舟駅、八広駅

東武鉄道・東武スカイツリーライン
とうきょうスカイツリー駅、曳舟駅、東向島駅、鐘ヶ淵駅、押上駅、曳舟駅

亀戸線
東あずま駅、小村井駅、曳舟駅

都営地下鉄・都営浅草線
本所吾妻橋駅、押上駅

都営地下鉄・都営新宿線
菊川駅

都営地下鉄・都営大江戸線
両国駅

東京メトロ・半蔵門線
錦糸町駅、押上駅

私たちの大切なライフラインである、水道や下水について

水の救急隊(水道修理プロ)墨田区・担当者よりの Part4の項では、今ご自分が生活している場所についての知識を深めることは大変に素晴らしいことです、とお伝えしました。そしてこちらの項では、墨田区にお住まいのみなさんが快適な生活を送る上で決して欠かすことのできない、墨田区のみなさんの大事なライフラインであるところの、水道や下水などについて、さらに詳しくお伝えしたいと思います。しかしながら、水の救急隊の担当者である私が直接、墨田区役所に行って詳しく調査をしてきた訳ではありませんので、こちらの各地域の水道や下水についての詳細な解説をすることは出来ません。ですので、この項では、一般的な水道や下水についての解説にとどめてあります。本項をお読みいただきまして、これまで以上に下水や水道などについての見識を深めていただくとともに、水という墨田区のみなさまの大切なライフラインをお支えする私たち、水の救急隊(水道修理プロ)の任務につきましてもご理解を深めて頂ければ、大変嬉しく思います。

◆水道の話題について

もっと世界に誇りたい、日本のおいしい水。

さて、日本の水道事業は、明治20年に、神奈川県の横浜市で水道管が布設されたのが始まりだとされています。またその後、明治22年に函館、そして明治24年には長崎というように、港湾都市を中心として、日本の水道は次々と整備されていきました。ではいったいなぜ、このような港湾都市を中心にして水道の整備が行われたのかというと、それには理由があります。当時恐ろしい伝染病であるとされていたコレラは日本国内では、安政5年に2度目の大流行となりました。このコレラは、その致死率の高さと、感染スピードの速さから、コロリ「虎狼痢」や鉄砲などと呼ばれました。また、長崎から伝染が始まったとされ、わずか数ヵ月で江戸まで感染拡大し、その後の数ヵ月間で、10万人以上の死者を出したとも伝えられています。また当時は、貿易などによって海外から持ち込まれるコレラなどの病は、水を介して広がると考えられていました。そこで、時の政府は港湾都市を中心とした水道の整備を進めて、伝染病の感染拡大を阻止しようとした訳です。ちなみに、現代においてもこのような伝染病の感染拡大への対策は、現在、全世界的に猛威を振るっている、新型コロナウイルス対策などにも生かされていて、たとえば、身の回りの生活環境を常に清潔に保って、石鹸による手洗いの徹底や、消毒液を使ってのコロナウイルスの除菌を行うといった、防疫対策などにも相通ずるものがあるように感じます。このことを見ても、普段何気なく使っている水道ですが、私たちの生活や命そのものを守るための、大変に重要な役割を果たしている事が分かります。またそのことに加えて、日本の水道はその普及率の良さのみならず、設備の面においても世界の先進国の主要大都市の平均的な漏水率が約30%といわれる中で、東京都の水道設備においては約3%という驚くべき低い漏水率を維持しています。その点だけを取り上げても、日本の水は十分世界に誇れるのですが、またそれにもまして、日本の水の水質の良さや、美味しさなどといった観点からも、他の主要先進国の中でもトップを競っていると思います。たとえば、ここ墨田区内のどこでも美味しい水道水を飲むことができます。ところがそれに比べて、こちら墨田区のように、水道水をそのまま飲むことが出来る幸せな国は、世界でもせいぜい10カ国くらいしかありません。たとえば、私が以前に訪れたヨーロッパの国々でも水道水には石灰分が多く含まれていて、煮沸してからでないと、水道水はそのまま飲むことはできませんでした。また、その後帰国して空港で水道水をいただいたのですが、それがすごくおいしかったと今でも鮮明に記憶にあります。ですからこのように、水道の蛇口から出てきた水をそのまま飲める、墨田区のみなさんは、世界でもあまり例を見ない大変に素晴らしい、水資源という自然の恩恵を享受していると思いますし、またこのことは大いに世界に胸を張って、誇れることだと存じます。またそれとですが、新型コロナウイルスの影響ですっかり冷え込んでしまった感のある、我が国の主要産業である観光業ですが、とりわけインバウンド需要の低下、観光収入の減収は現在においても大変大きく、深刻な問題になっています。このことに関しても、アフターコロナ、またwithコロナの適切な時期を見つけて、これまで以上に日本のおいしい水を世界に発信して、たとえば、「日本の名水100選飲み歩きツアー」などといったものを企画するなどして、落ち込んでしまったインバウンド需要のV字回復も見込めるのではないかという期待も湧いてきます。いずれにしましても、私たちが生活する上での重要なライフラインである水道は、生きていく上で当然必要欠くべからざるものであるとともに、日本の水はその水質と美味しさで、世界にもっと胸を張って誇れ、かつアピールできる、数少ない特筆すべき資源だと呼べるものではないでしょうか。

今後に期待される再生可能エネルギー、水力発電について

令和元年12月に、スペインの首都であるマドリードで気候変動枠組条約第25回締約国会議、通称COP25が開催され、そのなかで日本は、石炭火力発電の継続利用や、脱石炭や温室効果ガス削減などに対して積極的な姿勢を示せませんでした。またそれにより、国際環境NGOのほうから、「化石賞」というあまり嬉しくない賞をいただきました。どうやら日本は、過去のCOPでも何度か化石賞を受賞している、いわゆる「化石賞常連国家」なのだそうですが、今回は日本が温暖化対策に非協力的だというイメージが他の国よりも強かったようです。しかし、水の救急隊・墨田区担当の私としては、逆になんとかこの受賞をきっかけにして、政府は石油や石炭、また天然ガスといった化石エネルギー中心の政策から、水力、太陽光、風力などの、どこにでも存在して、枯渇しない、そしてCO2を排出しない、再生可能エネルギーを中心としたエネルギー政策に、思い切った舵取りをしていただきたいと思います。さて、この再生可能エネルギーですが、墨田区のみなさんもご存じのように、再生可能エネルギーには水力、太陽光、風力、地熱などがあります。そして、これらの数ある再生可能エネルギーの中で、私が今一番今後に期待している再生可能エネルギーが水力です。ちなみに、日本で初めて水力発電が実用化されたのは明治20年代です。また、この時代に建設された、仙台の三居沢発電所や京都の蹴上発電所などは、今でも立派に可動しています。このように、水力発電は、長い期間にわたって安定した発電が可能であるばかりでなく、太陽光や風力などのようにあまり天候などにも左右されず、また完全にクリーンなエネルギーだということが実証されています。そしてまた、百年以上にわたる日本の発電の歴史の中で、水力発電が果たしてきた役割もその時代の背景とともに変化してきました。たとえば、オイルショック以前は急速な経済成長に伴う逼迫した電力需要の担い手として、またオイルショック以降は石油に替わるエネルギーとして活躍してきました。加えて現在においては、東北大震災による福島原子力発電所の事故に伴う原子力発電事業の見直し、また地球温暖化対策としても、国民の熱いまなざしが水力発電に向けられつつあります。

それと、水力発電所建設の歴史が日本のオイルショック以前の、日本の発電の歴史そのものと言っても過言ではないと思います。我が国の水力発電所は、狭くて山が多いという日本特有の地形を最大限に利用して、急峻な山間部に建設されてきました。また日本にはこれまでに水力発電所の稼働を目的として建設されてきたダムは数多くありますが、これらのダムの中でも私の印象に強く残っているのが、墨田区のみなさんにも旧知のことと思いますが、富山県黒部市の黒部川上流部にある黒部ダムです。ここで少し、黒部ダムと黒部川第四発電所について記させていただきますが、この発電所は通称「黒四」と呼ばれている、関西電力の水力発電所です。この「黒四」は、電力供給が国家的な課題だった戦後の復興期に、関西電力が関西地域の深刻な電力不足を解消するために構想されました。そして当時、自社で水利権を持っていた黒部川に大田垣社長の決断で建設が開始されました。この峻険な黒部渓谷へ膨大なダム建設資材を運び込むために計画されたのが、ダム建設地と長野県大町市を結ぶ全長約5.4KMの大町トンネルでした。そして、その工事の中で最も難しいと言われていた大町市の扇沢から約2.6KMの区間を担当したのが大型の建設工事に強い熊谷組さんでした。またこのトンネル工事の物語は、1964年に木本正次さんのノンフィクション小説「黒部の太陽」に描かれていて、1968年には石原裕次郎さんと三船敏郎さんお二人の製作・主演による映画「黒部の太陽」としても公開されました。またこの映画の撮影中に石原さんは、ご自身の意識を失ったり、手の指を骨折したりするほど、撮影は過酷なものだったそうです。私もこの映画はDVDで見たことがありますが、とにかくトンネルから湧き出る水がものすごい量で、破砕帯という地質の恐ろしさを思い知りました。そしてこのダムは171人という尊い殉職者と7年という長い歳月をかけて、1961年1月に完成しました。完成当時は25万kWを発電していたそうです。ちなみにですが、以前この黒部ダム建設をテーマにして、NHK総合テレビのドキュメンタリー番組「プロジェクトX挑戦者たち」が放送されました。またこの番組放送の反響が大きかったためか、2002年末の第53回NHK紅白歌合戦では、歌手の中島みゆきさんがプロジェクトXのテーマ曲「地上の星」を、関西電力黒部専用鉄道の駅構内のトンネル内で生放送で歌いました。墨田区のみなさんも、機会がありましたら、「黒部の太陽」や「プロジェクトX挑戦者たち」などを見ていただいたり、実際に黒部ダムを訪れてみてはいかがでしょうか。今のような近代的なトンネル建設の技術がなかった時代に、人が容易には近づけなかったような、急峻な山の中に水力発電所を命がけで建設した人たちのご苦労をかいま見ることが出来るかと存じます。

さて、私がこれから期待する水力発電についてですが、墨田区のみなさんはマイクロ水力発電をご存じでしょうか。このマイクロ水力発電の定義については、世界的には各国ともまだ統一されていないようですが、一般的には大体10,000kW以下の小規模な水力発電のこととされています。ではなぜ水の救急体・墨田区担当である私が、マイクロ水力発電に期待しているのかというと、その一番の理由は、このマイクロ水力発電が他の再生可能エネルギーよりも大規模な土地や設備などを必要としないことです。それに加えて、風力や地熱などに比べて、設置する場所や環境などを選ばないこともその理由にあります。しかし、墨田区のみなさんも、自分の身近でそんな水力発電所を作ることが可能なのかという疑問は当然お持ちになると思います。実は私も最近のマイクロ水力発電の技術について知る前は同様の疑問を持っていました。ここで下の画像を見ていただきたのですが、これは空調機器大手のダイキン工業さんが開発した、マイクロ水力発電の装置です。ちなみに、ダイキン工業さんはエネルギーソリューション事業を重点戦略テーマの1つとして掲げていて、マイクロ水力発電システムを2011年度から環境省の委託事業として開発に着手してきたそうで、これまでに富山県や福島県の水道施設などで実証実験を重ねてきたそうです。そして、今後は全国の自治体、たとえばこちらであれば、墨田区が所有する水道施設などを活用して再生可能エネルギー事業を展開していくとのことです。また、開発された発電システムは、既設の水道管に接続して、配管を流れる水の圧力を利用して発電する仕組で、出力は22kWと75kWの2種類を開発しているそうです。それと、一般的な水道施設に導入して設備利用率を80%で試算した場合、22kWでは年間154MWh、また75kWでは526MWhの発電量が見込めるという具体的な数字も試算されています。もしこれが実現されて、たとえばここ、墨田区の水道施設や、墨田区の一般家庭の水道施設に導入されたりしたと想定するとします。そして、そのマイクロ水力発電装置から発電された電力の分を、墨田区内で消費される電力に充当すれば、当然石炭火力発電の稼働の軽減に繋がる訳です。とにかく、既存の水道設備がそのまま発電設備に変身出来て、それで石炭火力発電の稼働が減らせて、またそれが地球温暖化の防止になるとしたら、全く画期的だと思います。もしそうなると、今後のCOPなどの場などでも、日本がこれまでの、「化石賞常連国家」から抜け出せるかも知れませんね。

◆下水の話題について

「詰まりトラブル」について深堀りしてみました。

本サイトの記事の中で、水のトラブルの中でも蛇口より上部が原因での水のトラブルよりも、蛇口よりも排水側に原因があるトラブルの方がその解決が困難であると、何度も述べてきました。本項では下水についても上水道を同様に、私たちの重要なライフラインであるとの位置付けをした場合に、排水パイプのつまり、とりわけトイレのつまり、流しのつまり、また風呂のつまりなどが私たちが普通の生活を送る上で私たちに及ぼす弊害がいかに大きいかについて述べてみます。たとえばここで少し、墨田区にお住まいのみなさんのご自宅のトイレ、お風呂、キッチンの流しなどが、もし突然につまったらと、ご想像いただきたいのですが、ご想像いただくだけでも、かなり容易なことではないとご理解いただけると思います。たとえばトイレのつまりについてですが、ご存じの通り、トイレにはトイレットペーパーを流すことにはなっていますが、中には誤ってトイレットペーパー以外の物を流してしまう場合もあります。またそれ以外にも少し多めにペーパーを流しても、トイレはすぐ詰まってしまいますので、注意が必要です。また、お風呂で多い詰まりの原因はやはり髪の毛で、それに加えて、キッチンの流しのパイプの詰まりで多い原因は、食器に付着した食べ残しの油脂類です。この油脂はある程度の温度ですと、水に浮いていますが、排水パイプの中などで固定物化します。ですので、できれば油分はそのまま流しに流さずに、一度紙などで食器を拭いてから洗剤で洗っていただきたいと思います。ちなみにですが、みなさんはグリーストラップをご存じでしょうか。グリーストラップは油水分離槽とも呼ばれ、お店の厨房などから出た油分を沢山含んだ排水の油分を、分離して除去するための装置です。この装置は焼肉店や中華料理店などの油脂を多く使用して排水するお店などに設置されています。このグリーストラップの設置については、下水道法という、下水道の整備についての法律で規定されていて、たとえばここ、墨田区でも、当然ながら油脂を多く排水するお店には設置されているはずです。ここで下のイラストを見ていただくと分かりますが、左側から流れてきた排水は、グリーストラップを通過することによって、油分が分離除去された水が右側に排出されることが分かります。また、その下の写真を見ていただくと、グリーストラップの構造が更によく分かると思います。

ここで話題を戻しますが、これらの、トイレから流した紙、キッチンの流しから流した油脂、お風呂から流れた髪の毛などが混ざり合って排水パイプに詰まってしまうと実に最悪です。たとえばこれが原因で、排水桝が満杯になってしまいますと、一度溜まった下水を排水しないと不具合の原因を見つけることが出来ません。そして排水の成分がお風呂のお湯や、洗濯に使用した水などでしたら道路の側溝などに排水できるのですが、これがトイレなどからの排水になりますとそう簡単にはいきません。つまり、公共の排水設備には流せないのです。そういった場合は、お客様がご自分でバキュームカーなどを手配して、下水管や排水桝などに溜まった排水を汲み取ってもらうことになり、バキュームカーなどの費用だけでも、一回で数万円かかってしまいます。また、運悪く詰まりの原因か所が自宅と行政の下水の本管の間などになってしまい、またそれが下水用の通線ワイヤーなどで抜く事が出来なかった場合などは、かなり大がかりな修理工事が必要になってしまいます。場合によっては下水本管までの途中を掘削して対応せざるを得ないこともあります。また、その場所がもし仮に、行政が管理する道路だとすると、基本的に無届けで掘削して工事を行うことはできません。たとえば、ここ墨田区の道路であれば、道路法32条という法律に基づいて、墨田区長宛てに道路占用許可申請を行って、それに対しての許可証を発行してもらう必要があります。また、道路交通法に基づく道路使用許可を墨田区の地域を管轄している所轄警察署長に申請する必要があります。それに加えて、時には消防署に申請が必要なこともあります。私もこのような申請は今までに何度か提出して、許可を出してもらったことがありますが、申請様式や記入方法など、それぞれの行政の指示に従う必要がありますし、図面をはじめとして色々な書類を添付したり、記入内容もそれなりに簡単ではありません。また、工事許可の申請を行っても、申請を行ったその日に許可証が発行されることはありません。場合によっては、下水が詰まって困っているので、すぐ工事が必要だと、事情を説明して工事を先行させてもらう方法などあるとは思いますが、いずれにしても容易にいく話ではありません。ですので、このような面倒なことにならないために、普段から下水は大切なライフラインだとの意識を持っていただき、こまめに排水設備の「詰まり」の点検をしていただきたいと思います。
 

「トイレのつまりトラブル」について。

水の救急隊(水道修理プロ)墨田区担当者よりPart2では、「トイレの水が止まらないトラブルについて」をテーマに採り上げましたが、本項では、「トイレのつまりトラブル」がテーマとなっています。たしかに、トイレのトラブルにつきましては、水が止まらないトラブルと、異物がつまって水が流れないトラブルとは間違いなく、その緊急性と切実度といった点で比べることが出来ない部分があると思います。ですので、この「トイレのつまりトラブル」のお困り度合いなどにつきまして、今回につきましても、水の救急隊墨田区のスタッフである私の体験を交えてご紹介いたしたいと思います。ちなみに、今回ご紹介します内容につきましても、ここ墨田区での体験ではないことを、始めにお断りしておきたいと思います。さて、これはわりと最近のお話なのですが、二階のトイレがつまってしまい、どうにも流れないので、急いで来て欲しいという内容で、ご訪問させていただいた時のお話になります。ご訪問してお客様から状況をご説明いただいたところ、お客様が昨晩トイレを使ってから布団に入ろうと思い、用を足し終わって、水を流そうとしたが全然流れないどころか、流した水が逆流状態となり、トイレから水が溢れ出してしまった。当然トイレの床や敷物はビショビショで、あげくの果ては廊に下まで水が流れ出してしまう始末で、なんだかんだそれらの対応に追われて、就寝がかなり遅くなってしまった。今朝になり、ホームセンターが開店するのを待って、あのシュコシュコするやつを買ってきて、シュコシュコしてみたが、どうしても流れないので、水の救急隊さんに来てもらった次第ですとのことで、お客のご希望もあり、実際にシュコシュコを実演していただきましたが、やはり流れません。ちなみに下のイメージ写真のこの道具ですが、ラバーカップというものなのですが、使い方としてはこれをトイレ内に押し付けて、押したり引いたりしてトイレの詰まりを解消するのですが、今回お客様はホームセンターで1500円弱で購入したそうです。たぶん墨田区のみなさんも一度はご使用になったことがあるとは思うのですが。

さてそこで、お客様に水が溢れ出た時の状況をさらに詳しくお伺いしたところ、実のところ、普段から二階のトイレは流れがそれほどよくはなくて、どちらかというと詰まりがちで、はっきり言って、騙し騙し流していた。それでいつかはこうなるだろうという予感はあったが、ついにこうなってしまったというのが実感です。とのことでした。そうなると、私の経験上、今回のトイレつまりのトラブルの原因については、トイレそのものにトイレットペーパーや、汚物などがつまったとか、トイレの排水パイプの曲がり部分に詰まっているといったものではない、と直観しました。そこで私は、確信こそありませんでしたが、詰まりの原因は家の二階ではなく、屋外にあるのではないかと想定しました。そこで、お客様に屋外の排水設備を見せていただいたのですが、汚水桝自体はカラカラの状態で、パイプなどに何かが詰まっていて排水が溜まっている状態ではありませんでした。そこで試しに、一階のキッチンから水を流していただいたところ、キッチンの外の汚水桝は全く問題なく、勢いよく水が流れます。そうなると、もはや詰まりトラブルの原因は、二階のトイレと屋外の排水設備との間ということになりますので、お客様に二階のトイレの外にある汚水桝を見せていただくこととしました。そこでお客様がおっしゃるには、二階のトイレの屋外に下水の蓋みたいなのがあるのは知っていたが、どうということもないと思い、以前にかたずけした時に、蓋の上にいろいろと物を乗せてしまった。これからそれをどけるのは、自分はもう齢で難しいと思う。申し訳ないが水の救急隊さんでやって欲しいとのことでした。でしたので、私のほうで何とか汚水桝に乗せてあった物をどけてみました。ちなみに、下の写真は蓋を開けた時の写真なのですが、蓋の上にはブロック、電動工具などといった物がかなり乗っていました。

そして中を覗いて見てみたところ、下の写真でもご確認いただけると思いますが、もっさりとした植物の根が排水パイプの中に生えていました。私はなるほど、二階のトイレから流した水、トイレットペーパーや汚物などが、ここで止まってしまうことを確信しました。私はそれから、お客さまにその状況を説明して、今後はなるべく汚水桝の蓋の上には何も置かないこと。それとまた、この種の植物は時間が経つと根が伸びるため、またトイレが詰まると思う。その時は、枝切りハサミなどで根を切れば詰まりは解消されます。などといったことをお伝えしました。それから植物の根を取り除くと、二階トイレに溜まっていた水が凄い勢いで流れ落ちたことについては言うまでもありません。ちなみに、下のほうが根を切った後の写真です。

それとですが、今回のケースのようにトイレの流れが悪くなったと気がついた時に、例のシュコシュコがなくてもトイレの詰まりを解消できる裏技を、墨田区のみなさんはご存じでしょうか。もしご存じないようでしたら、ここで少しこの裏技について解説したいと思います。この方法は普段キッチンで使っている、重曹や酢などを使ってトイレの詰まりを解消するというものですが、これは、重曹や酢などにお湯をかけて、時間をかけてふやかすことで、トイレの紙や汚物のつまりを解消するという方法なのですが、この裏技について解説すると、大体次のような内容になります。使用するのは、あまり熱くないお湯で、あまり熱いお湯を便器に流すと、割れてしまう危険があるため、45度前後がいいかと思います。それと、出来れば重曹と酢酸・クエン酸などを使います。もしそれがない時は液体の食器用洗剤でもいいです。まず、あらかじめバケツなどに汚水を汲み出しておきます。次にカップ1/4量の重曹と、カップ1/2の酢酸またはクエン酸を入れてから、最後にお湯を入れます。そうすると、ゆっくり泡だってきますので、そのまま、1時間くらい放置します。その後、バケツに水を入れて少し高い位置から少しずつ流します。するとこれで詰まりが解消される、となります。ですので、もし、墨田区にお住まいのみなさんのお宅のトイレが詰まってしまって、それも運悪くラバーカップなどの道具がなくて、危機的な状況になってしまった場合などは、是非お試しいただきたいと思います。しかしながら、それほど時間的な余裕がないとご判断いただいたような場合は、エリア内でしたら通常30分以内で駆け付けることが出来、24時間365日、年中無休で営業、土日祝日はもちろん、年末年始やお盆の時期のトラブルも対応が可能の、私ども水の救急隊(水道修理プロ)墨田区担当に、是非ご用命いただきたく存じます。

コロナ禍で増えた墨田区の【キッチンの水トラブル】について

こちらの項では、コロナ禍になって特に修理依頼が多く感じられる「排水系の水トラブル」、特に【キッチンの水トラブル】について述べたいと思います。ではなぜ今【キッチンの水トラブル】が問題なのかというと、こちら墨田区におきましても、コロナ感染対策として自宅で過ごす時間が長くなり、またそれに合わせてあまり外食せずに料理を宅配やテイクアウトで食べることが習慣化しました。また、コロナ禍以前よりも自宅で調理する機会が増えたため、調理で出た油脂類や調理ゴミなどを流し口に流してしまうことが多くなり、それが配管に詰まるなどして水トラブルが増加したと考えられます。そしてまた、食事後の食品トレーなどに付着した油脂類は、拭き取られることなく、キッチンで洗い流されてしまうことも多くなり、それら油脂類により【キッチンの水トラブル】が増加したと考えられます。では、どのようにして【キッチンの水トラブル】の増加を食い止めるのかについてですが、水トラブルを発生させない方法として、カレーなどを食べた後は食器を拭き取ってから洗う。また油脂類を処理するときは、空いた牛乳パックなどにボロ布を入れて、その中に使用済のサラダ油を捨てるようにして、生ゴミとして出すなどの方法があります。また、油専用の廃油処理剤などもそれほど高くない値段で市販されていて簡単に手に入りますので、こういったもので処理するのもいいと思います。また、CO2削減を目的とした容器包装リサイクル法の施行に伴い、プラゴミの量が急増しました。そして、そのプラゴミの洗浄時に流れ出る油脂類による水トラブルも増加していると思われます。こうして不用意に流れ出た油脂類は、しだいにキッチンの排水パイプの内部に付着していき、それが排水パイプの水トラブルを発生させることに繋がります。また、これら流れ出た油脂類が引き起こす水トラブルを人間の病気にたとえると、悪玉コレステロールが血管内部に付着して起こる動脈硬化などを招くのに似ていると思います。一方これに対して、トイレのつまりなどの水トラブルを人間の病気にたとえるとせいぜい便秘といったところでしょう。便秘でしたら原因を取り除けば、それで症状は改善すると思いますが、動脈硬化となるとそのようにはいきません。それほど油脂類が引き起こす水トラブルは恐ろしいといえます。また、この油脂類が水トラブルを引き起こした場合、トラブルが発生する場所は自宅の排水パイプ、排水桝、下水管、などと多岐に及びます。またトラブルは自宅だけにとどまらず、たとえばここ墨田区の下水や川などに油脂類が流れ込んだ場合、分解しきれない油が時間の経過とともに酸化されて、水中の酸素を消費して、生物などにも影響を及ぼす危険があります。また、油脂類はオイルボールといった浮遊物となり腐敗して悪臭が発生することもあります。そしてまた、ラードなどの常温で固まる油脂類は、下水管などを閉塞するだけでなく、ポンプ場や下水処理場などの浄化機能や沈殿分離機能などを阻害して処理機能を低下させる恐れすらあります。もし仮に墨田区の大切なライフラインである下水処理設備でトラブルが発生した場合、これを人間の症状にたとえるならば心肺停止に近い重篤な状態になりかねません。ですので、私たちは墨田区の下水処理設備がこのような重篤な状況に陥る前に、まずは【キッチンの水トラブル】に気をつけなければいけません。また、【キッチンの水トラブル】については、ほんの少し注意するだけでトラブルを未然に防ぐことが可能です。そのためにも、今後いかに生活様式が変化したとしても墨田区にお住まいのみなさんには、自宅の排水設備やポンプ場や汚水処理場などがトラブルを発生しないようにするために、これまで以上に【キッチンの水トラブル】に対してご注意いただきたく存じます。

トイレ使用における、コロナウイルス感染の危険性について

本項では、水道と同様に、下水やトイレなどに関しましてもこちら、墨田区のみなさんの大切なライフラインだという扱いにさせていただいて、現在大変な問題となっている、新型コロナウイルス感染に関連付けまして、トイレの使用における、コロナウイルス感染の危険性について述べさせていただきたいと思います。とは申しましても、私は決してウイルス学や免疫学などの学者でも研究者でもありませんので、こちらで述べていることにつきましては、全く学術的な根拠や論拠はありません。ですが、本項をお読みいただいて、ああ、なるほどと、ご納得、ご賛同をいただければ、是非、墨田区のみなさんの、今後のコロナウイルスの感染防止のご参考にしていただければと存じます。それでは、水の救急隊、墨田区・担当の私が、トイレの使用とコロナウイルスの感染との関係について、なぜ述べるのかということについてですが、その理由は、あるテレビの報道番組で、「トイレでのコロナウイルスの飛沫感染にご注意ください」というのを目にしたからなのです。また、その番組の中身についてですが、クルーズ船ダイアモンドプリンセス号で発生したクラスタ感染に関するものでした。そして、ダイアモンドプリンセス号の船内の環境を調査して、船内の共有部分・97か所、部屋・490か所、空気・14か所などから検体を採取して、58検体からSARS-CoV-2RNAを検出、また、検出部位は、浴室内トイレ床、枕、電話機、TVリモコンなどで、新型コロナ感染患者でない人の部屋からは検出されなかった。また番組では特に、ダイアモンドプリンセス号で発生したクラスタ感染の、トイレの床から検出されたコロナウイルスが枕、電話機、TVリモコンなどよりも多かったことに着目して伝えています。またその番組の結論として、コロナウイルス感染者の排泄物にはコロナウイルスが潜んでいて、そしてそれはトイレの水を流す時などに飛沫する。なので、今後はトイレで排泄物を流す際には、ウイルスの飛沫感染に気を付ける必要がある。加えて、トイレにおけるコロナウイルス感染の防止対策として、排泄物を流すとウイルスが飛沫するので、なるべくトイレのカバーはかぶせた状態で水を流すようにするべきである。と結論づけていました。ここまで、比較的に密室度の高いトイレの個室の、コロナウイルスの飛沫感染の危険性について述べてきた訳ですが、もしかするとこれは、水の救急隊・墨田区の担当である私の、職業性がある程度関係しているのかも知れません。それはなぜかというと、つまり私の場合、密室度の高い場所に入ることに対する、危険性や恐怖感などを感じる度合いが一般の人たちよりも、強いのではないかと思うのです。またそれはどうしてかというと、ここで、下の写真を見ていただきたいのですが、これが何をしている写真かお分かりになるでしょうか。実はこれは、下水道に入孔する際の、下水道内部の酸素濃度や、有毒ガスなどの状態の調査をおこなっている写真です。私たちも普段はあまりこのような環境下で作業をすることはありませんが、このように地下に潜って作業するときなどには、十分に換気してから、必ずこのような検知とよばれる調査を行うことが義務付けられています。それはなぜかというと、地下や完全に密閉された狭い場所などは酸素濃度が低い、いわゆる酸欠になっている場所が多く、また一酸化炭素や硫化水素などの有毒ガスが溜まっているところも多いのです。もしも、そのような場所に空気の状態を調べないでうっかり入ってしまうと、一息吸っただけで、即座に死亡してしまう危険すらあります。また、そのような事故で私は知り合いを亡くしたこともあります。ですので、そのような理由で私の場合、決して閉所恐怖症という訳ではありませんが、どちらかといと、狭くて換気されていない所に入ることに対して身構えてしまいますし、自分を守るためにはそれでいいとも思います。どうか、墨田区のみなさんも、用心するに越したことはないと思って、ご自宅のトイレの換気は十分に行っていただくとともに、公共のトイレを利用するときは、多少私のように身構えていただいて、コロナウイルスには絶対に感染しないように気を付けていただきたいと存じます。

災害時など、墨田区の「トイレの水が流せないトラブル」について

令和元年の房総半島台風や、熊本県などを中心に九州や中部地方など日本各地で発生した、令和2年7月の豪雨などのように、毎年、自然災害による被害が増してきているように感じられます。そのような中で、コロナ禍においての災害時の避難のありかたなどについて、議論が行われるようになりました。本項では、今後ますます増加が予想される、災害時の自宅や避難所などの水トラブル、特に「トイレの水が流せないトラブル」について考察してみます。水の救急隊・墨田区担当である私も、お客様の水トラブル修理の際に「災害などで、墨田区の水道が断水してトイレの水が流せない時は、お風呂の水などで流してもいいでしょうか」などと質問されることがあります。たしかに、コロナ禍における災害時の避難方法として、避難所での蜜を避ける意味合いで、各自が自宅に避難をするように指示を出している自治体もあります。その場合に、各自が自宅に避難した場合は断水なども想定され、「トイレの水が流せないトラブル」などについても、その対応についての判断が各自にゆだねられる訳で、お客様が心配になるのは当然のことだと思います。少し以前の話なのですが、普段からトイレのタンクの中にペットボトルなどを入れて水量を調節して節水する。また、災害時などの断水などの水トラブルが発生した際に、トイレで用を足した後はお風呂の水で流す。といった方法が推奨されたことがあったように記憶しています。たしかに、災害時などに水トラブルが発生し場合は、お風呂の水を有効に使用するなど、節水することは大変に重要だと思います。ですが、トイレのタンクの中にペットボトルなどを入れて水量を調節する方法や、トイレで用を足した後はお風呂の水で流す方法ですと、そのトイレに見合った量の水を流すことが出来ないため、流したトイレットペーパーや汚物などが排水管の中で詰まってしまい、そこがボトルネックとなり、トイレ詰まりトラブルを引き起こす危険性があります。そして、災害などによって墨田区の水道が断水して水トラブルが発生した場合は、当然墨田区のご家庭の水道は使用できなくなります。また、墨田区で水道トラブルが発生するということは、同時に墨田区の下水道もトラブルが発生するということになります。つまり、災害などによっていったん水道が断水してしまうと、断水が復旧して水トラブルが解消するまでは、下水道もトラブルの状態にあるといえます。ですので、仮にお風呂の水などで、何とかトイレを流したとしても、下水道内を普段のように水が流れないために、家庭から流れ出たトイレットペーパーや汚物などが下水道内で流れずにとどまってしまうことになります。ですのでそのような理由からも、大規模な水道トラブルが発生している場合は、お風呂の水などでトイレを流す方法についてはおすすめできません。そこで、地震や台風などの災害によって、墨田区の水道が断水して水トラブルが発生した場合のトイレの使用についておすすめしたいのが、災害時用の簡易トイレを使用することです。たとえば、ダンボール製簡易トイレでしたら、数回分の凝固材などが入ったトイレ処理セットが付属して、大体二千円くらいから購入できます。また、簡易トイレなどがない場合は、可燃ごみの袋をトイレの便座の下に乗せて、その中に切った新聞紙や紙おむつなどを入れた状態で使用して、あとはそれを可燃ゴミとして出す方法などもあります。災害時などの断水による水トラブルの際には、お風呂の水などでトイレを流す方法はとらないで、是非このような方法をとっていただきたいと思います。そしてまた、簡易トイレから出るごみの処分方法についてですが、災害時に実際にあった例として、避難所の簡易トイレから出されたごみが、ごみ収集車で破裂して作業員がし尿を浴びてしまった事例があるそうです。ですので、災害時の簡易トイレからのごみの出し方になどについては、あらかじめ自治体のほうに確認しておいたほうがいいかもしれません。

◆いまどきの水の話題ザッピング

墨田区における【コロナ引っ越し】と水トラブルとの関連について

これはコロナ禍の現在特に感じていることなのですが、コロナ禍の前は3月と4月の引っ越しシーズンが、引っ越しに伴う水トラブルが多発するため、引っ越し屋さんとともに私たち水道工事業者の繁忙期でした。ところが、コロナ禍になったことによってここ墨田区でも水トラブルが発生する形態が変わったように感じます。この水トラブル発生形態の変化についてですが、引っ越しシーズンに水トラブルの発生が多いことには変わりないのですが、コロナ禍の影響で、引っ越しシーズンに加えて、コロナ禍が原因となる【コロナ引っ越し】に伴う水トラブルが増加した感が、私個人としては少なからずあります。そしてこの【コロナ引っ越し】の特徴としては、通常の引っ越しと違って、経済的な理由による場合も多く、よりリーズナブルであるという理由から、今まで長期間空室だった物件に引っ越すケースが多いため、引っ越し先の建物の築年数もそれなりに経過していて、水回りの設備も劣化している場合が多いと思われます。そして、それだけ水トラブルも多いといえます。たとえばキッチンや洗面所などの蛇口などの「給水系の水トラブル」、またそれに加えてトイレなどの「排水系の水トラブル」が同時に見つかることもあり、【コロナ引っ越し】に伴う入居者さんは通常の引っ越しでは珍しい、給水系の水トラブルと排水系の水トラブルの【ダブル水トラブル】という不運に遭遇してしまうリスクが高いようです。そしてこの【ダブル水トラブル】について、何度も述べてくどいようですが墨田区のみなさまに特に気をつけていただきたいのが、「トイレの水がチョロチョロ流れる」という排水系の水トラブルです。排水系の水トラブルは蛇口などの水道器具の水トラブルに比べて発見が困難なため、どちらかというと見逃されがちでが、水が流れ続ける水トラブルは水道料金を無駄に支払うことになりますし、限りある墨田区の水資源の浪費にもなります。ですから、墨田区の【コロナ引っ越し】に伴う入居者さんは入居の際には排水系の水トラブルには特にご注意頂きたいと思います。

コロナ感染防止対策として、センサー式蛇口がおすすめです

この話題もコロナ禍に関連しますが、水道蛇口の水漏れなどの水トラブルの場合で古いタイプの「水トラブルのある蛇口」を交換する場合は、今はシングルレバーの蛇口への交換をご希望されるお客様が、ここ墨田区におかれましても大多数です。ところで、令和3年1月に都営地下鉄大江戸線の清澄乗務区(江東区)にある宿直施設内において、合計39人の運転士らが新型コロナウイルスに集団感染したことについて、交通局担当者は「保健所の調査で不特定多数が利用する蛇口が起因していると指摘された」と説明していて、今後の感染防止を徹底するため、手回し式の蛇口からセンサー式の蛇口に切り替えることも検討しているとのことです。このように、「水トラブルのある蛇口」を交換する際には、コロナ感染防止対策として自動センサー式の非接触式の蛇口のほうが、通常のシングルレバーハンドル蛇口よりも有効だと考えられます。ですので私個人としては、洗面所などの「水トラブルのある蛇口」の交換については、一般のご家庭や事務所などにおいても非接触式の蛇口への交換をお勧めします。そこで、「今使っている蛇口の調子があまり思わしくない」とか、「この機会に水道のコロナ感染防止対策について考えてみたい」といった方は、お気軽に私たち水の救急隊にご相談ください。われわれ水専門プロは、墨田区の皆様の生活を守ります。コールセンターが24時間対応しておりますので、エリア内でしたら通常30分以内で駆け付けることが出来ます。 どんな水トラブルにも素早い対応をすることが救急隊の使命であり、モットーであると固く決意して、瞬時の対応に心がけていく所存ですので、なにとぞ今後ともよろしくお願い申しあげます。

深夜に鳴り響く怪音の正体とは

この話題は、水トラブルが発生した時などにチョクチョク水トラブル修理のご依頼を頂く不動産管理会社さんから聞いた、実際にあったというかなりレアな事例です。この「深夜に鳴り響く怪音」という事象ですが、不動産管理会社さんの話では、そこで管理しているアパートの住人さんからの苦情で、「毎夜、就寝時間になると、大体同じ時間に他の部屋から誰かが壁を叩いているような音が聞こえてくる。その音はすぐにやむが、気持ちが悪くてなかなか寝付けない」ということでした。それから不動産管理会社さんのほうで、多方面からの調査を行ったところ、結局「深夜に鳴り響く怪音の正体」は、誰かが壁を叩いていたということではなく、アパートの壁の中に収納されている、水道管を押さえている「サドル」という部材が外れて、他の部屋の人が水道を使用した際に、水圧の関係で壁の中の水道管自体が暴れて壁を叩いていたのが原因だったそうです。またこの「壁の中の水道管のトラブル」ですが、一般的な蛇口などの水モレなどのように、比較的にトラブルの原因を発見するのが容易な水トラブルに比べると、トラブル箇所の特定が困難な上に修理も大変です。通常は、このようなトラブル箇所を目視で確認できない場合は、トラブル箇所の特定をするために「聴診棒」や「水道管検知装置」と呼ばれる特殊な道具を使用しますが、特に「聴診棒」などによるトラブル箇所の特定作業には、熟練された作業者の技術と経験が必要とされます。また、実際に音が発生する事象が出ている時しかトラブル原因の調査が出来ないので、かなり発見が難しいといえます。その上万が一、見当違いの場所をトラブル箇所だと見込んでしまった場合、取返しのつかないことにもなりかねません。またトラブル箇所を修理するにしても、壁を壊してから修理を行い、その後また壁を直す必要もあります。もしそうなると大工さんの手配も必要となり、その分のお金と時間もかかることになります。ですから、建物の建築時に壁の中に水道管を配管する際には、後々のメンテナンスなども考慮して、「壁の中の水道管のトラブル」が起きないような、またトラブルが起きても簡単にトラブル箇所が発見できて修理できるように、たとえば、必要な個所に点検口を設けるなどの、慎重な設計と施工を行っていただきたいと思います。

今、「防災井戸」が注目されています

ここ数年で大型台風などの大規模な災害が増加していて、この大規模な災害によって私たちの大事なライフラインである浄水場などの水道設備も被害を受け、大規模な水トラブルが多発しています。また、このような災害によって発生する水トラブルは、蛇口故障などの一般家庭の水トラブルに比べて被害のダメージは桁違いに大きいといえます。たとえば、令和2年7月に熊本県を中心として発生した集中豪雨の洪水により浄水場に土砂が堆積して断水、これにより大規模な水トラブルが発生しました。また洪水などとは別の原因による大規模な水トラブル、たとえば平成28年4月に熊本県と大分県で相次いで発生した熊本地震などによっても水道管の破損などにより大規模な水トラブルが発生しました。そしてまた大規模な水トラブルは時として洪水や地震以外の原因でも発生します。ちなみに下の写真は2016年1月に福岡県大牟田市で撮影されたものですが、多くの人が自衛隊の給水車に行列を作っているのが分かります。この写真が撮影された時に福岡県内では一時、大牟田市など7市町で最大約7万8千世帯が断水しました。

この大牟田市で発生した大規模水トラブルは、水害や地震などによるものではなく、福岡県地方を襲った強烈な「寒波」が原因でした。この「寒波」により、大牟田市では一般家庭で水道管破損による漏水が多発。住民らから「家の水を止めてくれ」といった連絡が殺到したため大牟田市では約800カ所で応急処置しましたが、配水池の貯水量が減り続けたため、市では全域に緊急断水を実施したのです。このような大規模水トラブルはここ墨田区でもいつ発生しても不思議ではありません。そこで今、大規模水トラブルが発生した時の対策として「防災井戸」への関心が高まっています。「防災井戸」は病院や老人施設などにも設置が進められていて、その有用性が注目されています。また、「防災」をセールスポイントにした「防災井戸」付きマンションや住宅を販売しているディベロッパーなども登場しています。また自治体の中には、大規模水トラブルへの対応策として地域における防災井戸の確保に向けて、「防災井戸」設置に関わる補助制度を設けている自治体もあります。そしてここ墨田区においても、「防災井戸」への注目度ほこれからますます高まっていくものと考えられます。

墨田区の水に関するSDGs(エスディージーズ)について

ここ最近SDGs(エスディージーズ)という言葉をよく耳にしますが、SDGsは、Sustainable Development Goalsという英語の頭文字からとった略語で、「持続可能な開発目標」という意味です。SDGsは、2015年の国連総会で採択され、貧困や飢餓、男女の平等、教育、働きがい、生活消費、生態系の保全など17項目の目標が掲げられています。この17項目の目標の6番目に、「安全な水とトイレを世界中に」があります。そして、「すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する」がテーマとなっています。ここ墨田区においても「持続可能な水の管理の確保」はたいへんに重要な課題であると考えられます。そして現在、墨田区における水のSDGsに関する問題として、「水道料金の値上げ」がクローズアップされています。水道料金が値上がりしている理由は様々ありますが、主な要因として、「人口減少」、「節水型トイレの普及」、「水道設備の老朽化」、などによる水道事業における水道料金収入の減少が考えられます。水道事業は原則として、単独の自治体や、複数の自治体で作る組織が運営していて、水道料金として徴収した料金を基に各地方自治体の手で運営が行われています。近年の少子高齢化により日本の人口が減少した事や、従来のように多量の水を必要としない節水型トイレの普及などにより、水道の使用量は減少を続けています。それに伴い水道料金による地方自治体の収入が減少した事で、水道料金の単価を上げざるを得なくなった、という経緯が、水道料金の上昇を引き起こしていると考えられます。それに加えて、耐用年数の限界を迎えつつある水道管を始めとした水道設備の整備費用を確保しなければいけない、といった事情が水道料金の上昇に拍車をかけていて、水道料金の値上げは、現在日本全国で深刻な問題となりつつあります。ある研究機関の報告によると、2043年度までに水道料金の値上げが必要と推計される事業体は全体の約94%にもなり、このうち、約5割の事業体で、現在の水道料金の30%以上の値上げが必要となる見通しとのことです。また、水道料金については、住んでいる市区町村によって異なり、その料金の差はかなり大きいのが実情です。そして2043年には、個々の事業体間の水道料金の格差は、現在の9.1培から24.9倍に拡大すると見込まれています。ちなみに、下のグラフは日本政策投資銀行調べによる近年の水道料金の推移予測ですが、水道料金が値上げされていくことが一目で分かります。

水道管は耐用年数を超えると漏水の恐れが生じるので、老朽化した水道管は随時新しいものに交換する必要があります。厚生労働省の調査によれば、耐用年数を超えた水道管の更新率は全国で1%にも満たないのが現状となっています。そして、老朽化した水道管すべてを交換し終えるのに130年もの期間が必要だとする試算があります。さらに、このように水道管の老朽化が進む中、地域の老朽化した水道管の状況を把握するのに必要な水道施設台帳が、多くの自治体で作られていないことが判明しています。そして、こうした自治体の中には、老朽化した水道管が破損して、断水トラブルが発生してからやっと対応するという、場当たり的な方法を繰り返しているケースもあるようです。また、古い水道管のほとんどは鉄製で、老朽化により水道管の内部がサビて劣化し、亀裂を生じ、漏水トラブルが発生しやすくなります。鉄製の水道管の場合、老朽化に加えて外的な要因、たとえば大きな地震などによる地盤のズレによっておこる漏水トラブルも発生しており、古い水道管の漏水トラブルは年間で23万件以上にものぼります。もしも、墨田区において水道管が破損した場合、断水トラブルが大規模になることが予想されます。そして、墨田区でこうした大規模な水トラブルが発生すると、「墨田区の貴重な水資源」が失われるとともに、下の写真のように広範囲で道路が冠水するなどの水トラブルへと発展する恐れがあります。

ですので、こうした水トラブルによる財政支出を削減するためにも、墨田区においても老朽化した水道管の早めの交換が望まれます。ちなみに全国の水道管の総延長は約72万キロメートルで、このうち法定耐用年数をすでに超えている水道管は、全体の18%の約12万キロメートルあるとのことです。厚生労働省によると、今後20年間のうちに、全ての水道管のおよそ25%を更改する必要があるものの、現状のペースでは、その半分程度にとどまるとのことです。そこで今、水道事業におけるこのような危機的な状況下にあって、起死回生の水道管として注目されているのがポリエチレン管です。

ポリエチレン管は、従来の鉄製の水道管よりも耐食性、耐震性などに優れ、上下水道、ガス、建築設備等のライフラインで幅広く採用されています。従来の鉄製の水道管の法定耐用年数は、地方公営企業法施行規則により40年と定められていますが、ポリエチレン管ですと100年以上使えるといわれています。また、ポリエチレン管は10トンの重機が乗っても、割れない強度・柔軟性があるため、大きな地震などによる地盤のズレによって生じる破損の心配もないとのこと。100年以上使える上に割れにくく、その上に従来であれば、1キロメートルの水道管を敷設するのに、3200万円かかっていたのが、2300万円で済むとのことで、コストパフォーマンスの面でもたいへんに優秀です。ですので、今後墨田区の水道事業における「持続可能な水の管理の確保」を考えた場合に、老朽化した鉄製水道管を随時ポリエチレン管に更改することは、墨田区における水のSDGsの課題である、「水道料金の値上げ」対策について有効であると考えられます。そして、水道修理専門のプロ・水の救急隊は、墨田区における各ご家庭のいかなる水トラブルについても迅速なご対応をさせていただいておりますが、墨田区の老朽化した水道管の破損による断水トラブルなどのように、大規模な水トラブルに対応出来るわけではありません。しかし、小規模とはいえ、墨田区の各ご家庭の水漏れなどの水トラブルを即座に修理し、墨田区の貴重な水資源を守ることもSDGsの実現のために不可欠な、たいせつな仕事だと私たちは考えます。